音楽室 

律「唯のお父さん恐すぎたな…………」

紬「私なんか記憶が飛んでるわ…………」

さわ子「……………まさに鬼よ……ホント」

みお「見えない聞こえない見えない聞こえない」ブルブル

梓「人間では無いです、間違いなく…………」

唯「着いた~~~~♪」ガチャ

律「おーす、唯」

憂「おじゃまします……」
梓「憂!」

紬「お茶たりるかしら………」

唯「今日はねぇ、せっかくだからお父さんに来て貰いましたッッッ」

勇次郎「邪魔をする……」
律、みお、梓、紬、さわ子(~~~~~~~~~~~~~~~~~?!!!!)
ガシャーン!!

律「ムギイィィィ!!!」


勇次郎「ん……?貴様は確か唯の……」

さわ子「はっ、ハイぃ!!担任のさわ子と申し上げます!!!」

唯「さわちゃんは軽音楽部の顧問でもあって、とても優しいんだ~~~~♪」ニコニコ

勇次郎「そうか……娘がいつも世話になってるな、こんな間の抜けた性格じゃあ色々と迷惑を掛けてるとおもうが………」

さわ子「い、いやいや唯ちゃんはとってもいい子ですよ!!」

唯「誉められた~~~♪」
憂「やったね!!お姉ちゃんッッッ」

勇次郎「そ、そうか……」ニヤニヤ

梓(娘が誉められたからって嬉しそうだな、お父さん!!)

勇次郎「そういや……挨拶がまだだったな……唯と憂の親父の範馬 勇次郎だ」
勇次郎「唯、コイツらの名前を教えてくれないか?」
唯「いいよ~♪先ずは部長のりっちゃん!!ドラム担当だよ!!」 

律「ど……どうも」ペコッ
唯「次に澪ちゃん!!ベースが上手いんだ♪」 

澪「ハ、ハハ……初めまして……」ブルブル

勇次郎「澪よ………」

澪「は、は、は、ハイぃ?!」ビクゥッ 

勇次郎「怯える事など無い……心を強く持てッ」

澪「………ハイ!!」

唯「次はキーボード担当のムギちゃん!!いつも美味しいお茶やお菓子をくれるんだ!!」

紬「は、初めまして、琴吹紬と申します……」

勇次郎「琴吹グループの娘か………親父に宜しく言っといてくれッ」

紬「はいッ」
紬(父がいつか言っていた地上最強の生物……まさか本物に出会うなんて……)
唯「最後にあずにゃん!!ギターが凄く上手いんだよ!!」

梓「さっきはどうも……」
勇次郎「ほぅ……中々見所のある奴らばかりだな………」ニタァ~~~

勇次郎「いい部活だな…」
唯「うん!!」

さわ子「せっかく来て頂いたんだし……演奏を聴いて貰らったら?」

唯「そうだよ!!お父さん、憂、演奏するから聴いてってッッッ」

憂「うん!!」 

勇次郎「ほぅ………楽しみだ……」ニタァ~~~

律(ちょっと恐いけど……大丈夫だ!!)

澪(いつも通りに………)
紬(楽しみながら……)

梓(ヤレばいいッッッ)

唯「いっくよ~~!!ふわふわ時間♪」


演奏終わりッッッ

唯「どうだった?!」

憂「上手だったよお姉ちゃん!!」

唯「エヘヘ~~~♪」

勇次郎「唯よ………」

唯「何々?!お父さんッッッ」

勇次郎「確かに素晴らしい演奏だったが……三回ほどミスを犯したな………?」
唯「良くわかったねッッお父さん!!」

勇次郎「ギターを弾いてるお前の微妙な変化で解る事………」

律(いやいや、解らんだろ………)

勇次郎「手本をみせてやる…………ギターを貸せッッッ!!」

澪「か、歌詞を書いてきたんですけど……」

勇次郎「ドレ… 見せてみろッ」ガサ

勇次郎「…………」ブルッブルッ

勇次郎「馬鹿かッッッ!!!!貴様ッッッ!!!!!」バリリィイ!

澪「ひィイイーー~ッッッ!!!」

唯「お父さんギター弾けるの?!」

憂「私も初めて見た………ギター持ってるお父さん」
勇次郎「弾いた事など無いが………大体は解る…」

さわ子(それにしても…)
律(あのギター………)

澪(唯のお父さんが持つと………) 

紬(凄く小さくみえる…)
梓(似合わない…………)
勇次郎「いくぞ……邪アッッッ!!!」ギュワッ!!
勇次郎以外の全員「~~~~~~~!!!」

さわ子(こんな事が…………)

梓(あっていいの……?)
律(初めてとか冗談だろ…………)

勇次郎「~~~~~~ッッッ♪♪♪」ギュイインッ

澪(上手いなんてもんじゃない………)

紬(なんて力強い演奏…………)

唯・憂(お父さん何でもできるんだな~~~)

勇次郎「邪ッッ♪♪………終わりだ………」

唯・憂「お父さん凄いよ~~~♪」ダキッ 

勇次郎「中々に楽しめたな………ギターも悪くないッッッ」ナデナデ 

さわ子「感動しましたわ………本当に初めてで…………?」

勇次郎「あぁ………ギターなど触れた事もなかった………」

梓「あ、あの!!」

勇次郎「………なんだ?」
梓「私にギターを教えて下さい!!」ペコッ

勇次郎「いいだろう………だが、今日はもう遅いからな………今度教えてやる」ニタァ~~~~~

梓「有り難うございますッッッ」

勇次郎「さて………帰るか………」

さわ子「そうだ!!せっかくだし皆でご飯に行きましょう♪」

律「それは良いな!」

紬「わぁ、とっても楽しみだわぁ♪」

澪「唯達も来るんだろ?」
唯「え~~~~~と……」
勇次郎「行って来い……」
憂「いいの?お父さんッッッ」

勇次郎「構わない……楽しんで食って来いッッッ」

唯・憂「うん!!」


梓「お父さんも一緒にどうですか?」

唯「そうだよ!一緒に行こうッッッ」

勇次郎「しかし………」チラッ

さわ子「せっかくだし、お父さんもどうぞ♪」

律「皆も別にいいだろ?」
澪「あぁ、構わないよ」

紬「喜んで♪」

勇次郎「…………わかった……」

唯・憂「やったぁ!!」ダキッ 

勇次郎「たまには……良いだろ………」ナデナデ

勇次郎「場所は行きつけの料亭でも構わんか……?」
さわ子「料亭はちょっと…………」

勇次郎「今日は俺の奢りだッッッ」

さわ子「行きますッッッ!!」

律(うわぁ……………)

梓(さわ子先生…………)
唯「料亭~~~~~♪」

憂「楽しみ~~~~~♪」
澪(あのお父さんから良くこんな娘が………お母さんがあんな感じだったのか?)

紬(羨ましいわお父さん…………あんな可愛い姉妹と毎日一緒なんて……)


勇次郎「~~~~~~~?!」ゾワワワワ

唯「どうしたの?」ギュッ
憂「お父さん?」ギュッ

勇次郎「……………先に行ってろ…少し用事が出来た…………」

さわ子「え………わかりました。」

唯「先に行ってるよ!!」
憂「待ってるからね!!」
勇次郎「あぁ……………」 
勇次郎「久しぶりだな…………息子よ………」

勇次郎「こんな所までなんの用だ………出来損ないが………」

ジャック「娘には随分と甘い様だな…………」

勇次郎「寂しくなったりでもしたのか?」クスクス

ジャック「オレは貴方に愛情というものを貰った事がない…………だからこそ強くなったッッッ」

勇次郎「女々しい奴が…………ッッッ」ギリッッ!!
ジャック「好きに言えば良い………行くぞ!!!」ゴアッ

勇次郎「~~~!!」ギャド!!!

ジャック「~~~~~~?!……………」ドサッ

勇次郎「なんと情けない事か………恥を知れッッッ!!!」

「実の息子に………ひでぇ親父だなッッッ」

勇次郎「貴様もか………刃牙ッッッ!!」ゾワワワワ
刃牙「待て!今日はやらねぇよ……ソレより待たせてるんだろ?唯と憂を……」
勇次郎「あぁ……………」
刃牙「早く行きなよ……俺はジャック兄さんを病院に連れてくからさ……」

勇次郎「フンッ」

刃牙「唯と憂に宜しくな」
勇次郎「………わかった」ザッザッ

唯「お父さん遅いなぁ~~~~~」モニュモニュ

さわ子「用事があるって言ってたけど……美味いなこの酒ッッッ」ぐびぐび

律「さわちゃん……飲み過ぎだぞッ」モニュモニュ

憂「お父さん………」モニュモニュ

梓「大丈夫だよ!最強のお父さんなんでしょ!!」モニュモニュ

憂「…………うん!!」モニュモニュ

澪「めふん………美味いなこれ」モニュモニュ

紬「とっても美味しいわぁ♪」モニュモニュ 


勇次郎「遅くなった……………」ガラッ

唯「お父さん遅いよぉ~~~~」モニュモニュ

憂「心配したよッ本当に!!」モニュモニュ

勇次郎「スマンな……ジャックと刃牙に会ったもんでな……」

唯・憂「え?お兄ちゃん達に会ったのッッッ?!」

勇次郎「あぁ…………」モニュモニュ

律(兄貴いたのかよ……!!!)モニュモニュ

梓「お兄さん………いたんですか?」

唯「うん!!ジャックお兄ちゃんと刃牙お兄ちゃんだよ!!」

紬「とっても強そうなお兄さんね♪」

憂「お父さんみたいに凄く強いんですッッッ」

澪(一家そろって変人だらけか………)モニュモニュ
さわ子「いやホント、マジイケるなこの酒………ヒック……」ぐびぐび

さわ子「オイッ勇次郎~~飲んでるか~~~ヒック……」酔っ払い

勇次郎「~~~~~?!!貴様ッッッ」

さわ子「エフッ!エフッ!アハハハハハッッッ………どんどん飲め飲め!!」ヒック

勇次郎「ぬぅ………」ぐびぐびぐびぐび

唯「さわちゃん楽しそうだね!!!」

憂「そうだねお姉ちゃん!!」

梓(さわ子先生……ご冥福を祈ります………)モニュモニュ

さわ子「グーグー…………」ZZz

唯「さわちゃん寝ちゃったね~~~♪」

律「ほっとけもう……ソレよりお腹いっぱいだよ」

澪「美味しかったです。」
紬「有り難うございましたッ」

勇次郎「気にするな………久しぶりに楽しい食事だった……」

憂「毎日、私達と一緒に食べるご飯は楽しくないのッッッ?」ブー

勇次郎「娘達と食う飯が一番に決まってるだろう、言わせるな恥ずかしい………」カアッ

梓「お父さん、顔が赤いですよ!」クスクス

勇次郎「~~~~~ぬぅッッッ」

律「さわちゃんどうすっか?」

勇次郎「俺が持とうッッ」ひょい 

澪(か……片手で……)

唯「さわちゃんのお家わかんないよぉ~~~?」 

勇次郎「今日は家に置いとく………明日は休みだしな………」

憂「そうだね!それがいいよ!!」

紬(何もなければいいけど………)

勇次郎「帰るぞッッッ」


帰り道 

唯「楽しかったね~~♪」
憂「先生も幸せそうな寝顔だよ!!」

さわ子「クスクス……グーグー……クスクス…」

勇次郎「あんだけ俺に突っ掛かった女は初めてだ…………」ニタァ~~~

唯「お父さん…………?」ゾワワワワ

憂「ダメだよ…………?」グニャ~~~~~

勇次郎「~~~~~?!………わかってる………」

勇次郎(この姉妹も恐ろしくなったもんだ………親父としては複雑だな………)
唯・憂・勇次郎「ただいまッッッ」


翌朝 

さわ子「…………んッ………ここは?………」ポケー 
勇次郎「起きたか……………」ズイ 

さわ子「ひゃッ?!あれ、私…………」

勇次郎「酔いつぶれた貴様を俺が家に持って帰った…ッッッ…」 

さわ子「え?!……」

さわ子(恥ずかしい~~~ッッッ)カアッ

勇次郎「………水だ」コト
さわ子「有り難うございます…………」

さわ子「唯ちゃん達は…?」ぐびぐび 

勇次郎「まだ寝てる……よほど楽しかったのだろうな……」

さわ子「そうですか………素敵な娘さん達ですよね、本当に羨ましい……」

勇次郎「あぁ…………俺の全てさ………」

さわ子「…………………」
勇次郎「なんだ………?」
さわ子「なんで唯ちゃん達が貴方を大好きか、今わかった様な気がします。」クスクス

勇次郎「なんだそれは…」
さわ子「だって貴方たら、唯ちゃん達の話するときだけ本当に優しい顔になってるから!」クスクス

勇次郎「~~~~~~~~ッッッ」カアアアアッッ

さわ子「じゃあ私はこれで失礼しますッ」

勇次郎「気ぃ付けて帰りな…………」

さわ子「おじゃましました!」ガチャッ

勇次郎「中々に面白い女だったな………」クスクス

唯「お父さん~~~おはよー………」むにゃむにゃ 
憂「おはよー………」むにゃむにゃ

勇次郎「顔洗って来いッッッ」

唯・憂「は~~~い……」
勇次郎(目覚めの悪さは誰に似たのか………俺か?)

さわ子(恐いかんじの人だったけど……中身はとっても良い人だったわ……)

さわ子「私もあんな人を見つけられたらなぁ………」はぁ……

…「……………」がさッ 
さわ子(何の音?!)ビクッ

……「………………」がさッッがさッッッ

さわ子「…………え?…キャアアアアッッッ!!!」
…「…………………」ひょい がさッ

刃牙「~~~~~!!この感じ………」

ジャック「アイツか……………?」

勇次郎「~~~~~~来たか……」ゾワワワワ

勇次郎「行って来る!!」ザッ!!

唯「何処に………って行っちゃった………」


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