梓「一年二組中野梓です。昆虫系女子です」
律「昆虫系女子…?肉食系とかそういうの?」
唯「きっと虫が好きなんだよー」
律「いやそんなストレートな」
澪「(カチカチ)今ググってみた。異性へのアプローチは積極的だけど、
見た目がとっつきにくくて相手にされない、って意味らしい」
唯「さすが澪ちゃん!だてにパソコンばっかりしてるわけじゃないね!!」
紬「家でも毎日画面相手に笑顔の練習してるのよね♪」
澪「」
梓「へぇ、そんな意味だったんですね、知りませんでした」
律「えっ」
梓「いや、私虫が好きだからウケるかと思って言ってみただけです」
律「唯のであってた」
唯「じゃあじゃあ、どんな虫飼ってるの?」
梓「基本的に甲虫、今のメインはクワガタですね。多足類もキライじゃないです」
梓「でも一番好きなのは―」
澪「え、えっと!中野さんは、何のパートをやってるんだ?」
梓「パート?何のですか?」
澪「そりゃ楽器だけど…」
梓「えっ…なんでそんな事聞くんですか」
澪「えっ」
梓「えっ」
梓「一応親から無理やり教えられたので、ギター出来ます」
律「ってことは唯と一緒だな!」
唯「とりあえず、何か弾いてみてー?」
梓「好きで弾いてるわけじゃないんであんまり上手くないんですけど…」
唯「大丈夫、私が教えてあげるからっ!」
梓「えっ別にいいです」
唯「」
~演奏中~
唯律澪紬(ほんとにあんまり上手くない…)
梓「こんなんじゃダメですー!!」
律「突然キレた!?」
梓「いえ、なんとなく。とりあえずティーセット全部捨てましょう。あの棚に菌糸ビン置きたいです」
紬「」
梓「みなさんやる気がなさ過ぎです!こんなんじゃ私の夢の昆虫ジャズバーには程遠いです!」
律「何その夢」
梓「そんなんで私が店を開けると思ってるんですか!?私の役に立とうという気はないんですか!?」
律「何を言っているのかわからない…」
澪「ていうかなんでここに入ろうと思ったんだ…」
梓「ユルそうだったから?」
紬「とにかく考え直して梓ちゃん!ティータイムがなくなったら私の存在意義が!」
梓「心底どうでもいいです」
唯「ムギちゃんは確かにどうでもいいけどティータイムがなくなったら困るよぉ…」
澪「ムギはどうでもいいけどそれが本来の部活だろ!ここで一旦気持ちを…」
紬「」
律「お前ら酷いな…」
唯「そうだ!梓ちゃんの夢を昆虫ジャズバーから昆虫ジャズ喫茶に変更したらいいんだよ!」
律「その発想はなかったわ」
梓「人の将来の夢に干渉しないでください」
紬「そ、そうよ!それがいいわ!将来の夢を喫茶店にしたらここで予行演習が出来るでしょ!
だからお願い!お金ならいくらでも出すから!!」
梓「そこまで言うなら…」
紬「ありがとうございます…ありがとうございますっ…!」ポロポロ
唯「よかったねムギちゃん!私もムギちゃんがティータイムを続けてくれて嬉しいよー♪」
澪「まぁ、練習もちゃんとするなら…」
律「軽音部って怖い」
唯「それにしてもさ、もったいないよぉー梓ちゃん」
梓「何がですか?」
唯「その髪型っ!せっかくの綺麗な黒髪なのにセットもしないでボサボサ、顔も見えないし
これじゃあほんとに昆虫系だよぉ」
律「えっそんな見た目だったの?」
唯「ちょっと髪触らせてー?」
梓「チッ…別に構いませんよ」
唯「」
※いつものあずにゃんになりました
唯「///」ジュン
さわ子「ネコミミとか似合いそうよね」
梓「誰?」
さわ子「わたしです」
律「誰ですか」
さわ子「というわけで、新入部員の梓ちゃんにプレゼントです!」
つ[ネコミミ]
唯「つ、つけて!!つけてぇ!見たい見たい見たい!!」
梓「嫌ですよ気持ち悪い」
唯「」
律「まぁ…当たり前の反応だよなぁ」
梓「虫の足とかないんですか?」
さわ子「あるわよ」
律「虫ならいいんかい!あるんかい!」
紬(りっちゃん突っ込み楽しそう…)
ゴソゴソ
さわ「足をつけてみました」
梓「ど、どうですか///」テレテレ
律(誰が得するんだこれ…ていうかこれ、見た目がなんか、アレに…)
さわ(つけといてなんだけど、これはないわ)
唯「梓ちゃん可愛いよ!何つけてもかわいい!!」
律紬さわ「えっ」
唯「梓ちゃん、ゴk、ゴ、ゴ、ゴマダラカミキリみたい!」
梓「そんな///照れます///」
律「今ゴkって言ったよね」
紬「アンテナは反応するけど素直に喜べない」
唯「鳴いてみて!鳴いて早く!!!鳴いて!!早く!」
梓「…ギッ、ギィィィ////」
唯「可愛いいいいい!可愛い可愛い可愛い可愛いっ!」
唯「あだ名は、あずにゃんで決定だね!!」
梓「えっなんd」
唯「あずにゃんだね!」
梓「あn」
唯「あずにゃんだね!」
律「唯が壊れた」
唯「あずにゃんだね!」
律「歓迎会をしよう!」
唯「りっちゃーん、ほら、ディスクだよー楽しいよー…とって、こいっふっ!!」ギュワー
律「あんな遠くに飛ばされてとれるかっ!!」
唯「りっちゃんの駄犬!」
律「ブチ頃すぞヒューマン」
紬「とってきたー♪」
唯律「」
やいのやいの
梓「…あ、アリの巣発見。アリさんがんばれー」
澪「…」もくもく
梓「…」ジーッ
澪「(梓がこっち見てる…)…何?」
梓「あ…いえ、別に澪先輩ってぼっちなのかなとか思ってませんよ?」
澪「」
澪「わ、私だって別に好きでぼっちしてるわけじゃないし!!」
梓(ほんとにぼっちだったんだ…)
澪「弱みさえ握られてなければあのとき…」ブツブツ
梓「…まぁそんなことはどうでもいいんですが先輩」
梓「タカラダニ、って知ってます?」
梓「もうそろそろ出てきてもおかしくない頃、ですよね」
梓「あれは小学校の夏休みだった…」
澪「ダニってだけで聞く気しないからやめてお願い」
梓「そうですか?赤い無精ひげのポパイとか個人的にかなり笑えるエピソードなんですけど」
澪「で、それがどうしたの?(聞きたくないけど)」
梓「いえね、要するにアレって、木にもわりといるんですよね…」
梓「つまり、澪先輩の服の背中」
梓「赤くなってないかな、って」
澪「」
律「…お、すっかり澪と打ち解けたんだな!」
唯「澪ちゃんずるいー!」
梓「そろそろ私も皆さんと親睦を深めたいと思います。私の夢のために」
梓「というわけでエロDVD見ましょう!」
唯律澪紬「」
澪「おおおおお前ここ軽音部だぞ///」
梓「ここいつもお茶か缶蹴りしかしてないじゃないですか。虫の世話してる私のほうが有意義です」
律「缶蹴りはやったことないけどな」
梓「それに、私たちの年頃ってそういうの気になるお年頃じゃないですか。
それなのに先輩たちは浮いた話の一つも無い。経験なしなんでしょ?」
梓「ぶっちゃけ気持ち悪い。あ、私は昆虫系だから仕方ないということでノーカン」
唯律澪紬「」
律(ていうか梓昆虫系じゃなくね?)
紬「で、でもりっちゃんと澪ちゃんは女同士の経験ならあるわ!!」
律澪(えっなんで知ってんの)
唯(私もあずにゃんとちゅっちゅしたいよぉ///)
梓「それこそありえない。不快です。死にます。そんな何も生み出さない組み合わせ、
生物として終わってます」
唯律澪紬「」
梓「そんなことはどうでもいいんです!」バン!
梓「早く!早くっ見ましょう!!」ハァハァ
紬「クソッこんな場所にいられるか俺は(ry」ドアガチャバタン
ウイーン
…
キチ…ギチ… ブゥーン…
カサカサ…カサカサ…
梓「ハァハァハァハァ」
律「…おい」
梓「ハァハァ…ンッ…ンッ!…なんですか」
律「虫の交尾詰め合わせじゃねーかっ!!」
梓「当たり前で、ハァッ…しょう…ンッ」スリスリ
律「今までの私たち全否定のくだり完全にいらないよね」
梓「ン…でもぉっ、アンッ、すごく、エロ、ふぁっ、ぃ、ですよ」クチュクチュ
律「ていうか何ナチュラルにオナってんの」
唯「あずにゃん///」ジュン
梓「え、でも鑑賞会ってそういうもんでしょ」
律「え何で急に素になるの」
梓「もう、仕方ないですね」
梓「理解力のない先輩のためにオススメのシーンに飛ばすんで」
律「いや、もういいから」
唯「私は…オn、虫をもうちょっと見たいかなあ」
梓「お、唯先輩はなかなか見所がありますね」
唯(初めて唯先輩って言われた///)ポタポタ
梓「いいでしょう、今日家に来て下さい。徹夜で教育してあげますよ」
唯「はぁぁぁぁぁぁん///」プシャァァァァ
紬「百合の香りが私を呼んだ」
唯「あずにゃん!いっぱいオナニーしようね!あずにゃーん!!」ドロドロ
梓「あ、触らないで」
唯紬「」
最終更新:2011年05月02日 16:03