唯「人気過ぎてエロアンソロの表紙は澪ちゃんやあずにゃんばっかりだよ」

律「あはは、いいじゃないか私なんてほとんど出番ないぜ」

紬「私、柚とか袖って名前を間違えられるんだけど」

澪「この前、私梓のことあずにゃんって呼んでたな」

梓「あはは、良いじゃないですか澪先輩総受けアンソロジーなのに私単独で陵辱される作品が入ってましたよ」

澪「私さ、思うんだよ、仮に男の人に囲まれてエッチな目にあったらさ、真っ先に気絶すると思うんだ」

梓「どうして私がぐったりしてて、澪先輩が男の人をきっと睨んでるんでしょうね」

澪「キャラ付けって怖いよな……」

律「いいじゃん出番があるだけ、前に私と唯なんかあいつらのエロはいらねえみたいな扱いされたぞ」

唯「エッチなアンソロジーなのにタイツに精液飛ばされるだけってどういうことなの!」

梓「いいじゃないですか脱がされるより」

唯「そりゃそうだけどさー、出番があるだけいいと思うよ」

律「出番をくれ!」

紬「だいたい、どうして基本男性が登場しないのに男の人たちとのエッチシーンばかりなのかしら?」

梓「え、私前に、澪先輩とエッチするのありましたよ」

澪「やってやるです! とか言ってたな」

梓「仮に澪先輩とエッチすることになっても絶対そんな台詞は言いませんよ!」

唯「だいたいどうして、あずにゃんはいつも猫耳つけてるの! いつも付けてたら変な女の子だよ!」

梓「唯先輩がまともなこと言ってますね……」

唯「嫌がりながらもたまに付けるからあずにゃんはかわいいんだよ」

梓「よくわかってますね唯先輩、褒めてあげます」

唯「えへへー」

律「そこは照れるところじゃないぞ唯」

紬「私この前男の子にされたわ……私ってそういうイメージなのかしら?」

梓「腕っ節が強いからじゃないですかね」

紬「頭の悪そうな喧嘩屋みたいに言わないで!」

梓「あ、すみません、ち、力持ちですよね」

紬「それくらいなら……まあ」

唯「どうせならムギちゃんにお姫様だっこされるお話とかがあればいいのにね!」

紬「じゃあ、今する?」

唯「ばっちこい!」

律「するのかよ……」

紬「それじゃあ、唯ちゃん失礼するわね、よいしょっと」

澪「軽々と持ち上げた!?」

紬「レディーを相手にする際には失礼のないように、それが琴吹家なのよ」

律「(ムギはレディー扱いされてないんだろうか……)」

唯「でも、すごいよムギちゃん! 力持ち! 格好いいよ!」

紬「かっこういい……ううん、それは女の子としてどうなのかしら……」

梓「澪先輩はどうですか、いつも格好良いとか言われてるじゃないですか」

澪「冗談きついぞ梓、私も女の子の中では腕っ節は強いかもしれないけど人を持ち上げるのは無理だ」

紬「私って怪力なのかしら……」

唯「うーん、じゃあ、そんなムギちゃんがもしも怪力じゃなかったらって考えてみたら」

律「力のないムギ……」

澪「まずアンプを持ち上げるのは無理だな……」

梓「となると、演奏前に戦力外になる澪先輩、それに付きそう律先輩……」

唯「一年生の時の準備はほとんど私がすることになってたねー」

律「どうだ、唯」

唯「軽音部を辞めさせて頂きます!」

律「だろうな」

紬「そうね、自分自身を悲嘆するばかりじゃいけないわね」

唯「そうだよムギちゃん!」

梓「あ、でも今の話は面白そうですね、どんどんやってみましょう!」

澪「力持ちじゃないムギ……の次か、お嬢様じゃないムギとかどうだ?」

紬「普通の家に生まれた私って事?」

律「私や澪や梓の家と同じ感じだとすると……」

唯「私の家も普通だよ!?」

梓「唯先輩の家には憂がいますからその時点で普通じゃないです」

唯「え!?」

澪「まずティータイムは無くなるな」

梓「唯先輩が入部しないんじゃないですか?」

唯「私お菓子につられて入部したんじゃないよ!?」

梓「え、そうだったんですか?」

紬「そうね」

律「意外かもしれないけど、私たちの演奏を聴いて楽そうだと思ったから入部したんだよな」

梓「へぇ……なんか、唯先輩を尊敬するレベルが1上がりました」

唯「小さな一歩!?」

律「でも、ティータイムが無くなるって言うと……」

澪「荒みそうだよな」

唯「毎日部活に来てないかも」

律「それは私は自信ある」

澪「……むう、確かに」

梓「本末転倒ですが、楽しみにしている部分がありますね」

紬「え、もしかして私って、軽音部においてかなり重要なポジションだったの?」

澪「……あれ、もしかして一番いらないのって私じゃね?」

律「演奏前に戦力外、むやみに練習に熱を入れる……」

澪「ごめんなみんな、私案外ウザイキャラかもしれない」

唯「澪ちゃんが自分で自分を傷つけ始めた!?」

紬「澪ちゃんお菓子食べる?」

澪「はは……ムギには敵わないな……あはは……」

梓「そんな澪先輩が目立ちたがり屋だとしたらどうでしょう」

律「ウザイな」

唯「ウザイね」

紬「ウザイかな」

澪「うぉーい!?」

律「いいか澪、澪の歌詞は独特だ、内向的な部分が詰まってる」

唯「仮に目立ちたがりな女の子が、王子様とか、お姫様とか、カラメルソースとかいってみなよ!」

紬「自分の歌詞を自画自賛してみて……」

澪「私が自信を持ち、書いた歌詞を自慢なんかしたら……」

律「もう放課後ティータイムは解散だな」

澪「私、このままでいいのかな?」

唯「うん、澪ちゃんは澪ちゃんだから良いんだよ!」

梓「そうですね、ちょっぴり自信はないけど実力があって、真面目な先輩なのはすばらしいと思います」

澪「私は自信もっていいんだな!」

律「だから自信を持っちゃダメなんだって」

律「じゃあ次は私か?」

澪「律か……律のマイナス部分ってそんなに思いつかないな」

唯「そうだねー」

梓「ちょっと抜けてるところはありますが、しっかりしめるところはしめますしね」

紬「軽音部のムードメーカーだもんね」

律「てことは、その逆だと……」

澪「逆……抜けてないけど、しっかりしめない……」

唯「それって澪ちゃん?」

梓「しっかりしめないっていうのがどういうことかは分かりませんけど、澪先輩っぽくなるかもしれませんね」

紬「りっちゃんが真面目になると、澪ちゃんに……?」

律「確かに、澪とは正反対だもんなー本当、よく仲良くなれたよ」

澪「私も弱気な部分があるし、律みたいに引っ張ってくれる人がちょうどいいのかもしれないな」

唯「え、じゃあ、そのりっちゃんに対して澪ちゃんの存在価値って」

梓「唯先輩は澪先輩を自殺でもさせたいんですか……」

紬「りっちゃんにとって、澪ちゃんは必要な女の子?」

律「んー?」

澪「り、りつぅー!」

律「必要かな、なんていうか、私基本バカだし、澪みたいに頭がいい女の子が近くにいないと暴走しそうだし」

梓「ですね、澪先輩がいないとみんな暴走しちゃいますよ」

唯「そうかもねー、澪ちゃんが突っ込みを入れて初めて成り立つのかもしれないよ」

紬「(唯ちゃんはさっきからきっと何も考えてないんだわ……)」

澪「そ、そうか! ど、どんどん突っ込んでいいんだな!」

律「たまに本気でむかつくときあるけどな」

澪「りつぅー!」

律「冗談だって」

唯「じゃあ次は私だねー」

梓「……唯先輩は唯一神ですから何一つ変わるべき部分なんて無いですよ」

澪「暴走するな梓!?」

梓「ああ、なんて神々しいんでしょう……唯先輩が神だったら私なんかうんこですうんこ」

律「とまあ、梓は置いておいて、正反対の唯って言うと……しっかり者か?」

紬「和ちゃんみたいな感じかもしれないわ」

澪「和みたいになった唯か……私がいらなくなるな」

律「安心しろ澪、私もだ」

紬「私もいらない子になるわね……」

唯「え、っていうことは、和ちゃんっていらない子?」

和「……」

律「あ」

澪「や、やあ、和、え、え、と。律が何か書類でも提出し忘れたのか?」

和「ううん、遊びに来たつもりだったんだけど……必要なかったみたいね」

澪「のどかー!?」

律「唯の天然でまた一人犠牲者が出てしまった……」

澪「ん、っていうことは、天然じゃない唯はどうだ?」

唯「私天然じゃないよー」

梓「ふふふ、唯先輩は神ですからね、すべてにおいて正しいです♪」

紬「計算高い唯ちゃんだとどうなるかしら?」

澪「そうだな、軽音部に入ったのも楽そうだからとか」

律「テストで追試を受けたのも、追試の問題が簡単だからとか」

紬「一年生の時喉を嗄らしたのは澪ちゃんに歌わせるためで」

梓「歌詞を忘れたふりをして、澪先輩とデュエットするとか」

澪「……」

律「……」

紬「……」

梓「私唯先輩って神だと思うんです」

唯「照れるなー☆」

律「唯には触れないようにしよう」

澪「ああ、軽音部の聖域だ」

紬「私生まれて初めて人を怖いと思っちゃったわ……」

唯「ンモー、みんな変だよー、私の行動なんて全部偶然だよー」

梓「ん、っていうことは、今度は私ですね」

律「○○でない梓か……」

澪「自分から猫耳を付けて媚びを売るとか」

紬「そ、それはきついわね……」

唯「実は入学してから音楽を始めたとか」

澪「そこから!?」

梓「実はそうなんです」

澪「梓も乗るなよ!?」

梓「では、この場にいない人たちを話題にしてみましょう」

澪「和はさっきやったし、憂ちゃんとか?」

唯「しっかり者じゃない憂とか」

梓「……たぶん、この世に平沢姉妹はいないと思います」

澪「虐待とかで唯のご両親が逮捕されそうだな……」

律「部屋とか虫がわき放題なんじゃないか……」

紬「唯ちゃんも憂ちゃんも何もできないってなったら……」

唯「わ、私だってしっかりしようと思えばできるんだからね!?」

紬「無理しちゃダメ唯ちゃん。唯ちゃんは唯ちゃんのままで良いの」

梓「そうです、唯先輩は神なんですから!」

唯「澪ちゃんムギちゃんたちがいじめるー」

澪「私もさっき唯にいじめられたけどな……」

律「和が不憫でならない……」

梓「んー、他に誰かいましたっけ」

澪「知り合いならいるけど、そこまで親しいワケじゃないからこんなもんじゃないか?」

律「だなー、軽音部は今のままでいいって事で」

紬「唯ちゃん、唯ちゃんは本当に天然の女の子なんだよね?」

唯「だから私は天然の女の子じゃないよー」

紬「計算とかしてないよね?」

唯「私そんなに頭良くないもん」

梓「あ、そういえばこの前、澪先輩の処女が律先輩のリコーダーで奪われるやつ見ました」

律「え、それってつまり、わたしにその、あれが?」

梓「違います、本当にリコーダーをぶち込んでるんです」

律「うおい!? 私は鬼畜か!」

澪「あれは痛々しかったな……」

唯「妄想でもしていいことと悪いことがあるよ」

紬「それはたぶん、ブーメランになると思う……」

唯「でもさー、いつも思うんだけど」

梓「どうしました?」

唯「私たち別に女の子が好きなワケじゃないよね?」

律「目をそらすなムギ」

紬「だ、だってー、男の人って怖いじゃない?」

澪「そ、そうだ! 男の人は怖い!」

唯「今まで周りに女の子しかいない状況で学んできたムギちゃんはともかく、澪ちゃんは何かトラウマが?」

律「澪はかわいいからなー、結構告白とかされてるんだよ」

唯「ええー!? 私告白とかされたこと無いよー」

梓「それは憂が……なんでもないです」

澪「だって、男の人って逆ギレするんだぞ! 私は好きじゃないって正直に言うと怒るんだ!」

紬「気持ちを正直に教えてくれって言う告白をされたんでしょう?」

澪「理解してくれるかムギ!」

紬「ええ、やっぱり女の子同士がいいわよね!」

澪「それはない」
紬「ムギーん」

律「まあ、そういうわけで澪が男の人苦手なのも分かるよ」

梓「律先輩はそういうのとは無縁なんですか?」

律「私に告白する物好きなんていないって」

澪「そんなこと無いぞ、律は実際大人気だったんだ」

律「え、マジで?」

澪「異性を感じない女の子として律は男の子に大人気だった、疲れないって評判だったんだ」

律「喜んでいいのか悲しんでいいのかわかんねー!」

唯「あずにゃんはどうなの?」

梓「んー、私も告白されたこと無いですね」

澪「梓はかわいいのに、一度もないのか?」

梓「ええ、私ガチレズですし」

紬「お仲間ね!」

梓「いいえ、私はガチレズです、女性に対して性的欲求でいっぱいです、今も正直唯先輩を犯したくて仕方がありません」

唯「貞操の危機!?」

紬「さすがに犯すのはないわ」
律「ムギが言える台詞か……?」

紬「私はね、百合なの、女の子が戯れてるのが好きなの!」

梓「ちゃんちゃらおかしいですね、女の子は女の子が犯してこそ素晴らしいのです」

紬「汚らわしいわ!」

梓「ふふん、なんとでも言ってください、心の中では犯したくて仕方がないのにピュアなふりをしているのです」

紬「うそよ! 私はドリームクラブにだって入店できるわ!」

梓「私だってできます、女の子を犯したい気持ちに偽りはないピュアですから」

律「それ以前にあそこは紳士限定だろ……」

澪「何を言ってるのかさっぱり分からない」

唯「私は男の人とも女の人ともエッチなことなんかしたくないよ」

梓「ふふ、まだねんねの唯先輩には分からないかもしれませんね、オナニーのすばらしさは!」

紬「あ、それには同意するわ!」

澪「私もそれには賛成だ」

律「どうしてこうなった……」

唯「お、オナ? 何を言ってるの?」

梓「あれ、さっきまでエロ同人の話をしていたのに、オナニーをご存じないのですか?」

紬「唯ちゃん、オナニーって言うのはね、お大事を指や道具でいじるのを言うのよ」

唯「うーん、それが何がいいの?」

梓「いいじゃないですか、オナニーは人類の生み出した最高の娯楽ですよ!」

紬「ガチレズの梓ちゃんが言うわりには正当な意見ね……」

澪「ワールドイズオナニー!」

律「どうしてこうなった……」

唯「でもさ、それって、自慰行為って事でしょ?」

梓「オナニーです!」

唯「意味が分からないよ……」

梓「自分を慰めているのではありません、ということです、これはエア小作りの鍛錬!」

紬「そしてお大事を寒風摩擦!」

澪「筋トレみたいなものなんだぞ、唯」

律「どうしてこうなった……」

唯「あずにゃんは女の子が好きなのに、子作りの鍛錬をするの?」

梓「う!?」

唯「お大事を寒風摩擦って、そんなに毎日やってたら変になっちゃうよ」

紬「く!?」

唯「筋トレだったら筋肉付けたほうがいいよ澪ちゃん」

澪「な!?」

唯「ね、みんな、オナニーなんかしたってなんの意味もないよ」

律「ああ、まったくだ」

梓「でも! でも! 唯先輩でオナニーしたくなったらどうすればいいんですか!」

唯「我慢してよ」

梓「わき上がる気持ちは我慢できません!」

唯「ダメだよあずにゃん、社会に出れば我慢をしなきゃいけないことがたくさんあるんだから」

梓「う!」

唯「ね? 自分をしっかりりっしないとダメな大人になっちゃうんだよ?」

律「唯がだんだん天然に見えなくなってきた」

唯「でもさっきから誰か忘れてる気がするんだよね……」

澪「軽音部の五人は揃ってるじゃないか」

梓「ですね……」

律「もしや、幽霊か!」

澪「ひぃ!」

紬「もう、幽霊なんかいるわけないわ、あるのはプラズマよ」

唯「あー、科学がすごいだけなのに自分が偉ぶってる大槻さんみたいなこと言ってるー」

梓「科学者なんて自分がすごいワケじゃないのに偉ぶってる人ばかりですよ」

紬「まあまあ、世の中には他人の不幸でご飯を食べる人がいるの、科学は他人のためになるんだからいいじゃない」

澪「だな、じゃあ、解散するかー」

律「私が号令するぞー! 軽音部解散! また明日!」




さわ子「……あれ? 最初から最後までいたのにこの扱いってどういうこと?」

おわり。