唯「あー、一人暮らしってけっこうひまだなー」

唯「…オナニーでもしよう」

唯「えーと、ムギちゃんから借りたレディコミが…あった!」

唯「たまにはバイブ使ってみようかな」

唯「やばい…もうちょっと濡れてる」

唯「いそげいそげ!確かこの箱に…あれ?ないな…ん?なにこのカード?」

『貴女の大切なものは確かにいただきました』

唯「…憂め!」




憂「好っき好っきだっい~好っき♪焼き~うど~ん~大好き~♪」ズルズル

唯「憂っ!!」

憂「あ、お姉ちゃん!おかえり~!どうしたの?」

唯「ただいまっ!あっ、焼きうどん!美味しそう!」

憂「お姉ちゃんも食べる?まだ下に残ってるから」

唯「そ、それどころじゃないよ!かえして!バイブレーター」

憂「バイブ…?何のこと」

唯「とぼけまいぞ!」

シュカンッ!

憂「ひゃっ!?…あぶないなぁ…何これ?『貴女の大切なものは確かにいただきました』?」

唯「憂が私のバイブと引き換えに置いていったんでしょ!?わかってるんだよ!」

憂「し、知らないよぉ…」

唯「とぼけまいぞ!」

憂「しょ、証拠はあるの?私がやったって証拠は…」

唯「その筆跡!とめ、はね、はらい!それらが全てを饒舌に語っているよ!」

憂「…よくわかったね。正直、少しだけ驚いてるよ」

唯「やっぱり…憂、あなたの仕業だったんだね…どうして…!」

憂「好奇心だよ!」

唯「…そうか」

憂「…そうだよ」

唯「…かえして」

憂「…うん」

憂「えっと…確かカバンの中に入ってるはず…」

唯「学校に持ってったの?」ズルズル

憂「うん!暇な時に使おうと思って」

唯「へぇ…」ズルズル

憂「あれ?ないなぁ…」

唯「えー!?」

憂「おかしいなぁ…昨日の放課後に使って、ちゃんとしまったのに…」

唯「学校に置きっぱなしなんじゃないの?」ズルズル

憂「そんなはずは…あれ?なんだろこのカード」

『ちょっと借りるよん♪』

憂「純め…!」




純「求められているのは~♪どんな純ですか~♪」

憂「純ちゃん!!」

純「あれ?どしたの憂…唯先輩も!?」

唯「…やあ」

憂「どしたのじゃないよ!かえして!お姉ちゃんのバイブ!」

純「あ…あれって唯先輩のだったんですか?」

唯「…おうよ」

純「すいません、てっきり憂のだと思ってたから…」

憂「とぼけまいぞ!お姉ちゃんのものとわかって持ち出したのであろう!」

純「いや、本当に憂のだと思ったんだって…」

唯「なんでもいいからかえして!色々たまってるんだよ!」

純「わ、わかりました…えっと…帰ってきてから使って…机の中に…」

憂「使ったの!?」

純「うん。なんかいい匂いしたからつい…」

憂「こんちきしょう!」

純「あれ?ないなぁ…」

唯「えー!?また!?」

憂「よく探してよ!」

純「うーん…でもあんな太いのがなくなるわけが…ん?何だろこのカード」

『借りてやるです』

純「梓め…!」




梓「うら~み~っこな~しで~♪別れましょう~ね~♪」

純「梓!!」

梓「あれ、どしたの純?…と平沢姉妹…」

純「何であんた勝手に人の机の中身あさってんのよ!!」

梓「え?あぁ、いや…開いてたからつい…」

唯「あずにゃん!かえしてよってば!バイブを!」

梓「へ?…あれって純のじゃないんですか?」

憂「純ちゃんのでもなければ私のでもなくお姉ちゃんのものなんだよ!」

梓「そうなんだ…なんで純が唯先輩にバイブ借りてるの?」

純「私は憂に借りたんだけどね。で、それは憂が唯先輩に借りたものだったってこと」

憂「貸してないけどね!」

唯「貸してないけどね!」

梓「なんかややこしいことになってるんだね…」

憂「御託はもうよい!かえせ!」

梓「わかったよ…えっと、昨日お風呂で使って…」

純「やっぱ使ったんだ」

梓「うん。大きくて先っぽしか入んなかったけどね」

唯「あずにゃん、つぼみ見せてみいや」

梓「…確か脱衣所の棚に…ちょっと探してきます」

梓「…あれ?何でないの…?…なんだろこのカード?」

『梓のものは私のもの』

梓「澪先輩め…!」




澪「大切な~あなたに~カラメルソースか~けて~♪リフォーム~しようよ~♪」

梓「澪先輩!!」

澪「うわっ!?梓!?…と唯と憂ちゃん…純ちゃんまで…一体何の用だ?」

唯「とぼけまいぞ!」

澪「ひいっ!?」

梓「澪先輩!何で私の家のお風呂場に勝手に入ってるんですか!?」

澪「か、勝手にじゃないだろ!梓がお風呂もらっていけって言ったんじゃないか!」

梓「だからって何でバイブまで持っていくんですか!?」

澪「あ、いや、その…ムラムラしてしまって、つい…」

憂「何たる淫乱であることか!!」

唯「澪ちゃん!見損なったよ!」

澪「な、何だよ!唯には関係ないだろ!?」

唯「関係ないことあるかあっ!!」

澪「うわあっ!?」

純「澪先輩、そのバイブは梓のじゃなくて唯先輩のなんですよ」

澪「そう…なのか?」

唯「そうだよ!だからかえして!切羽詰ってるんだよ!」

憂「お姉ちゃんの誇りに関わる問題なんです!かえしなさい!」

澪「うぅん、よくわからないけど色々あるみたいだな。わかった、かえすよ」

梓「本当ですか?」

澪「うん。使ってみたけど私には小さすぎて合わなかったし」

純「やっぱり使ったんだ」

梓「そしてバイブが小さくて合わなかったんだ」

唯「澪ちゃん、ラフレシア見せてみいや」

澪「…えっと、確か机の下にぶん投げておいたはず…ないな」

唯「やっぱりかー!」

澪「おかしいな…ん?何だこのカードは」

『焼きそばがなかったので代わりにお借りしますね』

澪「ムギめ…!」




紬「オーネスティー♪イズサッチャロンリワー♪エービワンニスソーアントゥル~♪」

澪「ムギ!!」

紬「あらあら~。どうしたのみんな、怖い顔して~」

唯「とぼけまいぞ!」

澪「ムギ!バイブはどこへ消えた!?」

紬「バイブ?ああ、あれのことね」

梓「やっぱりムギ先輩が持っていったんですね…」

紬「うん!なんだか面白い形だったし、いい匂いがしたからつい…」

憂「どいつもこいつも匂いに誘われおって…蜂かッ!」

澪「ムギ!黙ってあのバイブを渡すんだ!」

紬「構わないけど…みんなそんなことのために来たの?」

唯「そんなこととは何かあっ!?」

紬「きゃっ!!」

唯「元はといえばムギちゃんがレディコミなんか貸すからこうなったんだよ!」

梓「そうなんですか?」

唯「早く!早くかえして!私のバイ太をかえしてよ!」

純「バイブにまで名前付けてたんだ…」

澪「唯、それじゃ男か女かわかりにくいぞ」

紬「もう、やいのやいの言わないで~。ちゃんとかえすから待っててね」

憂「バイブはどこにあるんですか?」

紬「今ちょうど私の膣内に挿さってるわ。抜くから待っててね」

梓「リアルタイム遭遇…」

紬「んしょ、んしょ…あれっ!?ない!おかしいわ!ついさっき間違いなく挿れたのに!」

唯「なんと…」

紬「あら?何かしらこのカード…」ぬちゃあ

『部長権限』

紬「りっちゃんめ…!」




律「この野郎、かかって来い!最初はジャブだ!ホラ右パンチ!おっと左アッパー!♪」

紬「りっちゃん!!」

律「んお?何だ何だみんなして…機嫌悪そうだな。同時多発生理か?」

唯「やってくれた…やってくれたのう、田井中…」

紬「みんな、あなたのせいで大変な迷惑をしているのよ。謝りなさい!」

律「わ、私が!?何でだよ!?」

憂「とぼけまいぞ!」

律「えぇー…?」

梓「唯先輩はバイブの返却を所望しておられます」

純「無駄な足掻きはせず出すものをお出しなさい」

律「バイブ?あ~、あれな。ははは。ははははは。なくしちった!」

唯「なん…だと…?」

律「あ、ごめん嘘。ちゃんとあるから安心しろよな」

梓「…よくもまあこんなときにそんな嘘がつけますね!」

律「いやその、空気を和ませようと思ってだな…」

澪「和ませる前に読むことを覚えろ!ばかっ!」

憂「そうですよ!お姉ちゃん、ショックで失神しちゃいましたよ!?」

律「あちゃ~…わかったわかった、返すよ。確か使った後に冷蔵庫に入れたから取ってくるわ」

純「当然使ったんですね」

澪「というかなぜバイブを冷やす!?」


律「好きなんだよ冷たいのが!ほっとけ!」

律「え~っと、バイブ、バイブ~…ないな」

唯「…ばいたぁ~…ばいたぁ~」

律「っかしーな~…あれ?なんだろこのカード」

『そうなんだ。じゃあ私、生徒会室でイくね』

律「和め…!」




和「コーンに~生ま~れた~この~命~♪」

律「和ぁ!!」

和「何よ律、生徒会室のドア壊さないでよね。あら大軍勢」

梓「卒業生なのになぜ…」

和「気にしないで。生徒会長特権だから」

律「くっ!部長特権では歯が立たないっ!」

唯「和ちゃ~ん!和ちゃ~ん!」

和「わかってるわよ唯、バイブでしょ?」

紬「何でわかったの!?」

和「幼馴染ですもの、当然よ」

澪「じゃあさっさとかえしておけよ…」

和「私だって、少しは唯と繋がりたいもの。これくらいは許しておきなさいな」

梓「てことはやっぱり…」

和「ええ、もちろん味わったわ。でもやっぱり無生物は面白みに欠けるわね」

憂「貴様!我らの努力を何と心得居るか!?」

和「落ち着きなさいな、ほら、この桐箱の中にしまってあるから」

律「なぜ桐箱…」

梓「ま、まあ何にせよ、これで目的は達せられましたね!」

憂「よかったね、お姉ちゃん!これで心置きなくオナニーができるよ!」

唯「ばんじゃ~い!バイ太~!」

かぱっ

唯「かっ、からっぽ!?」

和「え?そんなはずは…何かしらこのカード」

『木を隠すなら森の中。ナニを隠すなら山の中』

和「さわ子先生め…!」




さわ子「起きちゃったまたする?♪」

和「さわ子先生!!」

さわ子「あらみんな!久しぶりじゃな~い!元気してるの?」

憂「おのれぬけぬけと!!」

さわ子「な、なによ憂ちゃん…怖い顔して…」

紬「久闊を叙する暇は無いのですよ、さわ子先生!」

澪「さあ!渡すものを渡してもらおうか!」

律「さもなくば…!」

さわ子「なになに!?なんなの!?何でみんなそんなにアマゾネスなの!?」

唯「とぼけまいぞおッ!!」

和「先生…先生が持ち去った張形は唯のパートナーなんです。かえしてあげてください」

さわ子「あら、そうだったの?みんなの匂いがしたから共有物なのかと思って…」

純「嗅ぎ分けたんですか…?」

さわ子「もちろん」

澪「まあそういうことなので…かえしてください」

さわ子「残念ねえ…元彼のと酷似しててすごく相性がいいのに…」

唯「うあーん!バイ太が寝取られたぁーッ!!」

梓「ほら、唯先輩号泣しちゃったじゃないですか…」

さわ子「あー、ごめんなさいごめんなさい!返すわ、返すわよぉっ!」

憂「ほらお姉ちゃん、かえしてくれるってさ。だから泣かないで~」

唯「ひぐっ、う、うん、ゆい、なかないよ…」

憂「えらいえらい!」

さわ子「えーと、確か使った後で印刷室でコピーとったから…」

律「コピー?」

さわ子「魚拓みたいなものよ。えーっと…ないわね」

唯「ひぃーっ!!」

さわ子「おかしいなあ…うん?このカードは何かしら…?」

『あびらうんたんそわか』

さわ子「唯ちゃんめ…!」




唯「というわけで自室に戻ってきました」

さわ子「みんな探して!きっとこの部屋にあるはずよ!」

がさがさ。がさがさ

梓「あっ!あった!ありました!」

律「本当か!?」

梓「は、はい!でもこれ…」

澪「ギー太とくっついてる…?」

唯「あっ、思い出したよ!ギー太とバイ太と一緒に楽しもうと思ってリャンメンでくっつけたんだった!」

純「なんですか、それ…」

紬「結局、バイ太は唯ちゃんから憂ちゃんの手に渡り、人と人との繋がりを経て、あるべき場所へ戻ってきていたのね」

和「とんだ無駄足だったというわけね…」


唯「でもまあ全員自業自得だよね」

律「まったくだ!」

ははははは。はははははは

さわ子「ふう、じゃあ一件落着ということで、帰りますか」

唯「ばいば~い!みんなまたね~!」

憂「じゃあね、お姉ちゃん!」

バタン

唯「さぁ~て、これでやっとギー太とバイ太と3Pができるね!」

唯「はあ、でもちょっと疲れたかな…少し寝ようっと」

ぐう、ぐう、ぐう…

唯「ん~っ!はあ、よく寝た…。大学行く準備…しよっと」

唯「あ、今日は講義がない日だっけ…。予定が何にもないや…」

唯「あー、一人暮らしってけっこうひまだなー」


おわり