憂「和ちゃん……」

和「な、なに?どうしたっていうのよ」

唯「うっ……馬鹿なんてひどいよぉ……」

ぴたっ

憂「あっ!!」

和「!?」

唯「止まった……」

憂「お姉ちゃんの聖水が止まった……」

和「唯の?聖水?何の話?」

唯「え、なんでなんで」

憂「いやああああ」

和「……ごめんなさい、よく分からないけど今日は失礼するわ、頭痛い」

がちゃん

唯「出てない……」

憂「どうして……お姉ちゃんの聖水が出ないなんて」

唯「ま、いっか♪」

憂「だめだよっお姉ちゃん」

唯「えっ!?」

憂「とぉっ」がばっ

唯「う、うい!?」

憂「お姉ちゃん……でてきてよぉ」ぺろぺろ

唯「ひゃ……う、うい、くすぐったい」

憂「お姉ちゃんお姉ちゃん……」ぺろぺろ

唯「う、うい、舐めちゃぁ……」

ちょろちょろ

憂「でた!」

唯「えっ、えっ!?」

憂「後ちょっとでさっきみたいに……お姉ちゃん頑張って」ぺろぺろ

唯「ふ、ふわぁぁ……」

じょぼじょぼじょぼじょぼ

憂「戻った!!」

唯「ぅぅ……」

憂「お姉ちゃん?」

唯「ういに襲われたぁ……」しゅん

憂「ごめんなさい……お姉ちゃん」

唯「罰として、うい、おまた開いて」

憂「えっ……」

唯「開かないと飲ませてあげないよ?」

憂「そんな……じゃあ……」ひらきっ

唯「ふふっ、ういのもいただき~!!」ぺろぺろぺろぺろ

憂「ひゃぅ……おねぇ……」びく

ちょろちょろ

唯「おっ、もうでてきたよ~」ごく

憂「いきなり……お姉ちゃんってば」

唯「まだまだぁ」ぺろぺろ

憂「んっ…んっ…」



───数年後

和「憂、聖水ちょうだいよ」

憂「いくら和ちゃんだからって、ペットボトル2Lのを100本もあげたんだから、後は自分で買ってよ」

和「高いのよ……2L10000円はあり得ないわ」

憂「採れる量が少ないんだからしょうがないよ♪」

ここは数年後の世界。
憂は唯の聖水を販売する会社を興し、その聖水は世界中でヒット、
ブームを引き起こし、今や東証一部上場の大企業に成長したのであった

憂「帰ったらお姉ちゃんから絞り出さないと♪」

和「もっといっぱい作って安くしてちょうだい」

憂「お姉ちゃん次第だよ」

唯の聖水は今やどのようなワインよりも美味であり、美食家も注目するほどのものとなっていた
しかし専門家はその聖水のもつ依存性に警鐘を鳴らしていた

この依存性に早くも着目できた憂は結果として大成功を収めたはずだったのだが───

憂「お姉ちゃん、今日の分の500本汲み終わった?」

唯「はぁ……はぁ……うん、なんとか」

憂「わあ、ありがと、お姉ちゃん」

唯「ういのためなら、私、頑張るよっ……」

じょー

じょー

憂「ありがとう、お姉ちゃん」

唯「ねぇ、うい、たまにはういの作ったご飯食べたい」

憂「いいや、お姉ちゃんは一流シェフの作ったおいしいご飯を食べないと」

唯「ういのが食べたい……」

憂「お姉ちゃん!お姉ちゃんのためだから!ね?」

唯「ちぇ……」

憂「味見しよーっと」ごく

唯「……」

憂「な、なにこれ!?」

唯「どしたの?」

憂「味が変わってる……それも凄い」

唯「……」

憂「今すぐ作り直さないと……」

唯「うい、そこにおいてあったのは前回出荷した分だよ」

憂「うそ───」

唯「ねえ、うい、ういの作ったご飯が食べたい」

憂「……シェフを変えるよお姉ちゃん、ミシュラン三つ星のお店から引き抜いて……」

唯「うい~、ういのご飯食べたい~」


ぷるるるるるるがちゃ

和『もしもし憂!?』

憂「和ちゃん」

和『買ったけどなにこれ!?いつものと違うじゃない!!』

憂「あ、ごめんなさい……」

和『どうなってるの!?』

憂「今よく原因探ってるんだ、ごめんなさい……」

和『しっかりしなさいよ!』がちゃん!

憂「大変だ……早く一流シェフを総動員してお姉ちゃんに美味しいものを食べさせないと」

唯「ういってばぁ……」

憂「待っててねお姉ちゃん!」

唯「……ふんだ!ういなんて大っ嫌い!」


───しばらくして

憂「お姉ちゃん……」

唯「ふんだ!!」

憂「お姉ちゃん、お願いだから聖水出してよぉ……」

唯「出せなんて言われても、出し方わかんないもん!」

憂「うう……どうしよう……」

ぷるるるるる

ぷるるるるるるる

憂「もうクレーム対応疲れたよ……」

唯「……ねえ、うい」

憂「なぁに、お姉ちゃん」ぐすん

唯「お腹すいた」

憂「シェフのみなさんは今日来てくれないんだよ……」

唯「むすっ」

憂「……わたし、お姉ちゃんのために一生懸命作るから、それでいいかなぁ……?」

唯「ふんっ!作ったら食べてあげるよ!」

憂「うん……っ」ぐす

憂(わたしの料理じゃきっとお姉ちゃんの聖水の味は悪くなっちゃうよね……)

ぷるるるるるるる

ぷるるるるるるるるる

憂(……もうお姉ちゃんもかわいそうだし、私も疲れちゃったし、聖水売るのやめようかなぁ)

唯「うい~、まだぁ?」

憂「待っててね、お姉ちゃん」

唯(ふふふ~久しぶりのういのご飯楽しみ~♪)

ちょろ……

唯「あっ!?」

憂「どうしたの?お姉ちゃん」

唯「ううん、なんでもない」

唯(聖水出てきた……でも隠しておこ)

その30分後

憂「お姉ちゃん、ご飯できたよ」

唯「えへへ、いっただっきまーす!!」

憂「一流シェフの皆さんには勝てないだろうけど……」

唯「どれどれ」ぱく

唯「んまいっ!!」ごくん

じょぼー!

憂「わ、わあ!!」

唯「あぁぁ……」

憂「聖水だ!!お姉ちゃん!!」ささっ

唯「汲んじゃだめっ!!」ぱしっ

憂「あっ……」

唯「あ、ご、ごめんうい」

憂「忘れてた……お姉ちゃん、私こそ、今まで本当にごめんなさい」

唯「え?」

憂「わたし、お姉ちゃんの聖水売るのもうやめるよ」

唯「うい……」ぽろぽろ

じょぼじょぼ

憂「お姉ちゃん……お姉ちゃん」

唯「うい……うい」

憂「お姉ちゃんの聖水、飲んでいい?」

唯「もちろんだよ、うい……」

憂「んっ……」ごくごく

唯「どお?」

憂「おいしい……こんなにおいしいなんて……」うるうる

唯「ういのごはんもとってもおいしいよ?うい……」うるうる

憂「お姉ちゃーん!!」だきっ
唯「ういー!!」ぎゅっ

じょぼじょぼ

その後、憂は唯の聖水の販売をやめた。

───平沢家

憂「お姉ちゃん……なんだか私、後ろめたいかなぁなんて」ごくごく

唯「どして?」ぺろぺろ

憂「だってね、お姉ちゃんの聖水、独り占めしちゃってるし」

唯「んふふ~いいのいいの~」ごくごく

憂「んっ……お姉ちゃん上手くなったね」

じょぼじょぼ

唯「えへへ~……」

憂「お姉ちゃん、わたし気付いたよ」

唯「何に?」ぺろぺろ

憂「お姉ちゃんの聖水はね、値段なんてつけられないってこと」

唯「うい~」ぺろぺろ

じょぼじょぼじょぼじょぼ

憂「それともう一つ、お姉ちゃんの聖水の秘密」

唯「え~?秘密~?」

憂「ふふ、お姉ちゃん、もうお姉ちゃんの聖水、止まらないよー?」

唯「えっ、そうなの?」

憂「うん♪」

憂(聖水はお姉ちゃんの気分で決まる、お姉ちゃんとずっと仲良く過ごせますように)

唯「なんだろ~」ぺろぺろ

憂「お姉ちゃん、これからもよろしくね♪」

唯「え?うん!」ぺろぺろ

憂「ひゃぅ!」

じょぼじょぼ



おわり