ウッディ「さて、家を出るにはこのドアを開けなくてはならない」

銀時「おいおい、ありゃどうやっても届かねぇぞ。そもそもドアから出ることはないんじゃねぇか?」

ウッディ「そうだな。そうなると窓から出るという方法もあるが…」

吉井「…うーん。そうだな。そうだ!! ムッツリーニ!!」

ムッツリーニ「何?」

吉井「玄関にカメラ設置してるじゃん。それいつもどうやって設置しているんだ?」

ムッツリーニ「それは…」

ウッディ「カメラ?」

ムッツリーニ「下から覗く物といえば一つしか無い」

ウッディ「何かよく解らんが、方法があるのならそれに頼るしか無いな」

ムッツリーニ「ずばり、換気扇」

ウッディ「あ、あれか。あそこからならよじ登れるな。よし行こう」

銀時「流石だぜ」



……

ウッディ「うへぇ、埃だらけだ。ゴホッ」

銀時「あー花粉症を思い出すぜ。あー」

谷口「おい、なんか聞こえねぇか?」

ウッディ「え? 何が…」

チュウ

谷口「誰だ!? 野郎同士でチュウとかしている変態は」

グルル

谷口「おいおい…まさか」

ネズミ「チュウ」

谷口「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」

銀時「こいつは!! ネズミじゃねぇか」

ウッディ「に…にげろぉぉっ」

沖田「ここは俺におまかせくだせぇ」

ウッディ「助かる!!」」

土方「おい沖田テメェ俺を盾にしている癖に何言ってやがる」
沖田「土方さんもいい人だ。囮である俺を庇うなんて」

土方「その割には随分とがっしり俺を…うわぁぁぁ」
沖田「土方さんしゃがんでくだせぇ」

ドーーーーーーーーーーーーーン

土方「なんでてめぇがバズーカ砲持ってんだよ!? 何でもありかよ!? フィギュアのくせに」

沖田「こいつは全て新選組特注品だ。便利な世の中になったもんだ」

土方「いやおかしい。どうしてフィギュアが持てる実戦向けのバズーカ砲があるのかが解らない」

沖田「それより行きましょうぜ。遅れちまう」

土方「チッ、まぁいい後でじっくり入手ルートを教えてもらうからな」



……その頃

唯「あずにゃん! あずにゃん! ウッディが行っちゃったよぉぉ」

梓「そうですね…みんなリア充さんのところに乗り込むつもりなんでしょうか」

唯「私たちも追いかけようよ!!」

梓「無理ですよ…ウッディさんも無謀なことをしてしまっている」

秀吉「大変じゃ!! タカティンの姉上のフィギュアが全員いないのじゃ」

戦場ヶ原「あら…そういえば随分静かだと思ったら」

秀吉「…まさかみんな助けに行ったのかのう」

唯「私たちも追いかけよう!! 澪ちゃんを助けに行かないと!!」

梓「待ちましょうよ…私たちでは出来ることは少なすぎます」

唯「…えっ」

神原「あっちには主人公が沢山いる。だから大丈夫さ。主人公補正効きまくりさ」

唯「私も主人公だよぉぉ」



……ウッディ側

ウッディ「ふう、なんとか玄関には出れた。いま何時だ?」

ムッツリーニ「2時13分。お化けが出る」

ウッディ「そうか。あまりダラダラしている場合ではないみたいだ」

銀時「おいおい、ここからどうするんだ? まさか下水を走るとか言うんじゃないだろうな」

ウッディ「それは流石に考えたくない。どこか人気の無い道を走れば問題ないはずだ」

キョン「流石にGoogleマップでは人気のないルートまでは算出してくれんからな」

ウッディ「…しっ。猫だ」

猫「キュピーン」

銀時「生で初めて見たが…化物じゃねぇか」

猫「にゃああああ」

谷口「GYAAAAAAAAAAA なんで俺ばっかり…うわあああああ」

ウッディ「おい谷口…待て猫野郎!!」

ウッディ「谷口が攫われた…」

銀時「大丈夫さ。あいつは不死身だ。必ず帰ってくるさ」

ウッディ「そうなのか。よしじゃあ、行こう」

銀時(いや、知らんが)



……澪側

リア充「あ、このフィギュア持ってきちまったかwww まぁいいや、ここ置いておこうwww 寝る」

澪「……うぅぅ。ここは……」

ショッカー「ギョエエエエ(女だ)」

澪「!!!」

クリリン「女の子だ。すげぇ!! おーい皆!! 女の子が来たぞ!!」

澪「…か…帰らしてください」

クリリン「何言ってるんだよ。君はここに来た玩具だろ? 返品先を決めるのはリア充なんだぞ」

澪「違う、私は…」
セル「帰れはしなぁい…」

澪「!! きゃ…」

セル「ここはリア充のいーえー。テメェがこの家に来た異常ぅぅ…絶対に戻れはしないのさぁ」

澪「…いやぁ」

セル「そうだなぁ。この女はやたら初心だ。テメェら、天下一武道会を始めるぞぉ。それをして優勝した奴はぁ、この女を自由にしてもいいぞぉ」

澪「!!!!いやあああ」

セル「っへっへっへっへ。楽しみは置いておかないとなぁ」



……ウッディ側

ウッディ「…ここがリア充のアパートか」

銀時「ああ。凄い遠く思えたぜ」

ウッディ「ああ。みんないるか?」

キョン「谷口以外は全員無事だ」

ウッディ「しっ、みんな。部屋の中に声が聞こえるぞ」



……澪側

セル「どりゃあああああ!!」

NARUTO「ぐはっ…セルェ……」

セル「ぶるぁぁぁぁぁ!! 優勝はこのセルだぁぁぁぁ! さて、澪ちゃああん。俺様といい事をしよう」



……ウッディ

ウッディ「大変だ!! あの窓から入るぞ!!」

キョン「だが、俺達では届かないぞ!! 踏み台もない!!」

ウッディ「くそっ、何かほうきか何か無いか!!」

銀時「俺達の屍を超えていけ!! ウッディ」

吉井「成程!! みんなで肩車してそれを登っていけばいいんだね!!」

沖田「土方さんは土と言う言葉が付いているので一番下でいいっすね」

土方「おーいちょっとまて。土台と言いたいのかテメェ」

ウッディ「みんな……」

銀時「お前は決してひとりじゃない」

ウッディ「銀時……」

キョン「行けぇ!!」

ウッディ「ああ!!」



……

セル「さーて、お嬢ちゃん逃げても無駄だ。ここはもう誰も助けにはこなぁい」

澪「…神様お願い…ドリームタイムで…」

ウッディ「おい、そこの緑色お化け」

セル「ぶるぁ? ぶごっ」

澪「!! ウッディ」

セル「貴様は何者だぁぁ。なんだ? 天下一武道会で不満があったのかぁ?」

ウッディ「舞踏会か何か知らないが、澪は俺の仲間だ。悪戯は許さないぞ」

セル「はっ」ドン

ウッディ「ぐっ、いてぇな」

セル「仲間だぁ? てめぇはどこのフィギュアだ。ここのリーダーは俺だ。貴様はたてつくのか?」

クリリン「そうだぞ!! セルに立てつくなんて馬鹿だな」

ウッディ「これはタカティンの玩具だ。てめぇらの玩具なんかじゃないんだ」

セル「ぶるぁ? 知ったこっちゃねぇ。リア充の玩具は俺の玩具だ。しかも女となったら見逃せねぇ」

ウッディ「だったら俺を倒してから言うんだな」

セル「言うじゃねぇか。すぐに黙らせてやるヨォ!! このヒーロー気取りが」

ウッディ「とりゃ!!」

セル「そんな小さな身体で俺に勝てると思ってるのか? はっ」

ウッディ「ぐっ、てめぇ…どりゃああ!!」

セル「無・駄・」

ウッディ「うわぁぁ」

セル「さーてぇ。てめぇのその大事な腕から外させて頂くか」

ウッディ「やめろ…うわぁ」



ドーーーーーーーーーーン

セル「!!」

沖田「お待たせwwwww」

クリリン「なんだあいつら…増援か!? しかも武器を持ってやがる」

唯「ウッディ! 助けに来たよ!!」

ウッディ「…みんな」


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