阿鼻驚嘆の地獄と化したけいおん部。

そこへ事態を収めるべく、ある人物が召集されていた。
和が極秘に手配していた同校の二年生の生徒である。

その人物はさわやかに微笑みながら音楽室の扉を開ける。
そして開口一番にこう挨拶した。



憂「こんにちわ。クズ集団。
  どいつもこつも馬鹿そうな顔だから吐き気がしてきそう」



梓「よおシスコン」

澪「よおシスコン」

紬「シスコンさん。ちーーっす」

憂「てめえら…」


憂「今すぐ全員の顔を殴りたいのを我慢しながら話すね。
  とりあえずさ、今回の騒動の原因って中野さんなんでしょ?
  なら中野をどうにかすれば終わりなんじゃないの?」

紬「ウホ?」

憂「ちょうどいいから全員でボコろうよ。
  中野の奴さ、昨日他校の男子にナンパされたって自慢げに話すのよ。
  …ちょっと顔が良いからって完全に調子こいてない?」

紬「たしかに。それは調子の乗ってるわね」

唯「え? 私しょっちゅうナンパされるんですけど。それって普通じゃね?」

澪「わ、私もたまにあるかも…」

紬「なんですって…!! てか平沢姉! 生きてたの?」

唯「うん。まあねクソ眉毛」

憂「自慢じゃないけど、私も昨年海に言ったときそれなりにナンパされた。
  うざいんだけどすこしうれしかった…かな」

紬「おいおい…ちょっと待って…待ちなさい…?」

唯「もしかしてナンパされたことないのって…」

澪「ムギだけ…?」

紬「いやああああああああああああああああああ!!」

憂「ふん。惨めなブルジョワね。まあその眉毛じゃ無理もないか」

澪「全くだな。こいつのせいでけいおん部の顔面偏差値が下がってる」

唯「あと田井中もじゃね? あいつも男か女か分かんないような顔しているし、
  ぶっちゃけデコ以外にどこか魅力あんの?」



憂「おい買女ども。それより中野はどこへ行った?」

澪「そういえば…」

唯「いない…?」

紬「いつもまに…」


けいおん部の可憐なる魔女達が紬いじめに勤しんでいる間、
ゴキブリあずにゃんに逃げる時間を与えてしまったのだ。

今回、中野は先輩達に大々的に喧嘩を売ったものの、いつでも
逃げる準備はしていた。将来のニート候補の先輩達を散在困らせた上で
退部届けを突きつけるつもりだったのだが、憂が出てきてしまっては
すでに手遅れ。梓とて平沢憂を敵に回すほどの馬鹿ではなかった。


唯「いつもまに…」

澪「いつもまに…」

憂「いつもまに…」


三人はドヤ顔で紬を見ながら言った。


紬「…心から…あなたたちをぶっ飛ばしたいです。心から」


紬は微笑みながらキレていた。微笑み眉毛である。



唯「それより中野を捕まえるぞ!!」

澪「そうだな。ムギのジョークに付き合っている暇はない」

憂「中野oooooo!!! 勝手に逃げやがってよおおおおおおおおおおお!!」



あずにゃん「はぁはぁ……ここまでくれば…もう大丈夫かな…」


梓は全力疾走していた。
ここは私鉄の駅構内。ホーム内にいる人たちから奇異の視線を浴びるが、
ゴキブリなので気にしない。喉がかわいたので売店でコーヒー牛乳を買うことにした。


あずにゃん「おいババア!! コーヒー牛乳だ!! 代金はあとで紬につけて…」

店員(見た目十台) 「誰につけるのですか?」

あずにゃん「うちの部の財布女にだよ!! いいからさっさとよこせ」

店員「いい加減にしなさい」

あずにゃん「え?」


店員は顔に張り付いたタイガーマスク(メス)をはがし始めた。
その中から現れたのは、梓がよく知っているデコビッチだった。


律「おまえはもうやりすぎた。これから音楽室へ連行させてもらうぞ」

あずにゃん「こいつ…。変装していたのか…。ただのトラだと思っていたのに」


梓「名だけのクサレ部長の指示に従う私だと思ったか?」

律「な、なにぃ!!」

梓「これでも喰らえ!!」


なんと、梓は忍者のような動きで律に忍び寄り、
十七回ほどセクハラした後、やってきた電車に乗って
まんまと逃げおおせてしまった。



梓「ぎゃはははははwww どいつもこいつも馬鹿ばっかり!!
  ざまみろってんだよ! ばーーーーーーか!!」


梓は電車内で下品に笑い続ける。数分ほど優越感に浸り続けていたが、
やがて眠くなってきた。


梓「あー。クソ女達と関わると本当に疲れるわ。お肌にも悪影響だし…。
  ったく。そろそろ転向しようかな…ふぁあ眠い」


眠ろうにも車内は満席だ。お菓子を食べている男の子を見つけたので、
因縁をつけて無理矢理席を強奪した後、ついでにお菓子も奪ってやった。
しかし、その菓子が『たけのこの里』だったのを確認し、激怒する梓。

なぜ『キノコの山』派の梓には、人前でたけのこの里を食べる男の子が許せなかった。
近くにいた彼の母親を十五分説教した後、目の前でお菓子を
踏みつけてグシャグシャにした



自宅にて。


梓「たっだいまぁ。つっても返事してくれる人なんていないんだけどね」

すたすたと食堂まで歩き、テーブル上の一枚の書置きを手に取る。


『ゴキブリ梓へ。帰りが遅くなるので夕飯は適当にすませておきなさい。母より』


梓「あのクソ親。どうせどっかの男と不倫でもしてるんでしょ」


梓はテーブルを盛大にひっくり返してから自室へ向かった。
六畳程度の背ない部屋だが、ゴキブリにはちょうどいいサイズだ。
コンポの電源を入れ、大音量で音楽を流し始める。
そしてベッドで横になって静かに目を閉じた。


梓「ふぁあ。このまま寝ちゃおうかな」


梓「結局退部届け、出せなかったな…。まあいいや。明日出せば…」

澪「よくないよ」

梓「な…」

澪「退部しちゃだめだよ」

梓「このビッチ…どうやってここに!?」

澪「梓の後をつけてきたの。梓の外見って虫にそっくりだったから分かりやすかったよ」

梓「ストーカーかよ!! 警察に通報するぞ!!」

澪「その前にパンツを返すよ。はい」


澪は使用済みパンツを手にしていた。
さらにブラジャーや靴下、上履きなども持っている。


澪「そっかぁ。梓ってけいおん部やめるつもりだったんだぁ」

梓「だからなんだっての!? あんな掃き溜め場、私に会うわけないじゃん!!
  平沢とかあのぶりっ子声聞いてるだけで殴りたくなるんですけど?」

唯「へぇ。私のこと殴りたいって?」

梓「のわああ!!? いたのかよ池沼」


唯はベッドの下からヌッと出てきた。
あらかじめ忍び込んでいたらしい。


唯「あずにゃん。昨日入部届けだしたばっかりだったのに…もうやめるんだぁ。へぇ」

梓「てめえら見たいな売女と一緒に部活やるのが嫌なだけなんだよ!!
  学際の時だけ真面目に演奏しやがるからすっかり騙されちまったじゃない!!」

唯「澪ちゃん。こいつそろそろ締めようよ? ひき肉にしてやりたい」

澪「まあ待てよ唯。後輩はこのくらい生意気な方がかえって可愛いさ」

澪「梓。仲直りしないか。私とおまえなら漫才カップルになれる。
  好きだよ梓。心から愛してる」

梓「気持ち悪いこというなよ!! 同性と付き合うつもりなんてないよ」

澪「ふ。冗談だよ。それよりさ。詐欺師・真鍋和がうちの部活をつぶしに
  かかってるんだ。部の存続のピンチなんだ」

梓「だからなに? まさか私に協力しろっての?」

澪「そのまさかだ。ただし、これは脅迫だ。逆らったらおまえの
  ケツの穴の処女をもらう」

梓「な…なんですって…?」



梓「まったく…本当にあんた達は狂ってるわ…」

澪「それは最高の褒め言葉だね。ちなみに、私はいつでも梓の処女を
  奪いたいと思っているよ。始めてあった時(昨日)から梓のことは気になってたのさ」

梓「そ、そう。え、笑顔で言わないでよ…」

澪「少しは私の恐ろしさが分かってくれたようでうれしいよ。さて、そういうことだから、
  また明日学校で会おうじゃないか」

唯「あくまで一時的な同盟だからね。あずにゃんのことはいずれ殺すから」


澪達はそれだけ言って去っていった。



翌日。梓は生徒会室に出向いていた。


梓「お、おはようございます」

和「あら…けいおん部の新入部員さんじゃない。
  基本的にここは頭の悪い生徒は出入り禁止なんだけど、何のよう?」

梓「せ、生徒会長さんに話があってきました」

会長「あら、私に用なの?」


会長は大人びた印象の人だった。
茶髪のロングヘアーを肩に垂らして凛としている。
優しくもキリッとした目つきから一定の知性を感じさせた。


梓「か、会長さんのアナルを開発しにきました!!」

会長「…!!」

和「…!!」


梓「すみません。嘘です。そんなに脅えないで下さい。キモイです。
  で、本題なんですけど、けいおん部をつぶすのはよくないと思います」

会長「けいおん部…?」

梓「あ、会長はご存知ありませんか。そこにる鬼畜眼鏡が
  水面下でけいおん部を廃部に追い込もうとしてるんです」

会長「真鍋さんが…そんなことを?」

梓「そうです。どうか助けてください。私たちけいおん部は善良な部活です。
  真鍋さんの魔の手に落ちる前に、どうか会長さんの力で私たちにご加護を…」

会長「…」

和「…」(このクソチビ…)

梓「…」


会長さんはしとやかな人物だった。女子高の中といえど、彼女は
知的で品位に満ちた人物として定評があった。そんな彼女は、
人の頼みごとを断れない性格でもあった。お人よしなのである。

どんな人のささいな悩みでも親身に聞いてくれる彼女を、周りの人は
リーダーとして慕ったのだった。そんな会長さんが、朝一で悩み相談に
来てくれた一年生を励ますため、優雅に微笑みながらこう言ったのだった。


会長「いいわよ。ただし、あなたのアナルを開拓させてくれたらね」

梓「…は?」

会長「私ね。ずっと澪ちゃんファンだったの。この私がなぜけいおん部の
    存在を認めていたと思う? 澪ちゃんがいるからよ。彼女の演奏が見たいから
    生かしておいてあげたの。あのニート集団をね」

梓「な…? そ、そんな…ことが…」

会長「でもね。私、今はあなたのことが好きになっちゃったかも。だって中野さんって…」


会長は梓の頬を触りながら話していた。


梓「ぴぎいいいい!!」


貞操の危機を感じた梓は、ペンギンのような叫び声を上げてしまった。
会長の指は冷たくて、人間の血が通っているように思えなかった。


会長「可愛いわねえ…。いいわぁ。一年生にこんな可愛い女の子がいたなんて…」

梓「あうあう……」

会長「見なさい。この白魚のような美しい肌を。あなたは澪ちゃん以上の器だわ。
    だから、私が開発してあげる。怖がらなくても大丈夫よ? ゆっくり時間を
    かけて開発してあげるから…ゆっくり…ゆーっくりね」

梓「う、、、うわあああああああああ!!」

会長「…!?」


梓は奇声を上げて暴れ始め、会長を押し倒した。


梓「や、やられる前にやってやるです!! おまえのケツの穴を先に掘ってやる!!」

会長「あらまあ。元気な子は嫌いじゃないわ。でも、ちょっとお痛がすぎたんじゃいのかしら?
    真鍋さん。中野さんを抑えなさい」

和「は、はい会長!!」


和は急いで梓を押さえつけ、その辺に落ちていた警防でこらしめてやった。
二度三度と殴られると梓は抵抗をやめて大人しくなった。


会長「中野さん。覚悟は出来てる? 生徒会の人間を敵に回した以上、
    あなたはタダでは済まないわよ?」

梓「ひぃぃ…怖いよぉおお…誰か助けてええええ!!」

会長「あらあら。お漏らししちゃったの? 本当に可愛い子猫さんね」


会長は微笑みながら梓の頭を掴み、思い切り床へ叩きつけた。
嫌がる梓の抵抗を押さえながら、さらに話を続けた。


会長「人の上に立つのって大変なのよ? 色々と責任が重くて…ストレスがたまるのよ。
    だから、あなたみたいな愚かな生徒を相手にウサばらししないとやってけないのよ」

会長「中野梓さん。今すぐ私の前で裸になりなさい。
   あなたの生まれたままの姿が見てみたいわ」

梓「…」


梓は大人しく従った。
会長の好機な視線に耐えながら、下着まで全て脱いだ。
会長は梓の肌を触ったり舐めたりしながら、身体の隅々まで調べ上げた。

梓はうつむいて下唇を噛みながらじっと耐えていた。
たまに会長の指がくすぐったくて声を発してしまった。
早くこの苦痛が終って欲しい。それだけを願っていた。


会長「きれいな身体ね…。穢れを知らない処女の身体だわ…」

梓「…もう許してください…もう二度と逆らいませんから…」

会長「うふふふ。いまさら遅いよ。
   次は四つんばいになって。犬のような体勢で私にお尻を突き出して頂戴」

梓「…」

会長「うふふ。ここからだと中野さんのお尻が丸見えよ?」

会長「梓ちゃんのここ、舐めてあげるね」

梓「あ…」

会長「じっとして…」

梓「だ、駄目ですぅ…そんな汚い所舐めちゃ……あっ…」

会長「うふふ。怖いのね。梓ちゃんが震えているのがここからでも分かるわ」


梓は会長のおもちゃにされた。
逆らえば側近の和に殴られ、大人しくしていれば会長の指で
延々と責められる。こじ開けられた秘所に吸い付かれ、
会長の唾液で汚されてしまった。

梓は現実で起きていることが信じられなくて、目を閉じて耐えていた。
同性の前で痴態を晒す屈辱は以上以上だった。


会長「お尻の穴を責めちゃおうかな?」

梓「ひぃい!! それだけは…」

会長「んー? どうしよっかな?」

梓「ど、どうかお許しを…」


会長「あはは。まあ私が許すわけないんだけどね。それ♪」

梓「きゃああ!!」

会長「ほらほら、どんどん入っていくよ?」

梓「い、いたたた……そんなに奥まで入らないよおおお…!!」

会長「ん? がんばって耐えてみなさい。私を押し倒した時の勢いはどこいったの?」


きつく閉じられた梓のアナルに新入していく会長の人差し指。
梓があまりにも痛がるので力を抜くようアドバイスし、ある程度の
深さまで進入できた。その状態で少しでも指を動かすと、梓が
今までとは違う反応を返してきた。


梓「んあぁ…あっっ……あっ……だめっ…」

会長「あれれ? 苦しそうだね中野さん。抜いて欲しい?」

梓「ああん……んん……あっ……ぬい……」

会長「なあに? よく聞こえないなぁ?」

梓「いじ…わる……んああ……誰か.……あっ…助けて…」



梓はその後も会長に犯され続けた。
永遠と続く苦痛に涙を流すと、会長をさらに喜ばせるのだった。

行為が終った後は、次の日から毎日生徒会室に来るよう
命じられ、会長専用のペットと化してしまったのだった。

廃部寸前のけいおん部だったが、梓のおかげで存続することが出来た。
唯達はというと…中野梓という生贄も知らず、
今日ものんきにお茶を飲んでいたのだった。

ただ一人を除いては…

紬「うふふ。けいおん部が廃部にならなくて本当によかったわ」





                                      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                       d⌒) ./| _ノ  __ノ
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                                      制作・著作 HTT