憂「た、叩いて欲しければもっと鳴きな!」バチィン!

紬「あぁ…ぶ、ぶひぃ!」

憂(紬さん…可愛い…)ハァハァ

憂「豚の癖に恥ずかしがってんじゃないわよ!」バチィィィン!

紬「ぶ、ぶひぃ!ぶひぃぃぃ!」

憂(ちょっと…楽しいかも…)
紬(憂ちゃん激しくて素敵…!)ハァハァ



紬「憂ちゃん!私もう…げ、限界!
い、イキそ…ぶ、ぶひ!ぶひいいいいいいい!」

憂「お姉ちゃん、私も…もう…!
お、お姉ちゃあああああああん!」

二人「ハァ…ハァ…」

紬「(憂ちゃん、興奮すると「お姉ちゃん」て言うの変わらないな…)」

紬「(この子にとって私は唯ちゃんの代用品でしかないんだろうけど…
なんでだろ、一緒に居ると満たされた気持ちになる)」

紬「(代用品じゃなくちゃんと私のこと…見て、知ってくれて
その上でこんな関係を続けて行けたら…素敵だな)」

紬「ね、憂ちゃん
今度たまにはホテルで会うばっかりじゃなくて…その…
そう!遊びに行きましょ!」

憂「…え?」

紬「お買い物行ったり、遊園地行ったり」

憂「…」

紬「そうそう、今商店街で福引きやってるんですって!
私また行ってみたいわぁ
これでもクジ運いい方みたいなのよ!」

憂「…」

紬「その…憂ちゃんがよければ…だけど…」

憂「どうして…?(ボソッ)」

紬「え…?」

憂「どうして?
それって約束と……違いますよね?」

憂「ムギ先輩言ったじゃないですか
お姉ちゃんは心は満たしてくれるけど体は無理でしょ
だったら私がその代わりをしてあげるって!」

ムギ「あ…その…」

そう、あの当時女の子の体への関心を押さえ切れなかった私は憂ちゃんに目をつけた
唯ちゃんへのただ並ならぬ愛着を見せる彼女に情欲のはけ口を示す
ことはそれで全て上手く行った

その時から私は憂ちゃんを欲望の赴くままに利用し続けた
縛ってもらったりロウソクを垂らしてもらったり
ディルドで責めてもらったり浣腸してもらったり
露出羞恥プレイで連れ回してもらったり鼻フックつけてもらったり

アナル拡張してもらったりアヘ顔ダブルピースしてるところを撮影してもらったり

思うがままに彼女を利用してきたのだった


私の欲望を聞く度に困った顔で全てを受け入れてくれた憂ちゃん…
いつしか私は体のみでなく彼女の全てに魅かれだしていた
それがどれだけ都合の良いことかも知りつつ…

憂「こんなこと、もう終わりに…しませんか?」

紬「え…? え…?」

憂「私見ちゃったんです
昨晩、お姉ちゃんが私の…私の下着をこっそりスーハーしてるとこ…」

紬「!?」

憂「今までそんなことってないと思ってたけど
お姉ちゃん、どうやら私と同じ…女の子を好きになれるんじゃないかって思いはじめたんです」


憂「私お姉ちゃんに全てを打ち明けます
お姉ちゃんなら全てを解ってくれると思うんです
お姉ちゃんならこんな私を受け入れてくれると思うんです」

憂「そうしたらもう…紬さんとは…いられないから…」

紬「あ… あ…
(駄目だ、何かがこみ上げてくる!
けどこんな所で泣き出したら今度こそ憂ちゃんは…!
耐えなきゃ!耐えなきゃ!)」

紬「う… うぇ… う…憂ちゃ…うっ… う…
(耐えろ!)」

憂「…私…行きます
軽音部の空気、壊したくないし明日からは昔の先輩、後輩で…
もう学校で無茶な誘いとか…困るし」


憂「それじゃ、さよなら」

紬「(オワタ!)
憂ちゃん!行かないで!行かなひ…れぇ…!
うぅ…ひっく…ひっく…うわぁああああああん!!」


━━━━ 40年後

憂「あれから色々なことがありましたね…」

紬「ええ」

憂「結局あの後お姉ちゃんちゃんに下着のことを聞いたら
「いや~人のパンツの臭いってクセになるよねぇ~」
とか言って(くすっ)」

紬「唯ちゃんらしいわぁ~(くすっ)」

憂「軽音部メンバーもみんな2012年の大破局で逝ってしまって…」

紬「…」

(回想)
唯、澪、律、梓「もうシェルターには二人しか入れない!
ムギ、憂、お前達だけでも助かり…次の世代の希望を繋げ!」

唯「憂、ムギちゃん
しあわせになるんだよ…」

彼女達が立っているのは海に面した果てしなく墓石がつらなる墓地
2012年に訪れたカタストロフィの死者を弔う地であった

憂「その2年後、荒廃した地球に別れを告げるため
新たなフロンティアを探す恒星間調査船団のメンバーに紬さんが選ばれるなんて…」

紬「私もあの時はびっくりしたわ」

憂「発見された超光速航行のおかげで紬さんは昔のまま」

憂「あの時は随分お姉さんに感じていたのに
泣き出しちゃった時には意外だなって思ったのに…」

憂「それがいつの間にか私の方が年上
ううん、もうこんなしわくちゃなお婆さん…」

紬「憂ちゃん…」

いつしか泣きじゃくりだす憂
確かに齢を重ねたとはいえその姿は昔のままだった

憂「もっと…もっと早く帰ってきて欲しかった…
こんな私じ…ゃも…う…あの時のやり直しは…

言い切らぬうちに紬の細い指が憂の唇をふさいだ
驚いた表情で紬を見つめる憂

紬「そんなことない、憂ちゃんは憂ちゃん
昔のままよ…」

紬「それにね、40年もそんな気持ちを持ってくれてた憂ちゃんの想いは刻を越えるの!
アインシュタインさんだってびっくりよ!」

憂「紬…さぁ…ん ひっく」

二人の間に優しい時が流れる
それは40年前、不器用だった二人が言葉と裏腹に時折紡ぎだした時間そのものだった

憂「お話…聞かせて欲しいな
紬さんが宇宙でどんなだったか」

紬「ええ!もちろんいいわよぉ!
タンホイザーゲートのこと
シュヴァルツシルト面で見られるオーロラのこと
そうそう!私フォーマルハウト軌道で『ふわふわ時間』を演奏…

今度は憂の指先が紬の唇をふさぐ

憂「紬さん…相変わらずだなぁ(くすっ)
続きはお茶を飲みながらちゃんと聞かせて」

憂「それが終わったら…
せっかくこの時期なんだしあの商店街に行って福引き、しましょう!」

紬「憂ちゃあああああああん!」

憂に抱きつく紬
刻を超え、皆の想いを駆け抜け
二人だけの時間がまた動き出す
二人だけの放課後の続き