律「おいーっす!」

梓「あ、お疲れ様です」

梓「あれ?他のみなさんは?」

律「あー、日直やら係りでちょっと遅れてくるってさー」

梓「そうなんですかっ!?」

梓「えーっ!!!じゃあ、暫くは二人っきりなんですねっ!!!!!」

律「わっ、なんだよ急に大きな声出してー」

梓「私、実は律先輩と二人きりになる機会を待ってたんですっ」

律「なんだ?私に何か話があるのか?」

梓「話といいますか、ちょっと見てもらいたいものがありまして」

律「見てもらいたいものー?」

梓「ちょっと待っててください、今バックから出しますねっ」

律「えー、なになにっ?まさかプレゼントとか!?」

梓「プレゼントと言えばプレゼントかもしれませんね」ゴソゴソ


梓「これですっ!」パッ

律「なんだその鎖?」

梓「鎌もついてますよっ」

律「えっ、なんか危ないなー」

梓「鎖鎌ですっ、かっこいいでしょっ!?ねっ?ほら、どうです?」

律「どうって言われても…お前、何でそんなモン持ち歩いてるんだよ?」


梓「」ヒュンヒュン

律「わっ、何やってんだよ、そんなもん振り回すなよっ!!!!」

梓「どうですっ?私どうですっ!?いい感じじゃないですかっ!?」ビュンビュン

律「おい早く止めろよっ、何考えてるんだよっ!!!!当たったりしたら危ないだろう!!!」


梓「それっ、律先輩死ねですっ」シャーッ

律「!!!?」


律「うわぁっ!!!」

梓「ちっ、外しちゃいました」

律「お前正気かっ!!!危なく怪我する所だったじゃないかっ!?」

梓「怪我?」

梓「鎖鎌の分銅の威力を舐めて貰ったら困りますよっ!!!」

梓「頭に当てると頭蓋骨を打ち破り相手を即死させられますっ!!!」

梓「さあ、そのおでこをかち割らせてもらうですっ!!!」

律「!!!?」


律「わーっ、助けてー」

梓「泣き喚いても、聞く耳もたんですっ」ヒュンヒュン

梓「さあ、律先輩、大人しくして、そこを動くなですっ」シャーッ

ジャキーーーーンっ!!!!!

梓「!!!?」

澪「危なかったな律っ」

律「みおーっ、わーん怖かったよーっ!!!」

澪「よしよし、私が来たからにはもう大丈夫だぞ」

梓「澪先輩、邪魔をするなですっ!!!」

澪「さあ律、ここは私に任せて、逃げるんだっ」

律「でも、澪は?」

澪「バカだな、私がそんなに簡単にやられると思うか?」

澪「さ、律は早くこの事をみんなに知らせてくれっ!!!」

律「澪…」

澪「さ、何しているっ早く行けっ!!!!」

律「死んだら承知しないからなっ」ダッ

梓「逃がさんですっ!!!」シャーッ

じゃきーんっ!!!

澪「お前の相手はこの私だっ」

梓「澪先輩っ、なんで、なんで私の邪魔をするんですかっ!!!」

澪「梓、正気に戻れっ、何故律を狙うっ!?」

梓「そんなの決まってるじゃないですかっ」

梓「あのでこ助さえいなければ、澪先輩は私の物ですっ」

澪「そんなことの為に律をっ!!!?」

澪「許さないっ!!!!」

梓「だけどもういいです、私に振り向いてくれない澪先輩なんて死んでしまえですっ!!!」シャーッ



律「早くみんなに知らせなきゃ」ッタッタ

梓「待つです」

律「!!?」

律「お前…!?澪は、澪はどうしたっ!!!?」

梓「律先輩のせいです…」

梓「こうなったのも律先輩のせいですよ…」ジャリッ

律(鎌に…血が、まさか…澪)

律「うわぁぁあぁぁぁぁああああああっ!!!!!」


梓「せっかっく一撃で楽にしてあげようと思ってたのに」

梓「もう許さんです」

梓「この分銅で動けなくなるまで痛めつけたら、生皮を剥いでやるです」シュンシュン

律「うわああ、うあああぁぁああっ」

梓「既に正気を失ってますね、まず足から破壊してやるです」シャーッ

グシャリッ

律「ぎゃぁぁあああーっ!!!」

梓「あはははっ、いい悲鳴ですっ!」

梓「これでもう次の攻撃から絶対にかわせんですね」

梓「肢体を一つずつ潰したら、耳をそぎ落として、目玉をえぐってやるです」


紬「待ってっ!!!」

梓「ムギ先輩っ、ちょっとそこを退いてください、今はそのデコに用事があるんです」

紬「止めなさい、梓ちゃん、その武器を捨てなさいっ」

梓「ムギ先輩もですか?ムギ先輩そいつを庇うんですか?」

紬「梓ちゃん、あなたはそんなことする様な子じゃないわ」

梓「近寄るなですっ、それ以上近付いたら、ムギ先輩も鎖鎌の餌食ですっ」


紬「」スタスタ

梓「近付くなですっ、この鎌が怖くないですかっ!?」

紬「怖くないわ、大事な親友と、後輩を救うためならそんな武器なんて」スタスタ

梓「バカじゃないんですか?私を救う?こっちに来ても私に殺されるだけですっ」

紬「いいえ、梓ちゃんは今混乱しているだけ、こんなこと止めて、話し合いましょ」スタスタ

梓「来るなって言ってるのが、聞こえないんですかっ?」

紬「大丈夫、怖がらないで梓ちゃん、お願いだからその武器をこっちに…」

梓「……」ゴニョゴニョ

紬「???」

梓「……」ゴニョゴニョ

紬「なぁに?梓ちゃん?」

梓「ぶき……まだ…」

紬「えっ?」

梓「武器じゃねえよっ!!!くさりがまだろぉぉぉおおーーがぁぁああーーーっ!!!!」

ザクッ!!!!

紬「あ、ああ、ぁ…」バタッ

梓「鎖鎌って言う名前があんだよっ!!!そのくらいしってろよぉぉおおっ!!!」

ゲシッ、ゲシッ

律「や、やめろっ!!!!」

梓「律先輩、さっきの声で正気に戻ったんですね」

梓「可愛そうに、正気を失っていたほうが、苦しまずに済んだのに…」

律「ムギ、酷い血じゃないかっ!!!」

律「梓、ムギを助けてやってくれっ」

梓「はぁ?」

梓「命令する気ですか?」

律「頼む、ムギは殺さないでくれ」

梓「別に構わんです」

梓「でも、ほっといてもこの血じゃまず助からんです」ヒュンヒュン

梓「律先輩が這って止血に来るです」シャーッ

ぐしゃっ!!!

律「ぎゃーっあぁぁあぁぁあっ!!!!!」

梓「律先輩の足、二本ともグシャグシャで気持ち悪いです」

梓「本当に最悪なデコ助野郎です」


梓「さあ、這ってここまで来るです」

梓「早く止血しないとムギ先輩は死ぬです」

梓「もしそうなったら律先輩のせいです」

律「はあ、あああ、」ズリズリ

梓「そうですっ、がんばって早く来るですっ!!!」

律「がっ、うああ」ズリズリ

梓「もう少しです、ほら、止血はこの布を使うです」

律「はあ、はあ、ムギっ」

梓「そうです、早くするです、その調子です」

梓「やりましたっ、おめでとうございます!ます!!ますます!まーすっ!!!」

ザクッ、ザクッザクザクっ

律「やめろー、うわああぁぁぁああ、ムギーーーーっ!!!!!」

梓「結局死んじゃったですね、かわいそうです」


梓「ホンとに何の役にも立たないデコですね」シュンシュン

律「許さない、絶対に許さないっ」

梓「怖いです、殴られたくないから腕をつぶすです」シャーッ

ぐちゃっ!

律「ぐわぁぁぁxっぁあ、ぎゃあああぁぁぁぁxっ!!!!」

梓「うわっ、肘が潰れて変な方向むいてるです」

梓「きもっ」

梓「校内の美観を損ねるから、引っ張って千切るです」

律「あわぁ!!来るなぁ!!!」ブンブン

梓「片手一本で鎌持った私に抵抗するですか?」

梓「先に、そっちの手の指を切り取たほうが好いですね」

梓「本当に手のかかる先輩ですね」

律「わぁああ、やめてぁxっぇっぇぇえええ!!!!」

スパスパ

梓「そのドラえもん見たいな手でなら抵抗してもいいですよ」

律「ああ…」ヒグヒグ

梓「んー、なかなかとれんです」グイグイ

律「ぎゃぁあぁぁああああああああああああ」

梓「見た感じ簡単に千切れると思ったのに」グイグイ

律「ぎゃぁぁぁあああぁぁあああああああああ」

梓「ふぅ」

梓「悲鳴もうるさいですし、この工程は飛ばしますかね」

律「ううっ…」

梓「それじゃ、目玉をえぐって、肛門に突っ込む作業の始まりですっ」

律「やめてぇぇえええええええ、やめでぇぇえぇええええええええっ!!!!」


唯「梓ちゃんっ!何やってるのっ!!!!」

梓「唯先輩…っ」

梓「律先輩とムギ先輩が大怪我したです」

律「唯ぃいいいいいっ、逃げろーっ!!!!」

梓「律先輩はショックでおかしくなってしまったです」

唯「大変っ!!!、救急車呼ばなくちゃっ!!!!」

梓「それよりまず、こっちに来て応急処置を手伝って欲しいです」

唯「うん!」

律「ゆいぃぃぃいい、にげてぇぇええええっ!!!!!!」


梓「ふんっ!!!」

バキッ

唯「きゃっ!!!」

唯「梓、ちゃん?」

梓「うるせぇっ!!!」

ボコッ、ドカッ、バキッ

唯「ぎゃーーっ!!!!」

律「やめろーーーーっ!!!!!」

梓「前からこの女はボコボコにしてやりたかったです

唯「」グッタリ

律「くそっ、くそっ!!!」

梓「コイツはあそこから鎌を突っ込んでお腹を裂いてやるです」

律「やめろよー、ぉぉ…」グスグス

梓「その前にお前の目玉肛をコイツのあそこにぶち込むです」

ぐさっ、グリンっ!!!!

律「がぁあああああああっ!!!!!!」




律「なーんてな」

梓「?」

梓「あれ?痛くないんですか?」

律「全然っ!!!」

梓「また正気を失ってるんですか?」

律「はは、正気を失ってるのはお前だろうっ」

梓「???」

梓「何です?訳分からんです…」

梓「なんか怖いからころすです」

ざくっ、ざくっ

律「あはhhhhっははhっはっはっはh」

梓「笑ってるですか?何なんですか?」

ザクッザクッ

梓「早く死ぬですっ、早く死ぬですっ!!!!」

ざくっざくっ

律「あははhっはhっはっはっはははh」

律「あはっはっははははははははははh」

律「あははっはっははっははははははは」

律「あはははっはははははっははははっは」

梓「なんで死なないです、何で死なないです」

ザクッ、ザクッ

律「あはははhっはっははっははははははは」

梓「しねーっ!!!!、しねーーーーーーっ!!!!!」

ざくっ、ざくっ!!!!!

律「あはhっははhっはっはっはははhっは」

梓「わーーーーーっ!!!!!わーーーーーーーっ!!!!!」



紬「梓ちゃん、やめてっ!!!」

梓「!!!?」

紬「その武器を捨ててちょうだいっ」

梓「なんで…?」

紬「お願い、あなたを助けたいの」スタスタ

梓「こっちに来るなーーーっ!!!」

紬「落ち着いて考えれば分かることだわ」スタスタ

梓「あっちにいけーっ!!!!、わーーーーっ」

律「あっははhっははっははhっははっは」

紬「あなたが本当はいい子だって知ってるの」スタスタ

梓「ああっ、あーっ!!!」

梓「唯先輩っ、起きて下さいっ!!」

唯「」グッタリ

梓「先輩っ!!!!、先輩っ!!!!」

唯「」グッタリ

梓「誰かぁっ!!!たすけてぇーーーっ!!!!!」

梓「たすけてーーーーーーっ」



澪「あずさーっ!!!!」

梓「澪先輩っ!」

澪「早くっ、こっちだっ!!!!」

梓「私…腰が抜けて」

澪「手を掴めっ!!!!」

梓「はいっ!!!!」

澪「さあ、早く逃げるぞっ!!!」

紬「梓ちゃん、あなたは間違ってしまったのよ」スタスタ

律「あっはははははははああああはっはっははは」ズリズリ

澪「早くっ、追ってくるぞっ!!!」

澪「何でこんなバカなことしたんだっ!!!!」

梓「だって…」

澪「……梓?」


もういいんですよ


澪「だめだっ梓っ!!!」


もういいんです、私はここに残ります


澪「ここにはお前とあいつ等しかいないんだぞっ!?」


大丈夫です鎖鎌がある限り、私はあいつらを殺し続けます、ずっと


澪「バカっ!まだ持ってるのかっ!!!早くその鎖鎌を捨てろっ!!!!」


また弱いあずにゃんに戻れって言うんですか?


澪「今度は私と一緒に逃げようっ!!!今度こそお前の見方だ」


うそ、うそうそうそうそうそ 澪先輩はいつも嘘ばっかり


澪「今度こそ本当だっ!!!もう一度だけ私にチャンスをくれっ」


もう、怖いんです、痛いのも怖いけど、人を信用するのが怖いんです


澪「おねがいだ…今度こそ信じてくれ…」





はじめは楽しい軽音部でしたが
段々律先輩が私をからかう様になって来ました

はじめはちょっとした事でしたが
物を隠されたり
お金を取られたり
暴力を振るわれたり

ムギ先輩は
私に優しい言葉をかけてきて、はじめは私も心を許しそうでしたが
それは上辺だけでした

先生やお家にばれない様に
自分達の逃げ道を作り
虐めは私の勘違いだと言うことにしました

唯先輩は
私が虐められても
全く助けてくれませんでした

私が虐められる前は
あんなに仲良くしてくれたのに
いじめが始まった途端に
助けを求めても我関せず
自分が一番かわいいだけの人でした

澪先輩は
虐めを止めようとしてくれました
私の心の支えてもありましたが
結局最後は
幼馴染の方を持ちました



だから私は



死ぬことにしました



中野梓は深夜部室に忍び込み
天井からつるした紐に
昔系音部で遊びに行った記念に買った
チェーンのアクセサリーを結びつけつけて

それで首を吊った

そうやって死ぬことこそが
彼女の唯一の復習だった

その晩秋山澪は悪夢を見た





律「おいーっす!」

梓「あ、お疲れ様です」

梓「あれ?他のみなさんは?」

律「あー、日直やら係りでちょっと遅れてくるってさー」

梓「そうなんですかっ!?」

梓「えーっ!!!じゃあ、暫くは二人っきりなんですねっ!!!!!」

律「わっ、なんだよ急に大きな声出してー」

梓「私、実は律先輩と二人きりになる機会を待ってたんですっ」

律「なんだ?私に何か話があるのか?」

梓「話といいますか、ちょっと見てもらいたいものがありまして」

律「見てもらいたいものー?」

梓「ちょっと待っててください、今バックから出しますねっ」

律「えー、なになにっ?まさかプレゼントとか!?」

梓「少し遅くなりましたが…」

梓「律先輩、誕生日プレゼントですっ!」

律「えっ、いいのかっ!!!」

梓「本当は、誕生日当日に渡したかったんですが」

梓「出来れば、二人きりの時にと思いましてっ」

律「なんか照れるな…」

梓「空けてみてくださいっ」

律「おっ、チェーンのシルバーネックレスかっ?カッコいいなっ!!!」

梓「私がつけてあげますよっ」

律「ホンとかっ!?えへへ、ありがとう///」

梓「ふふっ、律せんぱーいっ」

律「んっ、なんだ?」






律先輩


絶対に許さない


みんな許さない


誰も信じない


しね

しね

しね



おわりです お疲れ様でした