梓「…さて、突然ですが第28回唯先輩の食虫をどうにかする会議を始めます」

律澪紬和「わー」パチパチ

律「では各員、状況を報告せよ!」

律「私から!特に変わりなし!次はムギ隊員!」

紬「はいっ!そういえば最近唯ちゃんが来ていません!」

律「それについては、梓隊員から説明してくれ」

梓「はい」

梓「それは、憂が新メニューを開発してそれをエサに唯先輩を釣っているからだと思われます」

梓(何考えてるかわかんないけど、ちゃんと協力してくれてるんだなあ…)

律「…最後に、澪隊員」

澪「く、クワガタを触れるようになりました…」

律「…」

澪「…だってしょうがないだろ!ぼっちなんだから!!何もできないんだよ!!」

律「何も言ってないじゃん」

和「まったく…進展なしとはダメダメね」

律「あれ、和?」

和「気づくのが遅いわ。私も唯を観察するなんて素敵な会議に参加するのはやぶさかでないのだけど」

和「ごめんなさいね、私も人間である以上、社会の歯車なの。義務が生じるの」

律「回りくどいな…何が言いたいんだよ?」



和「あんたたち、今度の文化祭のライブ、ちゃんと準備できてるんでしょうね?」

律「…」

澪「…」

紬「…」

梓「…」



「「「「えっ」」」」



律「最悪だ…あまりに遊びすぎてここが軽音部だって忘れてた…!」

澪「活動を示さなければ廃部だって言われるし…」

紬「それに加えて…」

唯「みんな久しぶりの部活だねー!!あれ?なになに、どしたのー?」

律「唯が帰ってきてしまった…」ギリッ

律「八方塞だ…」



梓「私の、せいですよね。なんか…すいません」

澪「梓が謝ることじゃないさ、私たちも楽しかったんだし」

律「そうそう、練習なんて今からすればいいって!」

梓「先輩…」

梓「でも、唯先輩はもう…!」

紬「唯ちゃん…」ジワッ

律「…くそっ!」

唯(え…なにこの空気)ポリポリ

梓「あれ…唯先輩、何食べてるんですか?また、虫じゃ…」

唯「違うよぉー、憂がね、ムラムラしたり食べたくなったりしたらこれを食べてって…ほら!」

梓「錠剤…?(色やべえ)」

唯「なんかね、これを食べると、気分が、落ち着く…って…」

唯「死にたい」

梓「」

律「ま、まぁ問題はとりあえずクリアだ!とにかく練習しよーぜー!」



とうじつ!



ドアガチャバタン

憂「お姉ちゃんが風邪を引いたので私が変わりに出ます!」ジャラーン

梓律澪紬「」

梓「でも、あんなに元気…?だったのに、なんで」

憂「ビタミン剤が効きすぎて心の風邪をひいちゃった♪」

バターン

唯「憂!私出るから!!出るから返して!ギター返してー!!」グイグイ

憂「無理しちゃダメだよお姉ちゃん、家で虫食ってゴロゴロしてなよぉ!」グイグイ

唯「おねがいしますっ!お゛ね゛がい゛し゛ま゛す゛ぅっ!!!」ボロボロ

梓(あれ…なんか思ってた姉妹像と違う)

梓「あの、憂…ギー太、返してあげて?」

憂「でも、今のお姉ちゃんの腕は梓ちゃんにも劣る畜生級だよ?」

梓「それでもなの!唯先輩抜きの軽音部は卵抜きのすき焼きだから!」

唯「あずにゃん…」

梓「ちなみに私は使わない派です」

唯「」

律「あっあたしも使わないや」

澪「わ、私も…」

紬「ごめんなさい、すき焼き食べたことがないの…」

唯「」

梓「すいません唯先輩、軽音部は全員唯先輩いらない派でした」

憂「やったねおねえちゃん♪」

唯「死のう」



梓「唯先輩、冗談ですよぉ」

憂「涙目のお姉ちゃん可愛い!」

唯「ひどいよみんな…」

律「ま、まぁまぁ!兎に角これで全員そろった!」

澪「ああ、後は本番を待つのみ!」

紬「がんばるっ!」

ドアガチャ

和「唯、今日も天使ね。みんな、用意は出来てる?すぐに出番だから準備して頂戴」

律「よーし、いくか!」



「「「「「おー!!」」」」」






律「…いやーひどかったなー!」

唯「半年ぐらい楽器触ってなかったもんね」

梓「もう…しっかりしてください!私の夢が遠ざかるじゃないですか!」

律「10割おまえら二人が原因だけどな」

梓「う゛っ…すいません…」

澪「いや、梓はライブよく仕上がってたからいいんだ。問題は…」チラッ

律「ああ…」チラッ

紬「そうね…」チラッ

唯「あれ…今日私虐められる流れ?」

梓「やっぱり軽音部全員唯先輩いらn」

唯「うわああああああん」ダッ

憂「すねるお姉ちゃんも可愛いっ!」

唯「…みんなサイテー。もう知らないっ」

梓「冗談ですってばぁー」

唯「…」ツーン

梓「…唯先輩?」

唯「…と見せかけてあずにゃん確保っ!もう我慢できないよおお!」ガシッ

梓「ギャアアアアアアアア!!」ジタバタ

紬「●REC」

唯「あずにゃーん、あずにゃん交尾こうびこうびひひひひひゃっひゃっ」

梓「いやああああ心のビョーキがうつるぅぅぅ!!!」

律「ひでぇ!」

唯「いいよおおうつしてあげるよ恋のビョーキをおおおおおおハァハァハァ」

梓「響きが嫌ですー!最低ですっ!」ガスッゴスッ

唯「ぐあっあがぁっあああずにゃああああん」ギュー

梓「このっ死ねっ!…死ねっ!!」バキッバキャッ

唯「ぐえっ」バターン

紬「ああっ!」

澪「ふふ…すっかりいつもの梓だな」

律「えっこんなんだっけ?」

唯「うう…あずにゃん…」ポロポロ

梓「」ペッ

憂「恋破れるお姉ちゃんも可愛いよお!」ニコニコ

紬(雰囲気良かったのにまた未遂だなんて…)イライラモンモン

憂「…でもさ、梓ちゃん?」…ハァ

梓「えっ」ビクッ

憂「それ…私のお姉ちゃん、なんだよね」

梓(しまった、憂のことを失念してた…)

憂「酷いことしてくれたわけだけどさ」

憂「そうなった原因は梓ちゃんにもあるわけだし」

憂「…わかってる?」

梓「…はい」

律「う、憂ちゃん落ち着こう…?」

憂「私は落ち着いてますよ?ただやっぱりそういうケジメ?って大事じゃないですか」

梓(私…何されるんだろ…)

紬「…喧嘩はやめて!!」

澪「ムギ…そうだよ、ムギの言うとおり!これからだって時にこんなk」

紬「喧嘩やめてセックスしなよ!セックスセックス!!」

律澪梓「」

ムクリ

唯「仲直りの儀式だね!!私もあずにゃんと仲直りしたいなー!」

梓「」

唯紬「セックス!セックス!セックス!セックス!セ(ry」

律「え…どう収集すんの、これ」

憂「良かったね梓ちゃん、早速ケジメつけようよ♪」

唯紬「セ(ry

澪「梓!気を確かに持て!流されるなよ!!」

梓「……ぅ」プルプル

梓「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

澪「あ、梓!?」



梓「…や、やってやるです///」

律「ちょ///」

唯紬「っしゃあああああああ!!」ハイタッチ!

憂「梓ちゃん信じてたよ!」

唯梓「………」ゴソゴソゴソ

唯「…」プルプルプルプル

梓「…」モゾモゾ

唯「…」プルプル



律「…で、そのマウントポジションで唯が震えるだけのそれはなんなの」

唯「カブトムシセックスだよ!…疑似だけど」

紬「どうしよううれしくない」

憂「よかったねお姉ちゃん!」

唯「うん!」

梓「唯先輩に奪われちゃった…」グスン

澪「えっ何を」



律「え?えっ…えっ?け、けいおんだいすきー…?」


End