終わってた…orz

投下します。





紬「……今日も休むわ」

斎藤「またですか?」

紬「…………」

斎藤「…お嬢様が行かれないと…ティータイムにならないのでは?」

紬「……どうせ誰も…」ボソッ

斎藤「?」

紬「……もう嫌なの。斎藤、学校に連絡しておいて」



斎藤「はぁ…

 ……そう言い残すとお嬢様は足早に部屋に戻っていった。

 お嬢様は最近学校を休みがちだ――一体に何があったのだろう?

 ……私は少し憂鬱な気分になりながら携帯を取り出し、学校の番号を打ち始めた――






律「……聡ー」

聡「なんだよ、姉ちゃん」

律「母さんに学校休むって言っといて」

聡「?……風邪でも引いたのか?」

律「あぁ……」

聡「了解、ゆっくり休めよ」


 バタン

律「…………澪」

 私はそう呟いていた。

 階下から母親の声が聞こえる。
 「しっかり治しなよ」と言っているようだ。


律「うっ…」グスグス

 部屋に入ってこないことがわかると、私はベッドに顔を埋め、また泣き出してしまった。





澪「……ねえ、ママ」

澪母「何?」

澪「今日は学校休む」

澪母「えっ?具合でも悪いの?」

澪「……いや…」

澪母「?」

澪「……実は…ベースが最近上手く弾けなくってさ……家で特訓したいから――

澪母「……そう、わかったわ、頑張ってね」

澪「……うん」

澪母「じゃ、ママ仕事だから、もう行くわね」

澪「……うん」

澪母「行ってきます」

 ガチャ


 ママが出て行ったのを確認すると私はベースを弾き始めた。
 重低音が部屋に鳴り響く。

 ……でも――何かおかしい。

澪「……やっぱだめだ…

 最近どうも調子が出ない。

 私はベースを置き、ベッドに倒れこんだ。
 ……学校さぼってなにやってんだろ、私。

澪「……律」

 律に電話しようかと思ったけれどやめておいた。
 朝早くに風邪だと律のママから電話があった。

 ……昨日イライラしてキツく当たってしまったことを謝りたかったのに――
 まぁ、こういうことは直接会った方が良いと思い、またベースを弾き始めた。


 弾けば弾くほど音は悪くなっていく気がした。





梓「…すいません、今日は学校休みます」

 私は学校に電話を掛けていた。

担任「……そう、風邪でも引いた?」

梓「……はい」

担任「…ご両親はいらっしゃらないの?」

梓「……はい、でも大丈夫です」

担任「わかったわ、お大事にね」

梓「ありがとうございます」


 ツーツー

 ……本当は風邪なんか引いていない。

 気を紛らわせる為にギターを弾き始めた。

 ……でもだめだ。

 すぐにあの人のことが頭に浮かんできた。

 最近、急に私に冷たくなった、


 大好きな先輩のことが。

 ……やっぱり行こう、唯先輩に会うために。






 あれから3日くらいたった気がする。

 ……今日も影法師が私の代わりに私になる。

唯「…ここから出してよ……どうしてこんなこと――」

唯「あずにゃん…」





3