─第20話─


─教室─

唯「へぶぁあぃっ」

和「どうしたの唯、マニアックな あえぎ声を出して」

姫子「あえぎ声だったの、今の?」

和「そそるじゃない」ガタン

姫子「立ちあがって何する気?」

和「全身で勃起を表現したのよ」

姫子「……ッ」カーッ

和「それで唯、どうしたの?」

唯「うん……時間割、明日と間違えちゃって

  教科書をいろいろ持ってきてなくって」シュン……

和「ほぉぉおおおおほほおおおおおほほおおおお」ガタン ガタン

唯「えっ!?」

和「またなの? 気をつけなくちゃダメじゃない」

唯「う、うん……」

姫子「なぜ叫んだの?」

和「え、私 今 何か叫んだかしら?」

姫子「叫んでたよね」

唯「うん、すっごい叫んでたよ。おほおおって」

和「きっと唯のドジに対して萌えを感じてしまったのよ、無意識のうちにね」

 「そして私はそれを否定するつもりも隠すつもりもないわ」

唯「うん……」

唯「じゃあ私、他のクラスの子から教科書 借りてくるよ~」

和「待ちなさい、唯」

唯「ほぇ?」

和「一教科だけならまだしも、そんなにいっぱい教科書が無いんじゃ

  借りるのも大変でしょ?」

和「今日一日、私が見せてあげるわよ」

唯「本当!?」

 「ありがと~和ちゃ~~んん」スリスリ

和「ッ」ガタン ガタン ガタン ビュッビュ

姫子「な、なんか出た」

姫子「でも、和の席からじゃ教科書、見せにくいんじゃない?」

  「席が前と後なんだし」

和「がっ?」

唯「あっ、そうだね」

和「唯が後ろから私を抱きしめつつ私の肩越しに教科書を読めばいいわ」

 「あと、ときどき私の耳を唯の舌で 舐めれば もっといいわ」

姫子「私が見せてあげるよ、隣同士だし」

唯「えっ、いいの? ありがとう姫子ちゃ~ん」スリスリ

姫子「あはは、くすぐったいよ」

唯「見た目はぶっきらぼうだけど、心ねは優しいんだよね」

 「だから姫子ちゃん、大好き~」シュリシュリ

姫子「あ、あはは。なんか照れる」

和「うっぐhzS+h;/i/」ガタン ガタン ガタン

ぴちゃぴちゃ


トコトコ

澪「あれ? どうしたの 和」

 「何かが いっぱい飛び散ってるけど。よだれとか涙とか」

和「ちょうどいい所にきてくれたわね、澪」

澪「ん、なに?」

和「唯をハチャメチャに犯したいんだけど

  どこかいい待ち伏せスポットは無いかしら」

唯「えっ」

姫子「えぇっ」

澪「なぜ、それを私に相談しようと思ったんだ」

和「こんなこと相談できるの、澪しかいないのよ」

澪「そんなことの相談相手として私は適切な人物じゃないよ!!」

和「そうかしら」

澪「というか、唯の前で そんな相談するんじゃないよ!!」

 「というか、本人の前じゃなくても そんな相談しちゃダメだよ!!」

 「というか、相談以前に そもそも友達を襲っちゃダメだ!!」

 「というか、友達じゃなくても襲っちゃダメだ!!」

和「よく喋るわね」

澪「まだまだ言いたい事は いっぱいあるぞ」

澪「一体なにがあったんだ」

姫子「えっと、唯が教科書を忘れたんだけど」

唯「そうしたら和ちゃん、おかしくなっちゃった!」

澪「なぜ唯が教科書を忘れたら和がおかしくなるんだ」

和「おかしくなったんじゃなくて、私は犯したくなったのよ」

澪「通訳は いないのか」

和「実は私、お正月に書き初めを書いたのよ」

 「ほらコレが今年の抱負」パサッ





       ノ ノ
   ┌┐ノ| ̄| ̄
   ││. | ̄| ̄
   └.┘ | ̄| ̄
        ̄ ̄

      -┼-
       メ,ー 
      (_`__ 


     メ 「 ̄」
      l |
     ノ| ヽ--┘
       '

      ─┼-
       α
       ノ


姫子「……」

唯「……」

澪「だから なんなんだ」

和「善は急げ」

澪「これのどこが善なんだ」

和「『犯す』が悪度7ポイント、『唯』が善度10ポイントだから

  合計、善度3ポイントの善行なのよコレは」

澪「そんな話、聞いたこともないよ!!」

和「ようこそ新世界へ」

澪「しっかりしろ!!」

キーンコーン♪ カーン コーン♪

澪「おっとチャイムだ、私は何も見なかったし聞かなかったんだ」ミエナイキコエナイ♪

唯「あっ、結局 教科書 借りにいけなかったよ~」

姫子「大丈夫だって。さっき言ったとおり、私が見せてあげるから」

  「ほら、机 くっつけよ?」ガタ

唯「わぁい」ガタガタ

和「ねぇ、ヤンキークソ頭。今日一日だけ私と席がえしない?」

姫子「正直、席変わるくらい いいけれど 頼み方が気に入らない」

ガラッ

さわ子「夢にときめけ!!明日にきらめけ!!」ヤッホホーイ

律「あれっ、さわちゃん」

エリ「今は古文の時間だよ?」

さわ子「古文の堀込先生はセックスのし過ぎで

    腰を痛めて休暇をとったから今日の授業は自習になったの」

信代「おーおー、好き勝手言いなさる」ドハハ

唯「せっくすって どういうものなんだろう」

和「ウェオォォ」ガタン

姫子「唯、それを知らないのは さすがにムリがあると私は思うな」

唯「姫ちゃん、知ってるの!?せっくすが何か知ってるの!?」フーッフーッ

姫子「知らない」

律「唯!!知らないことは教師に聞くんだ!!」ガタン

唯「さわちゃん、せっくすってなんですか!?」

さわ子「穴に棒を突っこまれるスポーツのことよ」

唯「野球みたいなものなの?」

さわ子「そうね」

律「野球って穴に棒なんか突っ込んだかなぁ」

和「イソノ!!野球しようぜ!!」

唯「セックス!!」

紬「ここがガンダーラだったのね」

エリ「おぉ、そこに行けばどんな夢もかなうという、あの……」

澪「頭がおかしくなりそうだ」

いちご「関わり合いたくなければ寝るのが利口」スヤー

澪「よし、寝よう」スヤ~

和「せっかく自習になったので、私は唯と屋上前の階段の踊り場へ行こうと思います」

さわ子「屋上前の階段の踊り場に何があるというの?」

和「何もありませんが、誰もいないところが良いところです」

唯「よく分からないよ」

姫子「分からなくていいし、ついていっちゃだめだよ」

唯「だめなの?」

和「唯、子供のころ、知らない人についていっちゃダメってよく言われたでしょ?」

唯「うん、今でも憂に言われるよー」

和「一方、私は知っている人よね?」

唯「うん」

和「じゃあ、知っている人についていくのは2ポイントの善行なのよ」

唯「わぁ、じゃ ついていくよ!!」ガタン

姫子「唯がいくなら私もいくッ!!」ガタン

和「あら、私は構わないわよ」

 「私の事が嫌いで憎んでいる女を陥落させるのも、それは それで そそるから」

姫子「えっ、 私 別に和のこと、そんなにキライじゃないけど」

和「え」

姫子「というか、どっちかというと好きだよ」

  「変に隠し事とかしないしね」

和「……照れるじゃない」ガタン

律「おぉ、生徒会長とヤンキー女が和解したぞ」

エリ「なんだか昔のベタな青春ドラマみたい」

さわ子「よく分からんけど、全部 私のおかげね!」ガタン

律「よっし、みんなで さわちゃんを胴上げすっか!!」

しずか「なにそれ、おもしろそう」

さわ子「ホント!?ラッキー!!」

    「たなぼたたなぼた!!」キャホホーィ

しずか「なんであんなに喜んでるの?」

律「病気だから」


律「じゃ、いっくよーん! せーのっ」

  【胴上げ中】

紬「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ
アカネ「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ
信代「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ            ヾ(さわ)ノシ
律「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ             へ丿ヘ丿
しずか「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ
エリ「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ         (律)ノノ ヽ(唯)/ ヽ(紬)
唯「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ          //    | |    ) )
和「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ         / ゝ    > >  < <
姫子「さわこ!さわこ!」ワッショイワッショイ

さわ子「みんな、ありがと~!!」


                                   \(さわ)/
                                    ∧( )∧
ブゥッ                                  l l    ブッ
                                     (_人_)
律「わっ、屁!?」ササッ                \(律)/       ∧(唯)     (紬)_
                                ヽヽ       //∨   //─
                                < \    / >     ̄丿


     ─第20話─                (律)              (紬)唯)      
                            ( (┘               └) )-)    
       おわり                  > >     _(さわ)⌒ヽ_  < < <<      
                                       /  ̄




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