律「でさ。私、弟いるじゃん。前にウチ来た時に見たと思うけど、聡な。その聡が……まあ、思春期だから…姉弟とか見境なく、っていうのもあるんだろうけど……」

澪「……」ドキドキ

律「私が、その…やってる時、ドアの隙間から覗いてたん、だよ、ね。はは…」

澪「ぶーーっ!!」

唯「あはは…さ、聡くん」

紬「さかってるわね」

律「で、覗いてるのに気付いたんだけど……気まずいじゃん?言えないじゃん?」

梓「そりゃそうですよね…。弟…ですもんね。へたに怒ったりしても…」

唯「ギクシャクしちゃうよね。で、りっちゃんはどうしたの?」

律「……………続けた…」

澪「は?」

紬「りっちゃん…?続けた、って?え、それって…わざと見せて…ってこと?」

律「ん…うん。なんかさ、見られてるって思ったらめちゃくちゃ濡れてきてさ、いつもより激しく……声もわざと部屋の外に聞こえるように」

唯「りっちゃんエッチだねー…」

律「う…。で、結局イクまでやったんだけど……梓と同じで、悪い事やっちまったー、って思ったその時が1番気持ち良かったんだよな」

梓「あれ、なんなんでしょうね」

澪「そんな共感やめろ!」

律「そう言う澪はどうなんだよ」

澪「私!?私は…そんな事…」

梓「……」

澪「したこと…」

紬「……」

澪「ない…」

唯「澪ちゃん」

澪「うぅ…あります…オナニーしたことあります…」

唯「やっぱり。これでみんなオナニー好きって事がわかったね」

澪「あ、でも私1回しかしたことないんだ…」

紬「え!?あの気持ち良さを知って1回でやめられるの!?」

澪「中3の時に初めてしたんだけどな、気持ち良すぎて……その…イク時に…も、漏らしちゃったんだ…」

梓「み!澪先輩がお漏らし!!」

紬「もう私今日幸せすぎて死にそう」

澪「とにかくそれからイクのが怖くて、途中まではいくんだけど……不完全燃焼で終わらせてばっかりなんだ。だから正確には『イったのが』1回、ってこと」

唯「かわいそうだよー。1回しかイった事ないなんて」

紬「なんなら今ここでイクまでやってみる?掃除は私が」

律「うおーいムギー戻ってこーい」

梓「汚れてもいいようにトイレかお風呂でやったらどうですか?」

澪「…トイレにおさまる飛び散り方じゃないんだ。それと……私、声大きいから…お風呂じゃ響いちゃうし」

律「(はぁはぁ)」

唯「外ですればいいんだよ」

梓「!?」

律「んぁ!?」

紬「ゆ、唯ちゃん」

澪「唯、さすがにそれは」

唯「えー。あのね…外でやるとね、気持ち良いんだよ。何回かした事あるんだけど……すっごい興奮するんだぁ」

梓「ひょー」

律「外……って、道とか公園とか…」

唯「そんな変態っぽいのじゃないよお!…ベランダとか…公衆トイレとか…。外は外だけど、自分の部屋の中じゃないだけで一応半分室内みたいなもんっていうか…」

梓「(先輩…ふぅ、はぁ)」

澪「うーん…」

紬「(ちょっと考えてる…!)」

澪「唯は、それのどういうところで興奮するんだ?」

梓「(興味わいとる)」

唯「んー…さっきのあずにゃんとりっちゃんの話と同じかなぁ?いけない事してる、って思うと…ねえ?」

律「私にふるのかよ!……うー…でも言い返せねえ…」

澪「わ、私、そんな事になったら、どうなっちゃうんだろ…。普通にしてても漏らしちゃうのにぃ…」

梓「でも、今それ想像しただけでかなりドキドキしませんか?興奮しません?」

紬「します!」

梓「ムギ先輩じゃなくて」

澪「あー…ダメだ、顔あっつい」

紬「澪ちゃん可愛い」

唯「私たちってさ、多分全員Mだよね」

律「ああ、そうだな」

紬「うん。けっこう恥ずかしいほど頭ポーっとしちゃう」

梓「嫌がってるふりしながら実はキュンキュンしてる、みたいなシチュエーション大好きです」

澪「わ、私は違うぞ」

律「澪が1番マゾだろ」グニィ

澪「ひゃあん…」

澪「もおっ!胸は揉むな!」

律「ごめんごめん。でも、そんなおっぱいおっきくてなんで彼氏いないんだろーな?」

梓「そうですよね。私なんて……」

唯「あずにゃんはちっちゃいほうが逆にニーズありそうだよ」

梓「それはそれで複雑で悲しいんですっ」

紬「彼氏ができたらどんな感じなのかしら」

唯「みんなどんな男の人がタイプなの?」

澪「そういえば彼氏とかの話題も出たことなかったな」

律「澪はどんなのがタイプ?」

澪「んー……優しくて、いざという時に頼りになる…」

律「あー出た出た」

唯「澪ちゃん、そんな無難なのダメだよー」

梓「そうです!普通すぎます!それじゃつまんないです!」

紬「今日はもっとみんなさらけ出していきましょ?」

澪「うぅ…じゃあ」

澪「………私、ダメ人間が好きなんだ」

唯「どういう事?」

澪「決まった仕事に就いてないとか、ギャンブル狂とか、浮気ばっかりしちゃうとか」

律「うわーなんかすごい想像できるわ」

澪「あ、でも暴力は嫌だな。優しくて気の弱いヒモみたいな人がいい」

紬「あー、澪ちゃんそういうのハマりそう」

澪「私が支えてるんだ、この人には私がいなくちゃーって言いながら、結局自分が1番依存してる、みたいな…ダメでズブズブな関係になるのは目に見えてるんだけど」

梓「描写が細かくてリアルすぎますよ。何年後かに本当になってそうで怖いです」

澪「はいっ!私は言ったぞ!次!ムギ!」

紬「わ、私?ん~…そうねえ…」

梓「ムギ先輩のは全然予想つかないです」

唯「うんうん」

紬「私は……かなりエッチな男性がいいわ」

律「おっ…おお…それはそれは」

澪「えらく直球だな」

紬「私ね、いやらしい言葉でねちっこくせめられたいの」

唯「それは……エッチ、をする時にって事?」

紬「んーん。普段から」

澪「んんっ!?」

紬「街中を歩いてる時も、お買い物してる時も、映画を見てる時も、常にドキドキさせてくれる人がいいの~」

律「ドキドキってエロい意味でのドキドキか?」

紬「そう。そういうのって2人しか知らない秘密の世界があるみたいで素敵じゃない?」

梓「あ、それはちょっといいかも」

紬「極端な話…オモチャとか入れられて散歩してみたいの」

梓「やっぱり訂正」

紬「りっちゃんは?」

律「私?私は年下がいい」

澪「普通じゃないか!」

律「まあまあ…。えーと、年下で頼りないヒョロヒョロした草食系が好きなんだ」

唯「意外だねー」

紬「そうかしら?りっちゃんは2人でいると、すっごいリードしてくれるしピッタリだと思うけど…」

律「普段は自分がグイグイ引っ張っていくほうが楽なんだよ。私の性格上」

梓「普段は、って事は?」

律「……ギャップに弱いんだよ。そういうやつの男らしい面とか見たらもう…一発で惚れちまうんだよっ」

澪「なんてベタな!」

梓「少女漫画じゃないですか!」

唯「乙女~!」

紬「いいわ!りっちゃん、すごくいい!」

律「…ん…うー!!」

律「次次!梓!いけ!」

梓「えー…私、はー…そうですねー……あ、唯先輩」

唯「へ?なあに?」

梓「いえ、だから、私…唯先輩みたいな人が好きですね」

律「ぅええええええ!?」

澪「ちょっ…と、ええっ!?な…!?」

唯「んええ!?…あ、あずにゃん?」

紬「(ああ…もう…………ああぁ…)」鼻血ドクドク

梓「ちょっ…ちょっと!そういう意味じゃないですってば!あくまで唯先輩『みたいな男の人』ですから!」

澪「だ…だよな」

律「びっくりしたー」

唯「遠回しな告白かと思っちゃった」

紬「梓ちゃん素直になっていいのよ?」

梓「もうっ!違いますって!!」

律「それで~?唯先輩のどーんなところが好きなのかにゃ~?」

梓「うっ……」

梓「本人目の前に言い辛いんですけど……私こういうひねくれた性格なので…彼氏に対しても、わがまま言ったり、素直になれなかったり、上手に甘えたりできないと思うんです」

澪「うーん、気持ちわかるよ」

梓「だから唯先輩みたいにホワホワして、なんでも『うんうん、そうなんだ』って優しく笑って受け止めてくれるような人がいいな、って。お互いに、甘えたい時に甘えられる人…がいい、です……恥ずかしいです」

紬「あらあら。あらあらあら」

唯「なんか嬉しいよぉ」

唯「えへへ…あずにゃん、ありがとー」

梓「べ、別に唯先輩にお礼言われる事でもないですから…」

律「おいおい、とりあえずキスしとけよ」

紬「キース!キース!」

澪「なんでだよ!で、煽り方が雑だよ!」

唯「んんー、でも…先に言われたかー。ちょっと言い辛くなっちゃったなぁ」

紬「ん?どういう事?そういえば…唯ちゃんだけまだ言ってないわよね?」

唯「うん。私もね、あずにゃんみたいな人がタイプなの」

梓「えっ…」

澪「へ…へえ」

律「……お、おい、唯!もう!ちょっと生々しい空気になっちゃったじゃんか!」

唯「えへへ。ごめんなさい」

紬「マイガッ」

唯「男の子でも女の子でもね、恥ずかしがり屋さんって可愛いなーって思うんだー」

紬「梓ちゃんもそうだけど、りっちゃんの家にいった時に照れてる聡くん見て、唯ちゃんずっと可愛い可愛いって言ってたもんね」

唯「うん。それとね、憂がいて普段甘えてるからかもしれないけど、彼氏ができたら頼られたり甘えられたりしたいんだよねー」

律「梓は意外と唯のこと頼ってる節あるしな」

梓「そ、そんな事ないです!」

紬「照れない照れない」

梓「うっ…」

唯「いやー、恥ずかしいですなぁー」

澪「それより、野外オナニー告白するほうが恥ずかしいだろ」

唯「み…澪ちゃあん」

律「それにしても……今日は濃い話ができたなー」

梓「みなさん夢中すぎてお茶にも全然手ぇつけてないですよね」

紬「興奮して喉カラカラだわ~…」

唯「どっと疲れちゃったね」

律「おー…」

澪「…」

紬「…」

梓「…」

唯「でも…楽しいよね。エッチな話とか、本音で話すと…」

律「おー…」

澪「けっこう…盛り上がるよな」

紬「私、友達とこんな話できると思わなかったわー…」

梓「私も…クラスでもここまで深い話はしませんし…楽しかったです」

唯「まさかりっちゃんが弟にオナニー見せつけてるとは」

律「まさか澪がお漏らしオナニーしてるとは」

澪「まさかムギがローター散歩願望あるとは」

紬「まさか梓ちゃんが教室で公開オナニーしてるとは」

梓「まさか唯先輩が野外でオナニーしてるとは」

律「結局印象に残ってるのもオナニーばっかじゃねえか」

梓「そりゃ彼氏もできませんよ」


澪「なんか一段落しちゃったな」

唯「……しりとりでもしよっか?」

律「最初の文字は?」

唯「オナニー!」

梓「妊娠」

紬「ンジャメナ!」

律「もうええわ」


おわり