唯「どうしよう・・・」

梓「・・・」カサコソ

唯「・・・・」

梓「・・・」カサカサ

唯「と、とりあえずカバンの陰に隠れてて!」

梓「・・・・・」コクン

唯「どうにかしなきゃ・・・」



十分後

ガチャ

律「おいーっす・・・あ、唯!」

澪「おはよう。唯、早いな」

律「まだ唯だけか?」

唯「うん・・・」

律「そか・・・お前が一番なんてめずらしいな。あとは梓とムギだけか」

唯「・・・」



五分後

ガチャ

紬「おはよう~」

律「お、来た来た!」

澪「おはよう、ムギ」

唯「ムギちゃんおはよう・・・」

律「・・・なんだ唯、元気ないな。今日は珍しく一番に来てるし、どうかしたのか?」

唯「べ、別に~・・・(どうしよう・・・タイミングが掴めないよ・・・)」

澪「あとは梓だな」

律「あいついつもはもっと早いのにな~」

澪「まあもうすぐ来るだろ」

唯「・・・」

紬「それまでお茶でもして待ってましょう♪」

律「おう!」



三十分後

律「・・・・・梓のやつ遅いな・・・」

紬「なにかあったのかしら・・・?」

唯「・・・」

澪「あ、そうだ。メールしてみるよ」

律「そうだな。頼む」

澪「・・・・・よし、送信っと」ピッ

唯「あ・・・」

律「ん?」

ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・ヴーン・・・

澪「あれ?どこかで携帯鳴ってるぞ?」



律「ええと・・・ここらへんからか・・・?」ゴソゴソ

律「あれ?これ梓のカバンじゃん・・・」

律「なんでカバンがあるんだ・・・?」

紬「もしかして、梓ちゃんもう学校に来てたのかしら?」

唯「あ・・・あの、えっと・・・」

律「ん?どうした?」

唯「あ、あのね・・・」

澪「うわあ!?律!そこ!!」

梓「・・・」カサコソ

律「え・・・?ってうわっ!!ご、ゴキブリだ!!!」

澪「ひいいいいい!!!」

唯「あ・・・あ・・・」オロオロ

紬「わ、私にまかせて!ここに虫除けスプレーがあるわ!!!」シャキーン

梓「!」カサコソ

律「む、虫除けって・・・殺虫スプレーじゃなくても効くのか・・・・・・?」

澪「む、ムギ!いいから、それでいいから!!さっさとコイツを殺してくれえ!!!」

紬「了解!」

律「み、澪、落ち着けって・・・」

梓「・・・!!」コソコソ

澪「あ、逃げるぞ!」

紬「待ちなさい!逃がさないわよ・・・!くらえ!!」プシュー

梓「!!!」カサコソカサコソ

紬「まだまだあああああ!!!」プシュー

梓「・・・・・!!」カサコ・ソ・・カ・・・サ・・コ・・・ソ

紬「おら!おら!!おら!!!」プシュー

梓「・・・・・!!」カサ・・コ・・・ソ・・・

律「弱ってきたな・・・」

唯「や・・め・・・やめてよ・・・」オロオロ

澪「ムギ!もっとだ!まだ死んでないぞ!!もっとやれ!」

紬「ええ!」

梓「・・・」ブーン

律「あ!飛んだぞ!!澪のほうに!!」

澪「ひいいいいいいい!!!こっち来んな!!!!!!!!!!」ドタドタ

梓「・・・」ブーン

紬「澪ちゃん!伏せてっ!!!」

梓「!!?」ブーン

紬「これでも食らえ!!!」プシャー

梓「!!!!!・・・」ブー・・・ン

梓「・・・・・」ポトリ

律「し、死んだか・・・?」

唯「そ、そんな・・・」

澪「ひい・・・ひい・・・」

澪「・・・」チラッ

梓「・・・・・・・」・・・・‥・・ソ・・・

澪「!?」

梓「・・・・・・・・・・・」‥カサ・・・コソ・・・

澪「うわああああああ!!!?まだ生きてるううううううう!!!!!!!」ドタバタ

律「み、澪!落ち着けよ!!」

唯「澪ちゃあん・・・!」オロオロ

紬「澪ちゃん!踏んじゃうわ!」

澪「うわああああああああ!!!!!!!」ドタバタ

梓「・・・・・・・・・・・・」カサ・・・コ・・・ソ・・・

澪「ひいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」ドタドタ

梓「・・・・・い、いやあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

澪「えっ?」


グチャッ・・・



律「あ・・・」

唯「う、うそ・・・」

紬「・・・・・」

澪「・・・へ?」

律「澪・・・お前・・足・・・」

澪「・・・・・・・」チラッ

梓「 」

澪「ひい・・・・・」

律「あーあ・・・」

紬「まあ~・・・・・」



澪「・・・」

律「・・・」

律「な、なあ・・・さっきなんか・・・叫び声、みたいなの聞こえなかったか・・・?」

紬「・・・・・私も聞いた気がする・・・。なんか、梓ちゃんみたいな・・・声が・・・」

澪「き、気のせいだろ~!」

律「そうだよな~・・・!はは・・・」

紬「ただの空耳よね・・・きっと・・絶対そうよ・・・」

澪「・・・」チラッ

律「・・・」チラッ

紬「・・・」チラッ

梓「 」

澪「・・・」

律「そ、そういえば梓まだかな~?ははは」

紬「そうね~・・・」

澪「き、来たらたっぷり叱らないとな!あはは・・・」



唯「・・・」

梓「」

唯「・・・・・はは・・・」

梓「」

唯「そ・・・そんな・・・」

梓「」

唯「や、やだよ・・・あずにゃ~ん・・・?」

梓「」

唯「・・・・・・・・・・・・」

梓「」

唯「う・・・うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・え・・・ちゃ・・ん・・・・・
・・おね・・・・・ちゃん・・・・・!
・・・・・・・・・・・・お姉ちゃん!!

唯「!!」ガバッ

憂「お姉ちゃん!大丈夫!?」

唯「・・・え?・・・あれ・・憂・・・?」

憂「お姉ちゃん・・・とってもうなされてたよ・・・?大丈夫?」オロオロ

唯「・・・ゆ、夢だったんだ・・・よかった・・・」

憂「お姉ちゃん・・・?」

唯「・・・憂、私は大丈夫だよ」

憂「ほんとに・・・?」オロオロ

唯「ほんとだよ~。憂は心配しすぎ!」

憂「だ、だってほんとに苦しそうだったから・・・」

唯「大丈夫だって!ね?」ニコッ

憂「・・・よかった///」

唯「ふふ」

憂「じゃ、じゃあお姉ちゃん!そろそろ着替えないと時間に遅れちゃうよ?今日は日曜日だけど部活あるんでしょ?」

唯「あ!ほんとだ!」

憂「・・・じゃあ私、下でご飯の準備して待ってるから、早く降りてきてね!」

唯「うん!」

憂「じゃ、私行くね」パタパタ

バタン

唯「・・・」

唯「あずにゃん・・・」

唯「・・・本当に、本当に夢でよかった・・・・・・・・・」


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