澪「・・・はっ・・・・はは・・・・」

数の子は律の可愛らしい鼻に直撃

数の子は衝撃で数多に砕け散り、その黄金の残滓が私たちに降り注いだ

それはさながら星屑の祝福。二人の新たな門出を、世界が認めた瞬間だった

澪「く・・・くく・・、嬉しい。・・・嬉しいよ律。もっと、もっと感じてくれ!!」

ブンッ ブンブンッ ブンッ!

ズコッ ズコココッ ズノコッ!!

律「ンホォッ!ハァッ!!ギャポポォッ!!ペパパァ!!」

澪「デコか!?デコがいいのか!!?えいっ!えいえいっ!!」

ズココォッ ズコッ ココココッ

律はその大きく露呈したデコが弱点のようだ

私はそれを悟るとそこに集中砲火、いや、集中放卵した

律「ンポルルァ!ペルァ!!ホギャギャォォ!!」

律「ウホォァwwwwwホァーーーーッ」

澪「何・・・?ヘディングで・・・・!?」

なんと律は、ヘディングで数の子を飛ばし、自分のデコにぶつけてほしいという

これは非常に難しい要求だ・・・下手をすれば自分の額で数の子を粉砕してしまうだろう

だが・・・愛の前に壁は無い

誰にも私たちを止めることは出来ない!

それが例え、物理法則であろうと!!

澪「うおおおぁあぁぁあぁあああ!!」

左手で数の子を頭上に放り投げる―――

ゆっくりと落ちてくる数の子―――

私は大きく頭を後ろに反らし―――

額の中心に、――叩きつける!!

その瞬間!数の子は黄金のオーラを纏い、律のデコへと一直線に・・・

私のデコから律のデコへと一点のブレもなく架かる、黄金の橋

そして、それは一瞬の軌跡を残し、爆ぜる

ズノコォォッンン!!!!

律「ウキャキャギョァァアアァァァッッ!!!!!」



律は達してしまったようだ

澪「い・・・・今のは・・・・?」

額に叩きつけたにも拘らず、わずかにも崩れること無く驚異的な威力で発射された数の子

普通では有り得ないことだが・・・・これが、愛のなせる業なのか・・・・

澪「数の子を超高速で射出する・・・・・、これが、私の能力・・・・」

澪「超数子砲(ヘディング・ロウ)」

―――――

――――

―――

――

その後、私は朝まで幾度となく律と愛し合った

朝の5時を過ぎた頃だったろうか

律は28回目の絶頂と共に気を失った

私は"超数子砲"を完全にマスターしていた

澪「この能力があれば・・・律をいくらでも愛してやる事が出来る・・・・」

私は白目を剥き眠る律の隣に腰掛け、彼女の髪をそっと撫で、つぶやく

澪「愛してるよ・・・・律・・・・」

生臭いデコで数の子をぷちぷちとすり潰してやると、「ブヘヘwww」と律は微笑んだ

楽しい夢でもみているのだろうか・・・

律に寄り添い、目を閉じると私の意識はいつしか優しい闇に飲まれていった――



―――朝

耳障りな音が脳を刺激する

酷く体が重い上に不快な音に意識を覚醒させられ、しぶしぶ目を開けた・・・

朝、か・・・?日差しが眩しく、うまく目を開けられないが、どうやら夜が明けたようだ

いつもと違う目覚ましの音・・・

いつもと違うベッド・・・

隣には律・・・


律!?

私の脳は瞬間吊り上げられたかのように覚醒した

澪「こ・・・・ここは・・・・、律の・・・部屋・・・・」

そうか・・・昨日の晩私たちはここで・・・・

思い返すと顔が紅潮するのがわかった

私は・・・律と愛し合ったんだ・・・

そう思うと雲の上を歩いているような現実感のない心地良さに心が溶かされていった



澪「さぁ・・・ちょっとだるいけど・・・学校に行くか」

澪「って・・・今何時だ・・・?えぇぇえ!もうこんな時間!!!」

澪「律!!律起きろ!!おい!!ってクサっ!!!生臭っ!!!」

律は私たちの愛液とも言える液体に塗れており、なんとも言えない臭気を放っていた

また、部屋をよく見ると黄金の粒子が床や壁に幾何学的な模様を描いていた

澪「これは掃除が大変そうだな・・・」

澪「とりあえず律、起きろ!シャワーを浴びるぞ!!」

律「ホァ・・・・ホァアェwwwww ホォ・・・・」

澪「ええぃ!起きないか律!!もう!風呂場まで引っ張っていくからな!!」

私は言葉通り、律を引きずって風呂場まで運んだのだが

服を脱がし始めた辺りで、自分が何をしようとしているか気付き、一人で赤くなるのだった―――



澪「ふ、ふぅ・・・さっぱりした・・・。律、いい加減目は覚めたか?」

律「ンググwwwwww」

澪「じゃあ学校にいくぞ?走らないと間に合わないぞ!!」

気だるい身体を引きずり、学校へと駆ける私たち

もう少しで到着というところで、律が私に声をかけてきた

澪「よーし、なんとか間に合いそうだな・・・」

律「ゥホホァホォwwwwホッホァwwwwwホァアアアンwwww」

澪「何?みんなとはいつも通りに接して欲しい?・・・・お前がそれでいいなら・・・でもどうして?」

律「ホギャギャァwwwwウホッッウホッwwww」

澪「みんなの関係を壊したくない・・・気まずくなりたくない・・・か、ホント、いい部長だよ、お前は」

律「ブホァwwwww」

澪「わかった。みんなの様子がおかしくても、いつも通りに接するように和やさわ子先生にも伝えておくよ」

律「ブフッwwwwブフフッwwww」

澪「や、やめろよ照れるだろ///」

そんなやり取りをし、私は律に言われたとおり、和や先生に詳しいことは言わないまま

"いつも通りに接してくれ"とだけ伝えた

二人とも深く追求する事もなく、首を縦に振ってくれた

私はいい友人と教師に恵まれたな・・・



澪「さて・・・いつも通り・・・いつも通りに・・・・と」

澪「おはよう唯(何こいつ・・・・やべぇ・・・・)」

唯「アァァァァア゛ア゛ア゛アア!!!!!ア゛ア゛ァア!!!!アアァァァア゛ア゛ア゛ア゛アァ゛ア゛ァ゛ァ!!!!!!」

澪「おはよう律(愛してるよ律)」

律「ンホッwwwwホホッwwww」

澪「おはようムギ(・・・張り付いた笑顔が怖い・・・・)」

紬「うふふふふふふふふふふふふ」

澪「ははっみんな今日も元気だな(みんな想像以上に壊れててやばい)」

和「おはようみんな」

澪「あぁ、おはよう和(和が天使に見える)」

和「ちょっと律?あなた先週渡したプリント、提出しないと学際出れないわよ?」

律「ホホァwwwwww」

和「部長なんでしょ?もうちょっとしっかりなさいな」

唯「ア゛ァ゛アァ゛ア゛ア゛ア゛アアア!!!!ア゛ア゛アア゛゛ア゛ア゛ア゛ア゛アア゛アアア!!!!アアッ!!!」

澪「(何言ってんのか全然分からん)何言ってんだ唯、だったら二人ともしっかりすればいいだろ」


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