回想シーン

田井中家

聡「姉ちゃんさっき来てた黒タイツの人だれ?」

律「あぁ私と同じけいおん部でさぁ…ギターやってるんだぜ」

聡「へ~名前はなんていうの?」

律「平沢唯っていうけど…なんだお前…唯にきがあるのか~?」ニヤニヤ

聡「えっ!?いや…その…」モジモジ

律「よし!そういうことなら私にまかせてとけ!」

聡「えっ…!?いや…いいよ…」ドキドキ

律「まぁまぁ…この田井中律様に任しとけって!」

聡「…」ドキドキ



学校
放課後

律「唯~今度の日曜日映画見に行かないか?」

唯「うん!いいよ~」

澪「あっ!私も行きたい」

律「ホラー映画だぞ~」

澪「ひぃ…や…やっぱりいい…」ブルブル

唯「ムギちゃんは~?」

紬「えっ…私は…」

律(ムギ…!)ジッ

紬(りっちゃん…///)ドキドキ

紬「!」ピキーン

紬「私はその日用事があるので…ちょっと(二人の邪魔はできないわ)」

唯「そっかぁ…じゃありっちゃんと二人っきりだね~」

律「そうだな~(聡もつれてくけどな!)」

梓「…(誘ってもらえない…)」



日曜日

唯「おまたせ~」タッタッタッ

律「おう!」

聡「こ…こんにちは…」モジモジ

唯「…りっちゃんこの人だぁれ~?」キョトーン

聡「!(姉ちゃん俺が来ること言ってないのかよ!)」ビクン

律「私の弟だよん♪」

律「二人だけじゃ寂しいから連れてきたんだ」

唯「へ~」チラッ

聡「あっ…!お…おれ!さ…聡といいます!」ドキマギ

唯「もしかして夢はポケモンマスター!?」ビシッ

聡「へ…?ち…違いますよ…!ははは…」

唯「だよね~私は平沢唯と申します」ペコ

唯「よろしくね!」ニコ

聡「よ…よろしくおねがいします!ゆ…唯さんっておもしろいっすね」

唯「う?なにが~?」キョトン

聡「ははっ!…ははは…(この人天然かな…)」



映画終了後

律「それじゃあ私はこの後用事があるから…」

唯「えっ!?もう帰るの~?」

律「ああ…だから後は二人だけ遊びなよ」

聡「ちょ…ねえちゃん…!」

律「うまくやれよ…聡☆」ボソッ

聡「ね…姉ちゃん…」

律「じゃあな~(むふふ…こっそりついてこっと)」タッタッタッ


唯「…」

聡「…」

唯「そ…それじゃあ行こっか…!」

聡「あっ…はい…!」

唯「…」テクテク

聡「…」テクテク

聡「あ…あの…どこに向かってるんですか?」

唯「えっ!?えっと…(き…決めてなかった…)」

聡「…(間違いない…この人ノープランだ…)」


聡「あー…っとそこにマックあるんでとりあえず入りますか…?」

唯「そ…そうだね~お昼まだだったし…」

店員「いらっしゃっいませ~」

聡「えっと…チーズバーガー4つと…唯さんは何食べますか?」

唯「わたしは…ビックマックとコーラのSサイズ一つ」

店員「ごいっしょにポテトもいかがですか~?」キラキラ

聡「いらないです」キリッ

唯(かっこいい…)ポー


聡「姉ちゃんって学校ではどんな感じなんですか?」モグモグ

唯「りっちゃんはねぇ~なんかいろいろ仕切ってくれるし~」

唯「リーダーって感じだよ!あっ…それにけいおん部の部長もやってるんだよ!」

聡「あっ…そうなんですか」

唯「家ではりっちゃんどんな感じなの~?」

聡「えーっと…」

唯「やっぱり聡君になんでもまかせちゃう感じ!?(私みたいに)」

聡「いや…!逆にいろいろ姉ちゃんがやってくれてますね」

唯「そうなんだ~私はいろんな事を妹の憂にやってもらってるよ~」

聡「そうなんですか~良い妹さんですね」

唯「うん!憂にはいろんな事をやってもらってるからね!感謝してもしきれないよ~」

聡「僕も…姉ちゃんには感謝してもしきれないです(今回のこともあるし…)」

聡「まぁ姉ちゃんには口が裂けても言わないですけどね!」

唯「アハハ~」

律(聡の奴…)ウルウル



夕方

唯「もうこんな時間だから私帰るね~」

聡「あっ…あの!」

唯「ん?なぁに~?」

聡「また…こうして俺と会ってくれませんか?」

唯「いいよ~また三人で遊ぼうね」

聡「いや…今度は最初から二人っきりで…!」

唯「えっ!?」ドキドキ

聡「やっぱりだめですか…」

唯「いや…そんなことないよ~」

聡「じゃあまた連絡します!それじゃ!」タッタッタッ

唯「ま…またね!」

唯「…」ドキドキ

律(ふふ…どうやらうまくいったみたいだな!)コソコソジィー



それから数週間後(ここから憂の回想)

唯「私おふろはいってくるね~」

憂「うん」


プルルルプルルルプルルル

憂「お姉ちゃんの携帯鳴ってる…」

憂「誰からだろう…」パカッ

憂「!」

憂「さとし…?(まさか…男!?)」

憂「…」キョロキョロ

憂『…もしもし』ピッ

聡『あっ…どうも唯さん!今日のデ…遊び楽しかったっすね!』

憂「!!!」

憂(今日出かけてたのは…デートだったの…!?)プルプル

聡『…唯さん?きこえてますか?』

憂『あっ…うん』

聡『あっ…よかった(なんか声変だな…)』

憂『それでなんか用?』

聡『えっと…来週もよかったら遊びませんか?二人で…』ドキドキ

憂「…」

憂『ねぇ…来週まで待てないからさ…明日遊ぼうよ』

聡『えっ!?まぁ明日日曜日なんでいいっすけど…(よっしゃあ!!)』

憂『よかった…じゃあ待ち合わせ場所は…』

聡『はい!分かりました!それじゃあおやすみなさい!』

憂『…おやすみ』ガチャツーツー

憂「明日の準備しなくちゃ…ふふふ…」



次の日

憂「お姉ちゃん~私出掛けてくるね~」

唯「うん~分かった~」ゴロゴロ

憂「お昼ごはん冷蔵庫に入れといたからあたためて食べてね!」

唯「えぇ~帰り遅いの~?」ゴロゴロ

憂「なるべく早く帰ってくるから~(かわいい…お姉ちゃん…///)」

唯「むー…分かったぁ…」ゴロゴロ

唯「帰りにアイス買ってきてね!」シャキーンビシッ

憂「うん!じゃあ行ってくるね!」

唯「はいよ~いってらっしゃ~い」ゴロリンゴロゴロ



憂「ごめん!待った?」

聡「いや俺も今来たとこっす!…ってあれ?」

憂「えっ…な…なに?(まさかばれた…?)」

聡「いや…髪型変えたんすか?いつもおろしてるのに」

憂「!!!(髪型直すの忘れてたぁぁぁ!!!!)」

憂「あっ…!わ…忘れてた~私家ではこんな感じなんだ~」バサッ

聡「へ~そうなんすか(これはこれで…)」


和「んっ…?あれは憂ちゃん…?隣にいる男は…」

和「最近唯とデートしてる憎たらしい男じゃない…」ギリッ

和「あっ…!憂ちゃんが唯と同じ髪型にした…」

和「!!!」ピキーン

和「ふふ…なるほど…そういうことね…期待してるわ…憂ちゃん」


一般ピーポー(女)「なにあの子…一人でぶつぶつ言ってるよ…」

一般ピーポー(男)「きもちわる…早く離れようぜ…」



聡「おいしかったすね!あそこのパスタ」

憂「うん…そうだね~(普通にデートしてしまっている…いつ切り出そうか…)」

聡「じゃあ今日はこのへんでお開きにしますか」

憂「えっ!?まだ二時だよ?(まだお姉ちゃんともう会わないようしろって言ってないのに!)」アセアセ

聡「いや…昨日今日と唯さんが家にいなくて妹さん寂しいんじゃないかと思うんです」

憂「えっ…」

聡「だから今日はこのへんで!よかったらまた会って下さい!」

憂「あっ…はい」

聡「それじゃまた!」タッタッタッ

憂「…」ボー


憂(普通にいい人だった…)テクテク

憂(私のこともきにかけてくれているし…)テクテク

憂(あのひとなら…お姉ちゃんをまか…)テクテク


和「こんにちは憂ちゃん」ポン

憂「!!!」ビクッ


憂「の…和さん…(なんでお姉ちゃんの格好してるのに私だってわかるの…)」アセアセ

和「ふふふ…今日は男の子とデート?」

憂「えっ…!?まぁ…はい…」

和「ごめんね…後つけさせてもらったわ」

憂「!(まさか…最初から…?)」

和「それにしてもなんであの男の子…憂ちゃんのこと唯さんって呼んでたのかしら?うふふ…」

憂「そ…それは…その(ど…どうしよ…)」

和「うふふ…大丈夫よ…あなたの気持ちは分かるわ…」

憂「えっ…それってどういう…」

和「唯とあのクソガキの関係をぐちゃぐちゃにしようと思ったんでしょう…?」

憂「うっ…」

和「ふふ…図星みたいね…」

憂「…」

和「ところでなんでそれを実行しなかったの?」

和「何度も何度もチャンスはあったでしょう?」

和「何考えてるのあなた」

和「ねぇ聞いてる?私無視されるのが一番嫌いなんだけどなぁ」

和「ねぇねぇねぇ!」

憂「は…はひ…!き…きいてます」ガタガタブルブル

和「だったら答えろよグズノロマカス」

憂「ううう…」ブルブル

憂「あ…あの人悪い人じゃなかったし…」

憂「それにやっぱり…お姉ちゃんの幸せの邪魔はできn」

和「はぁ!?」

和「あんたあのクソガキと唯がつきあうことが唯の幸せになるとでも思ってんの!?」

憂「…」

和「あんた何にも分かってないわ…」

和「唯はねぇ…私がいないとなんにもできないのよ…」ニコニコ

和「私から離れたらなんにもできなくなっちゃうのよ…」ニコニコ

和「だから私がそばにいてあげないと…」ニコニコ

和「うふふ…うふふ…うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

憂(く…くるってる…)


和「だから唯とあのクソガキはなれさせなくちゃね♪」

和「憂ちゃんももちろん手伝ってくれるよね?」ニッコリ

憂「い…いやです…」

和「あらそう。じゃあ唯に今日のこと話しちゃおうっと♪」

憂「えっ…」

和「唯怒るだろうな~私だってゆるせないもの~」ニコニコ

憂「うっ…そ…それだけは…」ウルウル

和「もう一生口きいてもらえないんじゃない?うふふ」

憂「か…勘弁し…」ウルウル


和「じゃあ今から唯の家にいこっか!」ニコニコ 

憂「それだけは勘弁してください!」ポロポロ

和「じゃあ手伝ってくれるのね?」

憂「…」コク

和「それでいいのよ」ニタアァァァァァ

憂「…(お姉ちゃん…聡君…ごめんね…)」ポロポロ

和「とりあえず今日はもう帰っていいわ」

和「動きがあったら必ず連絡してね」

憂「はい…」

和「それじゃ」テクテク

憂「はぁー…」



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