紬『そうね。せっかくだからえっちの前に私のお話を聞いてくれない? りっちゃんも静かになったし』

律はうなだれ気絶しているように見えたが、紬は彼女が気絶していないことをもちろんわかっている。

紬『澪ちゃんたちはドラ○もんをご存知かしら?』

澪「……」

唯「どら、○もん?」

紬『そう。ドラ○もん。タヌキじゃなくてドラ○もんよ』

澪「……それがどうしたって言うんだ?」

紬『このドラ○もんの由来がなんだか澪ちゃんは知ってる?』

澪「知らない。そんなことはどうでもいい……!」

紬『どうでもいいと思ってるの?』

紬の瞳が獲物を射るかのように細くなる。

紬『せっかくだから教えてあげる。ドラ○もんっていうのはね実在していたのよ』

澪「ドラ○もんが実在していた?」

紬『そう、トーキョーマツシバロボット工場で製造されたロボット。彼こそが特定意志薄弱児童監視指導員の肩書きを持つ子守用ネコ型ロボット』

紬は瞳を爛々と輝かせ、夢見る少女のように語ってみせた。

紬『トーキョーマツシバロボット工場はね、それはそれは沢山のロボットを量産してきたのよ』

紬は律の背後に回ると膝の裏に舌を這わせる。ねっとりと、いやらしく。
律が身体を強張らせるが、紬は構わず続ける。

紬『たくさんの人の平和を願って、ね』

澪「平和……?」

紬『そう、平和』

紬の言った言葉の意味を理解するのには数秒かかった。

澪の顔色が失せていく。

澪「り、律にアナルプレイする気なのか……?」

紬『……なんでわかるの』


澪「あたり前だろ!? だってドラ○もんはアナルが無いだろ?ならそれをしたいと思うはずだ」

じゃらじゃらと虚しくなる鎖の音に無情な声が重なった。


紬『そうよ、アナルプレイするのよ』

紬は壁に備え付けられていたソレを手に取る。

長い柄の丸みを帯びた先端がテカる。ソレはバイブだった。

紬は笑って言った。



紬『このバイブを今からりっちゃんのお尻の穴に刺しまーす』



律『いやっ……やめぇ……!』

律の哀願の声が室内に響き渡るよりも、紬のバイブが律の肛門に突き刺さるほうが早かった。

紬『はーい、ご開腸~』

バイブがいっきに律の肛門をこじ開けていく。
尻の括約筋などバイブの前では意味を成さず、奥へと突き進んでいく。

律「んぐああ゛あ゛あ゛   aaaa――    」

この痛みを想像できる人はアナルプレイの素質がある。
肛門をこじ開けられるだけでも痛みが走るというのに、尻の内側――つまり直腸までもバイブで貫かれるのだ。

どんな人間だろうとこのプレイを受けて声をあげないものはいない。

紬『りっちゃん痛い? なんなら痛みに耐えられないんなら私がで舌で舐めてあげるよ?』

律『お゛あ゛――』

もちろん紬は律が答えを言えないとわかっていて言っているのだ。
アナルにバイブは生ぬるい痛みではないのだ。
突然侵入してくるソレは、未知との遭遇。
明らかに感じる「異物」は身体が否応無しに反応する。

紬『痛い? 苦しい? そうね。きっとすごく気持ちいいでしょうね』

紬は更にバイブを進める。しかし、いかに常人より力のある彼女でもこれ以上バイブを進めるのは難しい。

紬『仕方ないわね。この辺にしましょう』

紬は律のふとともをそっと撫で、容赦なくバイブのスイッチをオンにした。

律「   う゛う゛う゛   う゛あ゛  」

律のバイブの突き刺さった肛門からアノ臭いが漏れる。
バイブが結果として蓋の役割をしているのか、臭いの量は紬の想像より少ない。

それでも律の周辺にはアノ臭いが充満していた。

空中に浮いた足が痙攣している。

律『うあ゛あ゛――』

律の口の端から涎が溢れる。

痛みから快感に切り替わったのか、あるいは――

紬『りっちゃん、すごい頑張ってるわね。本当にすごく頑張ってると思うの』

紬が律を褒めたたえるが、律は答える余裕などない。

紬『ねえ、澪ちゃん――』

不意に紬がこちらを見た。いな、テレビ越しだ、実際には備え付けられたカメラでも見ているのだろう。

紬はいたずらでも思いついたかのような、楽しげな顔をした。



紬『りっちゃんとしたい?』

澪「…………」

澪は口を開くことができなかった。

確かにこの質問の返答しだいで律とヤレるのかもしれない。

だが、律とヤレたとして自分は今度学校でどんな表情して過ごしていけばいいんだ?

腕を拘束する鎖が重い。

紬『りっちゃんとさせてあげないこともないわ。ただし』

その先は澪の予想通りだった。



紬『りっちゃんの代わりにプレイを受けてくれたらだけど?』



澪「私が、律の代わりにプレイを受ける……」

紬『そう。そうすればりっちゃんとさせてあげないこともないわ』

澪「私が……」

頭蓋の中で律の嬌声がひたすら鳴り響いている。
律とヤると、自分がひたすらプレイを受ける。
律のように声をあげ、もっとやってくださいと懇願する自分。それは容易に想像できた。

紬『りっちゃんは澪ちゃんにとっていったいなんなの? 大切なお友達でしょ?』

紬の諭すような声が澪の心臓の高鳴りをより一層強くする。

紬『りっちゃんがこんなに楽しんでるのよ? どうして一緒にアナルプレイしたいと思わないの?』

紬が言った。蛍光灯の頼りない光が明滅する。澪は答えることができない。

 『む、むぎぃ……澪に……手を、出すな……』

澪は思わず顔をあげた。今の台詞を言ったのは他でもない。



田井中律。彼女だ。



これにはさすがに紬も驚いたらしく、口をぽっかり開けて涎を垂らし吊されている律を見あげた。

律『……澪、に……手ぇ出すな…………』

紬『…………』

律の声はほとんど吐息と変わらなかったが、それでも彼女の澪を守りたいという意思の強さのせいなのか。
紬の耳にもはっきりと届いた。

が、

紬『……ふふ……ふふ、ふふ、ふふふふ……』

紬が腰を曲げて文字通り腹を抱える。
途切れ途切れの小さな笑声がスピーカーを通して澪たちにも伝わってくる。

律『……な、……な、なにがおかしい……?』

紬『ねえ澪ちゃん聞いた!?』

律の疑問など無視して紬は声を張り上げた。その目は不気味な輝きを放っている。

紬『お尻の処女はバイブに貫通されて、昨日も聖水責めにあってるのに、りっちゃんはそれでも澪ちゃんを庇おうとしているのよ!』

澪「ぁ、あぁ、まぁ……」

紬『それでも澪ちゃんは我が身可愛さにりっちゃんを見捨てるの!? ねえどうなの澪ちゃん!?』

澪「いや……ぃやぁ……その…」

律『……ぅるさぃ……プレイするなら……私に、しろ』

紬『……だって、澪ちゃん』

紬は律を振り返る。すでにバイブは4分の3以上律の体内に入っている。
このままバイブを突っ込めば律は脱糞するだろう。

そうでなくとも放置しておくだけでもいずれ出す。今さら手を加える必要はない。

が、どうせならアレを使って律を辱めてやろう。
紬は唇の端をひん曲げた。紬は近くにいた男に言った。



紬『悪いけどフェラチオの雄牛を持ってきて』



澪「フェラチオ……?」

紬『そう。フェラチオの雄牛。その反応を見る限り知らないみたいね』

憂「フェラチオの雄牛……」

紬『どうやら憂ちゃんは知っているみたいね』

唯「う、憂……?」

憂「…………」

紬『私ね。りっちゃんの澪ちゃんに対する友情に感動したの。
  だから、なるべく早くイけるフェラチオの雄牛でイジメてあげる』

これは紬にとって半分は本音だった。
自分の身を犠牲にしてまで澪を守ろうとする律に、紬は胸を打たれたのだ。

しかし、同時に得体の知れない苛立ちを感じたのも事実だった。
本当に慈悲深いものであればペニバンで処女消失するだろう。

しかし、どうせなら律の最後の処女で遊ぶのも悪くない。

紬『そうそう、雄牛と一緒に澪ちゃんもこの部屋に連れてきて』


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