梓「確かに…唯センパイは家では意外としっかりしているんですね」
「髪の毛たらしてアダルトチックな雰囲気を醸し出して」
「ベッドの上でパンツに手を入れ始めた時はキターーーーと小躍りしましたが」
唯「変態!変態!変態!」
和「その動画、あとでダビングして」
「でも憂ならそれで幻滅するどころか
元気になるような気もするけど」
梓「いえ、ここからが肝ですよ」
「なんと唯センパイ、2ちゃんねるでスレ立てしてたんです」
律「にちゃんねる?」
澪「知らないのか?色んな人が色んな事を書き込む掲示板さ。
よく知らないけど」
紬「普通の人もカキコしてるけど、
大半がニート、ひきこもり、犯罪者予備軍なの。
よく知らないけど」
和「エロ画像収拾に罵詈雑言の罵りあい。
あんな汚れたところにROMってるだけでも
恥だというのに
スレ立てまでするなんて
確かに唯のイメージがブチ壊しね。
よく知らないけど」
澪「どこでスレ立てしたかが重要じゃないか?
犬猫大好き板とかなら問題ないだろ
よく知らないけど」
梓「それが…VIPなんですよ」
紬「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「よく知らないけど?」
和「それでスレタイは?
よく知らないけど」
梓「そこは無難で「中間テストの定評が4.2だったんだけど悪いの?」
だけど20分経ってもレスが一つもつかないもんだから
ついに自演を始めて…ww」
澪「あーアレか!そういえばちょっと祭りになってたっけwww」
和「>>1がソッコー自演見抜かれて怒り狂ったあげく
なぜかオパーイ晒し始めてwwww」
紬「あのアホ、唯ちゃんだったんだwwwwwww」
澪&和&紬「よく知らないけど」
唯「(死にたい)」
梓「そんな一部始終を収めた映像を
憂に見せれば、多少は目も冷めるのでは」
澪「でも…」
「憂ちゃんショック過ぎて唯の事 刺さないかな」
紬「」
和「」
唯「お返事は!?聞こえないよ!?」
梓「それはそれですよ」
律「そうさ」
「何かを手に入れるためには何かを失う、これ常識な」
唯「もう足の裏くらい舐めさせてもいいような気がしてきた」
─帰り道─
梓「というワケでこのDVDに動画を入れておきました」
唯「えー本当に見せるの…?」ウルッ
澪「(半泣きの唯かわいい)
「大丈夫さ。憂ちゃんだって適度に分かってくれるよ」
梓「そうですよ。唯センパイの足裏なんて舐めたくもないけど
ご飯は作ってあげたくなっちゃう…そんな頃合の嫌われ具合で」
唯「そんなややこしい状態が存在するの!?」
紬「むしろ普通の家庭じゃないかしら」
和「さ、唯の家に着いたわよ」
唯「た、ただいま~」
─平沢邸─
憂「あれ、今日は梓ちゃんに和さんまで」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「アハハ、いいトシして「ちゃん」はアリエナイですよ~」
和「えっ」
梓「それより憂、今日は見せたいものが」
憂「えっなぁに?」
和「憂、別に「和ちゃん」でもいいのよ」
憂「あはは」
和「…」
唯「あずにゃ~ん、やっぱり辞めない…?」
梓「ダメです。ここはビシッと分からせてやらねばやるならやらねば」
唯「ウ~じゃあ私、自分の部屋にいるね…」
和「…私も唯の部屋で休んでるわ…」
梓「じゃあ私も(唯センパイ…)」ハァハァ
澪「じゃあ私も(唯…)」
律「じゃあ私も」 他意は無いよ田井中だけに
紬「むぎゅうう(むぎゅうう…)」ハァハァ
梓「じゃあ憂、これ勝手に見といて」ポイ
憂「私もお姉ちゃんの部屋に行きたいよ!!」
梓「憂…この中には唯センパイの恥ずかしい映像が」
憂「まことか」
─唯の部屋─
唯「さすがに6人もいると狭いね」
澪「そうだな。梓、ちょっと窓から飛び降りてみてくれないか」
梓「うざっ」
唯「だめ!あずにゃんいなくなっちゃヤダ!!」スリスリ
梓「うへへ、離れてくださいー、みんなが見てるじゃないですかー」ニヤニヤ
澪「(メ木几又す)」
梓「え、何聞こえない」
律「くそっ、澪め。唯の方ばっかり気にして。くらえディープキス!!」ムチュウウウゥゥゥ
澪「んぐっ、や、やめぇりちゅううぅぅ」クチョクチョ
紬「ホッホッホー!!」
和「それより憂、大丈夫かしら」
「もう30分くらい経つけど」
唯「うん…この静けさが逆に不気味だよ…」
和「大丈夫、世界がどうなったって唯だけは助けるわ」
唯「和ちゃん…」ギュ…
和「ニョホホ」ギュ
梓「でも確かに遅いですね」
「DVDは編集してあるから20分程度」
「今頃、台所で包丁を研いでいるのかも」
唯「そんなの無責任だよ!」
澪「そもそもDVDの意味がよくわかんないんじゃないか?」
「2ちゃんでスレ立てなんて知らない人からすれば
チンプンカンプンだろ」
「よくわからな」
紬「しつこい」
梓「う~ん」
律「ちょっと様子を見に行ってみようぜ」
唯「うい~」
憂「あっ、お姉ちゃん」
唯「うい?」
憂「ういだよー」
唯「わぁえへへ」
梓「あの、憂?DVDは?」
憂「う~ん、なんだかよく分かんなかったよ」
「しばらく見返してみたんだけど」
梓「なんたる肩透かし」グゥ~
梓「あっ…」
憂「ふふっ、みんなお腹空いてるんじゃない?」
「よかったら、お夕飯一緒に食べませんか」
律「あーでも親が作ってるだろうからなー」
憂「大丈夫ですよー。そんなにお腹はふくれないと思いますから」
澪「ん?じゃあちょっとだけ」
唯「わーぃ、そうしなよ」
憂「じゃあ、お姉ちゃん、足の裏出して」
唯「う、憂?」
紬「私、友達の妹がお夕飯薦めてきたら
断って帰るのが夢だったの」
律「お前、本当に友達かよ」
澪「オボエェ」グゥロゲロッパ
憂「ほら、お姉ちゃん~」スッ
唯「いい加減にしろよ、このクズ野郎…」ガシッ
憂「えっ」
唯「そんなに舐めたければ舐めれば!?」
梓「(結局舐めさせるんだ)」
和「じゃあ遠慮なく」ペロ
唯「憂がそんなに足の裏が好きなら好きにすればいいよ」
「だけど、気持ち悪いんだよ!!本当にイヤなんだよ!!」
和「えっ」ペロ…
憂「お姉ちゃん…」
「もっと罵って!!」
澪「えっ」
唯「変態!変態!変態!」
憂「ああっ、足の裏を舐めるより、コッチの方が気持ちいいよぉ」
「お姉ちゃん大好き」グスッ
唯「う、憂、うわぁぁあん、私も大好きだよぉぉぉ」グスッ
和「なにこれ」
澪「どう考えてもそんな流れじゃなかったろ」
紬「……おめでとう」パチパチパチ
澪「えっ」
梓「…おめでとう」パチパチ
律「お?おめっとさん!」パァンパァン!!
和「おめでとう!」パチパチ?
憂「おめでとう!」パチパチ
澪「クェッ…」
唯「ありがとう!」
最終更新:2011年05月04日 17:37