ぴっぽっぱ!

律『みーおっ!今ひまー?せっかくの夏休み最終日なんだから遊ぼうよー!』

澪『はぁ…宿題は終わったのか?』

律『大丈夫大丈夫!夜にまとめてやるから!』

澪『そうやってまた私に泣きつくんだろ~』

律『まーまー気にすんなって!んじゃ今から30分後に駅な!』

澪『律…悪いけど…今日は無理だ』

律『えー澪のケチー!』

澪『律も私に頼らないようにちゃんと宿題やれよ?じゃあな』

プーップーップーッ

律「ありゃ…電話切れちゃった…」

律「…みーおー……会いたいよー…」

律「…………ん?」

律(…なんでこんなに澪に会いたがってんだ…?)

律(あぁ…私は澪のことが好きなんだ)

律(これは友達としての感情なのか?)

律(それとも…いやいや女同士なんだから…でも……)

律「あー!もう!頭ん中ぐしゃぐしゃになっちまった!!」

ドンッ!

聡「ねーちゃんうるさい!」



とうこうび!

澪「律おはよー」

律「おーっす澪!」

律「久しぶり!」

澪「久しぶりって…夏期講習でも会ってただろ」

律「プライベートな澪ちゃんは久しぶりなので!」

澪「なに言ってんだまったく」

律「てへ☆」



きょうしつ!

唯「りっちゃん、澪ちゃんおはよー」

紬「二人ともおはよう」

澪「おはよう」

律「おーっす!唯宿題やったかー?」

唯「ちゃんとやったよ~憂に手伝ってもらったけど」

律「なにー?仲間だと思ってたのに」

澪律「憂ちゃんも大変だな」

律「ムギは当然やったよな?」

紬「えぇ。私は早めに終わらせるタイプなの」

律 チラッ

澪「こっち見んな」

律「みお~!お願いします!宿題見せてー!」

澪「昨日は夜に宿題するって言ってたじゃないか!」

律「昨日は昨日!今日は今日!」

唯「りっちゃんかっこい~」

紬「じゃあ今日は始業式だけだから、放課後みんなでりっちゃんの宿題を手伝うのはどうかしら?」

律「おっ?さすがムギ~」

律「でもみんなでっていうのはさすがに悪いから澪だけでいいや!」

紬「(´・ω・`)」

澪「勝手に決めるな」
ゴチン!

律「いで!」



ほうかご!

律(苦しい流れだったけどこれで澪と二人きり…)

澪「…つ、りつ、律?」

律「あっえっ?な、なに?」

澪「聞いてなかったのか?」

律「ごめんごめん」

澪「あと何の宿題が終わってないんだ?」

律「えっとー数学と英語と家庭科の課題かな!」

澪「ほとんど残ってるじゃないか!」

律「だってだってー夏休みは忙しくてー」

律「夏祭りだろ?それから花火大会に…甲子園見たり…聡とゲームしたり!」

澪「遊んでばっかじゃないかー!」



りっちゃんち!

律「ささささっ!澪さまどーぞどーぞ」

澪「一応ノートは持ってきたけど自分で考えろよ?」

律「ありがとうごぜーます!!!」

律「ではさっそく!」

澪「私は本読んでるからわからなかったら聞いて」

律「りょーかい☆」

律 カキカキ

澪 読み読み

カキカキ

ケシケシ

カキカキ

…………………

律(澪…綺麗な字だなー)

律(あーなんかやばい)

律(ノートから良い匂いがしてきた気がする)ハァハァ

律(…好き…だなぁ…)

律(澪にこのことを伝えたらどんな反応するんだろう)

律(嫌われちゃうかな…)

律(ただ好きなだけなのに…)

律 グスッ ポロポロ



澪「律!?どうしたんだ!?」アワワ

律「み…お…」ポロポロ

澪「…律?なにかあった?」

律「…澪は…誰かを好きになったこと…ある…?」

澪「えっ?私はそういうのはない…かなぁ」アセアセ

律「そう…私は好きな人がいる」

律「とてもとても大切な人」

律「優しくて…あたたかくて…気づくとその人ことを考えてる」グスン

澪「律…」

律「初めてこんな気持ちになって…どうしたらいいかわかんなくて…」ポロポロ



律「私…澪が好き」



澪「……えっ」

律「いきなりこんなこと言われても困るよな?ごめんな!」ハハッ

澪「」

律「黙るなよ…」

澪「いやごめん、律から恋愛のことなんてって思ってたら、相手がその…私…っていうから…」

律「最初は友達としての好きだと思ってた」

律「でも違ったみたいで…」

律「あぁいや!だからって澪と付き合いたいとかどうしたいって訳じゃなくて…その…」

律「ただ伝えたかったんだ」

澪「律の気持ちはとても嬉しいよ」

律「!」

澪「でも私は律のことを親友としか見れない」

澪「好きって気持ちは友情としてならある」

澪「ごめん」

律「みっ…澪は謝る必要ないぜー!勝手に私が好きなだけなんだし!」

律「澪の感情が普通で」

律「私がおかしいだけだから…」グスッ

澪「律がおかしいだなんて思わない」

澪「好きな人に好きって伝えられる、その強さが律だよね」

律「澪…ありがとう」

澪「」にこ

律「」にこ

澪「宿題…ちゃんとやりなよ?」ふふっ

律「…うん!」



律(やっぱり澪は澪で)

律(優しくてあったかい!)

律(これが1つの恋なら、私の恋はずっと叶わないけど)

律(それでも変わらない友情で私たちは結ばれてる)

律「澪、大好きだー!」

澪「はいはい」

おしまい



むしゃくしゃしてやった
後悔しかしてない
学び直しますノシ