ジャガー「そういえばハマー最近見ないな」

ピヨ彦 「うん、なんか俺はビッグな教師になるとかいって高校の実習行くって」

ジャガー「ふーん・・・忍者の学校でニンニンやってるのか・・・」

ピヨ彦 「ちょっニンニンって何してんの!?」

ジャガー「そりゃ生徒にブタ扱いされて落ち込んで、女子高生をストーキングしてたのバレて、誤魔化してたら流れで軽音部の副顧問になって、やれもしない事やって困ってるんだろう?」

ピヨ彦 「えらく細かいな・・・ありそうだけど」


ピヨ「ちょっと心配だなぁ…。帰りに学校見てくるよ」

ジャガー「帰りってピヨ彦どっか行くの?」

ピヨ「え?…まぁ散歩に…(言えない…楽器屋に行くなんて)」




―――――――――――

ピヨ「ここが桜高かぁ…」 

ピヨ「お?ハマーさんだ。 ちょうどよかった」  


ハマー「」トボトボ


ピヨ「(こうして見るとやっぱりフナムシに似てるなぁ)」


ピヨ「ハマーさーん!」

ハマー「!!」

ハマー「なんだピヨ虫かYO…」ボソッ

ピヨ「ハマーさんお疲れ! どう?うまくやれてる?」

ハマー「やれてるって何がだYO…」

ピヨ「え?ど…どうしたのハマーさん。何かあったの?」

ハマー「ピヨちゃんテンション高すぎだYO… こっちはピヨちゃんと違って1日働いてきたから疲れてるんだYO」

ピヨ「1日働いたくらいでそんな…僕だって花屋でバイトしてるし」

ハマー「」ピク

ハマー「アッハハハ…何?ピヨちゃんなんか…ずいぶん調子よさそうじゃん?」フフフ…

ピヨ「え…そう?別に普通だけど…」

ハマー「あ~そう?いや…なんかずいぶんねえ?おしゃれな買い物袋下げちゃって…」

ピヨ「ああ…これ?今日ね…」

唯「ハマー先生~~☆」

ハマー「あ…唯殿」

ピヨ「すごい!ハマーさん生徒に人気じゃない!」

ハマー「や…やめろってピヨ彦…照れるだろ」ポッ

ピヨ「……」

唯「あれ?このお兄さんは知り合い?」

ハマー「うん…まぁ知り合いっていうかねぇ?うんまぁそうだけど…ねぇ?」

ピヨ「(う、うぜ~)」

唯「あ!その買い物袋!」 

澪「下倉○器の!」バッ

唯「み…澪ちゃん…いつの間に…」

澪「今さっきだよ」

澪「お兄さん何か楽器やってるんですか?」

ピヨ「い、一応ギターやってるんだ(可愛い娘だなぁ…)」

ハマー「…」


唯「へぇー、じゃハマー先生と一緒だね」

ピヨ「え?ハマーさ」

ハマー「ああー!!ぴ…ピヨちゃんそういえば拙者に何の用?」

ピヨ「ああ…用事のついでにハマーさん頑張ってるか見にきただけだよ」

唯「ハマー先生臨時で副顧問になったんだよ☆」

ピヨ「え?副顧問に?」

ハマー「ま…まぁ。軽音楽の先生がどうしてもって…仕方ないYOね」

澪「……」

ピヨ「君達は軽音楽部なの?」

唯「えへへ…そうなんだ」 

澪「私はベジータやってます。」


澪「ところで下倉○器で何を買ったんですか?」

ピヨ「えっと…弦が切れたから新しい弦を…これなんだけどさ」サッ

澪「アコースティックじゃないですか!凄い!かっこいいですね!」キラキラ

唯「ほわ~~」

ピヨ「そ、そうかな」照

ハマー「……(やっぱり調子こいてるYO~~あの顔は完全に調子こいてるYO! ええ~~何何? ちょっと女の子と喋ったくらいで何? もうスター気取り? ダメだコレ…友達としてわからしてやらないと!)」

澪「……それでこの前もレフティフェアやってて…」

ピヨ「ああ~確かによくやるよね」

澪「買えないのに何時間も見てしまうんですよ(笑)」

唯「澪ちゃん教則本買いに行った時もずっと左利き用のベース見てたもんね~」

ピヨ「でも気持ちはわかるよ」

あはははうふふえへへ……


ハマー「そうそうピヨちゃんったら貧乏性の苦学生だから一日楽器屋で過ごしてることもあるんだYOね!何も買わないのに!」アハハ

全員「……」

澪「別に一日中見ててもいいじゃないですか…」

ボソッ 

ハマー「(あれー!?)」ガビーン

唯「貧乏を馬鹿にするのはいけないよハマー先生…」

ハマー「(唯ちゃんまで―!?)」ガビビーン

ピヨ「まぁ貧乏だから花屋でバイトしてるんだけどね」

澪「わぁ!!花屋ですか!?凄いです!」

唯「私も花大好き~」

ハマー「…」


澪「そうだ!清彦さん唯のギター見て貰っていいですか?」

ピヨ「え?ぼくが?」

唯「なんか最近音がおかしいんデス…」

澪「顧問の先生は面倒臭がって逃げるし、私もギターのメンテナンスはあまり…」

ピヨ「エレキかぁ…ちょっと見せて」


唯「あい」サッ

ピヨ「(うわ…弦が錆びてる)」

ピヨ「げ…弦は張り替えてないの?」

唯「弦って張り替えるの?」ポヤーン

ピヨ「なにぃーっ!?(よくこれで…)」ガビーン

澪「唯はゲーム買っても説明書読まないタイプなんです…」

ピヨ「…納得です」

ピヨ「しかしエレキの弦は今ないからなぁ…。唯ちゃん持ってるのかい?」

唯「あ!そういえばギター買ったときに変なの貰ったかも!」

澪「変なのって!」

唯「家に行けばあると思います」

ハマー「はいストップゥ!!そこストッッップゥゥ!!」サッ

三人「………」

ハマー「はいもう下校の時間過ぎてるしね、ピヨちゃんは部外者でしょ?さあ帰った帰った!」グイグイ

ピヨ「痛…でも…」


ハマー「はいはいいいから早く帰った帰った!」グイグイ

ピヨ「わ、わかったから引っ張らないでよハマーさん!どうしたの急に?」

ハマー「どうしたって…当たり前のことしただけだけど?」

ピヨ「(まぁいつものフナムシだけどね)じゃ、そういうことだからじゃあね二人とも!」

ハマー「はいはいわかったから早く…」


唯「そーだ!」

ハマー「!」ビクッ


唯「清彦さんウチに寄ってってよ☆ ギターのメンテナンスお願いしてもいい?」

ハマー「(な…なにぃいいいぃーっ!!?)」ガビビビーン

ピヨ「え…でも会ったばかりの自分を家なんか入れて…」

澪「なら私も行くよ!いいだろ唯」

唯「もちろん☆」ブイ

ハマー「……」

唯「おいでおいで~」

ピヨ「じゃ…じゃあ少しだけお邪魔しようかな」照

唯「やったぁ!」

澪「じゃあ早速いこう!」 

ハマー「あ…俺…」


ハマーはあまりの事の早さに自分が行きたいと言い出せなかった。 混乱がおさまった頃には三人の姿は消えていた





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