えー、大変恐縮ではございますがー、最初に前座として一本書かせていただきます





梓「アイス食べてる唯先輩にドライヤーを吹きかけたい」



平沢家

唯「あずにゃんと食べようと思って冷蔵庫にアイスとって置いたんだ!一緒に食べよ!」

梓「けっこうです」

唯「えー?じゃあ私一人で食べちゃうね」ガサゴソ

唯「んー、おいちー」ペロペロ

梓「…」カチ

唯「アイスはお菓子の王様だね~」ペロペロ

梓「…」ブオオオオ

唯「わっ?あずにゃん熱いよ!」

アイス「」ドロリ

唯「ああっ!?」

アイス「」

唯「わ……私のアイスが……」グスン

梓(ウヒヒヒヒ)





梓「メールしてる唯先輩にワンギリしまくりたい」



部室

唯「んーあずにゃんかわいー」スリスリ

梓(ウヒヒヒヒ)

唯「あっ、そーだ。練習の前に憂にメールしないと」

律「なんで?」

唯「晩ゴハンのリクエストだよ~。よーし!今日はカレーにしてもらおう!」

唯「えーと、きょうはカレーが」ポチポチ

梓「…」サッ ピピッ

唯「ん?電話かかってきた」

梓「…」ピ

唯「あれ??まぁいいや、えーと、きょうはカレーが食べ」ポチポチ

梓「…」ピ

唯「あうっ!また電話がっ。うむむ……きょうはカレーが食」ポチポチ

梓「…」ピ

唯「うぐぅ!今日はカレー」ポチポチ

梓「…」ピ

唯「メールできない……」グスン

梓(ウヒヒヒヒ)





梓「唯先輩とカラオケに行って最初にさだまさしの『防人の詩』を歌いたい」



カラオケ

唯「カラオケ久しぶりだなぁ。えへへ~。なんかさ、デートっぽくない?」

梓「そんな事どうでもいいですから、とりあえず先に曲入れちゃっていいですか?」

唯「どうぞどうぞ~」

梓「では」ピピッ

唯「あずにゃん何歌うのかなー?やっぱり可愛い歌だよねー」ワクワク

唯「一曲目はさ!こう、可愛くて盛り上がるのが鉄板だよね!」

唯「えへへ~たのしみ~」

チャララララララーン♪

唯「え」

梓「おしえて~くだ~さい~…♪」

唯「……」

梓「海は~死に~ま~すか」

梓「山は~死に~ま~すか」チラ

唯「うう……」グスン

梓(ウヒヒヒヒ)





梓「唯先輩とカラオケに行って唯先輩の番になったらウォークマンのイヤホンはめたい」



梓「終わりです」

唯「わ、わー……あずにゃん渋~い……」

梓「次、唯先輩の番ですよ」

唯「よーし、じゃあ私は明るいのいっちゃおうかな!」

唯「ていっ!」ピピッ

梓「……」ゴソゴソ

唯「えー、それではあずにゃんのために歌わせていただきます!大塚愛でさくらんぼ!」

梓「…」スチャ

唯「あいしあう~ふ~た~り~♪」

梓「……」シャカシャカ

唯「と~な~りどおしあ~ず~にゃんとあ~たしさくらんぼ~♪」

梓「アイレッドニューストゥディオーボォーイ……」シャカシャカ

唯「え…えがおさく~…き~み~と~…♪」

梓「ウォークアップフォロウブベッド……」シャカシャカ

唯「……」ピッ 演奏停止

唯「ううう……」グスン

梓(ウヒヒヒヒ)シャカシャカ





梓「唯先輩が数学の問題やってる横で円周率をひたすら言い続けたい」



平沢家

唯「あずにゃんごめん!先に宿題だけ終わらせなきゃ!明日私が当てられる番なんだよ~……」

梓「どうぞご勝手に」

唯「本当にごめんね。すぐ終わらせるから!」

唯「よーし!えーと、ここはまずエックスでくくって……」

梓「3. 1415926535……」

唯「ここをワイで……えっと、だから解は……」

梓「8979323846 2643383279……」

唯「あ、あれ?は、はちきゅーななきゅー……」

梓「5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825」

梓「421170679 8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128 4811174502 8410270193 8521105559」

唯「あううう……」グスン

梓(ウヒヒヒヒ)





梓「唯先輩の告白の最中にやたらニヤニヤして顔を見てやりたい」



校舎裏

唯「あ、あのね、あずにゃん。実はずっと言いたい事があったんだけど……」

梓「へえ~。なんですか~?」ニヤニヤ

唯「実は私…その…」

梓「早く言って下さいよぉ~」ニヤニヤ

唯「私……け、けっこう前から……」

梓「けっこう前からなんですかぁ~?」ニヤニヤ

唯「病気で……その、もうすぐあずにゃんとお別れになっちゃうんだ……」

梓「もう~仕方ないですね~特別に付き合っ……」

唯「ごめんね……。もう抱っこできるのもこれが最後かも……」ギュ

梓(ウヒヒヒ……ヒ?)





梓「唯先輩の今際の際に人生全否定する言葉を耳元で言ってやりたい」



病院

唯「み……みんないるの……?」

澪「ああ、いるよ……」

憂「お姉ちゃぁん……」シクシク

律「唯がいなくなっても、ちゃんとバンドは続けるからな……」

唯「うん……」

紬「毎日唯ちゃんのところに、ケーキ持って行くからっ……」

唯「それは楽しみだなぁ……」

梓「……」

唯「あずにゃん……私、あずにゃんの事……」

梓「……」

梓「言い忘れてましたけど私、ずっと唯先輩の事大ッ嫌いでした」ボソッ

唯「……」

唯「……そ……っかぁ……」

ピーーーーーーーー

医者「ご臨終です」



梓(ウヒヒヒヒ)ポロポロ




おしまい





終わりです
スマン!一番手さんファイツ!




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