中庭

純「ぐすっ、みんなのバカ」

純「…」


紬「…」


純(あ、ムギ先輩)

紬「・・・・」ぼーっ

純(ぼーっとしてどうしたんだろ)


純「あのー…」

紬「あ、たしか梓ちゃんのお友達の純ちゃん」

純「覚えてもらえて光栄です」にこっ

純「こんなところで一人で何をしてるんですか」

紬「えーとその、今日のクラスの雰囲気になじめなくて」

純「はあ・・・」

紬「澪ちゃん達は変な言葉を使うし、和ちゃんは子供っぽくなって唯ちゃんとベタベタしてるし」

紬「私はどう対応すればいいのかしら・・・」

紬「私は人見知りだから他のグループに話しかけるのも苦手だし・・・」

純「先輩も苦労してるんですね」

紬「・・・」ぐっすん…


純「そうだ」

紬「どうしたの?」

純「ムギ先輩、そんなに教室がいやなら、二人で授業サボっちゃいませんか」

紬「サボる・・・?」

純「実は私も今の教室の雰囲気についていけなくて、戻りたくないんです」

純「だから抜け出していっしょに遊びましょうよ」

紬「・・・」

純(あ、ムギ先輩はマジメだからこういう誘いはまずかったのかな)


紬「なんだか楽しそうね!」

紬「私ずっと学校をサボって原っぱに大の字で寝てみたかったの!」

純「は?」

紬「そしてサボり仲間と将来の不安とか好きな人を語りたかったの!」

純「いやゲーセンとか・・・」

紬「行きましょう!全力でサボりましょう!」ぎゅっ

純「わっ先輩そのイメージちょっと違いますよ~!」




ここは川原

純「ゼエゼエ… すごく飛ばすから疲れた…」

紬「ねえ純ちゃん、純ちゃんは好きな人いるの?」

純「ちょっと待ってください、まだそんなディープな話題をする仲じゃないです、それについたばかりでそんな話をするムードじゃないです」

紬「そうね、じゃあ敬語はやめてタメ口で話して」

純「そういう問題じゃ・・・」

紬「で、純ちゃんは好きな人いるの?」

純「私の話を聞いて…」

紬「スゥー・・・」

紬「川のばかやろー」

純「わっ!?」

紬「純ちゃんもいっしょにやりましょう!」

純「もうだめだ、ついていけない」

紬「いっせーのでやりましょう」

純「もう好きにして…」

紬「いっせーの」


純「川の・・・」

紬「・・・」


純「///」


純「ちょ、ちょっと!ムギ先輩言わないなんてずるい!」

紬「えへへー」


紬「見て純ちゃん、あのおっきな石、クジラみたいね!」

純「そうだね、って…ムギ先輩、防波堤を渡ったら危ない!!」

紬「これならクジラ石まで行けそう!」

純「ムギ先輩戻ってきてー!」ブンブン

紬「まるでマリオのアスレチックみたいよ♪」

純「あわわわわ、好奇心が旺盛すぎるよあの人」


紬「じゃじゃーん、クジラ石征服よ」

純「もう勘弁して…」ゼエゼエ

紬「ここをムギュジュン島と名づけましょう」

純「もうなんでもいい…」

紬「ねえ純ちゃん好きな人いるの?」

純「話題がループした!?」




聡「くっそー」

聡「あれは俺の遊び場、サトシ島なんだぞ!」

聡「それを横から新参が乗っ取りやがって」

聡「防波堤の陰に隠れて近づいて…」

聡「姉ちゃん譲りの声芸で驚かせて立ち去らせてやるぜ」


「タチサレ…」


純「うわっなんだか変な声した!」

紬「水の音じゃない?」

純「私お化けとか無理、怖い!」


聡「ソコノ眉毛ジャナイホウノ女」


純「うわ、私だ!」


聡「そこはのろわれた岩ナノダ、サッサトタチサラナイトヒドイメに・・・」


純「そりゃ困るよ!」

純「ぐすっ、なんでもしますから許して~」


聡「!!」


聡「呪われたくなければ、エッチナポーズダ!!」

聡「エッチナポーズをするのだ!!」


純「エッチなポーズ?」


聡「そうなのだ!!まず上目遣いでスカートをたくし上げるのだ」

純「ぐっ…」


純(呪われないためには仕方ない!)



紬(さっきから純ちゃんはなぜ独り言を言ってるのかしら)

ムギは川のせせらぎに耳を傾けているので聡の声が聞こえてないのだ




純「…///」

紬「!?」

聡(ちょ、こっちを向いてやってくれよ・・・みえねえ!!)


純(…恥ずかしいよ)

目をつぶり顔を真っ赤にして鼻息は荒く手は震えながらスカートをたくし上げている純


紬(純ちゃんが私を誘っている!?)

紬(ハッ)

紬(頑なに好き人を教えてくれなかったのはそういうわけだったのね!)

紬(中庭で純ちゃんと会ったのも必然)

紬(サボりに誘ってきたのも)

紬(こんなクジラ石に二人っきりになったのも純ちゃんの思惑だったのね)

紬(今は9時20分、この時間帯ならだれも通らない)

紬(そのタイミングを狙って!)

紬(髪をストレートにしてたのも私に対するアピールだった)

紬(スカートたくし上げは私に対する告白ね!!!!)



すぽぽーん


聡「ブッ!?!?」バチャッ

聡は鼻血を大量に垂れ流しながら川に落ちた

猛烈すぎる光景を目にしたためである


紬「よさこい!」

純「ムギ先輩なんですっぽんぽんになってるんですかー!?!??!?」

純(ハッ…これがのろい!?)


聡(ぐっ…眉毛の女の大事な部分は眉毛じゃない女に隠れて見えなかったけど)

聡(隠れてるところが逆に…良い…)

聡は大量の鼻血とともに流されていく


純「ひいいい、川が真っ赤!?」

純「しかも、なんかし死体みたいなものが流れてる!!」

純「まちがいなく呪いだ、これ!!」


紬「おいで、純ちゃん!」

純「いかないよ!!」

川の真ん中の大きな岩にすっぽんぽんハーフ女とセーラー服の女子高生

そこはまちがいなく楽園


聡(そうか…)

聡(これが三途の川か…)


純「さっき誰かが流されてたから助けないと!!」

紬「私達もまた肉欲に流されるって言うわけね」

純「あわわわわ、だめだこりゃ~!!」


? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 



2限目

和「数学だね」

唯「私達が力をあわせれば最強だよ」

唯「私の目で問題を確認して、和ちゃんの頭脳で解く!」

和「いっしょに頑張ろうね、唯ちゃん」

律「h~゚ 庫ナモ楔カ・」

澪「碣ヨウVMx。\B」

姫子「オツワヌク堰T」・」

唯「むー!りっちゃんトリオには負けないよ!」



ガララッ

数学の先生「それでは授業を始めるです」

唯(あれ、今日の数学の先生違う人だ)

唯「あのー…いつもの○○先生はどうしたんですか?」

数学の先生「唯せんぱ・・・平沢さん、今日は○○先生は急病でこれなくなったんです」

数学の先生「だから私、彩達 竹奈が代理を務めます」

唯「はあ…そうなんですか」

数学の先生「…」

数学の先生(くくく…変装の甲斐あって誰も気がついてないようですね)

数学の先生(私が和先輩と唯先輩の絆をブレイクする中野梓だということをね!!)


律「02ネMJ;\t・sJy・(あれ梓だろ)」

澪「カ・l・ハQヺb_薛(あれ梓だな)」

姫子「[・+HΦv遮塞([・+HΦv遮塞)」


本物の数学の先生(生徒の入れてくれたお茶を飲んで、気がついたら体育館倉庫にしばられていた)


梓「それじゃあ当てられた生徒は先生の出す問題を解くんですよ」


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 ト、: :〈/ 〃仆\      /  ∨‐'´     }
.fi__」::八〃/!.!い入O  /   |     「
.-|ー ′ ∨!|.イ ト、/ト、/!    !\   |
 |     | N. | /\ |    |   \  」

ツン子(数学は私の得意分野、バカな愚民どもに差を見せ付けてやるのよ)