そのころ!

新八「銀サン、僕歩き疲れました・・・」

神楽「私もネ、お腹すいたヨ」

銀時「仕事中に愚痴をこぼすもんじゃありません!(とは言ったものの、時間も時間だな・・・一回戻るか)」

銀時「あの~、至らないばっかりに申し訳ないです」

ゆり「ううん、いいんですよ、一生懸命探してくれてることは伝わりますし、そんな簡単に行かないことも30年の歴史が私に教えてくれてますから・・・」

銀時「なんですが、一回戻りませんかね?もう陽も沈むし、よろしければどうッスか」

ゆり「そうねぇそうさせてもらいます」

神楽「銀ちゃんこの際もうご飯も食べてしまうアル」

銀時「わぁーってるって、新八お前スーパー行ってフォアグラ買ってこい、ちょうどあれ切らしてんだよ今」

新八「んなもん食ったことねーよ!!だいたい世界最大珍味をお使いで行かせるってどういうことだよ!意味もねー見栄はってんじゃねーよ!」

銀時「え?何言ってんの?いつもと変わらないじゃん、え?何か背伸びしてるようにみえた?ここで挽回、みたいな?
    ちょっとォやめてよスッゲー恥ずかしいやつみたいじゃん」

新八「ハイハイ、もう普通の買ってきますからね」



新八「買ってきましたよー」

銀時「おっせーな何してんだよ客人を待たせるとはいい度胸だなオイ?お前のメガネはなんのためについてんだ?飾りか?」

新八「ハァァァ!?メガネ関係ねぇだろ!なんだお前は人の役割を果たすメガネを見たことあんのか!?」

神楽「おっ今日は鍋アルか、大人数の時は鍋っていう安直で保身的な考えがありありと出てるアル」

銀時「どれどれ?ん?なんだトリュフチョコって、えっ?何俺がフォアグラとか言ったから買ってきたの?ねぇ?そうなの?」

新八「おっおまっ・・・」

銀時「何?トリュフとかついてれば満足するとか思っちゃったの?それで事足りるって発想に至ったの?ねぇ?」ニヤニヤ

新八「あぁそうだよォ!!そう言われたから目について買ったんだよ!!っていうかなんで好意でやったのにここまでぞんざいにされてんだよォォ!!
    謝れェェェェ!!トリュフチョコと選ぶ時に僕が出した優しさに謝れェェェェ!!!」

ゆり「あっビールもある、やっぱりこれなきゃダメよね~」

銀時「さぁじゃあ用意すっか」

新八「ったく・・・あぁ僕やりますよ」

神楽「腹へったアル、とっとっと準備するヨロシ」

ゆり「人と食べる夕飯がこんなにも嬉しいなんて・・・先週がんばっていてよかった。」

銀時(すげー嬉しそうだなオイ)


ゆり「らからねぇ!私言ったのよぉ~それも普通になのにねえええ、逢坂さん指しただけなのにねニラのむのよおおお」

銀時「そいつは態度がデカいッスねぇ、そういうのはガキの内にちゃんと教えねーと勘違いしまさァね」

新八(酒癖悪いなこの人、いや想像してたけどでも悪いな、ろれつが全然まわってないし・・・)

ゆり「私だってねぇ人並みの苦労はしてるんですよおおおお就職難の氷河期にみんな遊んでるのを尻目に履歴書だって書きまっくったんだからぁ」

銀時「おうおう、そういう人の苦労を知らずに勝手なこといいやがるなぁ、つけあがらせたらそのままで大変なことになっちまう」

ゆり「受かってもそのあとさ数か月たって蹴り飛ばされたりするのなんてざらにあって、それで人格変わるくらいまですりへって入社したらそれで
   大学1年から付き合ってるに彼女に『お前の人生楽そうでいいな。へー車かったの。ふーん。公務員って気楽でいいよなあ。給料どんくらい?
   へー。でもさあその金、俺たちの税金なんでしょ?・・・けっ』っつって捨てたりすんだから!!キィーキィーキィーーー!!」

銀時「ホント世の中理不尽だらけッスよホント、嫌な案件がおりたかと思ったらすぐまた出てきやがるんだアイツら、やってらんねぇすよ」

新八(これ会話成立してんの?大声大会だろ朝まで生テレビだってここまで白熱しねーよ、しかもたった二人)

ゆり「私は公務員になりたっくて頑張ったんだあああああ!それの何が悪いのよぉぉぉーーーー・・・・」

銀時「言ってやれ言ってやれー明日は我が身だって言ってやれ!!」

ゆり「私決めました」

銀時「んすかぁ?」

ゆり「結婚相手見つかるまでここに居座る!!」

銀時「そーだそーd・・・・ってハァァァァァ!?」

新八「はいィィ!?」

ゆり「もうここで厄介なるしかない!」

銀時「いやいやいや、確かにそんな流れな気もしたけど驚きはやっぱかくせねーよ!」

新八「え?なんでちょっと受け入れてる感じで喋ってんの?」

銀時「いやだって、あの意見があってそれ大事にしないといけないっぽいし」

新八「いやいやおかしーだろ!!なんだ?世界感をぶち壊していいってのか?」

銀時「そういうわけだ新八君」

ゆり「独身で三十路だけどよろしくお願いします」

新八「いやプロフィールはもう十二分に知ってますよ!!耳のタコが大量発生するくらい聞いたよ!!」

――――ゆりちゃんの独神(?)ライフはまだ終わらない、目指せバージンロード――――

新八「なんかジャンプの編集者コメントみたいなの入ったぞ!!独神じゃねーよ!!ちっともうまくねー上に意味わかんねーし!!」

神楽「おしまい」

新八「お前がしめるんかいィィィィ!!」



あとはみのりつ!








澪「何言ってんの?緊張?この澪さんが?するわけないじゃない、え?何緊張とかすると思ってたの?
  いや、思うのは人の勝手だよ、でもそれ口に出した瞬間、戦争だから。戦争だろうがっ・・・!!」

律「・・・あぁそうですかい、じゃあその震えた手はなんなんだよ?」

澪「いや、ちっとも震えてないよ。え?それとも何?律は幻覚とか幽霊とか見えちゃう人?」

三人「・・・・・」

澪「・・・緊張しないワケないだろォォォォ!!おまっ!考えてみ?ボーカルだよ?メインだよ?中心だよ?
  それで平静を保ってるやつを逆に見てみたいわァァァ!!もう無理だよ不可能だよ、緊張すること山の如しだよ。」

律「まぁ、がんばるしかないよ」

澪「私はもう辞退するから、律ボーカルやってくれよ、頼むよ300円あげるから、ホントマジ頼むよ。りっちゃん出来る子だって澪ちゃん知ってるから」

律「いや、そしたら誰がドラムをやr

唯「ぐちぐちぐちぐちうっせんだよォォォォ!!お前ら山口さんかァァァ!?」

紬「おいィィィィ!!山口さんに謝れェェェェェェェ!!!!」

澪「それ以前に、唯に言われたくないんですけどォォ!!ボーカルやりたいって言ったの唯だからね、それで声枯らしたのも唯だからね、これはもう揺るぎのない変えらない事実だよ」

唯「澪ちゃん、人は過去の失敗を撃ち破ってこそ成長するもんなんだぜ」

澪「全然意味分かんないから!!それっぽい事言って誤魔化したいんだろうけど、それすら出来てないから!!」


律「もうやだ帰りたい」





律「おーギターうまくなったなあ」

唯「まぁこれ2週間前から練習してから当然ちゃっ当然だし・・・///」

律「2週間前・・・?・・・テスト勉強もしてたよな?」

唯「あっ、あったりまえじゃん、テストなんて出来て当然!」ツン

律「本当に本当か?」

唯「・・・」

律「・・・」

唯「テスト勉強なんていう窮屈な定期行事に束縛されちまったら空だって飛べなくなっちまうんだぜ?」

澪「ハァァ!?意味わかんねーよ!晩年の尾崎豊でもそんなこといわねーよ!!」

唯「当日がんばればちょいちょいのちょいだよ。し、心配なんて、い、いらないないんだよっ///」

澪「それとさっきからその出来そこないのツンデレキャラなんなの!?ちょいちょい会話に挟まれると腹立つんですけどォォォォ!!
  しかも誰も欲してねーから!!このSSにおいて果てしなく不必要極まりないから!!そんな設定つける意味がわからんないからッ!!」





律「しかし廃部になっちまったらどーすんだよ~」

唯「りっちゃん・・・進級なんかより・・・やっぱり軽音部が大事だから・・・」

紬「唯ちゃん冗談は存在だけにしてちょうだい」

唯「存在ィ!?何!?私冗談で存在してたの!?」

律「澪今回もがんばれ」

澪「さすがに全教科は勘弁してくれよ」

律「まぁそれはないだr・・・・・えっ」

唯「・・・己の臨界点を試すいい機会だと思ってさ、ついね」

澪「そんな不毛至極な試し方聞いたことねーよ!」



律「今日はもう帰ろう・・・」





律「そういえばさ、実乃梨も弟いるんだよな」

実乃梨「おう~いるぜぇクッソ生意気だけどね」

律「ハハッそっか、私のは割と平凡な感じのだけどな」

実乃梨「しかし秋だね~いやマジでさ」

律「そだな~、芸術家櫛枝先生は今日はどのような句を歌われるのですかな?」

実乃梨「コホン、うぅ~秋深し、我泣きぬれて、芋蒸かし」

律「よっ食欲の秋!」

実乃梨「さすがにもう食べてしまっては、恐ろしい末路が待っているぅぅぅぅ」

律「私たちには芸術はほど遠いな~」

実乃梨「ちっちっちっそんなことはないぜよおぜうさん」

律「そこを古風にしたからって芸術なんかじゃちっともないけどな」

実乃梨「音楽は芸術じゃないのさ、私はよくわかんないけど」

律「そうかぁ言っても大衆的だけどな~、でも実乃梨はソフトやってるだけスポーツの秋じゃんか」

実乃梨「おおっと櫛枝一歩リードだー!」

律「平和だ」


実乃梨「そーだ明日はりっちゃんヒマかい?」

律「あんまりヒマじゃないなぁなんで?」

実乃梨「りっちゃんの私生活を暴いてやろうとっと思ってねぇ・・・」

律「なんで!?まったく意味ないから!それに流れからして遊ぶ約束かなんかだろ!」

実乃梨「っていうか明日ダメなのかぁ、なんだよつまんねいな」

律「実乃梨は明日何もないの?」

実乃梨「実乃梨の明日は自由すぎて不自由さね」

律「そうか、じゃあ午後くらいからなら」

実乃梨「空いてるというのですか!」

律「あっ、あぁうんまぁそうだな」

実乃梨「じゃあさ、どっか行こうぜー!刺激でお腹いっぱいになりそうなとことかさぁ~」

律「おっいいねいいね、行こうぜ!」

実乃梨「よっしゃー決まりだ!」

律「おう~楽しみにしてるから」


実乃梨「しゃー!おらー!」

律「うおっ!テンションたけっ・・・ってそんなに変わんないか」

実乃梨「で、今日なにすんの?」

律「いやそれこっちのセリフ」

実乃梨「う~ん、何も考えてないんですな」

律「はぁ~だと思った、っていうより直感的にそう思った」

実乃梨「いやぁ照れるぜベイベ」

律「どうする?また喋るだけになりそうなんだけど」

実乃梨「うん~なっちゃうよねー、刺激って結局なんだろ」

律「私が思うにね!見てて理屈抜きにわくわくすることだと」

実乃梨「おっググっと狭い範囲で来たね」

律「ちょっと内心ドキドキしてる」

実乃梨「人を引き付ける面白さってむつかしいのう」

律「それがわかれば苦労しないって」

実乃梨「う~ん悩むねえ」


実乃梨「そういえばさ、りっちゃん部活の中では結構ボケキャラなのね」

律「そうだぜぇー!私がおちゃらけてそこでみんなを盛り上げるんだぜぇ」

実乃梨「ほぉほぉそれは興味深いですな」

律「だから要はあれでしょ、役割分担みたいなのがどこにでもあるみたいな~」

実乃梨「私そんな変わらないけどねー」

律「実乃梨はそうであってほしい願望もある!そうでよかった~」

実乃梨「言うねぇ~」

律「だからここで私がボケてもねぇ収集つかないじゃんか」

実乃梨「まぁそうですな~」

律「で?今日どうすんの?」

実乃梨「へっ?」

律「ん?」

実乃梨「取りあえず分かった!私の脳は酢入りだぜ!」

律「うわぁ・・・で、どうした?」

実乃梨「私たちは目標がないからダメなのですよ!!だから退屈という焦燥に脅かされるわけでね!」

実乃梨「だからさ成長のないストーリーはつまらないじゃん?」

律「うんまぁそうだな」

実乃梨「ただ同じことしてるだけじゃ変化がなくて平凡すぎてこっちもうだうだしちゃうのよ」

律「それはなぁちょっと同意したくてもしちゃいけない感がある・・・」

実乃梨「じゃあどうするかってハナシよ」

律「これからどうするかでここまで飛躍するとはなぁ・・・勢いって怖い」

実乃梨「かといって何も思いつかないのも事実!」

律「はぁ・・・また唯たち呼ぶ?」

実乃梨「そんなんしたらてんやわんやのおおさわぎだよ」

律「ですよねー」

実乃梨「いやでもね、わかってはいるのよ、善後策は」

律「でも勇気がないんですね、わかります」

実乃梨「しょーがないこのモラトリアムを断ち切るには一つしかない!」

律「マジで?マジでいっちゃうの?」

実乃梨「おっ・・・おう!もう逃げも隠れもしねーぜ!」

律「うっわ、マジでいくのか・・・やるのか実乃梨よー!!」

実乃梨「いくぜぇ~超いくぜぇ~」

律「おお!ここでやっと暖めいたネタを出したー!これはもういよいよだぞ」

実乃梨「じゃあいくよ!りっちゃん覚悟はいいかい?」

律「まっまかせとけ・・・ゴクリ」

実乃梨「・・・」

律「・・・」

実乃梨「私がラブコメをする!!」

律「 」

実乃梨「じゃ!そういうことで」

律「いい加減にしろ」

実乃梨・律「ありがとうございましたー」