唯「お空はちっとも飛べないが」

唯「空飛ぶ鳥は私のように」

唯「地面をはやくは走れない」


唯「それでも私は転んでばかり」




澪「……どうしたんだ」

唯「私、死にたい」

澪「どうしてだ?」

唯「分からない、私……自分が分からない」

澪「……今日は私の家に泊まれ」

唯「えっ う、うん」


唯「お邪魔します」

澪「唯。今日は家に誰もいないから」

唯「そっか」

澪「だから……」

唯「うん。ただいま澪ちゃん」

澪「お帰り、唯」

澪「今日一日、この家は唯の家だ」

澪「ご飯を食べて、お風呂に入って、歯磨きして……」

澪「寝るときは私と一緒だ」

澪「一日だけの、姉妹だ」

唯「どっちがお姉ちゃん?」

澪「どちらがやりたい?」

唯「えへへ、お姉ちゃんはやってるから妹」

澪「ははは、じゃあよろしくな」

唯「うん! お姉ちゃん……」


澪「夕ご飯には唯の好きなものを作るからな」

唯「な、なんでも?」

澪「ああ、なんでも」

唯「えっと、えっとね、うーん……」

澪「焦らなくても大丈夫だぞ」

唯「決めた!」

澪「なんだ?」

唯「×××っ!」

澪「分かった、×××だな」

澪「今すぐ作るから、お腹すかしておくんだぞ」

唯「うん」

唯「あ、澪ちゃん」

澪「ん?」

唯「ちょっと包丁貸してよ」

澪「何に使うんだ」

唯「頸動脈を切るの」

澪「面白い冗談だな」

唯「ぶう」

澪「それに、お姉ちゃんって呼んでくれよ」

唯「あ、そうだったね」


唯「……おねーちゃん」

澪「なんだ?」

唯「なんでもなーい」

澪「……まったく」

唯「お姉ちゃんっ」

澪「なんだっ」

唯「呼んでみただけ、えへへ」

澪「お前は……」


唯「お姉ちゃん」

澪「なんだ!」

唯「……大好き」

澪「そ、そうか」


唯「………………」


澪「わ」

唯「わ?」

澪「私も、だからな」

唯「……えへへ」


唯「ごちそうさま」

澪「お粗末さま」

唯「澪ちゃんの×××とっても美味しかった」

澪「ありがとな」

唯「私も澪ちゃんみたいな素敵な人になりたいよ」

唯「誰からも憧れられてて」

唯「頭が良くて、綺麗で、優しくて、」

唯「おっぱいの大きい、素敵な女の子に」

澪「……あー、なんだ。照れるだろ」

澪「唯だって素敵な女の子じゃないか」

唯「そ、そんなことないよ、私は……」

唯「いつもドジばっかで、皆に迷惑かけて、ライブでもミスして」

唯「愚図で、馬鹿で、気の利かない……」

澪「はいはい、ストップストップ」

澪「続きは風呂で聞いてやるから」



脱衣所

唯「ほ、本当に一緒なの」

澪「姉妹なんだから当たり前だろ」

唯「でも私、おっぱい小さいし……」

澪「はぁ……そんな心配は要らないから、早く脱げ」

唯「うぅ」


澪「風呂、狭いな」

唯「み、澪ちゃん!」

澪「お姉ちゃん、だろ」

唯「お姉ちゃんの胸が、背中にあたってるっ!」

澪「落ち着け」

唯「柔らかぁい……」

澪「たっ堪能するなっ! やり返すぞ」

唯「ぁっ……くすぐったいよぅお姉ちゃん……」

澪(……まずいムラムラしてきた)

澪「さ、先あがるから」


ざばっ

唯「お姉ちゃんのいけずぅ」

澪「うるさいっ」


唯(はぁ、良いお湯だったなー)

唯(澪ちゃんの部屋は……こっちか)

唯(あれ、電気が消えてる……寝ちゃったのかな)


そろっ

唯「澪ちゃん、入るよー」

唯(やっぱりもう寝てるか)

唯(一緒の布団で一緒に寝るはずだったのになー……)

唯「澪ちゃんの布団に、お邪魔しまーす」


がばっ

唯「きゃっ!」

澪「捕まえたっ」

唯「むぐぅー」

澪「無駄な抵抗はよせ、唯」

唯「澪ちゃんひどいー……」

澪「ははは、びっくりしただろ」

唯「心臓がドキドキして止まらないよっ」

澪「私もだ」

唯「……えっ」

澪「唯の目が、鼻が、唇が、こんなにも近い……」

唯(澪ちゃんの髪、良い匂い)

澪「唯、私、駄目だ。唯にひどい事をしちゃいそうで……」

唯(澪ちゃんの目、潤んでて綺麗だなー)

澪「だ、抱きたく、なっちゃって」

唯(顔が、真っ赤っか……)

澪「もう我慢できそうにない」

唯「……いいよ」

澪「唯……」

唯「好きにしてよ、澪ちゃん」

澪「ゆ、ゆいっ!」


澪「……む………ふっ……」

唯(澪ちゃんの舌が私の口の中で蠢く)

唯(貪るように動いて、からめとって)

唯(歯茎をなぞるように、ちろちろ揺れる)

澪「はぁっ……はぁ……」

唯(パジャマのボタンを一つ、二つ、三つ……全部外して)

唯(胸にやんわり手を這わせて、爬虫類みたいな動きで、いつのまにか下着が脱がされていて……)

澪「はむっ」

唯「んっ……」

澪「唯のここ、ピンク色だ」

唯「んんっ……!」 ゾクッ


澪「そろそろ、こっちもいいか……?」

ピチャ

唯「あっ……ぅ……」

澪「可愛い濡れ方だな、唯は」

唯「は、恥ずかしいこと言わないで澪ちゃんっ」

澪「これから、もっと恥ずかしいことするんだぞ……?」

唯「……あ、やぁっ……」


澪「唯の中、あったかいな」

唯「はぁっ……ぅ……」

澪「動かすぞ」

唯「くぅっ……ふ……ぁっ…ぁっ…」

澪「可愛い……」

唯「いやぁっ……澪ちゃ……ぁっ」

澪「唯……」

唯「も、もう……きちゃうっ!」

澪「………っ!」

唯「………っあ……あ…」

澪「だ、大丈夫か?」

唯「う、うん。なんとか……」

澪「よかった……」


唯「ね、澪ちゃん」

澪「ん?」

唯「私……やっぱり死ぬね」

澪「なっ、なんで!?」

唯「……とっても気持ち良かったから」

澪「え……」

唯「気持ち良いことばっかりやってる人は、死ななきゃ駄目なんだよ……澪ちゃん」




唯「だから……一緒に死のう、澪ちゃん」




2