憂「お姉ちゃーん。ごはんできたよー」

唯「ほーい」

唯「よいしょ。憂なに見てるのー?」

憂「珍プレー好プレーだよ、野球のやつ。偶然つけたチャンネルだったけど面白いよ」

唯「ふーん」

TV「……とその時!とり損ねたボールが~」

唯憂「あっ」

TV「股間に直撃!これは痛い!」

唯憂「……///」

唯「い、痛そうだね……///」

憂「うん……///」

唯「……///」

唯「な、なんかさ、大げさに見えるよね!なんで男の子だけそんなに痛いのかなあ」

憂(……お姉ちゃんそういうこと疎そうだもんね。性の知識も必要だよね。よし!)

憂「あ、あのねお姉ちゃん!」

唯「ん?」

憂「お、男の子の……タマタマはね」

唯「えっ///う、うん……///」

憂「外に出てるけど、実は内臓だったんだって」

憂「それが、熱に弱い精子の保存のために外に出てるらしいの」

憂「だから、ぶつけたら内蔵をぶつけた痛みがあるんだって」

唯「う、うわあ痛そう……」

憂「精子を作ってるとっても大切なところだし、そのための管なんかがいっぱい詰まってるんだって」

憂「その分痛感神経とかも集中してるから、それも痛い原因なんだよ」

憂「テレビとかでよくネタにされてるけど」

憂「お姉ちゃん、仲の良い男の子が出来ても絶対面白がって蹴ったりしちゃ駄目だよ」

唯「わ、分かってるよっ!///」

唯憂「……」

唯「……憂。……ちんちんに詳しいね」

憂「!」

憂「ち、違うよ!こういう知識も必要なんだよ!」

憂「それに、これくらいは常識だと思うよ!別に詳しく語ってないよ!」

唯「そっか。でも私は知らなかったなあ」

憂「お、お姉ちゃん?」

唯憂「……」



唯憂「……」

憂「じゃ、じゃあ私は食器片付けてくるね……?」

唯「うん」

憂「……」スタッ

唯「……」

唯「……」

唯「……憂のえっち」ボソッ

憂「!!」

憂「えっ、あ、えっと……」

憂「お、お姉ちゃ~ん///」



翌日

律「なぁ唯~昨日あのドラマ見たか~?」

唯「ほぇ?あっ!見忘れた!」

澪「もったいないなぁ、昨日の回面白かったのに」

唯「あわわ、誰か録画してない~?」

澪「録画してあるよ、今日うちで見てくか?」

唯「ありがとう!」

紬「あの、私も見てなかったの。一緒に行っても良い?」

律「じゃあ今日はみんなで澪んち行くか!」

澪「唯はその時間何してたんだ?」

唯「えっと、別の番組見てた!珍……珍……なんだっけ」

律「ああ、珍プレー好プレーだろ。てかそこ繰り返すな!」

紬「まぁ!偶然ね!私もその番組見てたの~」

唯「おお!あれも面白かったよね!」

紬「ええ♪とっても興味深かったわ♪」

律(興味深い?)

律「そっちも面白そうだったんだけどな~!一番面白かった場面どこ?」

唯「うーん……あっ……」

律「どうした~?」

唯「え?えっと、転がってきたボールが……ちんちんに直撃しちゃった場面があって」

紬「まぁ♪」

律「!……そ、そっか///まぁ定番だよな!///」

唯「うん///凄く痛そうだった……ってごめん澪ちゃん!痛い話hってあれ?」

澪「……ん?どうした?」

唯「いや、澪ちゃん痛い話苦手かなって思って。大丈夫?」

澪「あ、うん。そうだな」

律「まぁ女には共感できない痛みだしな~っておい!下品ザマス!」

紬「でも、あそこをおさえて痛がってる男の子ってかわいいわよね♪」

澪「!」

律「……なんだよそれ!」

唯「!、駄目だよムギちゃん。ちんちんは内臓で痛いんだよ!」

紬「皆は興味ない?」

澪「あ……えっと……」

律「こら!ムギ!澪も引いてるぞ!そういう危ない趣味は隠しとけ!」

唯「そうだよムギちゃん。蹴っちゃ駄目だよ!内臓だから痛いんだよ!」

梓「遅れてすみません!」ガチャ

唯「あ!あずにゃんやっと来たー」

梓「今日日直で。何の話してたんですか?」

唯「ムギちゃんがちんちん蹴るのが好きなんだって!」

梓「ち……えっ?」

律「唯~そこまで言ってないだろ~」

紬「……いえ!正直に言うわ!」



紬「私、男の子の股間を蹴り上げるのが夢なの!!」

唯律梓「えっ……」

澪「……」ソワソワ



唯「そ、それは駄目だよ……」

律「ム、ムギ、その話は私たち以外にするなよ?」

梓「ていうか、なんでこんな話してるんですか……///」

紬「み、皆は興味持ったことない?りっちゃん!」

律「なんで私!?ねえよそんな危ない趣味!」

澪「……」

唯「駄目だよ。内臓なんだよ、痛いよ」

紬「でも男の子の兄弟いるのりっちゃんだけだから……」

律「うーん……そういえば1回だけ喧嘩して蹴っちゃったことが……」

澪紬「!」

唯「りっちゃん!駄目だよ!内臓だから痛いんだよ!」

律「お前はうるせーな!……反省してるよ……」

紬「りっちゃん。kwskお願い!」

律「えー……」

律「弟がさ、もっと昔は私より喧嘩弱かったくせにどんどん強くなってくんだよ」

唯「分かるよ!憂も私よりどんどん家事上手くなってったもん!」

澪「それはちょっと違うんじゃないか」

律「年違っても男女でやっぱ力は違うんだなって思い始めてたころ、大喧嘩しちゃってさ」

紬「ふむふむ」

律「初めて、負けるって思ったんだよ」

唯「分かるよ!私も憂にm」

律「お前はうるせーな!!」

梓「そういえば唯先輩、胸も憂に負けてますよね」ニヤニヤ

唯「」

梓「……」ニヤニヤ

唯「」

律「それでやっぱり姉ちゃんとしてはプライドがあったんだよ」

唯「」

澪「唯が静かになった」

梓「女としては妹に色気で負ける方がプライドがk」

澪律「あずさ!!」

紬「あらあら♪」

唯「」



律「……それで、軽くなんだけど、その……」

紬「蹴り上げちゃったのね♪」

律「本当に軽くだったんだぞ!蹴るのも少し怖かったんだ」

律「そしたら、蹲って泣き出しちゃって……」

澪(聡。男の子なのに、女に軽く蹴られただけで泣いちゃったのか……)ゾクッ

律「そのあと親にすげー怒られたんだ。反省もした」

唯「」

律「今は喧嘩しないからもちろん蹴ることもないし、これからもするつもりないぞ!」

梓「……唯先輩私が悪かったです」

律「男が女に手を上げちゃいけないように、女も蹴っちゃいけないと思うんだ」

梓「同感です。ただの暴行ですよムギ先輩。そういう趣味は改めたほうがいいです!」

紬「そうかしら……」



梓「まぁ、私たちに男の子の知り合いなんていないから被害者は出ませんけどね」

律澪紬「…………」



律「さ、聡に手出すなよ!絶対だぞ!!」

紬「はーい……」

梓「手を出すなというか、そういう趣味自体を捨てましょう」

律「お、もうこんな時間だ!私は帰るぞ!」

梓「あ、私も」

紬「……」

澪「……」

唯「」




唯「あ、りっちゃんとあずにゃん帰っちゃった。今日澪ちゃんちに行こうって言ってたのに」

澪「ああ、そういえばそうだったな。どうする?」

紬「しょうがないから3人で行きましょう♪お邪魔しても良い?」

澪「もちろん!じゃあ今から行こう!」

唯「すっかり部活動時間に練習しないのが当たり前になっちゃったね!」

澪「……」

紬「なにを今更~♪」

澪「……」



澪の家

唯「早く見ようよ~続き気になるよ~」

澪「まぁ待てって。そんなに楽しみなら昨日見ればよかったのに」

唯「うっ……その通りでごぜいやす」

澪(私はその珍プレーってやつ見逃しちゃってもう見れないんだぞ!)

紬「澪ちゃんの部屋かわいいわ~♪」



律「……なあ梓」

梓「はい」

律「……多分澪のやつ、ムギの話に共感してると思う」

梓「……えっ。その……蹴りたいって思ってるってことですか?」

律「……うん。」

梓「なんで分かるんですか?」

律「小学校の頃さ、あいつ男の子にいじめられてたんだよ」

律「きっといじめっ子たちも悪気は無かったんだろうと思うけど」

梓「気になる子にいじわるしちゃうってやつですね」

律「澪が学校行きたくないって言うくらい悩んじまって」

梓「ぶっちゃけ面倒くさいですよね」

律「あるとき澪が先生に相談したんだよ」

律「そしたら先生がふざけて、『男の子は股間が急所なのでいじめられたら蹴ってやりましょう』って」

梓「それで澪先輩はどうしたんですか?」

律「……真に受けて蹴ってたな、恥ずかしがってたけど」

律「それから、自分が勝てなかった男の子に簡単に勝てるって思ったのか蹴りまくってた」

梓「……いじめられた仕返しのときだけですよね?」

律「それは知らないけど……仕返し以外でやってたらいじめっ子と変わらないもんな」

梓「でも……強い男の子を簡単にってのは快感なのかもしれないですね」

律「……」

梓「……目覚めてないですよ?」



唯「うぅ……グスン……イイハナシダナー」ジュルジュル

紬「ホント……私この役者さんのファンになっちゃったかも」ウルウル

澪「だろ!だから昨日見ればよかったのに!」

紬「それは悩むわね♪痛がってた選手可愛かったんだもん♪」

澪「……」

唯「もうその話はやめようよ……危ない人だよ?」

紬「……澪ちゃん!私の目は誤魔化せないわよ!」

澪「!」

唯「え?なになに?」

澪「……」

紬「澪ちゃんも興味あるんでしょ?」

唯「え?」

澪「…………うん」

唯「えぇ~!?」

澪「……唯!おかしくないぞ!女の子に蹴られて泣いちゃう男の子かわいいじゃないか」

唯「……うわあ」

紬(唯ちゃんにも共感して欲しいわ)チラッ

澪(変態扱いされたままは嫌だ)チラッ

唯「……あ!私帰らなきゃ!じゃ!」ダッ

澪紬「待って!!」

唯「!」ビクッ

唯「……何?」

紬「まず……唯ちゃんは男の子に興味はある?」

唯「な、なにそれ……」

紬「年頃の女の子なんだから、少しは……おちんちんに興味あるでしょ?」

唯「も、もう嫌だよ~」ダッ

澪「ま、待て!!」ダキッ

唯「わあああ」

紬「おちんちんに興味あるでしょ?」

唯「知らないよ~……」グスン

澪「異性の体に興味があることは恥ずかしくないんだぞ。普通なんだ」

唯「なんで~……澪ちゃんなんか真っ先に恥ずかしがらなきゃいけないはずのキャラじゃん!」

澪「そうだな……でもやっぱり興味あるんだよ……///そういう話を友達としたい願望もある」

紬「もう大学生になる歳だものね♪興味ないほうが変だわ♪///」

唯「うぅ~///嫌だよお~……///」カァァ

澪「わ、私なんかこんなビデオも持ってるぞ!律にも内緒だったんだ!」ゴソゴソ

紬「あらあら♪」

唯「もうやめてよ……」

澪「唯……」

唯「……」



唯「……興味……無くはないよ///」

紬「あらっ!」

唯「興味はあるよ!?///でもそんなとこ蹴るのは違うじゃん!」

唯「それがおかしいんだよ!蹴るのに興味は無いよ!!///」

澪紬(……もう少し)



紬「……私たちにおちんちんは無いわよね?」

唯「……」

紬「だからもちろん金的攻撃の痛みもわからないわ」

澪「でも凄く痛いらしい。でも女には分からない」

唯「……」

紬「……興奮しない?」


唯「…………しないよ!帰らせてよ~!!」

紬澪(……しぶといな)


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