こんにちわ今日は私の素敵な仲間を紹介します

ギター……平沢唯

唯は音楽の技術とか理論は知らないけどとてもいいギターを弾きます。
時に力強い、時に斬新なフレーズでバンドを色どります。

チャラリラチャリラーギュウーンギュギュギュジャーン!
ただ…



唯「澪ちゃーん。見て見てーうまく書けたよー」

澪「ひっ…血…血!」



唯には自傷癖があります。
なんでも大好きなセックスピストルズのシドがやっていたからだそうです。
ちなみにシドと言えば南京錠のネックレスが有名です。もちろん唯もしています。
シドの南京錠にはRのマークが付いてますが、お金がない唯は百均で買った普通の南京錠をつけています。

唯「ほらほら、ちゃんと見てよー上手にファックって書けたでしょ?」

澪「……唯。ファックの綴りはFACKじゃなくてFUCKだぞ…」

唯「えー!?そうだっけ?」

唯は少しバカです。
この前はPUNKをPANKと書き間違えていました。



ドラム……田井中律

律は小さいころからの親友です。我が軽音部の部長もつとめています。
パワフルな音でしっかりと土台を築き、前のめり気味なドラミングはバンドに疾走感を加えます。

ドンタカタドンタカタドン!ドゥチッチッチッタン!シャーン!
ただ…



律「ああ~喉かわいた~ごくっ…ごくっ…ぷはぁ~やっぱビールは美味いなあ!」

澪「あんまり飲みすぎるなよ?」

律「わかってるって~」



律はアル中です。いつでもグビグビ飲んでいます。
音楽室に冷蔵庫を持ち込んでいて、常にダース単位でビールが冷やしてあります。

律「どうだ?澪も一口飲むか?」

澪「私はいいってば!」

コソコソ ガチャ プシュッ

唯「ぐびぐび…おいし~い!」

律「唯!私の許可なしに勝手に飲むなって言ってるだろ!」

ブンッ!バキッ!

唯「いた~い…うわあああん!」

律の許可なしにビールを飲むとマジギレされます。
ちなみに律は二日酔いになったことがないそうです。二日酔いになる間がないくらいアルコールを摂取してるからだと思います。




キーボード……琴吹紬

ムギはおっとりしていて優しいお姉さんみたいな存在です。
キーボードで破壊的なバンドサウンドを優しく包みこみます。
ムギが持ってくるお茶やお菓子は傷つきやすい私の心のオアシスです。

フィー!ピピピピロピロティロティロロフィーン!
ただ…



紬「………」ブルブル

澪「ムギ?どうした?」

紬「いえ…ちょっとトイレへ行ってきます」

タタタ…

澪「切れたのか…」



ムギはヤク中です。飲む、吸うではなく打つヤツです。
ムギの左腕にはポツポツといけない痕があります。
親の会社が裏で取引してるらしくタダ同然で手に入るらしいです。



バンッ!

紬「うふふーっ!澪ちゃん元気ーっ!」

澪「あ、ああ…元気だよ」

紬「澪ちゃんはいつ見ても可愛いわあ!羨ましい!」

ギュッ

澪「はは…ありがとう」

キマってる時のムギはいつもベタベタひっついてきます。
正直少しうざいです…



ギター……中野梓

梓は一番最後にバンドに加わった可愛い後輩です。
確かな実力に裏付けられたギターでバッキングからソロまでなんでも弾きこなします。

ジャッチャカチャカチャジャージャアジャア!チャカジャッジャッカチャジャーン!
ただ…



梓「先輩。こんにちわ。フー」

澪「ゴホゴホ…人の顔に向かって煙をはくな…」

梓「すいませーん」



梓はニコ中です。別にニコニコ動画が好きな訳ではなく、タバコ大好き人間です。
他のメンバーもたまに吸ってるので特別問題がない感じがしますが梓はありえないくらい吸います。
吸ってない時がないんじゃないかってくらいです。

梓「フー…ああ…なんかぼーっとしてきたあ…」

澪「それタバコか?」

梓「えへへ…それはちょっと…」



どうやらマリファナも吸ってるみたいです。



顧問……山中さわ子
さわ子先生は明るくて優しい先生で生徒からも教師からも慕われています。
楽器の演奏もうまく、アドバイスも的確。とっても頼りなる顧問です。
ただ…



さわ「……ブツブツ……くそ…アイツら……殺して……」

澪「………」



さわ子先生は心の病気です。みんなの前では薬の力を借りて明るく振る舞っているけど、私達の前では気が抜けるみたいです。

さわ「うっ…うう…澪ちゃん……」

澪「何ですか?」

さわ「産まれてきてごめんね……もうすぐ死ぬから……」

澪「いやいやいや!」

さわ「うう…誰か私を殺して…」

さわ子先生は少し寂しがりです。



どうですか?私の素敵な仲間は。
毎日みんなと楽しく過ごしています。
ただ…



たまに泣きたくなるのは何でなんでしょう?



練習中

ジャーンシャーン!

澪「ふわふわターアイム」

唯「ふわふわターアアアイム」


澪「…ふわふわターアイム」

唯「ふわふわターアアアインム」

ダンダカダカダカシャアーンドンタカドンタカタカタカドゥチッドゥチッ
ピラピーファーファー

澪「ゴホゴホッ…わターアイム」

ジャカジャーン!



唯「わ~今の演奏すごく良かったね!」

紬「そそそそそそ、そうね」ブルブル

梓「フー」

律「こりゃ次のライブも大盛り上がりだな!」ごくごく

澪「ちょっと待て」



唯「どうしたの?」

澪「いや、いろいろと言いたいことが…まず、唯」

唯「え?」

澪「何でお前は歌う時にいつも最後の音をだらしなく上げるんだよ!」

澪「それにラ行が全部まき舌になってるぞ!しかもL、R区別なく!」

唯「だって~かっこいいじゃん!」

澪「はあ、わかった…次、律!」

律「ん?ぷはーっ!何?」

澪「何であんなにばしばしドラム叩くんだよ!歌の邪魔になってるだろ!」

律「はははーキース・ムーンみたいでかっこいいだろ!」ゴクゴク

澪「叩きまくればいいってもんじゃないだろ!バカ野郎!」

澪「あー…次はムギ!」

紬「え?え、え、え、えええ?」

澪「お前クスリ切れてるだろ?」

紬「な。何のこと、や、ら…」フルフル

澪「キーボドの音間違えすぎなんだよ!ちゃんと目見えてるのか!早くトイレ行って来い!」

紬「ご、ごめんねー」トテトテ

澪「ふう…梓」

梓「えー?何ですか?」フー

澪「頼むから演奏中くらいはタバコ我慢してくれよ!」

梓「フー…無理ですね」

澪「お前アレか?ラルクのKENの真似か?」

梓「…っ!」ピクッ!

パシーン!

澪「いたっ!」

梓「違いますよ?キース・リチャーズの真似です。間違えないでください」

澪「うん…ごめん…」



澪「…はっ!じゃなくて!みんな真面目にやってくれよ!」

唯「すごく真面目にやってるよー?ねえ?」

律「ごくごく…ああ!いたって真面目だ。あ、梓。タバコくれ」

梓「律先輩もらいタバコばっか…はい」フー

唯「私もちょうだい!りっちゃん、ビールもらうね~」

律「しゃーねーな。ホレ」

プシュ

唯「ぷはー…あずにゃんもいる」

梓「はい」ゴクゴク

バンッ!

紬「みんな!エンジョイしてるの!サディスファクションなの!」

澪「………」



澪「いい加減にしろ~!」

バンッ!



唯律紬梓「…っ!」ビクッ



澪「みんなやる気あるのか?好き勝手やりすぎなんだよ!」

律「い、いやあ~」ゴク

澪「こんな時に飲むな!」バシッ

律「あっ…」

カラカラ…

澪「唯も!パンクだかなんだか知らないけどちゃんと演奏してくれよ!」

唯「ちゃんとやってるよ~…」ガリガリ…

澪「爪で腕ひっかくな!自分の身体を大事にしろ!」

澪「ムギ!いつまでクスリなんてやってるんだ!死ぬぞ!」

紬「これがないと生きていけないの!」

澪「威張って言うな!リハビリちゃんと受けてくれよ…」

梓「先輩…なに怒ってるんですか?」フー

澪「…っ!タバコ吸うな!煙いんだよ!」

スッ サッ

澪「………」

スッ サッ

梓「………」フー

澪「………よけるなよ…」フルフル

澪「さわ子先生!顧問だろ!コイツらどうにかしてくれよ!いいの?音楽室に酒やらタバコ持ち込んで!」

さわ「ゴメンね……教師失格だよね……死んでお詫びを…」

澪「死ぬな!」



澪「もういい!お前らなんか知らないからな!」

タタタ!バンッ!



唯「行っちゃった…」ガリッ

律「ほっとけよ…あーあ…ビールもったいね」ペロペロ

紬「何か嫌なことでもあああ、あったのかな」

梓「フー…さあ?」

さわ「ううう…私のせいで…」



澪(なんなんだよアイツら…追いかけてこないのかよ…もう本当に知らないんだから!)



澪宅

澪(そもそも何であんなヤツらとバンドやってんだろ…)

澪(他にバンドのメンバー探そうかな。私くらい弾ければ大丈夫だろう)

澪(そうだ!アイツら一緒に居たら私までダメになる!)

澪(よし、新しいバンドを作るぞ)


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