─教室─

純「お姉ちゃん液?」

梓「うん。登校中に唯センパイに聞いたんだけど

なんなのかなーって」

憂「えへへーこれだよ♪」ヒョイ

純「…ビニール袋に透明な液体、まるでアレみたいだね」

憂「こ、これをこうしてニオイをかぐと…」スーハークンカクンカ

「うへへ…お姉ちゃん…」ポワーン  

純「う、憂!?」

梓「目が虚ろになって、口からヨダレが…」

憂「おっろあぶらい」ハッ

「この気たいでのうをみらすと

まるれおねえひゃんにちゅちゅみろまれれいるみらいりなっひゃうろぉ~」ポワポワ

純「ちょ、ちょっと大丈夫!?

何言ってんのかわかんないよ!?」

梓「その気体で脳を満たすと

唯センパイに包み込まれているように

なっちゃうんだって」

純「ほ、保健室連れてった方がいいのかなぁ…?」オロオロ

梓「心配症だなぁ純は」ハハッ

憂「そうそう」ヒヒッ

純「(私が変なのかなぁ?)」フゥッ



梓「ちなみにお姉ちゃん液って

どうやって作ったの?」

憂「うん、まずお風呂でお姉ちゃん不純物を排除したお姉ちゃんを

狭くて清潔な部屋に密閉しておくんだけどね」

「この時のコツはお姉ちゃんに楽しい気分でいてもらうこと」

「五時間以上その状態を維持すると

徐々にお姉ちゃんからお姉ちゃん気体が滲み出てきて

部屋の中央にあるお姉ちゃん蒸留器にお姉ちゃん液がたまっていくんだ」

「難しいのはお姉ちゃんが眠っちゃうとお姉ちゃん気体は

お姉ちゃんの中で眠っちゃうし

お姉ちゃんが密閉されたことに対してお姉ちゃんがお姉ちゃんストレスを感じると

お姉ちゃん気体のお姉ちゃん成分もお姉ちゃん活性化されずに

お姉ちゃんのお姉ちゃんによるお姉ちゃんのための

省略されました・・・全てを読むにはここをクリックしてもムダです   
 ̄ ̄


─部室─

律「さて、みんな集まったなー」

「それでムギ、これからどうするんだ?」

紬「もうすぐマイクロバスが迎えにくる事になってるの」

「行き先は着いてからのお楽しみ♪」

澪「バス、このためにレンタルしたのか?ひょっとして」

紬「うぅん、みんなで合宿に行った記念のバス…

手元に残しておきたくて買っちゃいましたー!!」

唯「OH!!イェー!!」

律「レッツ FUCK!!」

澪「いやいやいや悪いだろ!!」

「ムギ、そんなお金使って大丈夫なのか…?」

紬「大丈夫よ、澪ちゃんの感覚で言えば

おまえは今まで買ったうまい棒の数を覚えているのかって

程度の出費だから!!」

澪「えっ、その例えはどうなの?」



梓「とりあえず荷物、玄関に運んじゃいましょうか」

律「ムギ、向こうにドラムセットはあるのか?」

紬「えぇバッチリ。そういうプレイの部屋もあるから」

律「そっか、よかったー!!コレ、持ち運ぶの大変だもんなー」

梓「今のムギセンパイの言い方、なんか違和感が」

唯「ねー、ところでさ!

変な空気になるのが怖くて

あえて今まで聞かなかったんだけど」

澪「どうしたんだよ、唯」



唯「この棺おけなんなの」



律「(聞いた・・・!!)」

紬「(私も聞きたかったけど、アレ、やっぱり棺おけよね?)」

梓「(誰が持ってきたんだろ…)

律「(ウケ狙いにしてもなんにしても痛すぎるっつーの…)」

澪「まったくー、誰だ、こんなもん持ってきたのは。

非常識にも程があるぞ」

梓「そうですよね」



澪「でもまぁたまには棺おけもイイんじゃないか?」

梓「どうやらマヌケは見つかったようだな」



律「澪…お前どういうつもりだよ…」

澪「えっ、なんで私のだって分かったんだ!?

愛か!?愛の力なのか!?」

唯「え~っ、澪ちゃんが犯人!?

りっちゃんなんで分かったの?」

紬「(脳味噌ふわふわな唯ちゃん、かわいい♪)」キュンキュン

律「お前なー、いつも人に偉そうに説教しといて…」

澪「(言えない…このトシになって

1/1スケールリアル律フィギュアと一緒じゃなきゃ

寝れないなんて言えないよぉ…)」

「(それに、あのラブドール用の箱の中の律フィギュアを見られたら…

私の律への想いがバレちゃうぞ)」

澪「わ、私、実は棺おけが変わると寝れない体質なんだ」

律「ドラキュラかよ!」

唯「でも夏の合宿とか修学旅行のときは平気じゃなかったっけ」

澪「あ、うん。

寝てたフリしてたけど

実は一睡もしてなかったんだ」

唯「えっ、なにそれかわいそう」ポロポロ

澪「ゆ、唯?」

唯「ムギちゃぁん、なんとかしてあげようよぉ」グスッ

紬「ゆ、唯ちゃん」グスッ

「泣かないで?

棺おけ一個くらいなら

バスに乗ると思うから」

唯「わぁん、よかったね…よかったね澪ちゃん」ウェ~ン

澪「(唯…律もいいけど唯もいいな、いいな!!

乳首がかたくなってきちゃったよ!!)」

唯「えへへ~」ぽわぽわ~

律「天使かコイツは」



梓『こうして棺おけと一緒にバスに詰め込まれて

ムギセンパイの別荘に向かう私たち』

『かつては尊敬した澪センパイが

ちょっとアレな存在だったという事にショックを受けつつ

私の頭の中は憂の話していた「お姉ちゃん液」のことで

いっぱいなのでした』



─山の中のラブホテル─

紬「と~ちゃ~く♪」

律「あの、ムギさん?」

澪「ここ、ラブ…連れ込み宿じゃないか!!」

唯「言い方が余計いやらしいよ澪ちゃん!!」

紬「私、女友達とラブホテルで一夜を明かすことが夢だったの~」

澪「黙れよ」

紬「なんだ棺おけ野郎」

澪「なんでもありません」

紬「ふふ♪冗談はさておき

ここは潰れたラブホテルを再利用して改修した別荘なの」

「だから大丈夫よ、なんとなく」

唯「なんだ、冗談か~!」

梓「結局、男と女の様々な体臭と体液の染み込んだ

ラブホテル成分に変わりはないんですね」



─ラブホテ…ゲフンゲフン紬の別荘内部─

唯「わぁ~ こういうトコって

もっと変な所かと思ったけど

中は意外とかわいいんだね~」

梓「(へぇ~、こういうトコって

もっと変な所かと思ったけど

あずにゃんの中って意外とかわいいんだね~クパァ

ゆゆ、唯センパイ!!)」ツツ~

律「どうした梓、鼻から血が」

梓「いえ、合宿ではテンション上がる派でして」ダラダラペロリ



澪「それで部屋割りはどうするんだ?」

紬「一応、1人につき一部屋ずつ用意してあるけど

こういう場所だから2人で一部屋使うのも可」ダラダラペロリ

梓「あずにゃん!あずにゃん!唯センパイオッパイ僕元気!!」ブシュゥッ

律「どうした梓、耳から血が」



紬「ここがドラムセットのあるお部屋よ」

律「おー!!割とシッカリしてるじゃん!!」ジャーン

澪「アンプとか設備は充実してるけど…」

「しかし、なぜ、ラブホテルに?」

紬「この世界は、あなたの知らない面白いことで充ち満ちているわよ。

楽しみなさい」

梓「大音量で音楽かけながら

酒飲んでドラッグキメてSEXとか、

まぁ関連性が想像できない事もないですが」

澪「あ、梓?」

梓「ふにゃん」



律「え~練習!?明日からにしよーぜー」

澪「ダメだ。昨日も

『合宿の準備があるから早く帰る」って

サボっちゃっただろ」

律「うへー」

唯「私も色んなお部屋を探検してみたいのにー」

梓「まぁまぁ、練習で汗をかいて

分泌された老廃物をお風呂で洗い流せば

きっといい気持ちですよ?」

唯「あっ、なんか憂みたいな物言いだね」

梓「(お姉ちゃん液採集のためのファーストステップ…)」



ジャンジャカジャカギュィィィィンビクッドピュドピュドクンドクンドピュゥゥゥゥンヌ…センキュー!!

律「おっしゃー、練習終了!!」ドサッ

唯「ちかれたぁ~」バサッ  

紬「ふふ。

それじゃ、ちょっと遅くなったけど

お食事にしようか」

律「」クンクン

律「あー、私、ちょっとシャワー浴びてくるわ」

澪「…」ピク

梓「そうですか

じゃあ唯センパイは私と一緒に入らなきゃダメですね」

唯「そうなの?」

紬「梓ちゃんだけにカッコイイ真似させないわ!」

唯「ムギちゃん!!」



─律の部屋─

ザー シャカシャカ ザー

律「ふぅっ、こんなもんでいいかな」

「こう見えても汗くささとか

気になっちゃうりっちゃんなのであった、なーんて…」

コンコン

澪「おじゃまします」カチャ

律「わぁっ澪か!?」

「あれ、私、部屋に鍵かけてなかったっけ」

澪「あぁ邪魔だったから外しといたぞ?」

律「怖っ!!」

律「で、なんなのさ」

澪「いや…せっかく合宿にきたのに

練習練習って私うるさかったから、律怒ってるかなって…」

律「ハハー、そんな事で怒ったりしないっての」

「ってかそんな事言うために

鍵外してまで風呂に侵入したのか?」

澪「いや、まぁなんだったら背中くらい流してやろうと思ってさ」

律「背中を流して水に流すってワケか!!」

澪「おもしろくないぞー」

律「チェッ」

「でもま、

背中流しは気持ちよさそーだ」

「お願いしよっかな」

澪「うん!」コシコシ

律「あふぅん(気持ちイイ~)」

ぽろぽろっ ぽろぽろっ

澪「(律の垢ゲット…)」

こしこし こしこし

ぽろぽろっ ぽろぽろっ

澪「(すごいすごい、こんなに出てくるなら

あとでちょっとくらい食べてもいいよな!?)」

人として許されるよな!?)」

(ここは宝の山だよ!!)」コシコシ

律「あふぅ~ん」

澪「ありったけぇの~♪夢を~♪

かき集め~♪」ゴッシゴシ♪

ぽろっぽろぽろ♪



律「なんか私、すごい不潔みたいじゃないか?」



─どっか─

紬「お姉ちゃん液の作り方が分かった?」

梓「はい、ただ色々と準備がありまして

ムギセンパイの協力が必要なんです」

紬「任せて!!今から私と梓ちゃんは義兄弟よ!!」

「それで何億ほど必要なの!?」

梓「お金はさほど必要ではありません」

「人生なんでもお金で解決できると思ったら大間違いですよ」

紬「あなたにそんな事言われたくないわ

もう二度と顔を見せないで」

梓「あれあれ?義兄弟の契りは?」


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