閑話休題。


夕暮れの音楽室で、二人の淑女が優雅にティータイムを楽しんでいた。


「うん。たまにはコーヒーも悪くないな。ムギ」

「そうね。いつも紅茶ばかりだったから。
 みんな飽きるんじゃないかと思って持ってきておいたの」

紬が澪と話をしながら上品に微笑んでいた。

もうずいぶんと遅い時間だった。

窓から校庭を見下ろすと、下校する生徒の姿は
もう見えなくなっていた。

この時間であれば当然だ。

「梓、反省したかな?」

「そうね。もう拘束してからずいぶんたつし、
 いい加減自分の愚かさに気がついてもいい頃ね」

「それにしても、あんなに可愛い顔で喘ぎ声を
 あげているよ。たまらないな」

「そうね。女の私から見ても興奮するわ。
 まるでネコさんみたいね」

すでに規定で定められている下校時刻はすぎている。

通常であれば、この時間に残っている生徒は校則に
反しているといえるだろう。

いままで澪と紬は、学校では優等生としてすごしてきた。

成績は優秀で品行方正。
先生達から見れば理想的な生徒達だが、
なぜティータイムを続けているのか。

澪は紬の持っているカメラを見ながら言った。

「ムギ、録画したの、後で私にも見せて」

「うん。約束するわ」

紬が握り締めているカメラの向く先。

そこにいたのは、全裸で拘束されている梓だった。

「ふが…うー…ふが…」

口にはギャグボールを装着されており、
意味のある言葉を発することができない。

両手は後ろ手に縄で拘束し、うつ伏せに寝かせてある。


「う…うー! ふぉがが…!」

先程からジタバタと体を動かそうとしている梓。

よく見ると、彼女の秘所にはピンク色のローターが
付けられており、外れないように太ももにテープで貼り付けてある。

無論、電源は入ったままである。

「あぁ…あ……んん……あ!」

梓にはローターの電源を切ることも、外すこともできない。

この快楽からなんとか逃れようと手足を動かそうとするが、
梓の両足もロープで縛られている。

つまり両手両足を縛られているのだ。


「うぅぅん!…くううう!…んん!…」

できるのは、いじらしく体を芋虫のように
くねらせることだけだ。


「まぁまぁ。梓ちゃんたらそんなに可愛い声を出して…。」

惚れ惚れとした顔で紬が言った。

そして

「うんんん…むぐ…むぐぐ…!」

ジャラ…

梓が動くたびに鎖が揺れた。

ジャラ…。

それは梓の首輪から伸びている鎖だった。

「どうかしら梓ちゃん。少しは考え直してくれたかしら?」

長く伸びている鎖は紬の手で支配されている。
紬がくいっと手元の鎖を引き寄せる。
すると、首輪のついた梓の顔が強引に紬の方を向いてしまう。

「う……!ううう!…ムムッム…!」

梓は羞恥と屈辱で目は涙目になっていた

そのうつろな目は何かを訴えているようだった。

「なぁに? 何か言いたい事があるなら言ってみなさい」

そう言いながら紬は、梓のギャグボールを外した。

梓はフゥ…フゥ…と息をしながら、やがて口を開いた。

「どうして…こんなこと…するんですかぁ…わらし…もう…
 つむぎせんぱいに……あやまったの…に……ああぁ」

満面の笑みで紬が答える。

「これは教育よ。あなたはとっても悪いことをしたの。
 澪ちゃん先輩に敬意を払わずに、あまつさえ最悪の行為を
 した。まったく、酷い話だわ」

「あぁぁぁ!… そ、それは……んんん!……あああ!」

「澪ちゃんはあなたのことをとても大切にしていたのよ。
 入部以来、生真面目な性格のあなたが、のんびりした
 けいおん部になじめるようにね。
 それなのに……あなたは何て恩知らずなの!」

「んん……そ…そんなぁ……」

「たっぷり反省するといいわ。
 あなたを教育することも先輩の義務なのよ」

口先では真面目な風を装っているが、
紬の言っていることは建前である。

梓のことは以前から狙っていたが、機会がなかったのだ。

その梓が入部して以来、どうやら唯は梓が気に入ったようで、
毎日のようにスキンシップをとっていた。

紬とて梓を可愛がりたかったが、他のメンバーの手前、
遠慮せざるを得なかった。

そして訪れたのが今日という日である。

音楽室に盗聴器をしかけておいて正解だった。

今日の放課後、盗聴器の音声を確認して急いで音楽室に戻ると、
澪を玩具にして遊んでいる梓の姿があったので
様子を見守ることにした。

そして梓が暴走し、澪をレイプしたことを口実に
梓を犯すことに決めたのだ。

おまけに突如ドSに覚醒した澪が共犯者になってくれた
のでスムーズに行為が行えた。

正直、紬からすれば笑いがとまらない。


「あぁぁ……だめぇ……や……」


先程の紬の言葉が聞こえていないのか、
梓は今も動き続けるローターの振動に身悶えていた。


「は…外してよお…これ…早く…ああん…はずしてぇ…おかしく…なっっちゃう!」

「うふふ。お願いする梓ちゃんの顔、とってもかわいい」

「んはぁぁ…せんぱぁい…お願い…はずしてぇ…」

「ふふ。何を外してほしいのかしら?」

「私のアソコ…んん……に入っているモノ…外してぇ…」

床には、梓の愛液で出来た水溜りができていた。

一体どれだけの時間、ここで責められて
いたのだろうか。それは想像もつかない。


「梓ちゃんの乳首、硬くなってるわよ?」

「ひゃ…ひゃあん……触らないでぇ…!」

紬は両手で梓の乳首を摘んだ。
梓の大げさな反応を楽しみながら強くつねる。

「こんなにカチンコチンになっちゃて、感じているのね?」

「ひゃ!……そんなに強く…! いたい……よ……やめてぇ……」

「ふふふ。ところで梓ちゃん。
 私、こんなもの用意したんだけど?」

紬が手に持っているのは洗濯ばさみだった。


「梓ちゃんの乳首に装着していい?」

「や、やめ……!」

「ほら、もうつけちゃったよ?」

「いたああああい!! やだやだ! 外してえええええ!」

「こら、おとなしくして。すぐ気持ちよくなるから
 我慢しなさい」

乳首を洗濯ばさみで挟まれた梓は、縛られた体を
暴れさせるが、紬が押さえつける。


「……いやああああ! もう、やめてよおおお!」

「まあ梓ちゃんたら、お口の周りがよだれだらけよ?
 きれいにしましょうね~」

「ん…むぐ…!?」

梓の抗議の声など気にしない。

紬は梓を膝枕をするように抱き寄せ、口のまわりを舐め始めた。

「小さくてかわいいお口ね」

「…ひゃ!!」

唾液だらけの梓の口の周りを、ゆっくりと
円を描くように紬の舌がなぞっていく。

「ああ……はぁ…はぁ…! やぁあ!」

梓は発情した獣のような紬の顔に戦慄していた。

その間もローターの振動が休まることはない。

羞恥と快楽と恐怖で顔を真っ赤にした梓は、
呼吸をするのもやっとだ。

「すごくかわいいわ、梓ちゃん」

紬はあずさのローターのスイッチを操作し、振動の強さを
弱から強へ変更する。

いままでは弱い振動でじらすようにいじめていたのだ。

梓がすぐにその振動に反応して切なそうに喘ぎ声を発した。

「んあああ! んあぁん…強くしちゃ…らめ……ぇ!」

「でも、もうちょっとがんばって。そうすれば澪ちゃんも許してくれるわ」

「あああ!……んあああ!……いやぁ…あぁ…許してェ…!」

梓が紬に抱かれている状態で芋虫のようにのたうちまわる。
目はうつろで快楽で狂ってしまっているようだった。


「んあああああ! あああああああああ!」

梓が体を硬直させながら達してしまった。
秘所から大量の水滴が噴出した。


「あらあら、またイっちゃたのね。これで何回目かしら」

そう言いながら、紬はローターの電源を切る。

澪は少し離れた場所で眺めていたが、ながて
紬のそばに来て話しかけた。


「ムギ、もういいだろ?」

「そうね。十分楽しめたわ」



「はぁはぁ……はぁはぁ」

長い長い快楽地獄から開放された梓は、
犬のように舌を出して呼吸を整えていた。


「梓。今日はこれまでにしようか。
 もう帰る時間だぞ」

澪が梓の縄を解いていく。

「え…か…帰れるの?」

「そうだよ。梓は十分反省したようだし。
 また今度続きをしようか」

「ひ!」

梓は短い悲鳴をあげた。

もともと澪のことは大好きだが、紬のことは怖い。

恐ろしい先輩の一面を見せられたため、
今日のことはトラウマになった。

また脅されて、今日のような永遠に続くような
快楽地獄に堕ちるのは二度とごめんだ。

想像しただけでぞっとする

「い……いやです……!!」

「へぇ? まだそんな反抗的な態度をとるつもりなんだ?」

澪は緩めようとしていた縄を再び結ぼうとする。
それを見た梓は取り乱し、全力で懇願する。

「すす、すみません! もう二度と逆らわないから、
 許してください…! お願いします!」

「本当に反抗しない?」

「はい…!」

「そうか。じゃあ本当に許してあげる」

「本当ですか?」

「うん。梓は私の可愛いマスコットなんだから、
 悪いようにはしないよ。それとムギが
 暴走しそうになったら私がなんとかしてあげるよ」

「は、はい」

「最後にキスしようか?」

「はい」

目をつむって澪のソフトキスを受け入れる梓。
そんな梓を見て澪がにっこりと笑う。
そこには、かつて存在した優しい澪の面影があった。

「これからもずっと仲良くしようね、梓?」

「はい。先輩」

こうして梓は澪の愛玩動物になったのだった。


『ある蒸し暑い日の放課後』   THE END