─1時間後─

律「さて、みんな再び揃ったな」

澪「まずはズバリ、この事態の原因が分かったって人は挙手」

シーン

澪「ダメか…」

 「じゃあ、何か手がかりをつかんだって人は挙手」 

シーン

澪「これもダメか…」

 「じゃあ、何か次の行動を思いついた人は挙手」 

シーン

澪「お前ら やる気あるのか!?」

紬「それは澪ちゃんも同じでしょ?」

唯「そうだそうだー」

梓「ところで なぜ唯センパイはスクール水着なんですか」

唯「どうせ誰かが手がかりを見つけると思って

  小学校のプールで遊んでました」 

律「アホかー!!」

梓「そういう律センパイこそ、その高級そうな皮ジャンやアクセサリはなんです」

律「落ちてたから拾った」

梓「絶対ウソだー!!」

紬「そういう梓ちゃんこそ、本当の餓鬼のように

  お腹がぽっこり膨れているじゃない」 

梓「ケーキ屋さんで賞味期限切れのケーキが無念そうに泣いていたので私めが介錯をしました」

紬「私も梓ちゃんの介錯人をつとめようかしら」

澪「そういうムギは やけに肌がツヤツヤじゃないか」

紬「もうとにかく朝風呂に入りたくて」

澪「もっと危機感を感じろよー!!」

唯「そういう澪ちゃんは 前髪が薄くなってるくせにー!!」

澪「私はマジメに手がかりを探してたんだよ!!」

律「でもさ、アタシ達はサボってたから

  手がかりを見つけられないのは仕方ないけど 

  真面目に手がかり探して何も発見できない澪ってやばくね?」 

梓「しかも私達は少なくとも気力を充実させましたが

  澪センパイはストレスを溜めただけ…」 

唯「それじゃこの先生きのこれないよ?」

紬「きのこきのこ」

澪「なんで私が責められなきゃいけないんだよ!?」

澪「というか私は手がかりは見つけているんだ」

律「マジで?」

澪「色々な店の監視カメラを検証することで

  人々が向かっていく方向に、ある法則を見つけた」 

唯「それでそれで?」

澪「謝れ」

梓「えっ」

澪「真面目に探した私をバカにしたことを謝れって言ってるんだよ!!」

紬「うざっ」

澪「えっ」

律「もう お前1人でどっかに行けよ」

唯「4人で監視カメラを調べなおそう」

梓「私の知り合いでベースが弾けるアホの子がいるので

  放課後ティータイムには 

  そのアホの子を新しいメンバーとして迎えいれましょう」 

紬「そうね」

澪「待って下さい!!お願いですから話を聞いてください!!」

律「謝れよ」

澪「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」グスッ



紬「…つまり、お店から出て行った人は、

  みんな西の方向に向かっていたのね」 

澪「うん…三角測量の要領で地図を点と線で結んでみれば

  もうちょっと詳しい場所も分かると思う」 

律「こりゃ重大なヒントじゃないか」

 「偉いぞ澪~」ナデナデ 

澪「えへへ。律にホメてもらって嬉しいな~」

梓「では、とりあえず西…N市の方に向かいますか」

唯「何か乗り物が欲しいところだよ~」

律「自転車くらいなら調達できそうだけど…

  欲を言えば車を使いたいところだなぁ」

唯「じゃあウチの車 使おっか」

澪「えっ」

律「唯、お前、バカ…天使みたいな顔して車の免許持ってんの!?」

唯「私もいつまでもトラックに撥ねられる側じゃないんだよ」エッヘン

梓「いや、撥ねる側になるのもマズいですけど」

紬「すごい!!私、お友達同士でドライブするのが夢だったの~!!」

梓「ムギセンパイにはしてはマトモな夢だ」

唯「でも…ひとつ、問題があってね」

律「4人乗りか」

澪「えっ、後部座席に3人くらい座れるだろ?」

唯「澪ちゃん、軽自動車の5人乗りは法律で認められていないんだよ~」

梓「あっ、なんか唯センパイが大人っぽく見える」

唯「ふふ~ん」

律「しかし、こんな状況だ。法律なんてこの際、無視だろ」

唯「ダメだよ。私、免許不携帯で走ってるとビクビクしちゃうタチだから」

澪「じゃあ軽自動車じゃなければいいんじゃないか?」

唯「う~ん、大きな車を運転するのは怖いんだよね……ぶつけそうで」

紬「じゃあ、梓ちゃんが屋根にしがみつくっていうのはどうかしら」

律「そうだな」

澪「うん、梓がヒドイ目にあう分にはなんでもいいや」

唯「それなら怖くないしね」

梓「ちょ、せめてジャンケンで決めましょうよ!?」

梓「ジャーンケン…」

律「じゃあアタシ、助手席とっぴー!!」

唯「あっ、助手席の人はナビしてね」

律「えー、めんどくさいな~」

梓「じゃ、じゃあ私が助手席に座ります!!」

唯「うん、お願いね、あずにゃん!」

梓「オッシャアアアアアアアアアア!!」

紬「じゃあ私、しんがりを務める!!」

澪「わ、わたsぃもp!!」

唯「ムギちゃんと澪ちゃんが後部座席っと」

律「ん、じゃあアタシは?」

唯「屋根だね」

律「おい、いいのか、後悔すんなよ」

 「アタシが屋根って言うんだったら全裸でしがみつくぞコラ」 

紬「まぁ車の中に入れば見えないし私達は気にしないわ」

梓「よかったよかった」

律「澪、お前 アタシに気があるようなこと言ってたじゃんか!!」

澪「過去は過去、私達が向かうのは未来、この車はさしずめデロリアンさ」

唯「じゃあ、出発しんこー!!」

プルルルル グォン グォン

律「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

  糞尿巻き散らかしてやるからなああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 

ブリッリリイリリリリリリリ

ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ



ブロロロロロ

唯「人のいない道を走るって気持ちいいなぁ~」

梓「誰もいなくなって不安でしたけど

  これはこれでいい部分もありますねぇ」 

澪「そうか? 私は早く家族に会いたいよ」

梓「それはそうですけど」

紬「ふふ、私はこのまま、みんなと一緒なら

  ソレはソレでいいかなぁ」 

唯「そうだね、このままずーっと卒業しないで

  放課後を楽しみ続けるのもいいかもね」 

澪「唯…」

梓「…!!」

 「あっ!!あそこ!!」 

唯「え!?」

紬「人だわ!!人が倒れている!!」

キキィィッ 

律「わああああ」

ゴロゴロゴロゴロ

唯「あっ、りっちゃんがブレーキの反動で」

澪「まぁそれはいいとして」

紬「大丈夫ですか?しっかりして!!」

?「う、うぅぅ」

梓「え? …純?」

純「あ、あずさ…」

唯「えっ、純ちゃんなの!?」

梓「純、純!!しっかりして!!何があったの!?」



餓鬼ふらい「ふー、物語もいよいよ佳境に突入だ」

     「気合いを入れて書かないとなー」 

プルルルルル

餓鬼ふらい「ん?なんだよ、これから いい所だっていうのに」

     「はい もしもし」 

幻聴『あー、餓鬼ふらい先生ですか。突然ですけど

   唯「部室から出られないよ」スレの人気が低いので 

   次回は3レスくらいでお願いします』 

餓鬼「えっ!?人気ってなんの人気ですか!?」

  「っていうかアンタ誰だよ」 

幻聴『まぁそんなことは どうでもいいじゃないですか』

餓鬼『大事なことだろ!?ってか本当に人気ないの!?』

幻聴『スレタイが「部室から出られないよ」なのに

   あっと言う間に部室から出て 

   むしろ誰よりもフリ-ダムにふるまってるという意見が大半でしてね』 

餓鬼「まぁそれは確かに……なんかガンツがどうとか言う人もいたし…」

  「でも、3レスって少なすぎますよ」 

  「これからいよいよ物語の核心に触れて盛り上がるってところなのに」 

幻聴『核心ですかー。ぶっちゃけ、この騒ぎの原因はなんなんです?』

餓鬼「うへへ、実は世界征服をもくろむ悪の製薬会社【パラソル】が手始めに

   唯達の住む街を試験的に…」 

幻聴「あのね、ハッキリ言って そういうのバイオハザードでお腹いっぱいですよ」

餓鬼「えっ」

餓鬼「いや、でも みんな サバイバルホラーものって好きだし

   これから1週間かけて怒涛の展開が…」 

幻聴『これがホラーだと思ってる人がいると思っているんですか』

餓鬼「えっ」

幻聴『大体、サバイバルものにしたって内心

  「はいはい、またこの手の作りね」とかいってシラけてるに決まってますよ』 

  『それを書き手様きどりで何日にも渡って保守させてダラダラ完結なんてカン違いもいいとこ』 

  『とにかく次の回で人気が上がるように 

   予想外の展開でズバッと決めてくださいよ』プツッ ツーツー 

餓鬼「くそっ、好き勝手言って…」

  「でも確かにパラソルとアンブレラは似てると言えなくもないか…」 

  「しかし、純なんて組織から逃げ出してきて、色んな説明をさせるつもりだったのに 

   たった3レスじゃ説明だけで終わっちゃうよ……」 

  「う~ん、これは設定を大幅に変えないと……」 



梓「純、純!!しっかりして!!」

 「いったい、何があったの?」 

純「じ、実はお腹ペコペコで倒れちゃって…」

唯「食べ物なら車に積んであるよ」

純「わぁ、いただきまーす!!」ガツガツ

紬「純ちゃん、食べながらでいいから質問に答えて」

 「今、この町で何が起こってるの?」 

澪「何か恐ろしいことが起きているんじゃないのか」

純「え!?澪先輩たち、知らないんですか!?」

澪「な、何を?」

純「そうか、それでみなさん、いらっしゃらなかったんですね…」

梓「純、いったい、なんの話なの?」

純「うん…実は昨日から、河原で超バーベキュー大会が開催されているんだ」

唯「超バーベキュー大会!?」

純「全国から超最高級の牛肉がタダで振舞われる

  超お祭りで、町中の人がニオイに釣られて 

  河原に集結しているんです」 

 「憂や山中さわ子先生も そこで我を忘れて昨日の夕方から超最高級肉を貪り喰ってましたよ」 

唯「う、ういが…?」

澪「ちょ、それじゃコンビニの店員たちもニオイに釣られて

  職場放棄したっていうのか!?」 

純「あぁ~、そういえばローソンの制服 着た人とかもいましたよね」

梓「でもテレビも映らないし警察も電話に出ないんだよ!?」

純「あぁ~、そういえば芸能人とか警察官とかもいましたよね」

紬「ひょっとして私の家の者も!?」

純「あぁ~、そういえば金持ちそうな人たちもいましたよね」

澪「そうか、これで点が線になった!!いくつもの謎が1つにつながったぞ!!」



唯「私達もその超バーベキュー大会に参加しようよ!!」

梓「そうですね、急がないと!!」

紬「梓ちゃんはケーキでお腹いっぱい なんじゃなかったっけ」

梓「甘いものは別腹です」

澪「順序が逆じゃないか?」

純「いえいえ、あのおいしいバーベキューはいくらでも食べられますよ!!」

唯「よーし、それじゃ出発しんこー!!」

紬「ちょっと待って、なんでそんなスゴイお祭りがあるのに

  純ちゃんは こんな所を腹ペコでさまよっていたの?」 

純「腹ごなしの散歩をしてたら道に迷って…」

澪「そうか」



餓鬼「どうですか?」

幻聴『唯「部室から出られないよ」は次回で最終回になりました』

餓鬼「えっ、なんで!?」

幻聴『なんですか超バーベキュー大会って』

  『そんな理由で町中の人が消えるワケないじゃないですか』 

  『バカじゃないですか』 

餓鬼「アンタが予想外の展開を考えろって言ったんだろ!?」

幻聴『誰もやったことないネタをやるときは

   なぜ誰もやってないかをよく考えてください』 

餓鬼「うぅ…、それで最終回は何レスもらえるんですか?」

幻聴『1レスで終わらせてください』   

餓鬼「えっ」

餓鬼「そんなのムリですよ!!」

  「けいおん部員を部室に閉じ込めたのは誰か!?とか 

   回収してない伏線もあるし、前回、出番のなかった律も 

   なんかフォローしないといけないし!!」 

幻聴『知るか』

餓鬼「チクショオォオォオォオォオオオオッッ!!!」



唯「ようやく着いたよー、超バーベキュー大会に!!」

憂「あっ、お姉ちゃんだ!!ごめんね、勝手に家を留守にしちゃって!!」

唯「あっ、憂、いいんだよ~。それにしても昨日の夕方から食べ続けるなんてよっぽどおいしいんだね」

さわ子「あら、あなた達、無事だったのね」

澪「あっ、さわ子先生」

さわ子「ごめんね、部室に鎖がかかってたでしょ?」

   「あれ、私の仕業なのよ。タミフルの飲み過ぎで変な幻覚見ちゃって」 

紬「そうだったんですか、ガラスとか扉とかは私が弁償しておきましたよ。あっ、向こうに家の者がいた」

律「焼き肉おいしいぜー!!」モグモグ

梓「あっ、律センパイ無事だったんですか!!」

律「あたぼうよ!!私達は放課後ティータイムだからな!!」

梓「私、センパイ達と出会えてよかったです!!あっ、向こうに私の両親もいた!!」



放課後よ、永遠に!! 完

餓鬼ふらい先生の次回作に期待してください!!