学校

唯「ごめ~ん!遅れちゃった!」

律「遅いぞ!唯!」

唯「ごめ~ん」

澪「おはよう、唯」

紬「唯ちゃんおはよう♪」

唯「おはようみんな~」

律「ったく、今日はどんな理由で遅れてきたんだ~?私がみっちり説教してやろう!」ニヤニヤ

澪「律、お前も来てからずっと遊んでるだけだろうが!」ゴスッ

律「うへぇ・・・」

唯「・・・それがさ~。なんか変な夢見ちゃって・・・」

澪「変な夢?」

唯「うん・・・」

紬「悪夢ってやつかしら?」

唯「うん・・・。憂も私がめちゃくちゃうなされてて心配したって・・・」

澪「怖い夢はやだよなあ・・・」

律「あ、悪夢といえばさっきここも大変だったんだぜ~?なあ、澪♪」ニヤニヤ

唯「?」

紬「ああ・・・あれね?」

律「ああ」ニヤリ

澪「おい律!その話は思い出したくない!」

律「まあまあ落ち着けって」

唯「・・・?」

律「さっきこの部屋にゴキブリが出て澪がめちゃくちゃ騒いでさ~・・・」

澪「やめろって!」

唯「・・・」

律「でさ?ムギが虫除けスプレーもってたからそれでやっつけようとしたんだけど、なかなか弱らなくて・・・。まあ殺虫スプレーじゃないからなあ・・・」

律「それでもムギが頑張ってたらゴキブリのやつが飛んでさ。それも澪のほうに・・・」ニヤニヤ

澪「やめろって律・・・」

律「そしたら澪がパニクっちゃって(笑)」

律「それで澪が暴れたらムギがまたスプレーかけたんだよ。・・・そしたら暴れたら澪の足下にゴキブリが落ちて・・・」

澪「律!!!!!!!!!!!!!!!!!」

律「」ビクッ

澪「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

律「わ、わかったよ・・・。やめればいいんだろ?・・・すまんな唯、気になるところで中断になってしまって」

唯「は、ははは・・・」

律「・・・でも後の展開は誰が考えても明らかに・・・」

澪「・・・」ギロリ

律「・・・ま、まあ、後で掃除が大変だったとだけ言っておこう・・・」

澪「おい」

律「ごめんごめん!もう何も言わないって!」

澪「ったく・・・」

唯「・・・・・・・・・・・・・・・」

紬「・・・どうしたの唯ちゃん?顔が真っ青よ?」

澪「ほんとだ。唯、大丈夫か?・・・おい律、お前が変な話するからだぞ!」

律「え、あたしのせい?」

唯「・・・・・・・・・・・・ゆ、夢だよね・・・あれはただの夢だもんね・・・。うん・・・そうだよ、絶対・・・・・・」ボソボソ

澪「え?なんて・・・?」

律「ゆ、唯・・・大丈夫か・・・」

唯「な、なんでもないよ!」

澪「・・・そうか?無理はするなよ?」

紬「そうよ唯ちゃん」

唯「・・・うん。大丈夫!」ニコッ・・・

澪「・・・ならいいけどさ」

唯「・・・」

律「・・・そういえば梓のやつ遅いなあ」

唯「!!」ビクッ

紬「そういえば、そうねえ・・・」

律「あいつが遅刻なんて珍しいこともあるんだな・・・」

澪「あ、そうだ。メールしてみようか?」

唯「!!!」

律「そうだな。頼む」

唯「あ、あの!!」

澪「」ビクッ

律「?」

澪「び、びっくりした・・・。なんだ・・・?」

紬「どうしたの唯ちゃん?」

唯「あ・・・」

唯「・・・いや・・・・・・なんでも・・ない・・・」

澪「・・・?」

律「唯、お前やっぱ熱でもあるんじゃねーの?さっきから変だよ」

紬「唯ちゃんほんと大丈夫?」

唯「う、うん・・・ごめん・・・」

澪「じゃ、じゃあメールするぞ?」

律「ああ・・・」

唯「・・・」

澪「・・・よし、送信っと」ピッ


ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・


澪「あれ?」

律「これって・・・?」

紬「・・・?」

唯「・・・やだよお・・・」

律「・・・?バイブの音が聞こえるってことは、梓の携帯がここにあるのか?」

澪「さ、さあ・・・」


ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・


唯「・・・・・・」

律「どれ、探してみるか・・・」ゴソゴソ

律「・・・あれ?」ヒョイ

紬「どうしたの、りっちゃん?」

律「・・・これ、梓のカバンじゃないか?」

澪「ほんとだ・・・。どういうことだ?」

紬「もしかして・・・、梓ちゃんもう学校に来てたのかしら?」

澪「そうなのかなあ・・・」

唯「・・・・・・・・・・・・」

律「・・・まあ、いいや。ちょっとカバン開けて携帯あるか見てみよう」ゴソゴソ

澪「お、おい!勝手にそんなことしちゃマズいって!」

律「まあまあ・・・」ゴソゴソ

澪「ダメだって!・・・あれ?」

律「ん?どうした?・・・あ、携帯あった」

澪「・・・」

紬「澪ちゃん・・・?」


・・・・・・ピロリロリン♪・・・ピロリロリン♪・・・


澪「・・・メール返ってきたよ。梓から」

律「へ?」

唯「え・・・?」

澪「だから・・・返ってきたんだよ。メール・・・」

律「え、で、でも・・・。梓の携帯ここにあるぞ・・・?なんでメール送れるんだよ」ヒョイ

澪「そ、そんなこと言われても・・・」

律「・・・私がこの携帯の履歴見てやるよ」パカッ

律「ありゃ・・・真っ暗だ・・・。電源切ってるのか?」

紬「でもさっきは・・・バイブレーション鳴ってたような・・・?」

律「・・・気のせいだろ」

紬「・・・そうね・・・・・」

唯「・・・」

律「・・・まあいいや。電源入れて・・・と。・・・・・・・・・。」

律「・・・つかない・・・。電池切れだな・・・」

律「・・・・・・・気味悪りい・・・・」ポイッ

律「・・・・・・・・・」

紬「・・・そういえば、さっきから周りが静かね。他の部活も練習してるのに」

律「・・・」

唯「・・・」



澪「・・・・・あたし帰る・・・」

唯「澪ちゃん・・・?」

律「・・・は?」

紬「ど、どうしたの、澪ちゃん?」

律「澪・・・?」

澪「だ、だってさ、さっきから変だよ!」

律「変って・・・なにがだよ・・・」

澪「な、なにがって・・・」

律「・・・」

澪「さ、さっき確かにバイブの音が聞こえたのに、梓の携帯、電源が入らないんだろ・・・?」

律「・・・バイブの音は気のせいだったのかもしれない」

澪「そんな・・・」

律「・・・」

澪「でも、でも、私の携帯に梓からメールが来たぞ・・・?それはどう説明するんだよ・・・」

律「・・・」

澪「ほら説明できな

紬「バイブの音が聞こえた時は梓ちゃんの携帯にもまだ電池が残ってて、電源も入ってたのかも・・・」

紬「それでりっちゃんが携帯を開くまでの間に澪ちゃんのメールに返事を・・・」

澪「・・・・・・誰がメールを書いて私に送るんだよ・・・」

紬「あ・・・・・・」

律「・・・」

澪「・・・」

澪「・・・私はやっぱり帰るよ・・・」

律「・・・」

紬「・・・そうね・・・その方がいいかも・・・」

澪「だろ?・・・じゃあみんなで早く帰ろう・・・」

律「あ、ああ・・・」

紬「そうね・・・」

澪「よかった・・・みんながそう言ってくれて。さっきからなんだか足が痛くてさ・・・早く帰りたかったんだよ・・・」

律「・・・?」

紬「大丈夫?」

澪「ああ・・・まだ大丈夫だよ。とりあえず早く帰ろう・・・」

唯「・・・・・・・」

唯「・・・ちょっと待って」

律「?」

澪「なんだ・・・唯?」

唯「あ、あの、さっき来たメールまだ読んでないなあ~と思って・・・」

律「あ、・・・そういえばそうだな。澪、メール見せてくれよ」

澪「あ、ああ・・・」パカッ

唯「・・・」

澪「ええと・・・。・・・・・?」

紬「澪ちゃん?」

律「澪、どうした?」

澪「・・・・・・・・・・・・」

澪「・・・い、今からそっちに行きます、だってさ・・・」

律「・・・はあ?」


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