律「もういい・・・・こいつは放っておこうぜ。早くさわ子先生をきのこらせよう」

梓「そうですね・・・・。哀れです・・・澪先輩・・・尊敬してたのに・・・・ぅぅ・・・」

唯「泣かないであずにゃん・・・・」

澪「はっ・・・・はは・・・・・・・・・・は・・・・・・・」

澪(キノコリスト失格は免れたが、その代わりに人として大切なものを失った気がする・・・)

梓「ぐすっ・・・・、さ、さぁ!!気を取り直してさわ子先生をきのこらせましょう!!」

律・唯「おーっ!!」

さわ子「ぎぎぎぎぎっぎぎぎっぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎききぎぎぃぃのこ」クネクネ

律「じゃあ、どうする?こう、顔の上で振ってみるか?」

梓「そうですね。やってみましょう」

律「よし!じゃあやるぞ!!」

律「そぉ~れ、きのきの~~!」フリフリ

梓「きのきの~~」フリフリ

唯「きのきのぉ~~」フリフリ

澪「はは・・・・きのきの・・・・はは・・・・」フリフリ



律「なんかイマイチぱっとしねぇなあ・・・・」

梓「そうですね。胞子がちゃんと降りかかっているのかどうかもわかりません」

唯「じゃあもうこうやって顔に押し付けちゃえばいいんじゃないかな?」グリグリ

さわ子「ぎのぎのきのおぉおここぉぉぉぉぉうぶっ!?ぎのっ・・・!ぎのののの゛の゛ッ!!!」クネクネ

律「それもそうだな。それで行こう」グリグリグリ!!

梓「どうせなんで口の中にも詰めちゃいましょう。身体の中からきのこります」グッググググ・・・

さわ子「ギノノッ!!!ブブブノホッ!!!!ぎの゛の゛ノ゛ノ゛ボボボボッボボボボ・・・ッ!!!!ぎぎっぎぎぎ」クネクネ

律「鼻の穴にも詰めようぜ!こう・・・鼻からなめこが生えてるみたいになっ!」グィッ

さわ子「フゴッ!!!?ブンゴゴゴゴゴッガガガ!!!!!!ギノゴゴガガガガブグリュリュグガガガゴゴゴゴァア」クネクネ

梓「もう脱がせて全身に擦り付けましょう!きのこ美容(マッシュエステ)です」ビリビリッ!!

唯「きのきの~~~」ゴシゴシゴシ!!

さわ子「ぎぎぎぎののののののぶぶぶごごごごごごごおっっギギギボボボボッガガガガッ」クネクネ

律「エステなら唯の買ってきたビン詰めなめこも塗っちゃおうぜ!!」ベタベタヌリヌリ

澪「はは・・・なんかエロいな・・・エロいついでに、これアソコに突っ込んじゃおうかwww」

律・梓・唯「うわぁ・・・・・・・、それはないわ・・・・・・・・」

唯「きのこっの~このこ元気の子~♪」ゴシゴシグイグイ!!

律「えりんっぎーまいたけぶなしめじ~♪」ベタベタヌリヌリ!!!!

梓「はごたえコリコリエリンギコリ♪」グイグイゴリゴリ!!

澪「・・・・・・・」ゴシゴシ

紬「私、たくあんを先生のアソコに突っ込んでピストン運動するのが夢だったの~♪」ゴリゴリッ!!

律「おっ!そりゃいいなぁ!!あはははは!!」

梓「ははははは!!さすがはムギ先輩ですね!!」

澪「え・・・?・・・・・・・・え?」

さわ子「ガガガガゴゴゴゴゴゴゴオg!!!!ベベッベガガガガギギノゴゴギノゴギノぎのごごごおおぉおッ!!!」ビクビクッ

紬「更にそれを突っ込んだままたべるわ!!ポリポリポリ!!!!」

律「ははははははは!!!ファンタスティック!!!」

唯「ムギちゃんは最高のタクアニストだねぇ~!!」

澪「・・・・・・・・」

さわ子「ギュギュグググウゲゲゲgボボボボ!!!!!ああぁ゛ぁああ゛あ゛がががあががぁぁ」ビクンビクンッ

梓「MP(マッシュ・ポイント)が溜まってきましたね!!きっともうすぐきのこりますよ!!!!」

律「よーっし気合入れてこすろうぜー!!」ベタベタ

唯「いっくよー!!きのきの時間!!」ゴシゴシ

梓「君を見てるといつもキノコNYOKI☆NYOKI♪」グイグイ

律「ゆれる思いはマシュルムみたいにふわ☆ふわ♪」ベタベタ

唯「いつも食べてる♪」 梓(いつも食べてる♪)ゴシゴシ

唯「君の頭を♪」 律(君の頭を♪)ベタベタ

唯「ずっと食べても足りてないよね」グイグイ

唯「山が買えたら♪」 梓(山が買えたら♪)ベタベタ

唯「栽培しーてー 食べ続けるのにな~♪」ゴシゴシ

梓「あぁ カミサマお願い ふたりーだーけの」

律「Mushroom Timeくだーさいー」

唯「おきにいりーのきのこーを食べてー・・・」

梓「今夜ー・・・・も・・・・・」

律「・・・・・・・・」



律「・・・・なぁ」

梓「はい」

律「なかなかきのこらないな」

梓「・・・・・そうですね」

さわ子「ぎ・・・・・ぎのっ・・・・ぎのご・・・・・ぎの・・・ぐぉ・・・・・・」クネッ・・・・クネッ・・・・

律「もしかしてさ・・・・」

梓「・・・・・」

律「この方法じゃ駄目なんじゃないか?」

梓「!!そ、そんなことありません!!!きっとまだ胞子が足りてないんです!!!」

律「でもよぉ・・・・こんなに使っても駄目だったんだぜ・・・?」

梓「きっと体内に足りないんです!!もっと口の中に沢山詰めれば!!!」グイグイ!!

さわ子「ぶもっ・・・ぐぇっ・・・ぅ・・・ぅぐげぼ・・・ごがあ゛ぁ・・・っ・・・ごっ・・・ぎの・・・ぎのごぉ・・・」クネッ・・・

さわ子(何があっても止めちゃ駄目・・・・ここで止めたら・・・・計画が失敗してしまう・・・・)

さわ子(私の教師生命・・・・大変なことも沢山あったけど・・・生徒たちがいたから・・・頑張れた・・・・)

さわ子(この子達を正しい道に導く・・・・それが・・・・この計画・・・・いえ、私の最後の授業・・・・!)

さわ子(あれ・・・・おかしいな・・・視界はきのこしかないはずなのに・・・・・)

さわ子(なんだか・・・・しろい・・・・・ひかりが・・・・・・)

さわ子(あれは・・・・・・かみさま・・・・・?)

さわ子(いえ・・・・・・・・・・あのかたちは・・・・・・・・・・た・・・・―――――)

梓「えいっ!えいっ!」グイグイ!!

唯「えいっ!えいっ!」グイグイ!!!

律「ケツからも押し込むぜー!!!」グイグイ!!!

澪「・・・・・・・」

さわ子「がっ・・・・ぁ・・・・ぁな・・・た・・・・・たち・・・・・・」ビクンビクン

唯・梓・律・澪「えっ・・・・?」

さわ子「ぁり・・・が・・・・・・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・・・・・。ぅ゛・・・・」ブルブルッ

梓「・・・・・!!?」

さわ子「・・・・う゛え゛ええぇぇぇ゛えぇぇ゛ぇ゛えぇぁぇぁぁあぇええげぇぇえぼぼぼぼががあぁ゛っ!!!!」ゲボブシャァァ

梓「ひっ・・・・!!うぁ・・・・あぁあぁぁあぁああああああああ!!!!!」ビチャビチャ

律「うわ゛あぁああ゛ああぁぁああああぁぁぁっ!!!!!」ベチャベチャ

唯「ぎゃやあぁぁぁあぁ!!わああぁぁあああぁあ!!」ビチョブチョ

澪「あ・・・・あ・ぁぁあ・・・・・・あああ゛ああ゛ぁああぁぁあ!!!!」ブジャベジャ

さわ子「ぶぐばぁああぁ゛がぁあぁ゛あ゛ぁ゛ぁぁああっ!!!・・・・ガブァッ!!!・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ

梓「ひっ・・・・・えっ・・・・・せ、先生・・・・・!?」

律「う・・・・・・・・うぁ・・・・・・・・・・っ」

唯「嘘・・・・う・・・・そ・・・・・」

澪「し、しん・・・・・」

梓「死んだ・・・・・・!?」

律「ッ!?あああああああああああああああぁあぁうわああああああああぁぁああ!!!」

唯「――――ッ!!!っ・・・・ひっ・・・・・・・・・ぁっ・・・・・・!!!」

澪「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

梓「はっ・・・・かはっ・・・・・ハァッ・・・・ハァッ・・・・グッ・・・・・・・・う゛ぇえ゛っ!!」ベチャベチャ

梓「こんっ・・・・・こんな・・・・・・」

梓「こんな・・・・・はずじゃ・・・・・・・・!!私は!!ただ!!先生をきのこらせようと・・・・・」

梓「ひぐっ・・・・・・ぅぅぅぅううううええぇぇぇぇえええん!!!!!!!!!!」



――――― 数日後

あの後、あの場から一目散で逃げ去った私たち。

警察に捕まるのを恐れて何日も家に引きこもっていた。

でも、いくら怯えても何も無かった。

恐る恐る学校へ行ってみると純と憂が私の心配をしてくれていた。

「・・・・さわ子先生は?」

そう訊くと、

「・・・・まだ、行方不明らしいんだ」

と返ってきた。

意味がわからない。

つまり、あの日、あの後、さわ子先生はまだ生きていて・・・・

どこかに消えた・・・・?

なぜ・・・・? 私にはもう、何もわからない・・・・・。

ただひとつわかるのは・・・・。

あの日以来、きのこが食べられなくなったことだけ・・・・・。



そして更に数日。吐瀉物の臭いがかすかに残る部室に、全員が集まっていた。

梓「・・・・・・」

律「・・・・・・」

澪「・・・・・・」

唯「・・・・・・」

梓「夢じゃ・・・・ないんですよね・・・」

律「当たり前だ・・・・」

澪「・・・・・・夢だよ。全部夢だ・・・・」

唯「澪ちゃん・・・・・」

梓「先生・・・・どこ行ったんでしょうね・・・・・・」

唯「きっとどこかで元気にしてるよ。きのこの食べすぎでお腹壊してるのかもね」

律「笑えねぇ。やめろ唯・・・・」

唯「ごめん・・・・・」

そんな重苦しい沈黙を破ったのは、ガラッと扉の開く音と共にやってきた憂だった。

憂「あ、良かった!みなさん居たんですねー!!」

唯「あれ?憂、どうしたの?」

憂「最近お姉ちゃん元気ないし、皆さんも元気ないみたいなんで、お菓子の差し入れです!」ガサッ

律「は・・・・・はは!そうか?悪いな!!ちょっと演奏が上手くいかなくてよ!!」

梓「そう!皆して落ち込んでてね!!ははっ!」

澪「・・・・じゃあ、折角だし、お菓子もらおうか」

唯「わーい!お菓子お菓子~!!」

律「おいおい!一人で全部食うなよー!!」

梓「憂、何があるの?」

憂「え~っとね――――」



憂「 き  の  こ  の  山  か  、  た  け  の  こ  の  里 」



梓「えっ・・・・・」

律「・・・・・・」

澪「・・・・・・」

唯「・・・・・・」



梓「わ、・・・・私、たけのこで」

律「・・・・・・・私も」

澪「わ、私も」

唯「私もたけのこがいいかな・・・・」

憂「あれ?」

憂「みなさん、きのこ派じゃありませんでしたっけ?確か前にそう言ってたような―――」

憂「私、正直きのこの山なんてありえないって思ってたんですけど・・・・」

憂「皆さんが"正気に戻ってくれた"みたいで嬉しいです!」

憂「じゃ、こんなきのこなんて捨てて、みんなでたけのこの里食べましょ!!」ポイッ

梓「う、うん・・・・」ポリポリ・・・

律「はは・・・・・うまいな・・・・」ポリポリ・・・

ポリポリ・・・・

憂「・・・・・・フフッ」

憂「・・・よかったですね、さわ子先生」

憂「一緒に、皆を、正しい道に導けて・・・・・!」



こうして、私たちは全員きのこにトラウマを持ち・・・・

全員きのこ派という奇特な軽音部は・・・・

一夜にして、全員たけのこ派に変わったのだった・・・・・







                                  THE END










紬「きのこの里うめー!!」ポリポリ



お疲れ様でした。読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに私はきのことたけのこを両方買って一個ずつ交互に食うのが好きです。
ではまたいつか。



憂「はいはい、もうすぐ出来るからね、お姉ちゃん」

唯「今日のご飯は何?」

憂「シチューだよ」

唯「シ、シチューかぁ・・・」

憂「あはは、大丈夫だよ。きのこは入れてないから」

唯「ほ、ほんと?よかったぁ・・・・!」

憂「うん、その代わりに、お肉いっぱい入れてあるからね!」

唯「嬉しいけど、最近お肉多いね~。いくら食べても太らない私でも太っちゃうかも」

憂「大丈夫大丈夫!ころころしたお姉ちゃんもかわいいんだから!」

唯「えへへ~」

憂「だからいっぱい食べてね!」






憂「お肉、まだまだあるから」