~~~~2010年 10月20日~~~~

GACKT「けいおん??」

西川貴教「うん。絶対おもしろいから観てみてよ。DVD貸すから」

GACKT(…音楽のアニメかな? おもしろいって言ってるし……一回観てみようかな。)

GACKT「うん。どんなのか気になるし一回貸してちょうだい」




~~~~GACKT自宅!!~~~~

GACKT「今日はもう仕事もひと段落したし・・・西川くんから借りたDVDでも観てみようかな」

ウィーン…ガシャン ピッ(再生)

GACKT(あっ…急に睡魔が…)





GACKT「Zzzz....」

TV「ジリリリリリリ!! 『おねえちゃーん?そろそろ起きないと~。・・・おねえちゃ』『えっ!8時?!』」

GACKT「Zzzz....」







GACKT「ハッ!!『きゃあっ!!』 ・・・寝てた」

さわ子「………」

GACKT「…ん? ここ…どこだろ?」

さわ子「………」

GACKT(学校かな? 確か家にいたはずなのに。どうしてこんな所に・・・)

さわ子「………」

GACKT「…じっとしてる訳にもいかないな。 とにかく帰らないと」

さわ子「無視かよ」

GACKT「…どちら様ですか?」

さわ子(っ!!)「あっ。申し遅れました。私、音楽教師の山中さわ子と申します。
新任の神威(かむい)先生ですよね? 校長から校内の案内を頼まれて来たのですが…
お眠りになられていたのでびっくりしましたわ、うふふ」

さわ子(超~~イケメンじゃないのぉ~~!!職場恋愛…ありね!!
今日一日で距離を縮めて、一気にゲットしちゃうわよぉ~!ウヒャヒャ。)

GACKT「先生… 僕が…ですか?」

さわ子「?? そうですよ? 先生、まだ寝ぼけてらっしゃるんじゃないですか? ふふっ」

GACKT(TVか何かの企画かな? こんな仕事受けた覚えはないけど…とりあえず合わせておこう)

GACKT「そういえばそんな気がしてきました」

さわ子「気がしてきたって…意外とおちゃめなんですね、先生。
同じ音楽教師として、これからよろしくお願いします。
それでは、校内を案内しますので着いてきてください」




山中先生の話によると、ここは桜ヶ丘高校。女子高らしい。
パラダイスだな、うん。
TVにしては画が地味すぎるし、特にカメラも見当たらない。
ひょっとしたらTVじゃないのかもしれないけど、だとするとこの状況は…
考えてもわからない。これはきっと神様が僕にくれたプレゼントだ。
普通37歳の男が我が物顔で入れる場所じゃあない。この状況を楽しもう。

さわ子「ここが、保健室です。 生徒だけでなく、教師も利用できるので『さ~わちゃん!!』」

さわ子「あら、あなたたち。どうかしたの?」

律「別になんにも~。 今から部室行くところなんだ。ってあれ? その人は?」

澪「そんな聞き方しちゃ失礼だろ? どうもすみません」

音楽系の部活だろうか。楽器を持った女の子が4人、こちらへやってきた。
見たところ、かなり山中先生を慕っているみたいだ。

GACKT「気にしなくていいよ」

さわ子「まったく…こちらは新任の音楽教師の神威先生よ。 いま校内を案内してる所なの」

GACKT「よろしくね」

律・澪・唯・紬「よろしくおねがいしま~す」

律「それにしても、中々のイケメンさんですなぁ~。さわちゃん、この機会に距離を縮めてお持ち帰りしようなんて考えんなよ~?」

澪「なっ/// 律っ!! 何をいってるんだ!!///」

唯「澪ちゃん、顔真っ赤だよぉ~?」

紬「あらあら」

さわ子「バカなこと言ってないで、早く音楽室に行きなさい」(なんでりっちゃんにばれてるのよ~、もう。)

律・唯・紬「は~い」

律「ほら澪~。 ボーッとしてるとおいてくぞぉ~?」

唯「あっ。さわちゃん、案内が終わったら神威先生も音楽室に連れてきて~」

律「おっ。いいこというなあ~、唯隊員!! 音楽の先生だもんな!! あたしらの演奏、きいてもらおうぜぇ~!!」

紬「お~!」

澪「お持ち帰り・・・///」プシュー

GACKT「ハハハ」(元気だなあ~)







さわ子「とりあえず、これで一通り案内は終了ですね。それじゃあ・・・これからお茶でも飲みにいきましょうか」

校内の案内がひと段落したころ、山中先生にデートに誘われた。
この先生は若いし、綺麗だと思う。 気立ても良く、短い時間でかなり仲良くもなった。

しかし…

GACKT「ゴメン、エッチした子としかデートしないんだ」

さわ子「」



さわ子「やだなあ。 音楽室ですよ。」

さわ子「さっきの子たち、軽音楽部で練習前には必ずお茶してるんです。
私が顧問ですし、あの子たちも先生に来て欲しがっていたので」

GACKT「あぁ~。 約束したもんね。」

GACKT「そっかあ~。 楽器を持ってたけど、軽音部だったんですね」

さわ子「ロクに練習してないですけどね。 ふふっ。それじゃあ、こちらです」




~~~~部室!!~~~~

律「おっ。さわちゃん、やっときたかー」

唯「あ~っ!! 神威先生もホントにきてくれたんだあ~」

紬「わざわざありがとうございます~」

梓「こちらがさっき言ってた新任の先生ですか?」

唯「そうだよぉ~。あずにゃん」ギュー

梓「!! 唯先輩、いきなり抱きつかないでください」

紬「あらあら」

澪「緊張してるの… 私だけなのかな…」







その後、一人ひとり自己紹介をしてもらい、今 彼女たちは演奏の準備をしている。
こういう姿を見ていると、若いころを思い出すなあ…

律「それじゃ、みんな。準備はいいか? …よーし、いくぞ!! ワン、ツー」


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪


澪「どう…ですか?」

GACKT「技術的なことを言うと、まだまだ直すところはたくさんあるけど…
すごくよかったよ」

そう言うと、澪ちゃんは演奏中のモジモジした態度とは一変、パァっととてもいい笑顔を浮かべた。
きっと、演奏中は緊張してたんだな。
この子は上手なんだから、もっと堂々としていいのに…

唯「よかったね、澪ちゃん」

律「おおっ! あたしらの演奏はがくちゃんのお墨入りだぜー! このまま一気に武道館だあ~!!」

紬「お~!!」

ホントにこの子たちは楽しそうに演奏をする。 

技術的にはまだまだでも、どこか心揺さぶられる理由はそこにあるのだろう。

最近は、凄いと思う若いバンドをほとんど見ないけど…この子達なら、期待できるかもな

律「よーし! それじゃムギ、ティータイムだあ~!!」

……多分


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