唯「こたつに!」
憂「みかん! はいお姉ちゃん、あーん」
唯「んあーーっ」
唯「うまいっ!」
唯「しかし、あれだよね」
唯「こたつ、みかんときたら」
唯「次は猫さんが欲しくなるね」
憂「ふふ」
憂「そう言うと思って、ちゃんと準備しておきました!」
憂「梓ちゃんです。どうぞーっ」
梓「…どうも、お邪魔しています、唯先輩」
唯「あっずにゃーん! ささ、突っ立っとらんと、こっち来て座りんしゃい」
梓「何ですかその喋り方…。失礼します」
唯「あずにゃーん! だきーっ」
梓「わぷっ。もう、暑苦しいですよ、唯先輩」
唯「あずにゃんみかん食べる~? はいあーん」
梓「もう…。いただきます、あーん…あ、甘い」
唯「ただのみかんじゃないよ! なんたって、焼きみかんだからね!」
梓「へぇ~。うん、おいしいよ。さすが憂だね」
憂「えへへ。ありがと~」
唯「あれ?」
唯「さて」
唯「ここまでこたつ、みかん、ねこ、ときましたが」
梓「私はねこじゃないです」
唯「まだ何か足りない気がします!」
唯「一体なんでしょう」
憂「う~ん、もう充分じゃないかなぁ…」
梓「私はねこじゃないですってば。あ」
梓「唯先輩、憂、見てください雪ですよ、雪!」
憂「わ。本当だ。お姉ちゃんもほら見て、雪だよ」
唯「う~ん……」
梓「唯先輩、唯先輩ってば」
憂「ほらお姉ちゃん」
唯「う~ん……。あ、わかった!」
唯「アイスだ!!!」
梓「台無しだ」
終わり
最終更新:2011年05月04日 10:03