和「なぜそんなことをするの」

唯「私が和ちゃんの目になりたいからだよ」

和「ゆい・・・///」ぽっ




和「うるせえお前のショートケーキのイチゴ食うぞ」

唯「やめて!!!!!!!!!!!!!!」

和「まあ唯の苺はきれいなピンク色」

唯「和ちゃんそこは私の秘所だよ」

和「メガネがないからよく分からないわ」ぺろりんちょ

唯「これは一本とられたよ///」

唯「あんあん」

和「ぺろぺろ」

梓「和先輩ダメです、さっきスイカを食べましたよね」

和「食べたわね」

梓「唯先輩の愛液と食べあわせが悪いので大変なことになります」

和「なぜそれを早く言わないの!!!!!!!!」

和「あっおなかが疼く!!!!」

和「いたいよぅ・・・」ぐすんっ




和「はっ」

和「夢か・・・」

和「・・・」

和「唯相手にあんな夢見ちゃうなんて///」カアーッ

和「は、恥ずかしくて今日、唯の顔見れないよぉ…」ジタバタジタバタ


和弟「お姉ちゃんが枕に顔を疼くめてフィーバーしてる・・・」

和妹「聡明なお姉ちゃんのイメージが・・・」


和「!」ピーン

和「閃いた」

和「恥ずかしくて唯の顔を見られないなら」

和「最初からメガネをかけずに登校すればいいじゃない」

和「そうすると、視界がぼやけて、唯の顔を見なくてすむ」

和「これは究極」グッ


和「朝ごはんを食べましょう」

和「ぱくぱく」

和弟「お姉ちゃん、それはティッシュペーパーだよ」

和「まちがえたわ」

和「ぺろぺろ」

和妹「お姉ちゃん、それは私の秘所だよ」

和(これはいけない)

和(めがねがないと思った以上に何にも見えないわ)




そして登校

唯「おはよー和ちゃん」

和(あっ唯がきちゃった///)

和「お、おはよう唯…」

電柱「…」

唯「和ちゃん、それ電柱!」

和「あ、あら、ごめん///」

和「お、おはよう唯///」

唯「あー和ちゃん、メガネやめたのー!?」

和「きょ、今日は家に忘れちゃったのよ///」

唯「そうなんだー」

和(本当はわざとなんだけどね)

唯「えへへ、なんだか小学校の頃の和ちゃんに戻ったみたいだねー」

和「え、そうね、中学校からずっとメガネだったものね」

和「おかげで視界がよく見えなくて困ったわ」

唯「それじゃ今日1日私が和ちゃんの目になってあげますよ」フンス

和「!!」

和(夢と同じ…!)


和「あ、ありがとう唯、助かるわ///」

唯「いつも私が手を引っ張ってもらってるもん、いいってことですよ」フンス

唯「あっそうだ」

和「なあに?」

唯「そのかわり、今日1日昔みたいに唯ちゃんって呼んで、しゃべり方も昔みたいにしてよ」

和「ええ!?何を言い出すのよ」

唯「だってえ~♪小学校の頃の和ちゃんにもう1回会いたいんだもん」

和「はあー・・・」

和(この子ったら、たまにそういう変な遊びを思いつくのよね)


和「唯…ちゃん…」ボソッ

唯「和ちゃ~ん♪」えへへ~


和(まったくこの子は幼稚園からまるで成長していないわ)


唯「やっぱり和ちゃんはそのしゃべり方のほうが可愛いよ~」

和「ひ、ひどいわね唯、まるで普段の私のしゃべり方が可愛くないみたいないい方じゃないの」

唯「ほらっダメだよ!小学和ちゃんのしゃべり方で言わなくちゃ」

和「え…」

唯「ちゃんと言ってくれないと和ちゃんの目になってあげないよ!」

和「…」

和「ひ、ひどいよ唯ちゃん・・・まるで私がかわいくないみたいな言い方だよ~!!」クネクネ




律「見たか?」

澪「ああ、普段の和は偽りで、あれが本当の和の姿なんだろうな」

律「和は生徒会長という立場上で感情を抑圧されていた、その本性を昔からの親友、唯の前ではさらけ出せるってわけだ、いい話じゃないか」

澪「ああ、私も和がどんな人間だとしても真摯に接してやろうと思う」




和(恥ずかしいわ…でも…)

唯「えへへ」

和(この子の屈託のない笑顔の前でなら幼少期の本当の自分をさらけ出せる)

和(なんだか懐かしい気分だな)

和(今日1日、この喋り方でいようかな…)

和「そ、それじゃ唯ちゃん、今日1日よろしくね・・・」もじもじ

唯「任せなさい!この平沢マナコで和ちゃんの変わりにありとあらゆるものを見定めてあげますよ」




梓(唯和…だと?)

梓(恐れていた自体が起きた)

梓(これは計画Gを実行に移す必要が必要だ)



果たしてどうなってしまうのか




梓「おはよー唯!」

唯「えっ…おはようあずにゃん」

和(なにこの黒いの)

梓「和もおはよう、唯は今日ちゃんと宿題やってきた?」

唯「え・・・まあ・・・」

梓「そっかあー、それじゃまた部活でねっ♪」

唯「・・・」


梓(あれは照れてるな、作戦成功!)


計画Gとは普段と違うしゃべり方でギャップを見せつけ唯先輩をきゅんとさせる計画

普段敬語だった私が急にタメ口をきく

すると唯先輩は私の意外な一面に骨抜きにされるというわけだよ


唯(なれなれしくてうざかったな~、これからあずにゃんとの接し方を考え直そう・・・)




律「…見たか?」

澪「ああ、今日はどうもみんな喋り方がおかしいようだぞ」

律「ひょっとしたら私たちが知らされてないだけで喋り方を変えることが最近の流行なのかもしれない」

澪「だとしたらまいずいな、私たちは流行に乗り遅れてる」

律「私らもしゃべり方を変えてみるか」

澪「そうだな」




唯「あっりっちゃんだ」

和「ほんとだね」

唯「おーいりっちゃーん!!」




律「セ己€ソλae$W9vワケ[b」

澪「ツUケ晶:ニ・{^`・%豪v」

律「洟<コ伝ョ;」・ニ6ャё躡0テh」

澪「イf讎オウ0キS「_ツト沖2U・キクゥd・}・氾mf倬;サセ8_」

律「HkJ・ル卿、5Dケ.ショgM溢q・・bリチ:コ・-:菁K$un・8=\ワテC0ワ/J霸"$tゥ|オ栃ヒ秧」




唯「ぐすっ」しょぼーん


和「どうしたの唯ちゃん」

唯「りっちゃん達が『5Dケ.ショgM溢q』のことを悪く言ってた…私好きだったのに…」

和「そうなんだ…ひどいね…」




梓(あそこにいるのは律先輩と澪先輩)

梓(あの人達にも私のギャップのトリコになってもらおうかな)にやっ




梓「律と澪!おはよーっ」

律「ホク"鑚ロ/㌻ル!・珒枻」

澪「UP9oEミyj燉倖Yェyロノh戦ィ炅j・・vオ吩倪&?$・・ン・uJ・Dn・ヌUコfィ橾・Q7Q」

梓「え、あはは・・・げんきー?」

律「ニ蛞・U 搬タ靖:ア友僮!・レlY」

澪「撒ウレシ瀅嶷ソ瓲・、」

梓「え…えーと…」

律「J€CDF]oヤォGセ6サ」

澪「>b郭藝eq*檗r&e。昇w・Kシュ・【F」

梓「うわああああん、ごめんなさあああああい」ぐすっ



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最終更新:2011年07月09日 22:30