作者別?↓
梓「律先輩ガムたべます?」
律「おお気が利くな。ちょうど食べたかったんだ」
梓「じゃあ口開けてもらえますか?」
律「あーん」
梓「……れろれろ」
律「――ぷは。ありがとよ」
梓「いいんですよ」
律「でも味気無いな」
梓「私が7時間は噛みましたから」
律「お、おい梓……そもそもなんで口移しなんだ」
梓「いや律先輩がしたそうだったので」
律「え?」
梓「え?」
律「あやまあ、うん」
梓「でしょう?」
梓「ねえ律先輩」
律「なんだよ」
梓「手、だしてくださいよ」
律「なんだ、突然?」
梓「いいからいいから」
律「ん……」
梓「はいありがとうございます」ガチャリ
律「お、おい……。これ手錠じゃないか」
梓「そうです。もう離れられませんよ」
律「ちょ、あずさぁ」
梓「ふふ」
梓「このまま駆け落ちとかしてみます?」
律「おまっ……や、やだよ」
梓「どうして?」
律「その、私は部長、だし」
梓「……」
律「みんなを残していけないだろう、あ、いや駆け落ちはしたいとかそういうことじゃなくてだな――」
梓「やっぱり可愛いです、律先輩って」
でんちきれ
おわり
最終更新:2011年05月04日 02:39