「パンツは濡れてましたけど、こっちはどうかな?」

梓がパンツを放り投げ、澪のスカートをめくった。
澪は足は拘束されていないので、抵抗のため暴れさせたが、
梓にしっかりと押さえつけられた。

梓は澪の左足を持ち上げてスカートの中を見た。
梓の目の前で澪の秘所が丸見えになっていた。

「やっぱり濡れていますね」

梓が感想をもらした。

ぴったりと閉じた割れ目に梓が舌をあてた。

「……あぁ!」

澪が反応した。
梓は濡れた部分を舐めとるように舌を動かしていた。

「先輩の味がします。とってもエッチな味が」

「やだ……そんなとこ……舐めないでよ……」

澪は目をつむり、
顔を上に向けながら唇を結んでいた。

梓に舐められるたびにそこがくすぐったくて
たまらず声を出してしまうのを防ごうとしていた。

「先輩のここ、どんどん液体があふれてきます。
 舐めきれないくらいですよ?」

梓は澪の割れ目を開いて、中に舌をすべらした。
遠慮なくを水温を立てながら舐めていた

流れ出る澪の愛液が椅子を濡らしていった。

「あ……ああ……あん……。
 やめて……私、変になっちゃう……!
 お願い……! 変な気分になっちゃうから…!」

普段の澪よりずいぶんと女らしい言葉遣いだった。
うつろな目で天井を見つめていた。
口からよだれを垂らしながら息を荒くしている。

汗を吸ったストレートの黒髪が首や胸のまわりに
張り付いていて、大人の色気を出していた。

「先輩は本当にきれいですね。この学校で一番
 美人なんじゃないですか?」

梓が責めを中断してそう言った。

普段からかなりの美人だとは思っていたが、
官能にあえぐ姿がここまできれいだとは思っていなかった。

梓は澪の秘所に指を入れた。

「や…!」

澪がわずかに反応した。
梓の小さな指はすんなりと受け入れられた。

梓はさらに二本の指を挿入すると、こちらも
簡単に入ってしまった。

「や……やだ……!」

「イきそうになったら言ってくださいね?」

梓はそう言うと、指で膣の中を探るように動かした。
膣の中で澪の愛液と梓の指が絡み合い、
卑猥な音を立てていた。

「……ああ……い……いや……!」

澪の中に進入した梓の指が自由に動いていた。
自分の中に異物が入っているその違和感に、
澪は赤面しながら我慢していた。

「ああん……んあ……やだ……やめて…」

澪はさっきよりもよだれを多く垂らしてた。
口をパクパク言わせながら喘ぎ声を上げている。

梓は澪のGスポットを探し、やがてそれらしい場所を見つけた。

梓が指の関節を曲げながら、
澪の膣の中で激しく動かした。
すると澪は感じたのか、激しく喘ぎ始めた。

「ひぃぃぃ! やだぁああ! やめてええええええ!」 

「やめませんよ。先輩のイったときの顔、私に見せてください」

まるで洪水のように澪のそこから愛液が流れだした。


「だ、だめぇええ! もうやめて! 指を抜いてよおおおお!」

「うふふ。叫んでる姿も色っぽいですよ?」

澪は足をじたばたと激しく動かした。
しかし梓は責めをやめない。
片手で澪の腰のあたりを押さえながら、さらに指を深く挿入して
刺激し続けた。

「気持ちいんでしょ? 遠慮しないでイっちゃってください」

「んあああああああ! み……見ないでええええええええ!」

澪は胸を張るように上半身をのけぞらせた後、
ついに達してしまった。

秘所から出た大量の愛液が梓の手を濡らした。
梓は澪の液体でいっぱいになった指を自分で舐めながら、
こう言った。

「先輩の顔、すっごくかわいかったです」

梓は自分の指を愛しそうに吸っていた。
これ以上ないほどのうっとりとした顔で
澪の姿を眺めていた。

澪は激しく落ち込み、後輩の前で痴態を
さらした自分を殺してやりたいと思っていた。

そんな澪の顔が可愛くて、梓は澪の頬に
何度も何度もキスをしてやった。

澪はもう抵抗しないし、何も言わなかった。

梓が澪の頭に手を乗せて、子供をあやすように
撫でていると、突然音楽室の扉がノックされた。


トントン


「!?」


梓が驚嘆した顔で扉の方を振り向いた。

(この時間に誰!? 他の先輩達は皆帰ったはず……)


トントン

扉はさらにノックされた。


(もしかして先生? まずい、今の状況を見られれば
 タダじゃすまない!)

梓の顔に冷や汗が流れ始めた。

いまからこの状況を誤魔化すにしても
時間が足りなすぎる。
澪は半裸で拘束してあるのだ。

(どうすればいい?)


トントン   ガチャ


三度目のノックの後、来訪者はドアノブを回した。


(まずい!! この部屋に入ってくるつもりだ!)

梓は化け物に遭遇したような面持ちになった。
ためしに澪の方を振り向くと、こちらは
梓以上に動揺して震えていた。

歯がガチガチと音を立て、顔面蒼白の状態だった。

とにかく今の梓と澪は運命共同体だ。
仮に先生に見つかれば二人とも最悪の場合、退学もありうる。

そう考えているうちに、来訪者は
音楽室の扉をくぐった。

「こんにちわ。梓ちゃんと澪ちゃん。
 この時間だとこんばんわの方がいいかしら?」

そこにいたのは琴吹紬だった。
いつもと変わらないおっとりとした雰囲気だ。


(クソ……なんでムギ先輩が……!!)

梓は顔を引きつらせながら後ずさりした。

そんな梓に追い討ちをかけるように、紬はこう言った。

「あなたたちのお遊びはすべて見させてもらったわ」


(なんてこと……)


梓は絶望した。

秘密裏に行った行為が紬にばれていたとは…。

幸せの絶頂にいたのが奈落の底へ突き落とされた
気分だった。

手足から力が抜けた。
いますぐここで倒れてしまいたかった。


「大丈夫? 澪ちゃん」

紬は澪の縄の拘束を解いていた。
よほど拘束がきつかったのか、
澪の手首には血の染みができていた。

紬は澪の顔をハンカチで優しく拭きながらこう言った。

「つらかったでしょう? もう大丈夫よ」

紬は澪に微笑んだ。
その優しさに触れ、澪は泣き出してしまった。

「うわああああん! 怖かった! 怖かったよおおお」

「いいのよ。今は気が済むまで泣いて」

澪は紬の胸の中で泣いた。
いままで抑圧してきたこ感情が一気に爆発したのだ。

澪は梓にいじめられて心がくじけてしまいそうだったが、
ここでようやく自由を得られた。

一方の梓は、フリーズしたパソコンのように固まっていた。

(ドウスレバ、イイ!?)

頭の中で自問自答を繰り返してきたが、
いい答えは見つからなかった。

つまりこれからどうすれば良いかというこである。

紬に見つかった以上、梓はただではすまないだろう。

現に、

「さあて梓ちゃん……澪ちゃんにずいぶん楽しいことを
 してくれたみたいねぇ」

紬が鬼人のような顔で梓を見ていた。
澪がようやく落ち着いたようなので、今度は
梓に制裁を加えようとしているのだろう。


「覚悟はできてるのかしら?」

紬の背後に炎が燃えているような気がした。
もちろんそれは気のせいなのだが、紬が
怒っていることは確かだ。

紬の怪力はけいおん部内でよく知られた話だ。
お金持ちである彼女のことだから、
武道のたしなみでもあるのだろう。


(こ、殺される!?)


梓は、深海で偶然ジンベエザメに出会って
しまったマンボウのような気持ちになっていた。

両足がビートのリズムを刻むよう震えだして止まらない。


「抵抗したら、壊すわよ?」


紬はゆっくりと梓に近づいてく。

彼女があと数メートルも接近すれば、梓は
ミジンコのように蹴散らされるに違いない。

しかし梓はある決意をしていた。


(どうせ殺されるなら、やってやるです!)


今日は自分より体格の大きい澪を
捕らえることに成功したのだ。

たとえ紬が相手でも、不意をついて襲えば倒せるかもしれない。


「さあ、梓ちゃん。遺言がれば聞くけど?」


いつのまにか紬の顔が目の前にあった。

梓は脅えた振りをしながら目をつむった。

紬は右手を伸ばして梓の頭を掴もうとした。


その次の瞬間。


「きええええええええええええええ!」


梓が奇声を発しながら紬に襲い掛かる。

軽く助走をつけて紬に体当たりしたのだ。


「きゃ!?」


紬は短い悲鳴と共に、背後にあった椅子や机を倒しながら倒れた。



「あははははは! ざまあ見ろ! このたくあんめ!」


それを見た梓は、高笑いしながら音楽室の扉へ走った。

今日は澪の体を十分に堪能できたし、最高の一日だった。

あとはここから脱出すればいいだけだ。


しかし、あと一歩で扉まで近づけるといったところで、
澪に足を掴まれた。


「に、逃がさないぞ。この悪魔め」

澪はどういうわけか床を這いながら、
片手で梓の足首をつかんでいる。


「ああ? 邪魔するんじゃないよ」


梓は澪の手を思い切り踏みつけた。
澪は痛みで絶叫しながらも耐えていたが、
梓が往復ビンタを食らわしてやると、ようやく手を離した。


「梓ちゃーん。こっちを見てぇ!」


遠くから紬が呼んでいた。

(あの女……もう復活したの?)

澪に気を取られた隙に、復活の猶予を与えたしまったのだろう。

梓が何事かとそちらを振り向き、仰天した。


なんと、紬はトンちゃんの入った水槽を持ち上げていた。

両手で投擲のポーズを取っている。

今にも投げてきそうだ。



「………………は?」


梓は目を点にしながら状況分析を開始した。

水槽には水がたっぷり入っている。(無論、トンちゃんも入っている)

おまけに水槽は紬の家から持ってきた大型のものだ。
(トンちゃんの脱皮に伴い、先日大型の水槽に変えたのだ)

仮に水が入っていないとしても、女の子が軽々と持ち上げら
れる大きさではない。


(あの女は怪物か!?)


梓がそう思うのも無理はなかった。
紬の怪力は尋常ではない。

その紬は、今まさにその水槽を梓に向かって
投げたところだった。

まるで枕を投げるような軽い動作だった。


「ちょ!?」


梓はミドルシュートを防ごうとするゴールキーパー
のような横っ飛びで回避した。

その直後、梓のすぐ隣を水槽が通り過ぎた。

まるで高速で走るトラックをギリギリのところで
避けた気分だった。


「ち……はずしたわ」

紬が悔しそうに言った。

投げられた水槽は床の上で粉砕され、
その衝撃でトンちゃんはさらに遠くに吹き飛ばされていた。

亀はかろうじて生きているようだった。


(よかったね、トンちゃん…)

梓は亀の無事な様子を確認してホッとした。

しかし、油断している暇はない。

「あら、余所見している暇があるの?」

その隙に紬が一瞬で梓に接近したのだ。

紬が片手で梓の頭をつかんだ。

怪力を生かしたアイアンクロー。

トンちゃんは無事でも、梓の命は終わろうとしていた。


「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」

「……いい気味ね」

紬の腕力は想像を絶するものだった。
梓は痛みのあまり、他に何も考えられなくなった。


「ところで……さっきの体当たり、けっこう効いたわよ?」

紬が握力を強めた。
さらなる激痛に、梓は叫ばずにはいられない。


「うああああああああああああああああああ!
 あああああああああああああああああああああ!!」

「ずいぶんと生意気なことをしてくれたじゃない?
 少し興奮してきちゃったわ」

「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


梓は痛みに耐えるのが精一杯で、紬の言葉など
耳に入ってこない。

頭をつかんでいる紬の手を必死でどけようとするが、
鉄を叩いているような感触がするだけで全く効果はなかった。

(なんなの握力は!? これが人間の力なの…!?)

梓は現実世界で悪夢を見ているような気分だった。


「それと私のことたくあんって言ったわね?
 とっても……とっても面白いジョークだったわ」

「ああああああああああああああああああああああああ!!
 ぐううううううううううううううあああああああああああああ!」

紬は梓の頭をつかんだまま上に持ち上げた。

梓は足をブラブラさせるがむなしく宙を蹴るだけだった。
酷い頭部の痛みから開放されたくて、
もう死んでしまいたかった。



「梓! 今すぐムギに謝るんだ!!」

突然、澪が叫んだ。

澪は紬の手を押さえながら、涙目で訴えている。


「……澪ちゃん?」

紬が氷のような冷たい顔で澪を見た。
邪魔をするなと言いたいのだろう。

澪はその形相におびえたが、勇気を出してこう言った。

「ムギ、もう充分だよ。梓だって反省していると思うし…
 梓もそうだろ? 反省したよな?」

「ふぉおおおあああああああああああああああああああああ!
 はいいい!! もう二度と逆らいません!!
 許してええええええええええええええ!!」


梓は激痛に苦しみながらも謝罪した。
苦痛と恐怖で顔中に汗をかいていた。


「…いいわ。許してあげる」


紬は地獄のアイアンクローを解いた。

梓は糸が切れた操り人形のように
その場に倒れた。


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