勇次郎「……………」ブンッッ!!

バシァッッッ!!

さわ子「冷たッッッ?!」
勇次郎「目が覚めたか………さわ子?」

さわ子「………私……かなりヤラかしたみたいね………」

勇次郎「覚えがあるのか……?」

さわ子「ごめんなさい…娘さんの前で……あんなこと………」

勇次郎「……………確かに余り感心は出来ねぇなッッッ…」

さわ子「理由を………聞いて……」

勇次郎「わかった……」

さわ子「あの原人から助けて貰った時から………私は……貴方の虜に……なってたわ………」

さわ子「だってそうでしょ?!命掛けで守られてッッッ……私を慰めてくれるなんて………」

さわ子「仕方ない……じゃ無いッッ!!……好きになってしまったからッッッ……仕方ないじゃ無いッッ!!……気付いたら……私は貴方を…… 勇次郎「それ以上は言わなくていいッッッ」ダキッ

さわ子「あっ………」ギュゥ…

勇次郎「俺に寄り添いながら生きる事がどんな事か………わかるな……?」

さわ子「……うん……」ギュゥ…

勇次郎「お前は良い女だ………誇っていい……」

さわ子「あり………がとう………大好きよ……」ギュゥ~~

なんだかんだで………

勇次郎「唯、憂、新しいお母さんだッッッ」

さわ子「唯ちゃん、憂ちゃん」

けいおんッッッッッ第三部おわり



けいおんッッッッッ第四部始まり 

音楽室 

律「さわちゃん………結婚したな………」

澪「あぁ………よりによって唯のお父さんとッッ」

紬「素敵だと思うわぁ♪」
唯「毎日一緒だもんね~~~♪」

さわ子「ね~~~~~~♪」

梓「それよりッッッ合宿ですよ合宿!!!」

さわ子「新婚旅行は海がいいわね~~~~♪」

唯「海?!そうだ合宿も海にしようよッッッ!!」

律「いいなッソレ!!」

紬「海なら丁度いい感じの別荘があるの♪」

梓「遊びに行くわけじゃないんですよッッッ?!」

さわ子・唯「水着~~~♪スイカ割り~~~~~~♪花火~~~~~~~♪」 
澪「諦めろ………梓ッ…」
梓「………………ハイッ」


範馬家 

さわ子「とゆう事で、新婚旅行も兼ねてのけいおん部合宿が決まりましたッッ」
唯「海ッスッゴイ楽しみだよ~~~~♪」

憂「私も行きたいよ~~~~~……」

さわ子「勿論!!憂ちゃんも一緒よ♪」

勇次郎「海……鯨……鮫……悪く無いな………行くかッッッ」

唯・憂「やったぁ!!」


その夜 

さわ子「ねぇ………アナタ…………」

勇次郎「…どうした?」

さわ子「今更、私が言うのもなんだけど………」

さわ子「新婚旅行に行きたい所………アナタにも考えがあったんじゃ無いかって……」

勇次郎「確かに……あったはあったッッッ………だがお前が行きたいとッッ……唯達も行きたいという所ならばッッ……」 

さわ子「…………………」
勇次郎「そこ以上の場所があるわけ無かろうッッッ……それに………何時でも行きたい所を言えば俺がいくらでも連れていってやるッッッ」

さわ子「ありがとう………アナタ………」ギュ…

さわ子「そうだ………後ね……言わなきゃならない事が有るの………」ギュ……
勇次郎「言ってみろ……」ナデナデ 

さわ子「子供が………出来たみたい………」ギュ…

勇次郎「そうか……大事に……大切に……育てよう………」ナデナデ 

さわ子「………アナタは……本当に……優しくて…大きくて……世界一強い………自慢の夫よ………」ギュ………

勇次郎「お前も………自慢出来る……俺の大事な……女だッッッ…」ナデナデ

さわ子「愛…してる……」
勇次郎「俺もだ………」

――

唯(きゃ~~~~~♪お父さんとさわちゃんラブラブ過ぎだよッッッ)ニヤニヤ
唯(夜中トイレに起きてみれば………いや、良いものみたよッッッ)ニヤニヤ

憂(しかも赤ちゃんがッッッ……やったね!お姉ちゃん!!)ニヤニヤ 

唯(……憂?!…まぁ良いや、我が家は幸せだね~~~~♪)ニヤニヤ  

憂(そうだねッッッ幸せだよ~~~~♪)ニヤニヤ

勇次郎「早く寝ろ……」

唯・憂(~~~~~~?!いつの間に後ろにッッッ?)


勇次郎(大事に……大切に……育てよう……かッッ)
勇次郎(思えば刃牙には何一つ……父として……肉親として………大切にした事が……愛した事が有ったかッッ?)

勇次郎(甘くなったな………俺も……戦士である前に……一人の父親という事か……)

勇次郎(ならばしてやれる事は一つ…………刃牙が俺に挑むその時に……全力で応えるだけだッッッ)

勇次郎(こんな不器用な親父で………不器用にしか愛せない男で……許せ…刃牙ッッッ)


合宿3日前 

さわ子「アナタッッこの水着はどうかしら?」

勇次郎「………良く似合ってるぞ……然し………」

さわ子「なぁに?」

勇次郎「俺なんかより……唯達と選んだ方が良かったんじゃないか……?」

さわ子「アナタに選んで欲しいのよ……アナタの為に着るんですものッッ」

勇次郎「さわ子………」

勇次郎(だが周りから見たら何て思われてるか解らんな………女性専用水着コーナーにこんな男が居るなんてッッッ)

さわ子「ちょっと別のヤツ見てくるね♪」

勇次郎「あぁ…」

勇次郎「~~~~!!」ゾワワワ 

刃牙「やっぱり親父か………」

勇次郎「貴様ッッッこんな所で何をしている……」

刃牙「それは、俺のセリフッッッ何で親父がこんな所にッッ?」

勇次郎「嫁と買い物だ…」
刃牙「俺も梢に付き合わされてここに………」

勇次郎(なんという、偶然ッッッ……ならば……)

勇次郎「飯でも食いに行くか……刃牙よ?」

刃牙「え………?!」

刃牙(あの勇次郎が………一緒に飯だってッッッ?!)

刃牙「…………どうしたもんか、普通の家庭の普通の親子ならありきたりなこの会話も……アンタと俺じゃあり得ない話ッッッ」

勇次郎「…………………」
刃牙「だが……それはソレで良いんだッッ、親父とゆっくり飯を食うッッッ……俺はソレを求めてた……」
刃牙「嬉しいよ………親父…………」ウルウル 

勇次郎「刃牙…………」

刃牙「わかったッッッ、飯を食いに行こう……一緒にッッッ」

勇次郎「あぁ………」

勇次郎(これでも俺には精一杯だ………刃牙よ………お前もまた俺の子という事か………)


そして……

勇次郎「初めてだな……ちゃんとした所でッッ……共に飯を食うのは………」

刃牙「そうだね……未だに信じられないよ………この状況がッッ………」

ウェイター「ご注文をどうぞ……」ブルブル 

勇次郎「ステーキ十人前ッ」

刃牙「同じく十人前ッ」

ウェイター(え~~~~~~?!)

勇次郎「ミディアムレアで焼けッッッ」

刃牙「俺はウェルダンでッッッ」

ウェイター「かッ、かしこまりましたぁ~~~~!!」

―――

ウェイター「お……お待たせしました……」ごと 

勇次郎「うむ……」

刃牙「美味そうだ……」

勇次郎・刃牙「いただきますッッッ」

勇次郎「…………美味いな……」モニュモニュ

刃牙「あぁ………美味い………」モニュモニュ

勇次郎・勇次郎「唯達と刃牙やジャック………何故こうも差が開いたか………」

刃牙「言わずもがな、アンタが原因だろうッッ」

勇次郎「………スマンな刃牙……」フッ


刃牙「………親父…消えちまったか……」

勇次郎(俺は何と罪深い親だろうか………)

刃牙(スマナイ親父………本当に不器用な息子でッッ)


自宅
勇次郎「ただいまッッッ」
さわ子「お帰りなさい♪」
勇次郎「あぁ……スマンが寝る………」

さわ子「………アナタ…?」

さわ子(様子が……変ね………) 刃牙「……………………」モニュモニュ

勇次郎(何を話したらいいんだ………)

勇次郎(俺と刃牙は親子………ならば唯達と話す様にすればッッッ)モニュモニュ

刃牙「なぁ………親父…」モニュモニュ
勇次郎「なんだッ………」モニュモニュ
刃牙「新しい嫁さんはどうだい……?」モニュモニュ

勇次郎「順調だ……お前の兄弟がまた増えるぞッッ」モニュモニュ
刃牙「それは良かった……だが、今の状況じゃ俺の母さんが余りにも浮かばれないッッッ!!」モニュモニュ

勇次郎「アイツは俺に挑んだ……お前を守るため……母親としてッッ」モニュモニュ

勇次郎「一度俺に挑んだものは例え何があろうと殺す………それは肉親でも同じ事………」モニュモニュ

刃牙「確かにそうだッッ……しかし…俺にとってはただ一人の母親なんだッッ」
刃牙「アンタが俺のただ一人の父親であるようにッッッ!!」


寝室 

さわ子「アナタ……何があったの……」

勇次郎「……………息子にあった……」

さわ子「…そう…なの…」
勇次郎「お前には……まだ話してなかったが………俺はアイツの母親を殺した…………」

さわ子「…………………」
勇次郎「自分の女を………この手でッッッ」ふるふる
さわ子「………………」ギュ……

勇次郎「俺は…………俺は………」ふるふる 

さわ子(男としてあんなに強い背中が……今は……父親としては……何と弱々しい…………)ギュ~~


合宿当日!!

さわ子「綺麗な海ね……アナタ……」ギュ…

勇次郎「あぁ……綺麗だ……」ナデナデ 

律(いくら新婚でもラブラブ過ぎじゃないかッッ?)
澪「今日は暑いな………」
梓「澪先輩、それはどんな意味で?」

紬「素敵ね~~♪」ウットリ

唯・憂「海だ~~~~~~~~ッッッ♪」きゃっきゃっ

紬「ここが話していた別荘よ♪」

律「広いなッッッ」

澪「いつも悪いなムギ…」
唯「ムギちゃん流石~~~♪」

梓「じゃあ早速………」

憂「海で遊ぼ~~~~!!」

唯・憂・律・紬「お~~~~~~~!!」

梓「………………練習を…」

澪「梓……………諦めるんだ………」

梓「………………はい…」

勇次郎「梓よ…………」クスクス

梓「ハイィ?!」

梓(いつの間に後ろにッッッ?!) 

勇次郎「なんだかんだでアイツらもヤル時はヤルんだ………今は死ぬ気で遊んで来いッッッ」ニタァ~~~
梓「……ハイッッッ」

さわ子「アナタ~私達の部屋あったわよ~~~ッッ」ギュ!
勇次郎「わかった……行くぞッッ」ナデナデ 

梓(先生……幸せそうだな………私もあんな夫婦に………)

澪「梓……私達も行くかッッッ」

梓「そうですねッッ行きましょう!!」



唯「うわ~~~~~~い♪」

憂「お姉ちゃん待って~~~~~♪」

紬「楽しいわぁ♪」

律(今気がついた……唯と憂ちゃん………背中だけ妙に……引き締まってる?)
澪「どうしたんだ律ッ?」
律「いや………なんでも無いよ……それよりビーチバレーやろうぜッッッ」

梓「やりましょうッッッ」
勇次郎「ビーチバレー……か……」ニタァ~~~~

さわ子「私達もやりましょうッッッ」ギュ…

律「唯~~~!憂ちゃん~~~!ムギ~~~!ビーチバレーやるぞ~~~!!」
唯「ビーチ………」ゾワワワ

憂「バレー………」グニャ~~~~

紬「ビーチバレーなんて初めてだわぁ♪」

澪「あの姉妹の様子が変だな…………」

梓「妙なヤル気を感じます…………」

勇次郎「体を動かすもんには本気になる………まさに俺の娘達だ……」クスクス
さわ子「今は私達のッッでしょ!」むーッ!

勇次郎「…そうだな………今は俺達の娘達だッッッ」

勇次郎「チームはどうする………」

律「けいおん部たい範馬家でいいんじゃないかッッ」
唯「じゃあ私はけいおん部チームに入るよッッッ」

澪「そうすると人数が3対5になるんだ………」

勇次郎「ハンデとしては丁度いい…………」クスクス
憂「お姉ちゃん負けないよッッッ」グニャ~~~

唯「勝負だね!憂ッッッ」グニャ~~~~

梓(サッカーのリベンジですッッッ)

紬「楽しみですねぇ♪」

さわ子「そうね~~~♪」
勇次郎「では………始めいッッッ!!!」

澪「いくぞ~~!」ボンッ
憂「サーブ……ならばお父さんにトスッッ!!」ポン
勇次郎「さわ子………打てッッ」ポン

さわ子「任せてッッッ……キャオラッ!!」バシッ!
律「簡単にはヤラセないぜッッッ」バシィ

紬「はいッッ唯ちゃんシュートよ♪」ポン

唯「きたきた♪……邪ッッッ!!!」バシュッッ!!
さわ子「あらら………」

梓「唯先輩ナイスですッッッ!」


けいおん部チーム1点 

範馬家チーム0点


勇次郎「唯のヤツ……中々にヤリやがる………」クスクス

律「それ!サーブッッ」ボン 

さわ子「アナタッ!」ポン
勇次郎「憂……やってみろッッッ」ポン 

憂「うん!!チェリアアァァァッッッ」ズバッシュ!
チュドン!!

梓「うわァ?!」

澪「ボールが…めり込んでる………」

唯(憂……やっぱり強いねッッッ)

勇次郎(憂もヤリやがる………)ニタァ~~~~

さわ子「アナタ!サーブやってみてッッッ」

勇次郎「おう……じゃあやるぞッッッ」ヒュララララ
紬(やけにゆったりとした動き………)

梓(リラックスしてる………?)

唯・憂(まさかッッッ……………)

勇次郎「邪ッッッ」カッ!
ズズズズンッッッ!!!

澪・律「~~~~~~~~~~?!」

勇次郎「悪いな……ボールが無くなっちまったか………」クスクス

唯・憂(やはり消力ッッッしかもスゴいレベル……)
律「あ………あぁッ、気にしないよ……」

澪「次は何するか………」
紬「私ッスイカ割りがやりたいわぁ♪」

梓「そうですッッ、私もスイカ割りやりたいです!!」

さわ子「スイカはあっちに一杯あるわ~~♪」

勇次郎「ヤルか………スイカ割りッッッ」ニタァ~~

澪「スイカ割る棒かなんかないか……?」

律「う~~~~ん………」キョロキョロ

梓「無さそうですね……」
唯・憂「お父さん!!」

さわ子「アナタ!!」

勇次郎「クスクス……任せておけ………」ニタァ~~
勇次郎「これか………邪ッッッ」ガガガガッッ

勇次郎「こんなもんでいいか…………」ニタァ~~~
紬「岩を切り崩して棒にするなんて………素敵だわぁ♪」

さわ子「流石アナタッッ素敵♪」ギュ~

唯「お父さんスゴい!!」ギュ~

憂「私も~~~~♪」ギュ~

勇次郎「ニヤニヤ」

澪(唯のお父さん頼もし過ぎるだろッッッ)

梓(相変わらず人間離れした事をあっさりと……)

律「よしッッッスイカ割り大会始まりだ~~~!!」


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