16:00 

憂「本当に私残らなくて大丈夫?」

唯「大丈夫だよー、たった一日なんだし」

唯母「じゃあ唯、行って来るからね」

唯母「ご飯は冷蔵庫にあるシチューを温めて食べるのよ?」

唯「はーい!じゃあみんないってらっしゃい!」

バタン!


憂「うぅ…心配だなぁ…」

唯父「全く憂は心配性だなぁ、大丈夫だよ」

唯母「夏休みだからってハメを外しすぎなければいいのだけれど」



――――――――――

18:37

聡「じゃあ姉ちゃん行ってくる!」

律「泊まりで遊ぶんだからあんまり騒ぐんじゃないぞ?」

聡「わかってるよ!姉ちゃんこそ今日家一人だからって騒ぐなよ?」

律「一人で騒ぐか!!」

聡「あははじゃあ行ってきまーす」ガチャ


律「…」

律「今日はみんな出かけてて私一人か~」

律「今日は一人を満喫するかなー」

グー

律「…ご飯食べよ」



20:32

唯「あははははこのお笑いコンビ最高ー!」

唯「あ、もうお風呂湧いた頃かな?入ってこようっと!」

――――――――――



律「ぷはぁぁ!やっぱり風呂上りのコーラは最高だなー!」

律「次はアイスっと…」

律「げ…無い…」

律「まぁいっか、アイスくらい」

律「…」

律「せっかくだし、涼んでくるついでにコンビニ行って買ってくるか」

――――――――――



唯「あー!気持ちよかったぁ!」

唯「それじゃ、アイス♪アイス♪」ガラッ

唯「あれぇ…おかしいなぁ…」ゴソゴソ…

唯「うそ!?アイスがないよ!」

唯「これは一大事だよ!」

唯「買ってこないと!」タッタッタ

唯「ととっ鍵はしっかり掛けないとね!」カチャ

唯「今行くよアイスー!」タッタッタ…



21:23

アリガトウゴザイマシター

律「無駄にお菓子買い込んでしまった…」

律「なんかつい買っちゃうんだよなぁ」

律「とにかく帰ろっと」



田井中家 玄関

律「さてと」ゴソゴソ

律「…あれ?」

律「鍵がない!?おっかしいなぁ確かに右のポケットに…」ゴソゴソゴソ

律「もしかしてどこかで落としたか…?」

律「とりあえず買ったものはドアノブに掛けておいてと…」ゴソ

律「来た道戻って探してみよう。アイスが溶ける前に…ちょいと急ごう!」

――――――――――



唯「うふふアイス三つも買っちゃったぁ」

唯「でもいっぺんに全部は食べられないから半分づつ食べようかなぁ」

唯「残りは憂にあげよう!喜ぶかなぁ」

ポロッ チャリン!

唯「?」

唯「あ、カギカギー!危なかったぁこれないと家に入れなかったよぅ」

唯「んしょっと」ポロッ

唯「あぁっ!?」チャリン!ヒューーン…ポチャン!

唯「あ…あ…!」

唯「どどどどうしよぅ!?」

唯「下水道に落ちちゃった!?」

唯「あわわわわ…!」



21:44

律「うーん見つからねぇ…」

律「アイスはさすがに諦めるとして」

律「つーかまじでどうしよう…」

律「澪ん家にでも泊めてもらうかな?」

律「それじゃ早速連r…」

律「…」

律「携帯、家に置きっぱだ」

律「うわーん!どうしよ!」

律「あ!公衆電話で…」

律「いやでも番号なんていちいち覚えてないし…」

律「直接家に…でもこの時間からピンポンは非常識だよなぁ」

律「とりあえずもう一度念入りに鍵を探すかぁ…」


律「ないなぁー…」

律「ん?」


??「…」


律「(なにやってるんだあの人?しゃがみ込んで)」

律「(もしかして具合でも悪いのか…?)」


??「……」モグモグ

律「あのー…大丈夫ですか…?」

唯「ふぇ?」

律「え…ゆっ…唯ぃ!?」

唯「あれー?りっちゃんどうしたのこんなところで?」

律「どうかしたの唯のほうだよ!なにやってるんだこんなところで?」

唯「あぁ、アイス溶けちゃうの勿体ないから食べてたんだぁ」

律「??」

唯「実はカギを落としちゃって家に入れなくなっちゃってて…えへへ」

律「えっ!?唯!お前もなのか!?」

唯「え…まさかりっちゃんも!?」

律「…」

唯「…」

律「ゆいいいいい!!」ガバッ

唯「りっちゃぁぁん!!」ガバッ



・・・・・・・・・

唯「りっちゃん、どうする?」

律「唯携帯あるだろ?澪に連絡して泊めてもらおうぜ!」

唯「澪ちゃん家いきなり押しかけて大丈夫かなぁ」

唯「とにかく連絡してみるよりっちゃん隊員!」

律「任せたぜ!」

唯「ん…あれ…」

律「…まさか」

唯「ごめん携帯、家に置きっぱなしだったよ…」

律「そうか…」

唯「無念なり…」

唯「あ、とりあえずアイス食べよ!はい、りっちゃん!」

律「あ…ありがと」

唯「一人じゃ食べ切れなかったし遠慮しなくていいよ?」

律「ははっこんなときでもほんと唯らしいって言うかなんていうか…」

律「よしっ!アイス食べたら作戦会議と行くかー!」

唯「おー!」



・・・・・・

律「漫画喫茶で寝るって言うのは?」

唯「この辺にあったっけ?」

律「ん…それもそうか…」

唯「あっ!りっちゃん隊員!」

律「おっなんか浮かんだか!?」

唯「私ファミレス行きたい!」

律「ファミレス行ってどうすんだよ!」

律「全く、期待してみたら……」

唯「あ、あんですとー!」

律「だー!ウソだって冗談!」

律「そんなに怒るなってー、な?このとおりっ!」

唯「私はただずっと立ち話も疲れるからゆっくりと作戦会議したかっただけだもん」プイッ

律「まぁ確かにそれも一理あるな」

律「じゃあその辺の店に入るか」

律「いやぁそれにしてもさすが唯!良いこと思いつくなー!なんて…」

唯「…」プイッ

律「…アイスおごるよ?」

唯「りっちゃん…」

律「ってたった今食べたばっかだしさすがにいらないか、あはは…」

唯「心の友よっ!」

律「(なにぃぃぃ!?)」



22:11 ファミレス

律「よし、じゃあ作戦会議といくかー!」

唯「あ!私ジュースおかわりいれてくる!」

律「っておいっ!まぁいいや、私もついでに入れてこよ」



23:07

律「それマジ?」

唯「でさぁ、そのあとにね…」

律「ん……?」

律「…はっ!?」

唯「どうしたのりっちゃん?」

律「こんなこと話してる場合じゃないんだった!忘れてた!」

唯「そういえば忘れてねぇ、でへへ…」

律「それでだ…どうする?」

唯「う~ん…どうする?」

唯・律「う~~ん…」



0:03

律「何も思い浮かばないままこんな時間になってしまった…」

唯「もう0時かぁ」

律「はぁどうすっかなぁ…」

律「とりあえず眠気覚ましにコーヒーでも飲むか…」

唯「そだね…じゃあ入れに行こう」


律「アイスにするかな、氷を入れてっと…」

純「あれ?軽音部の…」

律「あ、昔見学に来てた…」

唯「あれぇ純ちゃんこんな時間に会うなんて奇遇だね!」

純「こんばんは唯先輩」

唯「お、結構親しい感じなんだな」

唯「憂の友達だしね、たまにあずにゃんと一緒に家に遊びに来てたし」

唯「でもどうしたのこんな時間に?」

純「いや~ついつい話が盛り上がってこんな時間になっちゃって」

純「それでもうそろ帰るかーって話してたところです」

唯「へぇ、そうだったんだ」

純「先輩たちはどうしたんですか?」

唯「実はかくかくしかじか…」

純「あちゃーそんなことが…」

律「それでどうしようかって作戦会議してたら何も決まらずこんな時間だよ」トホホ…

梓「あれ…?律先輩?それに唯先輩も」

友A「知り合い?」

友B「あぁ梓の先輩だよね?」

唯「あ、あずにゃん!」


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