次の日!

澪「お願いします!! 3ヶ月後の主催イベントで私たちとタイバン張ってください!!」

vox「でも…僕ら君たちのことなんにも知らないし…大体こんな箱でやるようなイベじゃないでしょ…」

律「私たちは出禁になる覚悟でやってます 一生この近くで演奏できなくてもいい!」

梓「お願いします!! 私たちの初ステージで…一緒に暴れてください!!」

gt「でも俺らはみんなプロ意識も高いし…出禁とかこまるんだけどな…」

唯「あれ~? ライブで見たときはあんなに派手に暴れてたのに…箱の大小なんか関係ないと思いますけどね~」

ba「なに? 君らなかなか挑戦的だねぇ…」ビキビキ

dr「おい!落ち着け! 女の子だぞ!」

vox「でもbaの言うことも一理ある これからバンドやっていくならそういうところは改めたほうがいいよ」

gt「ってなワケで俺らはゴメンだ 他をあたってくれ」

澪「じゃ…じゃあせめて…私たちの演奏を聞いてください!!」

律「それで納得できなければ結構ですから!!!」

ba「もういいでしょ 俺らもスタジオ代無駄にしたくないし」

dr「まあいいじゃん ここまで熱心に言ってくれる子そうはいないよ?
しかも女の子のメタルバンドなんてそうそう見れないからね 俺は聴きたいな」

vox「まあ僕も聞くだけなら…」

一同「ありがとうございます!!」

ba「勝手にやってろ!」

vox「おい!どこいくんだよ!」

ba「タバコ!!!!」

dr「ったく… ゴメンな…イイヤツなんだけどね、あいつ」

澪「大丈夫です 無理を言ってるのはこちらですから…」

梓「じゃあセッティングからさせていただいてもいいですか?」

dr「うん。好きにやっちゃって」

梓「じゃあ私先生の車行ってきますね!」

vox「車…?」



梓「お待たせしました!」

dr「ラック使うの!?」

gt「一方でレスポールの子はコンパクト一個だし…」

ba「ベースはコンプレッサ使うのか…」

vox「うおっ!いつから!?」

ba「あのちっちゃい子がものすごいアンプ持ってきたから気になって」

vox「あっそう…」



律「それじゃあ…よろしくお願いします!」

dr「うん いつでも始めて」

律「じゃあ…私たちが初めてみんなで合わせた曲です…」

律「Holocaust!(皆殺し)
ワン、ツー、スリー…」



ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!



vox「なあ…今の夢じゃないよな」

ba「ああ…」

dr「一瞬何が起きたのかよくわからなかった…」

gt「うるせえよww 二つ返事でOKだしたくせにwww」

vox「ティーメタルか…」

dr「さっ! 3ヶ月後に向けて練習始めよう!!」



ライブ当日!!

澪(駅前でビラ配りまくった…)
澪(mixiでもマイスペでも宣伝しまくった…)
澪(タイバン相手のファンの子も誘いまくった…)
澪(行ける…行けるはず…)

タイバン「おはようございます~!」

澪「は…はいいい!!!!」

タイバン「うぉぉっwwどうしたの!?」

澪「いや…ちょっと緊張しちゃって…」

タイバン「そうなんだwww 他のメンバーは?」

澪「裏でリハの準備とかしてます…」

タイバン「了解っ」

澪「本当にライブなんだ…主催で…こんなすごい人達と…」



リハ終了!

一同「ありがとうございました!今日はよろしくお願いします!!」

モブ「やっぱりすげえな…」

モブ「これで初ライブとか今まで何やってたんだよこいつらwww」



vox「こんちわっ リハお疲れさま」

澪「あ…voxさん…」

律「お疲れ様です!」

vox「いや~君たちほんとにすごいよ! 今日のタイバン全員僕たちの時みたいに無理やり誘ってきたんでしょ?」

唯「お恥ずかしながら~…」

vox「それで6バンドも集まるんだから本当にすごいよ! 君たちの演奏には不思議な魔力があるね…うん」

澪「あ…ありがとうございます…」

梓「なに縮こまってるんですか! 澪先輩が一番自信持ってるくせにwww」

澪「あ…梓! そういうこと言うな!! はっはは…恥ずかしいだろ!!」

vox「恥ずかしい…かwww 演奏してる時もそれくらいの恥じらいがあれば可愛いんだけどねwww」

澪「なっ!!」///

ba「なにJKにちょっかいかけてんだよwww」

vox「人聞きの悪いこと言うな!」

紬「うふふ♪」

箱スタッフ「そろそろオープンしますんでトップバッターの方準備お願いします!!」

タイバン「俺らだね… 行ってくる! 精一杯盛り上げて次に繋げるよ!」

律「よっしゃああ!!カマしてきてください!!!」

澪「私たちも観に行こうか ステージの方行こう」



澪「」

律「どうした?」

澪「人が…人がたくさん…」

唯「うわっ!すごいよ!!満員近いよ!!!」

梓「キャパ1000人の箱がオープンでここまで…私たちどんな大物たち引っ張ってきちゃったんでしょうか…」

ba「へ~…楽しくなってきたじゃん」

律「うわっ!びっくりした!!」

ba「モッシュどころかジャンプまで禁止の健全なライブハウスにこの人数のメタラー詰めて…
なに考えてんだよ澪ちゃんww」

律「あのー…リーダー私なんですけど…」



でも主役は澪



ba「今日はこの箱…」

澪「私たちが占拠…ですね…」

dr「どうしたの二人とも! やる気満々じゃーんwww」

ba「これが愉しまずにいられますかっ」

律「一緒にぶち壊しましょう!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

唯「あっ!!始まったよ!!」

澪「ホールに行こう!!」


モブvo「全力でかかってこおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!」

客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

澪「すごい…」

澪「この大きな箱にすし詰めの全員が…」

澪「同時に頭振って…」

澪「同じ方向に詰めて…」

澪「飛んで、飛ばして、飛んで」

澪「これがメタルフェスなんだ…」

唯「すっごーい!!こんなの映像でしか見たこと無いよ!!!」

梓「お客さん全員大盛り上がりですね!!」

律「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァ!!!!」ブンブン

紬「~~~~~~~~~~~ッ!!」ブンブン



澪「この会場の一体感…」

澪「興奮を共有しあうようなモッシュ…」

澪「私がしたかったライブは…これなんだ…」



唯「気づけばもうトリ前だね…」

律「なんて早い4時間半だったんだ…」

澪「私たちも裏行って準備しないと…」

一同(まだ見てたいなああああああ…)

梓「すごい叫び声ですね…」

澪「ああ…」

紬「なんかダイブとか言ってますよ?」

澪「ああ…」

律「合唱起きてるな…」

澪「うるさい!私だって観たいよ!! うわあああああああん!!」

唯「泣かなくてもいいじゃない…」



トリ!!

澪「いよいよ私たちの出番か…」

律「こんだけしょっぱなから盛り上がっててトリが初ライブとか伝説だろ」

vox「いやー疲れたー」

澪「お疲れ様です!」

vox「いやー本当に楽しかった! 今日はこんなイベントに誘ってくれてありがとう!!」

澪「お礼を言うのはこちらの方です…こんな素晴らしいイベントにしていただいて…」

ba「まああとはお前ら次第だけどな」

律「…」

ba「俺らはお前らの引き立て役だ おまえらがどう締めくくるかだ 今から良いライブだとか言ってんじゃねえ!」

澪「…」

ba「カマしてきな!」

澪「…はい!!」



客「え…? 女の子?」
「あれが放火後カンニバル…?」
「なんか…」
「しょぼそうだよね…」
「小娘がトリかよ…期待して損した…」

澪「…ううう…なんかいろいろ聞こえる…」

唯「なんか…言われてるね…」

客「帰ろ…」

澪(あっ…)

唯「待ってえええ!!!!」

キイイイイイイイイイイイイイイイイイイン…
デレデレデレデレデレデレデレデレギュウウウウウイィィンギュワンギュワンドルルルルルルッルルルルル…

唯(よしっ!こっちむいてくれた…!)

唯「りっちゃん!!カウント!!」

律「えっ!? う…うん」

唯(絶対一人も帰らせない!!!)

律「ワン、ツー、スリー、フォー!!」

ギー太「ギュウウウワンギュウウワンギャリギャリギャリデレデレギュウウウウウイィィンギュワンギュワンドルルルルルル!!!!」

唯「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!!!」
澪「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!」

唯「ホロコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオスト!!!!!!!」



その後のライブはこんな感じで続いていきました。



ジャッ、ジャッ、ジャーン!

唯「…」

唯「えーっと…初めまして、私たちが放火後カンニバルです!」

唯「今日は、当イベントに足を運んでいただいてありがとうございます!!」

唯「えーっと…えーとー…」

vox(MC下手くそだなおい…)

唯「皆さん盛り上がってますかー!?」

vox(どう見ても盛り上がり切ってるじゃねえか…)

唯「じゃ…じゃあ次の曲…」

vox(次行くのかよ…)



唯「あっ!!その前に!!」

vox(グズグズじゃねえか…)

唯「ベースの澪ちゃんにメンバー全員で言いたいことがあります!」

澪「えぇっ!?このタイミングで!?」

唯「じゃあリーダーのりっちゃんどうぞ!」

律「あーあー! コホンッ」

律(澪…)「えー皆さん! 私たちは本日が初ライブなのですが…」

律「私たちはメタルというものを最近知りました」

律「ベースの澪が何を吹っ切れたのか急にメタルの曲を作ってきて… ギタボの唯もいつのまにか乗っかってて…

なにから話せばいいのかな…ww」

律「最初は私、そんなにメタルが好きではありませんでした。
こんな下品な音楽なんて…とも思いました。
でもこうして仲間とメタルやってて気づきました。
こんなに興奮できる音楽があったこと。
こんなに楽しさを分かち合える音楽があったんだ…って。
メタルにはステージと客席に隙間なんて無いと思います。
みんなで一緒に暴れて、一緒に頭振ってれば、ステージも客席も、奏者も客も関係なしに
この会場に溶け出して、一体化できる。そんな音楽がメタルだと思います。
こんな素敵な音楽を教えてくれた澪に、メンバー全員で心から、感謝しています。
ありがとう。」

澪「律…」

梓「ありがとうございます。」

澪「梓…」

紬「ありがとう♪」

澪「ムギ…」(きっと違う意味なんだろうな…)

律「だから暴れたい奴はガンガン上がって来い!!
飛びたい奴はガンガン飛べ!!
以上!!!!!!」

律「次の曲!!ファザーファッカー!!!」



打ち上げ!!

モブたち「カンパアアアアイ!!!」

モブ「いやあああ!!よかった!!最高でした!!ありがとう!!」

モブ「毎年開催したいよな!!」

モブ「恒例にしようぜ!!」

箱スタッフ「それは勘弁してください」

モブ「んで、肝心の放火後カンニバルは?」

vox「ああ、裏で寝てますよww メンバー全員wwww」

澪「スカー…」
律「ピー…」
唯「ガアアアゴオオオオ!!」
梓「…」
紬「あっ…澪ちゃんっ! そんなっ…らめぇ!!」



一旦おわり
続きは考えてません