憂「ただいま…」

唯「お~か~え~り~」ゴロゴロ

唯「う~い~アイスは~?」ゴロゴロ

憂「あっ…!ごめん…忘れてた…!」

唯「え~?」ゴロゴロピタッ

憂「でも冷凍庫にアイスあるから…それでいい?」

唯「いいよ~」ゴロゴロ

憂「じゃあ取ってくるね~」タッタッタッ

憂「ん?(あれ?洗い物がないぞ…?)」


憂(まさか…)

憂「お姉ちゃん…お昼ごはん食べた?」

唯「食べてないよ?」

憂「な…なんで?(や…やっぱり)」

唯「温め方分かんないもん」

憂「…じゃあ今から温めるね…」ハァー


唯「おいし!!!!おいしいよ!!!!!!!」ガツガツモグモグ

唯「やっぱり憂は料理の温め方も上手だね!」

憂「…ありがと(お姉ちゃんにはやっぱり私が必要だ…)」

唯「あっ!憂に話しておきたいことがあるんだけど」

憂「なに?」

唯「えっとねぇ~そのねぇ~」モジモジ

憂「なぁに?お姉ちゃん」

唯「実は…私…」

唯「好きな人ができました!」ビシッ

憂「!!!」

憂「好きな人って…だ…誰?(まさか…)」

唯「りっちゃんの弟でねぇ~名前は聡君っていうの…!」テレテレ

憂「そ…そうなんだ…(やっぱり…しかも律さんの弟だったなんて…)」

憂「なんで…なんで私に報告したの…?(残酷だよ…)」

唯「うれしいことや楽しいことは姉妹で共有したかったからさぁ~えへへ…」テレテレ

憂「お姉ちゃん…」

唯「あっ!それでねぇ~来週の日曜日に告白しようかなぁ~って思ってるんだけど…」

憂「…(私はどうすれば…)」

唯「憂はどう思う~?」

憂「…(ど…どうしよう…)」


唯「うい~?聞いてる?」

憂「あっ…!うん!聞いてるよ…」

唯「じゃあどう思う…?」

憂「私は…」

憂「私は…(やっぱり…)」

憂「私はお姉ちゃんの好きなタイミングで告白すればいいと思う!(お姉ちゃんの邪魔はしたくない…!)」

唯「そうだよね!日曜日に言うことにするよ!」フゥン

憂「がんばってね…!」

唯「がってんだい!」


唯「じゃあ私お風呂入ってくるね!」タッタッタッ

憂「うん」


プルルルプルルルプルルル

憂「もしもし平沢です」ガチャ

和『その声…憂ちゃん?私よ…和よ』 

憂「!!!」

憂(ま…まずい…さっきのことばれないようにしなくちゃ…)

和『憂ちゃん?聞いてるの?』

憂『き…聞いてますよ』

憂『それで何の用ですか』アセアセ

和(憂ちゃん早口になってる…)

和(なにかあったわね…)


和『今日なんか進展あったかしら?』

憂『あ…ありません!』

和『……聞き方を変えるわ…』

和『今日なにかあっただろ?教えろ』

憂「ひ…」ビクッ

憂『な…ないって言ってるじゃないですか!(こ…ここでひくわけには…)』

和(このやろう…まだしらばっくれるか)イライラ

和『あなたがその気ならもういいわ』

憂(あきらめてくれた…!?)

和『唯に代わって。あの事ばらすから』

憂『あ…あ…』ガタガタブルブル


和『はやく代わって。もうあなたと話すことはないから』

和『ねぇ?まだ?はやくして?ばらすんだからさぁ』

和『ばらすんだからさぁ』

和『ばらすんだからさぁ』

和『ばらすんだからさぁ』

和『ばらすんだからさぁ』


憂『日曜日です!お姉ちゃん日曜日に聡君に告白するみたいなんです!えへへ』


和『ふふ…いい子ね』

和『じゃあ対策立てないとね…』

憂『はい!私は何をすればいいんですか!?』

和『そうねぇ…憂ちゃんには…そうだ!』

憂『はい!なんですか!?任せてください!!!』

和『クソガキを脅してもらうことにするわ♪』

憂『どうやってですか!?教えてください!!』

和『簡単よ…唯と付き合ったら律を殺すとか適当なこといえばいいのよ』

憂『?本人じゃなくて律さんですか!?』

和『そう。そのほうが効果的だわ…うふふ』

憂『分かりました!!!まかせてください!!!』


和(念には念をいれておくか…)

和『分かっていると思うけど…破ったら…』

憂『分かってます!!ばらされちゃうんですよね!私の秘密!』

和『やぶったらそれとさらにけいおん部も廃部にするからね』

憂『分かりました!!それじゃ』ガチャツーツー

和(ほんとに大丈夫かしら…)


憂「分かりました!」

憂「分かりました」

憂「分かりました…」

憂「分かり…」

憂「えへへ…」

憂「最低だ…わたし…」ボロボロ



土曜日

プルルルプルルルプルルル

聡「あっ!唯さんから電話だ!」

聡『もしもし?唯さんですよね?』

憂『…そうだよ』

聡『もしかして明日のデート都合悪くなっちゃったとかですか?』

聡『べ…別にそれでもだいじょうぶっすよ…おれ』

憂『ちがうの。今から会えない?』

聡『い…今からですか?(もう夜9時過ぎだけど…)』

憂『うん。あえないかな?』

聡『いや大丈夫っすよ!!!』

憂『ほんと?じゃあ…そこの…』

聡『分かりました!今からダッシュで向かいます!』

憂『うん。待ってるね』ガチャツーツー


聡「こいつぁはひょっとすると…」

聡「告白きたかぁ!?これ!」

聡「よっしゃあぁぁぁぁぁ!!!!!いやっほう!!!!!!」

律「聡!うっせえよ!!!!」

聡「これが騒がずにいられますかってんだよ!!!!ふう!!!!」

律「ったく…なんなんだ…あいつ」


聡「ふふふ~ん♪」タッタッタッ

聡「よし!ついたぜ!」ハァハァハァ

聡「あれ?まだ来てないのかな?」キョロキョロ

憂「聡君…?」

聡「あっ…唯さん!…って髪型またかえたんすか?」

憂「ううん。違うの」

聡「違うって…」

憂「私は唯の妹の憂です」

聡「えっ!?そ…そっくりですね…」

聡「ってか唯さんは…?」キョロキョロ

憂「いないよ…っていうか電話したの私なの。だましてごめんね」

聡「あっ…!そうなんですか…俺になんか用事でもあったんですか?」

憂「…うん」

聡「?なんですか?」

憂「明日…お姉ちゃんとデートするでしょ?」

聡「あっ…はい(それがどうしたんだろう?)」

憂「それでね…お姉ちゃんが明日…聡君に告白するらしいの…」

聡「えっ!?マジですか!?(よっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!)」

憂「それでね…」

聡「いやっほぉおおおおおう!!!!」

憂「……それでね…」

聡「きたあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

憂「聞いてくれる?」ギロリ

聡「あっ…すいません…一人でうかれちゃって(こわい…)」


聡「それでなんですか?」キリッ

憂「……………聡君には断ってほしいの…」

聡「断るってなにを…」

憂「お姉ちゃんと付き合わないでほしいの…」

聡「えっ………」

聡「な…なんでですか!?俺も唯さんのことがすきです!」

憂「いいからだまって言うこと聞いて…」

聡「納得できません!!」

憂「いいから!!!だまっていうこと聞いて!!!!」スッ

聡「!!!!(ほ…包丁…)」

聡「そ…それで俺を刺す気ですか…」

憂「…」

聡「それでも俺は唯さんと付き合いますよ…!」

憂「刺さないよ…聡君は…」

聡「…は?」

憂「刺すのは律さん…」

聡「え…え!?」


憂「聡君がもし明日お姉ちゃんの告白を断らなかったら…私は…」

憂「律さんを刺す…」

憂「刺すだけじゃないわ…手足もたたき折る…」

聡「じょ…じょうd」

憂「冗談じゃないわ!!!私は本気…」ギロリ

聡「…」

憂「さぁ…どうするの…?」

聡「…分かりました。明日は丁重にお断りします…(姉ちゃん…)」

憂「……なるべく傷つかないようにお願いね…」

聡「分かってますよ…」

聡「…もういいですか?それじゃあ」テクテクテク

憂(聡君ごめんね…)



和「名演技だったわ憂ちゃん」パチパチパチ

和「それとも演技じゃなくて本気だったのかしらね?ふふ…」

憂「…」

和「ちょっと…シカト!?」ガシッ

憂「…」ギロリ

和「ひぃ…!」


和「な…なによ!逆らう気!?ばらすわよ!」ブルブル

憂「…………帰ります…」テクテクテク

和「あっ…!ちょっと…」

憂「…」テクテクテク

和「ま…まぁうまくいったみたいだしよしとするわ…!」



聡(どうしよう…明日…)テクテクテク

聡(いっそのこと唯さんに相談するか…?)

聡(いや…やっぱりだめだ)

聡(唯さんは憂さんを信用している…)

聡(唯さんが今日の出来事話したらどんなに悲しむか…)

聡(やっぱり…俺が身を引くしか…)

聡(よし!きめた!)

聡「唯さんとの最後のデート…思いっきりたのしむぞおおおぉぉぉぉ!!!!!!!!」

こうして聡は最後の唯とのデートを楽しみ、>>1へとつながるのであった

回想シーン終了



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