遅くなりましたが今から投下します





唯「神様、神様、世界で一番偉くてすごい神様」

唯「聞いてますか、神様、聞こえますか」

唯「お願いです、私の願いを、どうかお聞きください……」

唯「お願いごとを叶えるためなら、
  ギターの練習もするし、お茶も飲まないし、勉強もするし」

唯「家事のお手伝いもするし、、、えーと、あとはー……」

憂「お姉ちゃん何してるの?」

唯「!」ササッ

唯「な、なんでもないよ! 憂には関係ない話!」

憂「お祈りみたいな格好して、お手伝いがどうとか聞こえたんだけど」

唯「そ、それはね、うーん、あっ、
  今度あずにゃんのお部屋のお片付けを手伝おうと思って」

唯「今メールをしようと思ったところ!」

憂「そうなの?」

唯「そう! だからなんでもないよ!」

憂「ふふ、変なお姉ちゃん。
  でも梓ちゃんのお部屋を片付ける前に、自分の部屋も片付けなきゃだめだよ」

唯「ぐぅ」


憂「まあ、特に用はなかったんだけど……じゃあ私、夕飯の支度をしてくるね」

唯「あっ、ご飯の支度なら私も手伝うよ!」

憂「? どうかしたの、お姉ちゃん?」

唯「えっ? どうって?」

憂「なんだか変だよさっきから。お姉ちゃんらしくないっていうか……」

唯「え……変じゃないよ」

唯「お姉ちゃんらしくしたいから、お手伝いくらい、しようかなあ、って」

憂「ふぅん……でもお姉ちゃんが手伝ってくれるなら嬉しい」

唯「そうでしょ!」

唯「何でも頼んでよ、お料理でも、お掃除でも、何でもするよ!」

憂「じゃあ、野菜の皮むきをお願いしようかな」

唯「ガッテンガッテン!」

憂「たまには一緒にお料理するのも楽しいよね」

唯「た、たまにじゃないよぉ……」

憂「先に梓ちゃんにメールしちゃう?」

唯「うん?」

憂「?」

唯「あっ! そうそう、梓ちゃんにメールしなきゃ、憂は先に降りてて!」

憂「(やっぱり何かおかしいなあ)」

憂「じゃあ、待ってるね」ガチャッ


唯「ふー……」

唯「危ない危ない」

唯「憂はもう台所にいる時間かと思ってドアを開けっ放しにしてたよ」

唯「油断できないね……」

唯「……」

唯「神様、お願いします、憂と同じくらいでいいんです」

唯「私の胸を、もうちょっとだけ大きくしてください」




かき「はあ、そう言われても」

かき「もう唯ちゃんの方がちっぱいだって、設定決めちゃったしなあ」

唯「そこを何とか! お願い神様!」

かき「僕は神様じゃあないんだなあ」

唯「私たちにとっては神様だよ!
  私をカッコよくするのもかわいくするのも神様の右手次第なんでしょ!」

かき「うーん……そう言えなくもないけど」

かき「自由自在ってほど絵はうまくないよ」

唯「うまいじゃん! お願い、胸くらい、ね!」

かき「うーん……」

唯「お願いします、妹より小っちゃいのは、いくらなんでも悲しいよ……」

かき「でもなあ、後付けは嫌われやすいし……」

唯「ほら、私って成長するキャラじゃん、このくらい、さ……」

かき「うーん……」

唯「……」

かき「んんー……」

唯「…… サービスショットとか、欲しい?」

かき「ブッ いらん、いらん! わかったから、書くから!」

唯「やったー!」

かき「いいのかなあ。嫌な予感がするなあ」

唯「主人公の胸が大きくなって悲しむ読者はいないって!」

かき「じゃあ、編集の人にちょっと聞いてみるわ」

唯「ありがとうございます!!」





唯「はっ」

唯「夢……?」

唯「……むにゅ」

唯「…… !」

唯「ちょっとだけ大きくなってる!」

唯「なんかブラがキツい! やったよ!大きくなってる!」

唯「うへへぇ、どうしよう、おっきくなっちゃったぁ」

唯「ブラのサイズ合わないなあ、
  今から学校なのに、買いに行けないなあ」

唯「困っちゃうなあ、成長期は」


かき「戻しちゃう?」

唯「! 変態! 覗きだ!」

かき「唯ちゃんのためを思って言ってるのに」

唯「私のためを思ってるなら、ブラの方を大きくしてよ」

かき「ブラとか書いたことないですし……」

唯「え?じゃあ今私がつけてるのは?」

かき「着替えのシーンは読者には見えないでしょ、
   だから想像で補ってもらってるの」

唯「はあ……そうなの」

かき「戻しちゃう?」

唯「憂にブラ借りてくる」

かき「そっか」

唯「ありがとう神様!」

かき「どういたしまして」




唯「でね、今日は憂のブラしてきたの!」

律「はぁ?」

唯「ほんとだよ、みんなも何か頼んだほうがいいよ!」

律「って言ってもなあ」

紬「私、テバサキっていうのを一度食べてみたかったの」

梓「手羽先?」

紬「辛くておいしいんでしょう?」

澪「庶民的な夢のような、庶民的じゃないような……」

律「人に夢だけ見せるのは罪だぞー?」

唯「嘘じゃないもん! なんなら今ここで証拠を」ヌギッ

澪「わわわ、こんなところで脱ぐな!」

梓「」ブッ

律「仕舞え、仕舞え!」

唯「でもみんな信じてくれないでしょ?」

澪「だ、大体、唯の普段のサイズなんて覚えてないし」

唯「えーっ」

律「あ、分かったこの先」

唯「?」

律「さわ子先生が出てきて一目で見抜くんだぜ」

さわ子「こんにちは、憂ちゃん。お菓子もらうわね」

律「な」

唯「憂じゃないよ!」

さわ子「私の目は誤魔化せないわよ。
    唯ちゃんのはもう一回り小ぶりで、きれいなお椀型の……」

唯「だから神様に頼んで大きくしてもら

さわ子「!! 違うっ! あなた誰!?」

梓「?」

さわ子「大きさは確かに憂ちゃんと同じ、
    だけど形と向きはむしろ唯ちゃんに近い!」

唯「ね、そうでsy ひゃっ」

さわ子「この触り心地……ブラは憂ちゃんのだけど、
    形状はやっぱり唯ちゃんの方にちk あいたっ!」

律「生徒の胸を揉むなー!!」




唯「ということで、私の胸が本当に大きくなったことが分かりました」

さわ子「はい」

梓「それが神様のおかげだって言うんですか?」

唯「そうだよ。あずにゃんも大人の胸にしてもらえるよ」

梓「余計なお世話です!」

律「その、神様っていうの? 何の神様なの?」

唯「えーっと……全部、かな?」

律「全部?」

唯「神様がこの世界を作ったんだから、全部だよ」

紬「キリスト教の神様みたいなものかしら」

唯「違うよ、かきふらいだよ」

梓「かきふらいって……かきふらい教のかきふらいですか?」

唯「なあにそれ?」

梓「知らないで言ってるんですか?」

唯「だって神様は神様だし……」

澪「テストにもちゃんと出たぞ」

律「ほんとに?」

紬「かきふらい教と言ったら、世界で一番歴史のある宗教よ」

梓「はい、だから教派もたくさんあるんです。
  トラック派とか、マシマシ派とか、万引きJK派とか」

澪「過激派のレクイエム解釈派が生まれたときはニュースにもなったな」

唯「たくさんあるんだね」

梓「主なのはゲンサク教会派、
  アニメズム教会派の2つ、次いでウスイホン派とかSS派とか」

梓「かつてかきふらい神は
  海の幸定食神という別の神だった、って主張する異端もあるとか」

澪「へぇ~、梓は詳しいんだな」

梓「……あ、すいません。熱くなっちゃって」

紬「いいのよ。宗教って大事なことだし。梓ちゃんは何か宗教に入ってるの?」

梓「私は違うんですが、両親が熱心な初期かきふらい派で……」

梓「私が産まれたのもかきふらい様に祈りが通じたお陰だとか言ってるくらいです」

律「ふぅん。全然知らなかったなー」

唯「でもこれで、神様は本当にいるって分かったでしょ!」

律「わかんねぇよ」



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