―病院待合室―


澪「何でこんな事に・・」

紬「澪ちゃん・・自分を責めちゃ駄目よ」

澪「お前を責めてんだよ!!!」

紬「・・・・確かに私も悪かったわ・・・私もごめん」

澪「お前“が”ごめんなんだよ!何で私にちょっと分けてるんだよ責任を!」

紬「このままじゃ誰が悪いかなんて分からない感じだし・・結局連帯責任ってことになるのかな・・」

紬「それにしても待ってる時間暇だね」ガサゴソ

澪「律・・・律・・・」ブツブツ

紬「便利だわ」モグモグ

紬「澪ちゃん見て」


両頬に空いた穴からカッパえびせんを食べる紬。


澪 「うわ、気持ち悪い・・お前よく見たら歯茎が露出してるじゃないか」

紬 「元気出た?」ニコ

澪 「かなりテンション下がったよ」

紬 「正面からみて」

澪 「ん?」スッ

紬 「あれ、おかしいな、口を閉じてるのに、声が聞こえるよ」

澪「すごい!プッ・・くく・・」

紬「やっと笑った!」

澪「ふふ・・」

紬「それに、澪ちゃんの怖がりが無くなってる!」

澪「ああ。今だから言うけど、私実はあんまり怖がりじゃないんだ。大体私があそこまで怖がりだったら生理の日とかどうなるんだよ」

紬「じゃあ澪ちゃんは生理の時に股間から出る生レバーみたいなのでお店を開くのが夢なのねっ」キリッ

澪「そこまで言ってないだろ」

澪「そう言えばムギとここまで腹割って喋ったの初めてな気がする」

紬「そうだねw・・りっちゃんが回復したら、また皆で楽しくお喋りしよう!」

澪「律・・治るかな・・」

紬「りっちゃんなら大丈夫よきっと!」

澪「ふふ・・お前が言うなって感じだけど。そう言えばお前は頬を治療しなくていいのか?」

紬「りっちゃんお裁縫上手だから、りっちゃんが回復したらりっちゃんにほっぺた縫ってもらうわ」ニコッ

澪「いや、律が得意なのはボタン付けだけだぞ・・」

紬「じゃありっちゃんにボタン付けてもらおっ」

澪「入部当初から思ってたけどお前って頭おかしいよな」



フッ

澪「あ!手術室のランプが消えた!」

ガチャ・・・

医者「・・・」

澪&紬「・・・」ドキドキ

医者「・・・手術は成功です」

澪「え!?w」

紬「・・だけど?だけど何よ!?」

澪「『だけど』とか言ってないだろ!」

医者「ええ。手術は成功なんですが・・」

澪「当たってるんかい!」

紬「」ホッ・・

医者「正直、命を繋ぎとめるのがやっとでした」

澪「そ、そんな・・」

紬「嘘でしょ・・」

医者「また、思ったより出血が酷く定期的な輸血も必要なんですが、都合が悪いことに輸血製剤が不足していて。どなたか輸血を・・」

澪「輸血!?・・・ですか・・」

紬「はい!あ、あのっ!私の血で良ければ!」

澪「ムギ・・・」

紬「りっちゃんと血液型違いますけど・・」

澪「殺す気かあああああああああ」

紬「でもりっちゃんと同じ血液型の人ここにいないじゃない」

澪「だからってお前の血を輸血しても何の解決にもならんだろ!」

紬「ある意味すぐ解決すると思うけど・・」

澪「もうお前はじっとしてろ!すみませーん!!!この中にB型の人いませんかーー!!お願いしまーす!!」

紬「B型・・!ま、待って!澪ちゃん!そうだわ!」

澪「心当たりがあるのか!?」

紬「りっちゃんがB型って・・・!りっちゃんって自己中じゃない!」イラッ

澪「自己中はテメェだああああああああ!!!!この血液型厨がああああああああ!!!!もういいから早くさわ子先生殺して連れて来い!!」

医者「落ち着いてください!それともうひとつ重大な事が!」

澪「はい!?」

医者「いずれにしろ、大きな後遺症が残る可能性があります。・・・どちらにしろ覚悟して置いてください。では」キイ・・・ガチャ

紬「そんな・・・」

澪「・・・・・・・・お前が悪いんだ」

紬「え・・?」

澪「お前が悪いんだッ!」ガシッ!

紬「み、澪ちゃん?」

澪「お前が律にあんな事するからっ!お前が全部悪いんだ!・・・ねぇ、なんとかしてよっ!?律を元に戻してよぉ!」ユサユサユサユサユサユサ

紬「自分のオッパイを掴んで揺らしまくって何がしたいの・・・?」

澪「お前の肩を掴んで揺らしてるんだよおおおおおおおおおおおお!!!!!」

澪「くそおおおお!」バキッ

紬「痛っ!ど、どうして殴るの!?」

澪「うるさい!」ドス!

紬「うっ・・!」

澪「くそ!」ガッ!

紬「ううっ!」


澪は突然紬の頬を殴り、紬が怯んだところで腹を蹴り上げ、さらに蹲る紬の頭を踏みつけた。

蹲る紬の髪を引っ張り上げ立たせる。


澪「ちくしょう!立てムギ!」

紬「暴力はよくないわ澪ちゃん・・」ゲホゲホ

澪「うるさい!律を、散々律をボコボコにしたくせに!」ブワッ

紬「・・・分かったわ、澪ちゃんの気の済むまでそうして」

澪「そうさせてもらうよ!!」

バキッ!

紬「うっ!」

ドスッ!

紬 「うぐっ!」

ガッ

紬 「ううっ!・・」


澪「クソ!クソオオオ!!」

バキッ!

ドスッ!

ガッ!


バキッ!

ドスッ!

ガッ!


バキッ!

ドスッ!

ガッ!


バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)


バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)


バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)


バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)

バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)

澪「Buddy youre a boy make a big noise
Playin in the street gonna be a big man some day
You got mud on yo face
You big disgrace
Kickin your can all over the place!」

紬「We will we will rock you!We will we will rock you!」


周りが暗転し、まばゆいスポットライトが2人だけを照らし出す!


バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)

バキッ!(ズンッ)

ドスッ!(ズンッ)

ガッ!(チッ)

紬「Buddy youre a young man hard man
Shoutin in the street gonna take on the world some day
You got blood on yo face
You big disgrace
Wavin your banner all over the place!」

澪「We will we will rock you!We will we will rock you!」



ワーワー

ワーワー

ムギチャーン

ミオチャーン

カッコイー


2人の(主にムギの)体を張ったマイクパフォーマンスに堪らず3年2組の面々達が乱入してくる。

肩を組み、2人の周りを囲みロックユーを熱唱する3年2組の面々達。

舞台裏では担任のさわ子が歓喜のあまりズン!ズン!チッ!のリズムでヘドバンだ!


――こうして、3年2組のクラスの出し物は大盛況のまま幕を閉じた。






後日談


澪「私達のミュージカルどうだった!?」

梓「ミュ、ミュージカルだったんですかアレ!?ま、まぁ面白かったですよ!少しグロかったですけど」

澪「良かった~。ムギと私で一晩考え込んだとっておきのネタだからな。軽音部最強の作詞家と作曲家が手を組めばこのザマだよ!」ハッハッハッ

梓「それにしても他の先輩方いつになったら部活くるんでしょうね」

澪「みんな入院してるよ」

梓「えっ」


終わり



※>>117
ない。これが初めて。
あと最後はコントでありきたりな、雑音(騒音)→ロックユーネタ になっちゃってごめん。
じゃあまたのノシ