梓「だれって……私ですよ。ひどいなぁ」

唯「う、嘘……あずにゃんは……」

梓「お久しぶりですね唯先輩! 大学生活どうですか!?」ニコッ

唯「あぅ……」ガクガクブルブル


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/:::::::::リ ヒソ     ヒソ   |::::::/::::::/:::::::::|   「ん?」
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唯「あ、あの……あずにゃん……だよね?」

梓「ひどいです! ちょっと顔見ない間に忘れたんですか?」

唯「い、いえ……覚えてるよ覚えてる覚えてる……」

梓「ふふ♪」

唯「……」ジロジロ

梓「どうしたんですか唯先輩」

唯「あ、えっと……うーん……」

梓「今日は抱きつかないんですか? 」

唯「へ!?」

梓「電話で久々にあずにゃん分補給するぞーって言ってましたよね」

唯「あ、う、う……ちょっと暑いからいいや」

梓「そうですか……にしても、こうして直接会うのひさしぶりですね」

梓「お互い何も様変わりしてませんから新鮮味ありませんけどw」

唯「そ、ソーダネ」

梓「♪」ニコニコ

唯(嘘だ……こんなの嘘だよ……)

唯(私の可愛い可愛いあずにゃんはどこへいっちゃったの……)

梓「さぁ、行きましょっか」

梓「あ! ふたりきりだからといってデートなんかじゃないんですからねっ!」ビシッ

唯「……」

梓「ふふふ、動物園たのしみですねー♪」

唯「……あの、ちょっと私、めまいが」

梓「え?」

唯「ごめんね、ごめんねあずにゃんひさしぶりなのに」

梓「体調悪いんですか? む、無理しないでくださいよ」

唯「悪いけど今日はもう……」

梓「そうですね! 休んだほうがいいです」

唯「うん……だからバイb」

梓「私が看病してあげますから!」

唯(えぇーー……)



唯の寮室


唯「……い、いいよここまでで」

梓「でも私今日一日空いてますし」

唯「そ、そっか……だけどあずにゃんに風邪移すと悪いし」

梓「風邪なんですか!? ならなおさら誰か居たほうが……」

唯「……う、うん……」

梓「安心してください! 私がご飯もつくってあげますから」

唯「よ、よろしく……」


梓「やっぱり唯先輩熱ありますかね」オデココツン♪

唯「ひっ」

梓「んー、ちょっと熱いかも」

唯(ぬるってした……)

梓「横になって楽にしててください」

梓「冷蔵庫の食材つかっていいですか?」

唯「いいよ」

梓「よーしがんばっちゃいます! 元気になってくださいね唯先輩」

唯「あ、ありがとう……」


30分後


梓「はいできましたよ! あずにゃんスペシャルです!」


ドドン!!

唯(うえっぷ……なにこの量……大皿にてんこ盛りの焼き飯来た……)

唯(あずにゃんいっつもこんなに食べてるのかなぁ)

唯(そりゃ太るってー太るよあずにゃーん)

梓「えへへ……じゅるり」

唯「あんまり食欲あんまりないから半分こしよっか」

梓「け、結構です……唯先輩のためにつくりましたし……私はいいのでたくさん召し上がってください……ゴクリ」



しかし結局


梓「がつがつもぐもぐ、はふっ、はふっ」

梓「んまんま、じゅる、あむあむ。ごくん、はふっ、がつがつ」

唯(おいしそうに食べるなぁ……)

梓「んんじゅるっ、はふっ、あむっ」

梓「ふー、おいしかったです」

唯「良かったね」ナデナデ ヌルッ

唯「……」

唯(髪の毛べたべたしてる……触らなきゃよかった)ゴシゴシ

梓「さぁ、もう寝てください」

唯「う、うん……」

梓「今日だけは特別に一緒に寝ても……いいんですよ?」

梓「……う、嘘嘘忘れてくださいっ/// 何言ってるんだろう私ったらっ///」

唯「……」

唯(言うべきか言わざるべきか)

唯(本人は自分の変わりっぷりに気づいてないようだし……)

唯(そっか、憂に『あずにゃん最近どう?』って電話したとき『ま、まぁ元気だよあはは……』って言ってたのはこういうことか)

唯(どうしよ)


梓「えへへへっ♪ ココが唯先輩のお部屋ですかー。私も来年はここの大学生になってやるです!」

梓「そしたらまた5人でたっくさん練習できますね!」


唯(いい子だし……気が重いよぉ)


梓「へー大学生ってこんな教科書つかうんですか。唯先輩教育学部でしたっけ?」

唯「うん」

梓「なんか微妙ー」

唯「えぇ!? ひどいよあずにゃんー」

梓「あははっ、冗談ですよっ♪ 唯先輩ならきっといい先生になれます」

梓「さて、寝ましょっか」

唯「え゛」

梓「?」

唯(ベッドシーツが汚れちゃう……)

梓「あ、さすがに一緒のベッドは破廉恥ですよね。でも大学生なら……そういうのもアリなのかなって思っただけです」

唯「……」

梓「わ、わたしったら大胆な子っ/// ごめんなさい」クネクネ

唯「……」


梓「今日は残念ですけどもうおいとましますね」

梓「元気になったらメールください。またどこか一緒にいきましょう。ではお大事に」

唯「うん……」



コンコンコン ガチャ

律「うーっす。なんだ唯いるのかー。ん?もう一個靴ある」


唯「あっ、り、りっちゃん」

唯(やばい……)


律「おー、なんだ寝て……あ? 誰この人。友達?」

梓「え」

唯(あああああ~~~~!!! 馬鹿デコりっちゃん~~~!!!)

梓「……あ、あの、律先ぱ……」

律「は? あー、も、もしかして……そのツインテール……梓か?」

梓「そうですけど。からかってるんですか?」

律「あははははっ、なんだそれ。太りすぎだろwww」

梓「え……」

律「ぶくぶく~って! あははははwww」

タプタプ

唯「りっちゃん……や、やめ……」

律「見ろよゆい! 肉つまめるwwwwびよーん!」

梓「や、やめてください! なにするんですか!」

律「わりーわりー、けど……あははははは、やべっツボったwwwニキビなんとかしろwww」

梓「あの……あの……」

律「なんでwww梓そんなに太ってんの? イメチェン?? ぶははははは」

梓「……冗談……やめてくださいよ」

律「?」


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 ノ:|::::/ ___レヘ:::::/ ___V  ';::|:::::|::::::::::|:::::.i 
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/:::::::::リ ヒソ     ヒソ   |::::::/::::::/:::::::::|   「ふごっ、私太ってません!!!!!!!!!」
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律「いやいや鏡ねーのかよww」

梓「うわーん律先輩の馬鹿ーー!」


ガチャン バタン!

ドテドテドテ ドスドスドス 


律「……ぷっ」

律「くははははっはっ、ちょ、ちょっとまてwwwくははは、写メとんのわすれた」

唯「……」

律「なぁ唯、写メとってない?ww澪とムギにもみせてやりてぇ」

唯「……」

律「唯?」

唯「り……りっちゃんのドばか~~~!!!!」ベチコーン!

律「ひゃふん!!?」


――――

梓の部屋


梓「……うう、ひどいよ律先輩」

梓「……わたし、太ってなんか……」

梓「はっ!」

梓「そういえば、最近ちょっと胸元とか苦しいような……」

梓「胸がふくらんで来たんだきっと……! そうにちがいない!」

梓「やったああ!!」

梓「これで胸を唯先輩におしつけて変な気分にさせる攻撃ができる!!」

梓「えへへへへへ…………」


『鏡ねーのかよww』 『鏡ねーのかよww』 『鏡ねーのかよww』 『鏡ねーのかよww』



梓「鏡……」ジィ

梓「…………私って、本当に…………太って…………る?」ジロジロ

梓「……いろいろ電話してきいてみよう」


prrrrrr


純「あ?何さ」

梓「ねぇ純ねぇ純ねぇ純!!!!」

純「あーもう、うるさいなぁ。きこえてるって」

梓「私ってさ!!」

純「あのー眠いんですけどー、せっかくの日曜日なんだから寝させてほしいんですけどーー」

梓「私って太ってる!!?」

純「……!」

梓「ねぇ……」

純「い、いやいや……べ、べつに……うーん……太っては……ないんじゃない……かな?

梓「そ、そうだよね……えへへ」

純「でもちょっとふくよかっていうか成長期っていうか……あの……まぁ、ね」

梓「……」

純「じゃそゆことで……あはは……」

プツッ… ツーツー

梓「……」


ピポパポ prrrr


憂「はいもしもし。どうしたの梓ちゃん」

梓「今日ね、唯先輩とあったんだ……」

憂「えっ、あ、そうなんだ。こんな時間だけどもう解散したの?」

梓「でね……もしかしたら私……ひぐ……もしかしたらだけど……」

憂「あ、ちょ、まって……」

梓「太ってる可能性がでてきた」

憂「おぉう……そ、それはショッキングだね……女の子の一大事だね……アハハ……って笑いごとじゃないねごめん」

梓「……嫌われたかもしれない……」

憂「そんなことは……お姉ちゃんは梓ちゃんがちょこーっと、ほんのちょこーっと太……じゃなくて丸くなったくらいじゃ嫌ったりしないよ」

梓「…………嘘つき」

憂「……なんか、あったの?」

梓「……ふとってるんだ……私はデブ」

憂「ちょ……梓ちゃん」

梓「うわあああああああ!!」

憂「ひっ」キーン

プツ



梓「ああああああああ!!」

梓「うわあああああああああああ!!」

梓「やだああああああああ!!!」

梓「こんなの!! こんなの私じゃない!!!!」

梓「カムバック私!!! カムバック私いいいいい!!!」

ジタバタ ドンドンドンドン 

梓母「梓ぁ!! 底ぬけるから暴れるのやめなさい!!」

梓「うわああああああああああ!!!」

梓「……お母さん!!」

梓母「なによもう」

梓「私……私、ぐす……えう」

梓母「……」

梓「太ってる?」

梓母「そ、そんなこと……ないけど」

梓「なんで目そらすの!!!!!!!!」

梓母「……梓は、仮に、仮にね? 仮に太っても、可愛いわよ?」

梓「……」

梓母「……あ、買い物いくから……お留守番よろしくね」

梓「……」

梓母「梓! 聞いてるの?」

梓「……うん」

梓「……晩ご飯、ハンバーグカレーとクリームパスタがいいな」

梓母「……」


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