─さらに平沢邸─

律「ぺろぺろ、ん、コレは」

唯「んっんーっ!」

澪「わーっなんだろう」ペロペロ

 「唯の足うら、なんでこんなに甘くていいニオイなの?」

紬「澪ちゃん、指と指の間を舐めるとスゴイ豊潤な味わいが」ペロリンチョ

唯「ん~っ!!!」

律「こりゃ憂ちゃんが唯の足裏にハマるのも分かるわ」

憂「ホッ。そうですよね」

憂「てっきり私がおかしいのかと思っちゃいましたよ」

澪「う~ん、でも角膜を食べるってのはナシじゃないのかなー」

憂「えっかくまく!?」

澪「梓が言ってたぞ。唯の角膜を弁当に入れてたってオホェ゙ゲロ」

憂「角膜なんて食べませんよ!」

憂「私が食べてるのは角質です」

 「ほら、こうやって」コシコシ

唯「んん!」ピクン

紬「まぁなにかポロポロ落ちてきたわ」

憂「これでお姉ちゃんの足ウラァツルツルだし、角質は美味しいし」

律「まさに一石二鳥ってワケか」



澪「じゃあ心配なさそうだし、私たち帰るよ」パタパタ

律「唯、あんまり考えすぎない方がいいぞー」パタパタ

紬「じゃあね唯ちゃん」

唯「んーーーーーーーーーーーーーっ!!」

憂「じゃあみなさん気をつけて帰ってくださいね!」パタン



─帰り道─

澪「ウボェェエェェ」ゲロゲロ

律「いやぁ…無いわ、足裏が美味しいワケねぇだろ」

紬「>>303>>304
辺りで憂ちゃん、包丁持ってスタンバってたから

  調子を合わせたけど…」

澪「私、時々、唯のこと、ちょっとおかしいんじゃないかって

  思うことがあったんだ」

紬「澪ちゃん?」

澪「ぶひーぶひーとかフンス!とか、いくら天然でも

  ちょっと無いなって思ってて…」グスッ

澪「でも、きっと私たちの見えないところで

  いつもすごいストレスとプレッシャーで追い詰められて…」ヒック

律「もうよせ、澪。」

 「アイツは今までそうやって生きてきたんだ」

 「これからもそれは変わらない」

 「今更、私たちが同情したって」

 「唯のプライドを傷つけるだけさ」

紬「唯ちゃん、明日学校に来るかな…」



律「そんなことよりアイス食って帰ろうぜー!!」

紬「そうね!!」



─次の日─

唯「おっはよー!」

律「ゆ、唯。おーす」

唯「おーす!」

澪「あの、唯、昨日はごめんな…」

唯「きのう?」

紬「ごめんなさい!私、友達を土壇場で裏切るのが夢だったの!」

唯「ほぇ、なんの事?」

澪「唯?」

唯「昨日は えーっと、みんなで帰って…あれ、頭が痛い」

律「いいんだ、唯!ムリに思い出さなくて!」



─休み時間─

紬「むーすーんでーひーらーいーてー♪」

唯「手ーをーうってーむーすんでー♪」エヘヘー



律「よし、ひとます唯はムギにまかせておいて」

澪「和。そういうワケなんだけど」

和「ふぅ、憂のシスコンにも困ったものね」

 「それさえなければイイ子なんだけど」

澪「和は知ってたのか?」

和「いえ、まさか足の裏を舐めてるなんて思わなかったわ」



和「でもこれは平沢家の家庭の問題よ。」

 「唯のために何かアクションを起こすことで」

 「ひょっとしたら憂の居場所がなくなってしまうかも知れない」

和「憂を呼び出して注意するって言っても」

 「そのあとの人間関係がどうなるか分からないわよ?」

澪「…そりゃ、足の裏を舐められるくらいならいいけどさ」

 「やっぱし ほっとけないよ」

律「唯は軽音部のメンバーだもんな!」



和「その言葉が聞きたかった」

律「まぁ逆にコレさえ言っとけば しまるっていうか」



─放課後ティータイム─

和「というワケで『憂の足裏ペロペロ中止作戦』なんだけど」

澪「うん」モグモグ

和「そもそも足裏がどうとかじゃなくて」

唯「ふむ」パクパク

和「憂のお姉ちゃん好きをなんとかしないと

  根本的な解決にならないと思うワケ」

律「確かに」ペチョペチョ

和「私にはケーキ無いの?」

紬「あるんじゃない?」クッチャクッチャ

和「あるのかないのかどっちなんだ」

梓「あの…それよりもですね」

澪「あっ、お前は唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓じゃないか」

律「どうしたんだよ唯が困ってたのにさっさと帰ってしまった梓ー」

梓「ウザイなぁ」

 「それより話の流れ的に、唯センパイはここにいていいんでしたっけ」

唯「大丈夫、愛するムギちゃんのケーキを食べたことで

  昨日のことは全部思い出したよ!」

紬「ゆ、唯ちゃん!!」ズギューンム

律「ジョークだろ?」

唯「YES!YES!YES!」

紬「チクショオオオオオォォォ!!」バギューンム

梓「そんなくだらないことより」

紬「屋上」

梓「憂のシスコン魂をなんとかするオペレーションを

  私なりに考えてみたのですが」

唯「本当!?あずにゃん大好き!」

梓「どうせそれもウソなんでしょ?」

唯「ふっ、さてね」

梓「ようするに憂は唯センパイに幻想を持ちすぎなんです」

 「唯センパイがいかにだらしなくて最低のクズのヘタレで

  自分の事しか考えていないグータラな女、いやメス豚であるか

  思い知れば幻滅どん引き一刀両断」

 「二度とこんなゴキブリの足裏を舐めようなんて思わないハズです」

和「なるほど名案ね(ゴキブリはアンタでしょ唯はウンコまでキレイなのよ)」

澪「一理ある(ゴキブリはお前だろ、私の唯にヒドイ事を…)」

律「ゴキブリはお前だろ(さすが梓だぜ!)」

紬「私、一度後輩をゴキブリ扱いするのが夢だったの」ペッ

唯「それでアズブリ?ゴキにゃん?えーっと中野」

 「結局、何をすればいいの?」

梓「はい」

 「実は私、昨日、帰るフリをして実は平沢邸にコッソリ侵入したんです」

澪「実はって2回言ってるぞ」

和「さすがゴキ…おっと続けて」

梓「そしてセンパイ達が唯センパイの足裏に夢中になっているスキに

  平沢邸のありとあらゆる所にカメラをしかけておいたんです!!」

澪「なるほど、そこには100年の恋も冷める

  唯のあられもないない姿が…ってワケか」

律「けど、憂ちゃん一緒に住んでるんだろ?」

 「例え唯が寝ぼけて床にウンコをまきちらしても

  寝ぼけてウンコをパンにのっけて食べてても

  憂ちゃん全部知ってるんじゃないのか?」

唯「私はそこまでアレじゃないよ!!」

和「(チッ…)」


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