~軽音部部室~

古畑「え~本日はお集まり頂きありがとうございます」

 澪「刑事さんいい加減にしてくれませんか、
  一体何なんですか??」

 律「・・・・」

 唯「・・・・」

 紬「刑事さんは私達を疑っているんですか?」

古畑「いいえ・・疑ってなどいません、
   確信しています、あなた達が山中さんを殺したと」

澪「!」

律「!」

唯「!」

紬「!」

古畑「えー詳しい説明の前にですね、こちらを・・・
   被害者の家のパソコンからこんな物が出てきました。
   どうぞごらんになってください」

 澪「これは・・・!」

古畑「あなた達が消したはずの写真です、
   警察で復元しました」

 律「どうして・・・」

古畑「この画像がパソコン上から消されたのが午前5時であると
   ログ?というものから分かっています、
   山中さんはそのとき既に死亡しているので消せません、
   ということは犯人が鍵を使って進入し、消したということになります」

紬「・・これがどうかしましたか?」

古畑「え~山中さんは女性にしては変わった趣味をお持ちだったようで・・
   いわゆるレズビアンという奴です、彼女の他にもたくさんの女性の
   写真がそれはもうわんさかと・・・」

 澪「私達はやってない!」

古畑「え~続けます」

 澪「おい!」

古畑「一ヶ月前に一人の女生徒が精神病院に入院しています、
   名前は中野梓さん、軽音楽部の生徒でした、あなた達の後輩です、
   非常に仲が良かったようで・・・」

唯「・・・・・」

紬「・・・・・」

律「・・・・・」

澪「・・・・・」

古畑「すみません、調べさせて頂きました。えー、
   山中さわ子さんは梓さんによからぬ関係を持ちかけた、
   それは梓さんを非常に苦しめます、しかし彼女は誰にも言えなかった・・・
   現在のみなさんの関係を案じてです、山中さんは教師という権力、
   その他優位性を利用して、彼女を無理やり・・・
   その結果梓さんは心を病んでしまう、あなた達が知ったときには
   もう遅かった・・・」

唯「・・・・・」

紬「・・・・・」

律「・・・・・」

澪「・・・・・」

古畑「そしてあなた達は復讐を決意します、4人で先生を殺しました・・
   間違いなく、あなた達の犯行です、
   計画を立てたのが誰であろうと・・・え~4人での犯行です」

 紬「そこまでいうからには何か証拠があるんですか?
  証拠も無しに犯人だなんて決め付けたら刑事さんの方がまずいんじゃないですか?」

 律「刑事さんの妄想だよ!」

 澪「そうだ!証拠なんて無いんだ、訴えてやる!!」

古畑「果たしてそうでしょうか・・・え~平沢さん」

 唯「!・・はい」

古畑「昨日お家に伺ったとき、あなたは言いましたね?
   犯行時刻は寝ていたと。普通は寝てる時間だと」

 唯「・・・はい」

古畑「えー、何故犯行時刻を知っているんです?
   確かに山中さんは午前3時から4時の間に亡くなっています、
   しかし、警察関係者しかそのことは知りません」

唯「!・・刑事さんが夜って言ったから・・・夜は寝ます」

古畑「夜といえば、一般的な概念として暗くなったら夜です。
   夜10時、22時ぐらいも夜です、しかし最近の高校生が
   夜10時に普通寝るでしょうか、いいええ、寝ません~、んふふ、
   しかしですね、あなたは私の質問に
   その時間が、まるで真夜中であるかのように答えました。
   あなたは知っていたんです!犯行時刻が真夜中である こ と を!
   何故ならぁ・・あなた達が犯行時刻にそこにいたからです」

唯「・・・・」

古畑「あなた達の計画はこうです、
   夕方のうちから、えー、部活動の最中でしょう、
   山中さんを薬か何かで眠らせます。
   おそらくティータイムだと言って紅茶に何か混ぜたんでしょう、
   犯行時刻を真夜中にしたのは人に見られない為と、
   高校生にしてはありえない時間にすることによって
   疑いから逃れるた~め~で~す!
   強盗の仕業に見せかける為、入試問題も盗む、
   そして山中さんが真夜中に目を覚ました所を殺害する、
   その後山中さんの家に行って写真を消す、
   銃を撃った後の硝煙反応を消すために、おそらくは
   衣服も既に処分してあるでしょう!
   役割分担のはっきりした非常に良くできたけ~い~か~くです!

   どうです、何か間違いはありますかみなさん」

紬「・・・・」

澪「・・・・」

律「・・・・」

唯「・・・・」

古畑「え~、と~は~い~え~・・
   完全な証拠にはなりえません、こんなことでは」

 澪「そ、そうだ!そんなので裁判がどうなるか・・」

 律「わ、わたしたちはやってないんだ!」

 紬「刑事さん、私達は何もやっていません」

古畑「んふふ、というわけで、
   あなた達には自白してもらうことにしました・・
   お静かにみなさん、もうすぐ流れる頃です・・」



♪~

Mama, just killed a man
Put a
gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
Mama, ooo
Didn't mean to make you~



紬「!これは・・・」

 澪「クイーン・・」

 律「・・・・・聞いたことが・・」

 唯「・・・きれいな曲だね・・・」

古畑「え~ご存知の人もいるでしょうが、
   ボヘミアン、ラプソディです・・・
   さーつーじーんをーを犯した男の苦悩、幻聴、崩壊を表す
   最も美しいロックオペラです・・

   え~私が言いたいことは1つです・・・
   人殺しはいけません・・・」

 澪「う・・・」

 紬「・・・・」

 律「そんな・・・」

 唯「ひどいや古畑さん・・・」

古畑「申し訳ありません、
   音楽の大好きなあなた達にはこれしかないと思いました・・・
   自分達のしたことを冷静に考えてほしかったのです・・
   自供して頂けますね・・」

唯「みんな・・・ごめんね・・・・
  あたしのせいで・・・」

 律「唯のせいじゃないよ、みんなのせいさ」

 澪「ああ・・やっぱり悪いことしたら罰があたるんだ」

 紬「唯ちゃんだけのせいじゃないよ、みんなの責任」

 唯「みんな・・・」

古畑「・・さあ、参りましょうか」

 澪「刑事さん、1つ聞いてもいいですか?」

古畑「なんでしょうか?」

 澪「いつから私達が妖しいを思ったんです?」

古畑「始めからです、あなた達と会う前から」

 律「そんな馬鹿な」

古畑「んふふ、え~現場の状況から、強盗でないとしたら
   お金持ちの高校生が関わっていると思いました
   高いティーセットを買えるような、
   それも複数人がー」

 紬「どういうことです?」

古畑「んふふ~もし強盗でなく、
   内部、つまり学校に関わる人間が犯人ならば、
   表社会の人間ということになります、
   しかしそんな人間に拳銃を用意するのは難しいはずです。
   ところが家がお金持ちの人間、もしくはヤクザ屋さんなら話は
   違ってきます。お金持ちならそういうルートをしっているかもしれない、
   ヤクザ屋さんならまあ苦も無く手に入れられるでしょう、
   しかしヤクザ屋さんは自分の娘を普通は女子高に入れたりはしません、
   あくまで可能性の話ですが、」

 紬「・・・」

古畑「しかし女子生徒一人で教師を殺害しようという話に果たして
   なりえるだろうかと考えました。
   そうしたらお金持ちのお嬢さんがいて、軽音楽部というものがあって、
   被害者は軽音楽部の顧問だった・・・  
   これで疑わなければ私は刑事失格です、んふふ」

澪「凄い刑事さんもいたんだ・・」

律「ああ・・」

紬「私のせいね・・・」

唯「紬ちゃんのせいじゃないよ、どちらかといえば私の・・・」

古畑「だれがどうという話ではありません、
   要するに完全犯罪などありえないのです」


唯「・・そうですね・・」

古畑「友人を想うあなた達ならきっとやり直せるはずです、
   これからも頑張ってください」

澪「・・はい」

律「はい」

紬「はい」

唯「はいっ」

古畑「んふふ~元気が良くて仲がいいですねみなさん~」

全員「はいっ」

古畑「それじゃ・・参りましょうか」



唯「えーと・・・古畑さん?」 おしまい



あんまりな内容にも関わらずみてくれた人ありがとう
ボヘミアンラプソディにこだわりまくったSSですww
まだ古畑は書き溜めてるのかあるので
クオリティをアップさせてまた今度スレ立てます