戦いの舞台は遂に地球を、大気圏を越え、宇宙へ移った。

エリ「さすがにここなら大丈夫でしょ。それに邪魔も入らない」

和「そうね……では」

壮絶な肉と肉のぶつかり合い!
誰がこの展開を予想にできたか。

カンチョニスト、恐るべし。

エリ「やるね……それじゃあ私の本当の本気、見せたげる!」

懐から瓶コーラを取り出すエリ。コーラがどうした?

和「ふん、なら私も!」

突然眼鏡を投げ捨てる和。コンタクトに変えたか?

エリ「やっぱりその眼鏡で能力を封印してたんだ!」

和「そう! そして今が封印を解くときよ!」

和(私の能力、魔眼ッ! 全てを見切り、全てを捕捉する!)

和「私の、勝ちよっーーーー!!」

エリ「甘ぁい」


――ブシュウウゥゥゥッ。

向かってきた和目掛けて、コーラの蓋を開ける。

するとコーラが一気に噴き出すゥゥッ!

そして和の魔眼に!

しかし、ここは宇宙空間では……?

エリ「私たちにとって宇宙などもはや庭。宇宙の法則に囚われることはないの!」

なんと意味がわからない。

和「うぐぅっ!? め、目が……!」

和(な、なぜ!! なぜ魔眼が発動しなかったの!? あんなコーラ如き……!)

エリ「ふふん、あれから自力で特訓してね。能力をもう1つ発現させたんだよ」

エリ「私の攻撃は必ず相手に命中する能力をね! 和、あんた対策を練ったかいがあったよ」

和「くっ――――」

エリ「浣腸ッ!」

――ズブリ、ズブリ。



――ヒュ~~……ドォォンッ。

和「……ぐ、あ…………っ」ピクピク

二人はどうやら地球へ戻って来たようだ。
決着がついたか?
おっと、真鍋和が惜しくも敗退!

エリ「どう? 私の二連突きの味は」

和「最っ高よ……エリ」

エリ「これでどちらが強いかよくわかったね。それじゃあ……」

危ない雰囲気を醸し出しながら果てている和のもとへ近づくエリ。
一体何をするつもりなのか。

エリ「さぁ、敗者は死をもって勝者を祝福するんだ」

手刀が和の喉元に当てられる。

まずいッ! これはまずいッ! 非常にまずいッ!
しかし、私にこれを止める術はおそらく無い!


「そこまでにしておくんだよ」

エリ「!」

「これ以上はやり過ぎさ。私の可愛い弟子よ」




和「あ、あなたは……なぜここに……」

エリ「とみ師匠」

「残念、私はとみじゃないよ」

エリ「え? でもその姿は……」

とめ「私の名はとめ。とみの双子の姉さ」

和「そ、そんな! 初耳ですっ……」

とめ「言ってなかっただけだからねぇ。私があんたたちに教えを説いたこともある」

とめ「こういうの、面白いだろう? ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ」

和・エリ「……」

とめ「とみの方は今頃、最凶のカンチョニストを目覚めさせている頃だよ」

エリ「最強? 聞き捨てならないなぁ……」

とめ「やめておきな。あんたらじゃあ到底敵いっこないさ……くくっ!」




・・・

律「ここは」

とみ「目が覚めたかい?」

律「あなたは確か……唯の知り合いのおばあさん?」

とみ「一文字とみだよ」

とみ「さぁ、話はここまで。あなたには最凶のカンチョニストになってもらうね」

律「は……? 最凶?」

とみ「詳しく言うと、あなたの中にいるもう1つの人格を目覚めさせる」

律「もう1つの人格? おばあさんさっきから何変なこと言って――」


ガチャリ

澪「ん? 律、それに……」

とみ「おやおや、飛んで火にいる夏の虫かい?」

憂「あれ、おばあちゃん? 律さん?」

とみ「あらあら、憂ちゃんまで来たのかい? わざわざヤられに来たのかい?」

律「お、おい……あんたなに企んで……」

とみ「ふふっ」ス

律「うわっ、なにすんだよ!? カチューシャ返せよ!」

とみ「このカチューシャが封印していたんだねぇ、最凶を」ニコニコ

憂「おばあちゃん……?」

澪「憂ちゃん、気をつけろ。様子がおかしい」

とみ「さぁ、解き放つんだよ。力を」

――ドクン。

律「うっ……!」

澪「律!」

律「く、来るなっ!! 来ちゃダメだ……わ、私が……」

澪「え」

律「もう1人の私が、めざめ……うぐぅっ!? に、逃げろ! 逃げてくれ!! 私が私であるうちに……っ」

とみ「うふふ」ニコニコ

澪「り――」

律「うわあああああぁぁあぁぁぁあああ!! や、奴がくる! 出てくるぅぅぅ!!」ドドドドドド…




澪「り、律……?」

憂「澪さん危ないっ!」

とっさに澪を突き飛ばす憂。
同時、「カンチョー」と禍々しい叫びと共に肛門を貫かれる。

憂「ああぁっ!」ズブリ

澪「憂ちゃん!? だ、誰だ……誰が……」


「私だよん」


そこに立つのは律。
髪を下ろしたりっちゃんの姿が。

澪「律……?」

とみ「いいや、違うね。この子こそ最凶のカンチョニスト」

膣「田井中 膣とは私のことだよん」

澪「膣……?」


澪「な、なんて卑猥なネーミングだ! 律、目を覚ませ!」

膣「でへへっ」

澪「ダメだ……目が既におかしい……」

とみ「この子は純粋なカンチョリストさ、純粋すぎるほどの」

とみ「なによりもカンチョーを好む。三度の飯よりカンチョーを好む」

とみ「まさにカンチョーをするためだけに生まれてきたカンチョーマシーン」

膣「カンチョー! カンチョー!」

澪「そんな……そうだ、憂ちゃん! 憂ちゃんしっかりしろぉ!」

憂「……」

澪(くっ、あまりにも強烈な一撃で失神を起こしてる……)

とみ「さぁ、行きなさい。膣! あなたのその手で全ての肛門をつらぬぐふうううぅぅっ!!」

――ズブリ。




とみ「ば……ば……ばかなっ」

膣「うへへ、カンチョー! カンチョー!」

――ズブリ、ズブリ。

とみ「あ゛ああぁぁぁあああっっっ!!」

膣はとみの肛門へ何度も何度も追い打ちをかける。
その様子はまるで無邪気な子供がおもちゃで遊ぶかの様。

膣「えっへっへー」

とみ「や、やめなさい。これ以上奥まで入れては……はんぐっ!?」

――ズブリ。

澪「やめろ律! これ以上はおばあさんが!!」

膣「うきゃっきゃ」

――ズブリ。ドババアアアアァァァァァァッッッ……ビチャ、ビチャ。

膣のカンチョーは天をも貫くドリルと化す。
肛門を裂いて、全身をも貫かれたとみは無残な肉塊へと変貌する。

澪「うっ……!」



膣「あはぁ……」

澪(誰だ、こいつは誰だ……こんなの、こんなの!)

澪「律じゃない!」

膣「膣だもーん。げへへ!」

坦々と距離を詰めてくる膣。
ダメだ! こいつとやり合うには澪! お前にはまだ早いッ!

澪「くっ、時よ――――」

膣「時間停止ィッ!」

制止する時間。ただ一人、膣を残して。

膣「私の能力は相手の能力を奪う能力。制限はない」

膣「残念だったな。澪」

膣「カンチョー!」

――ズブリ。

膣「これであと一回だ……ん?」


――ガシッ。

憂「っ……」


膣「もう目を覚ましたか。憂ちゃん」

憂(なんか急に雰囲気が……)

膣「そうか、キミの能力は能力の無効化だったなぁ」

膣「しっかりと、奪わせてもらうよ」

憂「だ、だからなんですか! 一体何を……」

膣「私は最強にして最凶のカンチョニストを目指……おっと、そろそろ限界か」

そして時は動き出す。
同時、澪が肛門に走る激痛に苦しみ、床を転げ回る。

澪「うわあああぁあぁああああああぁあぁああああ!?」

膣「ははは! なんて滑稽な姿だ! 澪!」

憂「み、澪さん!」

膣「覚えておけ! 私は田井中膣! 最強の座に君臨する者だー!」

憂「……あ、悪魔」



怒涛の3日目ッ!

中野梓という尊い犠牲を背負い、唯はどこへ行く。
そして遂に現れた最凶のカンチョニスト。
一文字姉妹の目的とは?
エリの力は?

来るは、戦い。
来るは、敵。
来るは、力。

脱落者3名! 中野梓。真鍋和。


3日目終了。




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