・・・

スゥゥ…

憂「はぁ…はぁ…よっこい、しょ」ドサ…ス

唯「すー…すー……」

憂「よかった…寝てるだけみたい」

キィーン、キィーン

斎藤『リュウガを倒せたのか…平沢憂』

憂「……」

斎藤『これで…危機を免れることができたわけか…』

憂「危機…?」

斎藤『…この戦いは今回で4度目だ』

憂「? …どういうことですか」

斎藤『1度目、2度目、3度目のライダーバトルは全てお嬢様の目論見通り、完遂している』

斎藤『ミラーワールドの平沢唯は現実とミラーワールドどちらにも存在できる完全な存在になった…しかし』

斎藤『奴は真の自由を求め、自身を愛するあまり束縛する紬お嬢様を…殺したのだ。そして、現実世界で破壊の限りを尽くした』

憂「ま、待ってください…! はぁ、はぁ…全然、意味が…」

シュル…

憂「そのカードは…?」

斎藤『タイムベント…効果は、時間を巻き戻す』

斎藤『1度目のときを除けば…私はお嬢様が死んだ時点で、すぐにやり直しとしてタイムベントを使用していた』

憂「ということは、このライダーバトル…繰り返されていた!?」

憂「そんな…げほっ、げほぉっ…はぁ、はぁ…」

斎藤『私自身はこのライダーバトルに直接手を出すことはできない。それに…私には紬お嬢様にこんなことはするなと言うことは…できない』

斎藤『いつか…この最悪の連鎖が断ち切られることを待つことしかできなかったのだ』

斎藤『そして平沢憂…ついにお前が現れた。お前がカードデッキを手にすることは今までに一度もなかった。この可能性に私は全てを賭けた…そして』チラ

唯「すー…すー…」

斎藤『お前はリュウガを見事撃破し、平沢唯を救い出すことに成功した』

憂「あ…げほっ…かは」ポタポタ…

斎藤『残るは紬お嬢様を止める…いや、最後の一人になるまで戦い合ってもらうだけだ』

スゥゥ…

憂「……」



唯「すー…んんー…すー…」

憂「はぁ…はぁ…おえ…っぐ」ヨロヨロ…

ペタン

憂「おねえ…ちゃん」ス

唯「ん~…もう、やめてよぉ…うー…」

憂「…そう、だね。こんな戦い…止めさせなきゃ…でも…」

憂「ごめん…ね…げほっ、がは…」

憂「もう…私、だめみたい……」

唯「う…いぃ……うー…いー…」ムニャムニャ

憂「お姉ちゃん…大好きだよ…お姉ちゃん…」ニコ…

憂「  」



仮面ライダー龍騎 平沢 憂 死亡



・・・

ソードベント

オーディン「やあぁっ」

キィンッ

タイガ「うぐぐ…!」

ナイト「いけ!」ナスティーベント

ダークウイング「きいいいいい!!」キキーンッ

オーディン「!? うぅっ…負けないわ! 負けないっ」アドベント

ゴルドフェニックス「かぁあああぁああーーー!」ドカンッ

ダークウイング「きいいいいい!?」

オーディン「はぁ…はぁ…ふふふ」

タイガ「…?」

ナイト「何がおかしい!」

オーディン「そういえば梓ちゃんのお友達の…純ちゃんだったかしら? あの子がどうして突然消えちゃったかわかる? 梓ちゃん?」

タイガ「え?」

ナイト「おい…おい! や、やめろ! 言うなっ、ムギ!」

オーディン「ふんっ」バッ…

オーディン「純ちゃんはね…ライダーだったの。仮面ライダーシザース」

梓「そ、そんな…純がライダー……だった…? だったということはやっぱり…」

オーディン「そう、殺されたのよ」

ナイト「やめろぉぉ!!?」

オーディン「和ちゃんにね。…まぁ、それを黙って見ていた澪ちゃんも同罪よね」

タイガ「え…」

ナイト「くそ…こんなときに…!」

タイガ「ほ…本当…なんですか? 澪、せんぱい…?」

ナイト「……っ」

タイガ「う、うそって言ってくださいよ!? ねぇ!?」

オーディン「本当のことなんだから、否定のしようもないわよね? 澪ちゃん」

ナイト「……」

タイガ「そんな…何で…」

ナイト「梓、私は…」ス

タイガ「触らないで!!!」バッ、ズガァ

ナイト「あぅっ!」

タイガ「何が…何が戦いを止める? 終わらせる?」ストライクベント

タイガ「ふざけないでよぉっっ!!!」ガガガッ

ナイト「梓! やめてくれ!」キィン

タイガ「信じてたのに…信じてたのに! この偽善者! 純を…純を返せぇっ!!」

オーディン「…ふふ」

ガァアンッ

ナイト「っぐ…くそ…どうして…」

タイガ「わあああぁぁぁああああ!!」ザンッ、ザシュゥッ

オーディン「戦え…もっと戦いなさい…目の前の敵を倒しなさい」

タイガ「きゃああああぁあぁぁああああああああああ!!!」ファイナルベント

デスにゃん「ぐるるるる…ぐおおおおぉおぉおお!!」

ガシッ

ナイト(し、しまった!?)

デスにゃん「ぐおおおぉおおおおぉおおお!!」ガリガリガリガリガリガガガガガァァァッ…

ナイト「ああああああああっ!?」

タイガ「純を…純を返してよぉおおおおおおおおぉぉおおおおおぉぉお!!」ブオンッッ



グシャァ



ナイト「う……ぐ…あ…」ドサ…

タイガ「はぁ…はぁ…! 酷いよ…酷いよ…酷いよ…」

オーディン「あら、梓ちゃん。あなたも純ちゃんがされたようなことと同じことを澪ちゃんにするのね」

タイガ「はぁ…はぁ…ううっ…」

オーディン「復讐って本当に残酷よね。人をおかしくさせてしまうんですもの…ね、梓ちゃん」ス…


ザクッ…


タイガ「…え――――」

ブシュゥゥゥ…

ナイト「あ…ああ…梓ぁあぁぁぁぁあぁああああああ!!!」



タイガ「あぐ…うえぇっ…あ…ああ…」シュゥゥ…

ナイト「梓、あずさぁ、あずさぁっ!?」ヨロヨロ…ヨロヨロ…

タイガ「い、いやぁ…消えちゃう…いや…」

ナイト「梓ぁ…死ぬなっ、死なないでくれぇっ」

ナイト「消えないでくれよぉっ」

オーディン「……」

タイガ「澪…せんぱ、い……澪せんぱ…―――」

シュゥゥ…

ナイト「あ、あずさ…あずさぁ……いやぁ、ああ…ああああ…あああああ!!」



仮面ライダータイガ 中野 梓 死亡


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