律「白いライオンがいるぞ」

レオ「やあこんにちは。僕はレオといいます」

律「ライオンがしゃべった!」

レオ「僕は人間の言葉を勉強したんです。」

律「ひゃー勤勉なライオンもいるもんだ」

レオ「ふふっ好きなことを学ぶのは楽しいものですよ」

律「なんか学ぶとかそういう次元じゃない気がするけど…」

レオ「僕は人間が好きなんです。好きなもののためならいくらだって頑張れますよ」

律「ふうん…そんなもんかな」

レオ「あなたにもいずれわかる日がきます。それじゃ、さようなら」



しんのすけ「おおっちょっと不良っぽい女子高生だー!」

律「なんだこのおっさんみたいな幼稚園児」

しんのすけ「オラ野原しんのすけ5歳! お姉さんどこからきたの? 納豆にはネギのせる?」

律「どこからだったかな…思い出せないや 納豆はあんまり好きじゃないな」

しんのすけ「お姉さん友達いる?」

律「わからないんだ 全部忘れてる」

しんのすけ「たくさん友達いそうだね! オラもたくさん友達がいるんだゾ!」

律「君は幸せだな」

しんのすけ「でも…もうずっとずっと会えなくなっちゃった友達もいるんだ」

律(まだ5歳なのにこんな哀しい顔をするなんて…)

しんのすけ「でもオラはいつかまた会えるって信じてる! 絶対絶対また一緒に遊べるって信じてる!」

律「しんのすけは強い子だな」ナデナデ

しんのすけ「あはー」ヘラッ

しんのすけ「お姉さんはこんな切ない思いを人にさせちゃだめだゾ」

しんのすけ「さようなら」



でっていう「お姉ちゃんwwwこんなところで何してんのっていうwwww」

律「恐竜?! 何してるのか私もわからないよ」

でっていう「わからないとかwwwお前ばかじゃねーのっていうwww」

律「なんだかうざいなあ」

でっていう「でもwww目的が分からなくてもwww何かするときってwwwあるよねwww」

でっていう「俺もwwwただ何となくしなきゃいけない気がしてwww赤ん坊を危険を冒してまで届けにいったりwwww」

律「よくわからないけど頑張ったな」

でっていう「自分以外のためにもwww動かなくちゃなwww」

でっていう「きれいごとだけどなwっていうww」

律「でもすばらしいことなんじゃないか?」

でっていう「お前がそう思ったってことwwwしっかり覚えておくといいっていうwww」

でっていう「じゃあなwww」



武士沢「むっ怪しい奴発見!」

律「また私?」

武士沢「とうとう正体を現したな怪人カチューシャン!」

律「ひねりねーな!」

武士沢「武士沢アターック!」

律「うわっとっと」

武士沢「なかなかやるな 俺は武士沢だ! 武士沢光沢!」

律「脈絡がない…」

武士沢「俺の夢はヒーローになることだ!」

律「いやきいてねーし…」

武士沢「子供のころからずっとこの夢を追いかけてきたんだ」

武士沢「怪人カチューシャンを倒せば完璧に俺はヒーロー!」

武士沢「覚悟だ!」

律「うそっ」

武士沢「とんでけさよならアタック!」



トム ギャッ!!

ジェリー ニシシ

律「なんだあれ…ネコとネズミが遊んでるぞ」

トム フギャー!

ジェリー アワワワワ

トム ウワッハッハ

律「めちゃくちゃ仲良しなんだな」

トム !

ジェリー !

律「こっちにきたぞ」

トム&ジェリー ニコッ

トム&ジェリー バイバイ



悟空「おっすオラ孫悟空! おめえはどっからきたんだ?」

律「わからないです」

悟空「おめえ突然現れたんだぞ~瞬間移動か?」

律「さっぱり…」

悟空「オラ今修行してんだけどよ、おめえも一緒にやるか? なんだか素質ありそうだぞ」

律「いえ結構です…なんで修行してるんですか?」

悟空「なんでって…オラは今よりもっと強くなってうんとつええやつと戦いたいんだ」

悟空「この宇宙にはいくらでもオラより強いやつがいる」

悟空「そいつらと戦うのを考えるだけでオラワクワクしちまうんだ」

律「すごいですね 私にはあんまりわかりませんけど」

悟空「おめえも考えるだけでワクワクしたり楽しみに思ったりすることがあるだろ」

悟空「オラはそれが戦うってだけだ」

悟空「それ以外は何一つ違わねえぞ」

悟空「じゃ気をつけてな!」





今のは夢…だったのだろうか?
あんまりよく思い出せないけど、なんだか楽しかった気がする。
それに、たくさん大事なことを教えてくれたきがするんだ。
なんだかまだねむたいなあ。


「りっちゃん!」

「りっちゃん起きてよ!」

律「んん…誰?」

「ひみつ! そんなことより無人島ごっこして遊ばない?」

律「なにそれ? どういう遊び?」

「あのね、ここを無人島だと思い込んで演技するんだよ!」

律「わたしにできるかなあ?」

「できるよ! さあスタート!」


……


「りっちゃん」

「どうしたのみおちゃん」

「なんだかさいきんりっちゃんやさしくなったね」

「なんだよーわたしがやさしくなかったみたいじゃん!」

「でもほんとに…なんだかあったかくなったね!」

「よくわからないよ」

「ふふっ」


私と澪は小学校、中学校、高校とずっと一緒に過ごしてきた
私が軽音楽部を再興した時も、無理やり部員として澪を入れた

そしてムギ、唯、梓

少しずつ人が増えていった

武道館ライブに向けてみんなで頑張って…





医者「とまあこの子はこんな人生を歩んでいくことになりますね」


…?


医者「幸せの典型ですね この子が途中何を思い何を感じたのかはわかりませんが」


何を言ってるんだろう?


医者「名前はどうされますか?」

医者「みんなが慕うように…彼女をルールに…律ですか」


わたしのなまえ?


医者「あはは、おもしろいつけ方ですね」

医者「いえ、馬鹿にしたわけじゃないですよ」


んん…よくわからないな

私は…いったいなんなの?


医者「予定日は8月中旬ですかね まだ詳しいことはなんとも」

医者「はいそれではまた1ヶ月後に」


ねむいや ねよう





医者「最近は便利なものができたなあ」

医者「人格形成を兼ねた将来のぞき見マシン」

医者「こんなので人が幸せになれるのか疑問だが」

医者「良い子が生まれるといいな」



Fin