梓「なんでそーなるんですかああああああああああ!!」ガサガサッ

唯「ト、トンちゃん大丈夫!?」パシッ

澪「あれ、もう戻ったの?

  ドサクサに紛れて

  2人でファックしてたんじゃないの?」

梓「まだしてません!!」



唯「(まだ…?)

  ちょっと前に戻ってたけど

  澪ちゃんとトンちゃんが

  いいふいんきだったから

  木陰から様子見してたんだよぉ!」

澪「まったく、のぞきなんて趣味の悪いヤツらだな…」

梓「その言葉、トリプルクロスカウンターでお返ししますよ」



梓「大体…」

澪「ふふ…」

         ←この間


澪「さーそろそろ石に叩きつけるか」

梓「この間に一体どんな心境の変化があったんですか」

澪「ん、ホラ。

  実際にやらないけど

  でも、絶対やっちゃいけない事を

  ふと考えついちゃうことってあるだろ?」



澪「例えばお葬式でお経を読むお坊さんの頭を

  木魚を叩くヤツでいきなりポクポク殴ったら

  どんな空気になっちゃうんだろう、とか?」

唯「あー!」ポム -3

梓「いやいや、あー!じゃなくて」

 「お2人は絶対マイノリティですからね?」



唯「よしよし~」ナデナデ

トンちゃん「…」スリスリ

梓「ところで律センパイたちの姿が

  見えませんけど…」

澪「ん、律は山へ熊狩りに、

  ムギは川へ

  クソしに行ったよ?」



梓「見え透いたウソを」

 「あの清らかで優しくて女神なムギ先輩が

  野グソなんてするワケないじゃないですか」

澪「はは、バレたか」

 「ムギなら向こうの方にいるから

  呼んで来てくれないか」

梓「まったく…」トコトコ



紬「く…んく…」

 「はぁ…はぁ…」

 「うくっ…んんんんんんん…」ググッ

紬「はぁぁぁぁ…ダメ、最後の

  ヒトカタマリが出ないの…」

 「いっそ、このまま みんなの所へ…」

 「でも、中途半端に戻って もしも漏らしたりしたら…

  きっとみんな、私の事をキライに…」ゾッ



紬「(中学を卒業するまで、私はいつも1人だった…)

  (お話するお友達はいても、でもやっぱり私は一人ぼっち)

  (みんな琴吹家の娘と話していただけで

   ただの「紬」には誰も…)

  (でもりっちゃん達は違う。

   私が琴吹家の人間だと知らずにけいおん部に誘ってくれた…)

  (私のことを紬様でもお嬢様でもなく「ムギ」って呼んでくれた…)

  (けいおん部を成立させるためには部員なんて誰でもよかったんだと思う)


  「だけど、私にはその『誰でもよかった』がたまらなく心地よかった」ミチッ



紬「失いたくないよ…せっかく手に入れた自分の居場所…」

 「だから、今ここで・・・!!

  全てを断ち切る・・・!!

  うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ミチッ

 「つらぬけええええええええええええええええッッッッ!!!!!!」ミチッ ミチミチ


ガサッ

梓「ムギセンパ

紬「ぎゃああああああああああああずさちゃあああああああああああああ

  はぁ・・・あっ!ああああっ!はあぁぁあああああっ!

  ああああぁうぅああ     ああぁぁあっ!!」



ゴロゴロゴロゴロロロロッ!グリュグリュグルルルルルゥゥッ!!ギリュギリュ

ゴロゴロゴロロッッ!!

紬「うわああぁぁああああああっっ!!イヤアアァァアア ッ!

  出るうぅぅっ!でちゃううっ!嫌よぉっ!嫌あぁぁっ!!

  出るの、出ちゃうううっ!うわあああああっ!!」

びぢゅぶぢゅぢゅびびぃーーーーーーーっっ!!

紬「やめろおおおおおおおおお天津飯んんんんんんんんんn!!

  それ以上気功砲は撃つなあああああああああああ!!!!!!」

ぶびびびいいぃぃいいっ!じゅびじゅびびっ!び ちゅりゅりゅううっ!

ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぢゅぢゅる っ!!ぶぱぱぱぱっ!



紬「あぁああっ!だめっ!だめええぇっ!!見ないでえっ!

   は、恥ずかしいのぉっ!!死んじゃう、死んじゃうううッ!!

   ああぁ ぁ・・・そんなに近くで見ないでぇ・・・・

   私のウンコ…見られてるよぉ…いやぁぁ・・・・・ ぁぁあん・・・・」


梓「」ポカーン

紬「うっうぇっうあああああああああ」ビリュリュッ

  あっ…あぁぁ」プゥゥゥゥ~

 「ヒック…ヒック…」ブボッ



梓「あ、あの…」

紬「う、うぅぅ…」

 「見られたぁ…後輩に見られちゃったよおおおぉぉ」ブプッ

梓「…」

紬「うっ、うぅ…もう何もかも終わりよ…

  明日からもう部活に…学校にもいけない…」

梓「い、いや、何もそこまで思いつめなくても…」

紬「だって梓ちゃん、この事、嬉々として

  みんなにバラすんでしょ…?

  『今月のお友達料金まだ?』とか言って

  お金を巻き上げようとするんでしょ?」

梓「ムギセンパイの中の中野梓はどんなイメージなんですか」



梓「…よいしょっと」ズル

紬「梓ちゃん、下半身丸出しで何やってるの?」

梓「ん…く」ググッ

紬「あ、梓ちゃん?」

梓「は、恥ずかしいから見ないでください」グググ

 「は…」ミチ

 「んッ…」ブツッ ポトリ

 「はぁ…はぁ」

紬「な…」



梓「…これでおあいこです」

 「ムギセンパイが何をしようと

  ムギセンパイはムギセンパイです。

  でも言葉では伝わりそうになかったから

  行動あるのみです」

紬「あ、梓ちゃん…」ウル


梓「私がこんな事したって

  絶対バラしちゃダメですよ?」

紬「うん!」グス



紬「梓ちゃん、良かったら今からウチに遊びに来ない?」

梓「え」

 「ムギセンパイが家に誘うなんて珍しい…」

紬「小学校の頃、友達を呼んだ事があったんだけど

  それからみんなの接し方が変わっちゃって」

紬「でも、梓ちゃんなら私の全てを

  見せても変わらないと思うから…」

 「うぅん、梓ちゃんに私の事

  もっと知ってほしいから!」

梓「ムギセンパイ…」



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