――また5年前!!

バンドとしての知名度が上がるにつれ、HTTはストーカー被害に悩まされるようになった


ロックオン「さて、今日もライブをはじめるとするか」

アレルヤ「みんな、がんばろうね!」

ティエリア「いくぞ。1,2,3,4……」カチカチカチ タン


????「ちょっと待った!!!!!」

????「会いたかった! 会いたがったぞガンダムウウウウウウウウ!!!」


刹那「あのフラッグは!!」


グラハム「オーバー・フラッグス&せっちゃん隊 隊長!! グラハム・エーカー!!」

グラハム「君たちとのライブを要求する!! 私の歌を聞けええええええええええええええ!!!!」

グラハム「1曲目は『乙女座☆日曜5時 don't be late』!」


刹那「出たな曽我部先輩」





~♪


アレルヤ「まだ歌ってるよ……あのフラッグ……」

ティエリア「もう10曲目か……。完全にライブを乗っ取られてしまった……」

刹那「ロックオン、ここは部長として生徒会長に掛け合うべきだ」

ロックオン「また面倒ごとは俺かよ。あいつはお前のファンだろ。お前がなんとかしろって」

刹那「俺はヒラ部員。部長はお前だ」

ロックオン「ああもう、わかったよ! 刹那に任せても余計にこじれそうだし、ちょっくら行ってくるわ」

ハロ「マタビンボークジ! マタビンボーククジ!」



ロックオン「おーい、そこのフラッグー!」

グラハム「……クッ! ライブに水を差すとは無粋な……!」

ロックオン「いや、水を差されたのはこっちだって」

グラハム「失礼」

ロックオン「えっ、やけに素直……」


グラハム「……さあ! 次は11曲目『マスライオン』!!」~♪

ロックオン「歌うな!! あんた今、謝ったよな!? なにライブ続行しようとしてんだよ!!!」

グラハム「失礼だと言った!」

ロックオン「謝ればなにしてもいいってわけじゃねーよ! 先にライブしてたのは俺たちだぜ!」

グラハム「そんな道理、私の無理でこじ開ける!!!!」

ロックオン「なっ!?」


グラハム「抱きしめてたい♪ 抱きしめてたい♪ まだ抱きしめたくなる♪ 乙女座の導きでいまめぐりあった♪」

グラハム「抱きしめたいなあ!!! 超時空眠り姫ガンダムウウウウウウウウウウウ!!!」

ロックオン「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!」





――

――――


ライル「……それで、兄さんはどうなったんだ?」

刹那「……犠牲になった」

ライル「……!!」

刹那「ハロ2号はロックオンを庇い、犠牲になってしまった」

ライル「そっちかよ」




――またまた5年前!!


ロックオン「ハロ2号……! 俺を庇って……!」

イアン「アレルヤが人革に楽器を盗られかけたのを皮切りに、ティエリアの次はロックオンか!」

イアン「刹那は毎度のことだが、お前たちはライブのたびに楽器を壊しおって! 反省するまで直してやらんからな!」

ロックオン「おやっさん!」

アレルヤ「最初に壊した僕が言うのもなんですけど、直してあげてください!」

刹那「部員がひとりでもかけては、軽音部ではなくなる」

ティエリア「僕からも頼む。GNドラムが壊れたのは僕の過失だが、今回の件に関してはロックオンのせいではない」

ロックオン「お前ら……」ジーン…

イアン「だめだだめだ!」

刹那「どうしてもだめなのか?」

イアン「今回だけは絶対に許さん! さすがのワシも堪忍袋の緒が切れたぞ!」

ロックオン「なら仕方ねえな……」

ロックオン「あの手を使うとするか……」

イアン「ふん! 過去のバンドのことなら嫁と娘にカミングアウトしたぞ。パパかっこいいですぅーと大評判だったわ!」

ロックオン「……クッ! けどな、こっちだって負けちゃいないぜ!」

ロックオン「こっちには、フェルトが新たに発掘した『2302年 CB軽音部』のライブ映像がある!」

ハロ「エイゾウデータサイセイ! エイゾウデータサイセイ!」



――

ヒクサー『ムネを見てるといつもハートDOKI☆DOKI♪ 揺れるボインはマシュマロみたいに♪』

ヒクサー・イアン・モレノ『『『ふ~わ☆ふわ♪』』』

グラーベ『…』

――



イアン「」

刹那「」

アレルヤ「」




イアン「……だが! だとしても!!」

ロックオン「強情だな」

ティエリア「ならば、計画を第2段階に移行する。これを見ても黙っていられるかな?」バッ

イアン「ただのケーキがどうしたと…………ッ! まさか!?」


????「アーデさん!!」


アレルヤ「だ、誰?」

ティエリア「イアンの娘のミレイナだ」

ティエリア「ほら、ミレイナ。君の好きそうなお菓子を買ってきたぞ」

ミレイナ「わーい! アーデさん、気がきくですぅー!」ムシャムシャ

イアン「なっ! うちの娘をお菓子で買収しおったな!!」

ティエリア「人聞きの悪いことを言わないでほしい。偶然にもつい最近、彼女と茶飲み友達になったんだ。全くの偶然だ」

ティエリア「そうだミレイナ、ロックオンが面白い動画データを持っているらしいが……」

イアン「ワシが悪かった!! GNベースは今すぐに直す!!」

ロックオン「いやー、悪いなおやっさん。いつも四の五の言わず直してくれてさ」



アレルヤ「また恐喝だよ……」

刹那「見つけたぞ世界の歪み!」



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